JPS5912745A - 焼成方法および焼成炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば磁性酸化鉄あるいは石灰の焼成方法
および焼成炉に関する。

本発明において使用する焼成炉はその炉内径が上部から
下部に至るほどだんだん犬である截頭円錐形の竪型炉で
ある。たとえば焼却炉の高さが８ｍ程度であるのに対し
炉内壁は炉頂部が約８０ｃｍ炉底部が１６０ｃｍであっ
て、炉の高さ１ｍごとに約ＩＯｃｔｎづつ直径が下ほど
犬になろテーパーを設けている。このようにテーパーを
設けることによって利料が炉内でブリッジを形成するこ
となく焼成炉内を拐料は自重で下降し、炉底部に設けた
取出手段たとえばスクリュコンベヤによって焼成品を連
続的に取出すことができ、該取出によって炉頂の供給手
段から焼成の原利刺を重力を利用して自然落下の供給方
式で供給することができる。なお該焼成炉内の利別の下
降を円滑にすべく３ケ所に気体の吹込部を、２ケ所に気
体の吸引部ずなわち負圧部を設けている。

すなわち前記の約８ｍの高さの焼成炉の約４ｍの高さの
炉周壁に数基のガスバーナを設けて火炎を吹込む。該炉
の約２ｍの高さ位置において数本の吸引管を設けて炉内
の燃焼ガスを吸引し、この位置を２１（柱約１０ｔｎｍ
程度の負圧部に保つ。炉内の高さ４ｍから２ｍの位櫃に
おいて火炎および燃焼ガスは１２００“′Ｃの高温雰囲
気を作り拐料は火炎および燃焼ガスとともに下降させて
焼成を円滑に行うことができる。該炉の底部に近゛い位
置において冷却用空気を吹込んで焼成生成品を冷却さぜ
た後に取出手段によって取出す。底部近くから吹込まれ
た冷却用空気は約２ｍ高さに設けた前記吸引管によって
燃焼ガスとともに吸引させて取出し、該燃焼ガスと空気
の混合ガスを該炉の高さ約６ｍ位置で杓び炉内に吹込み
、この混合ガスを該炉の頂部近くから可成低温処して排
風するようにして上方から供給される４−１制は焼成が
行なわれろ前に乾燥と予熱が行なわれ、従ってあらかじ
め乾燥された利料は焼成ゾーンを降下ずろ間に均一な焼
成が行なわれろ。

本発明に係る磁性酸１ヒ鉄の仮焼成炉をその実施例を示
した第１図によって説明する。

この仮焼成炉はその高さが約８ｍであり頂部内径が約８
０ｃｍ、１＝部内径が１６０ｃｍの截頭円ｔ１１、形で
あって、その内周壁は耐火制、保温月で充分に保護され
ていろ。該炉の頂部に造粒された磁性酸化鉄の拐利の供
給千段２を設ける。該供給千段２ぱたとえばホツパーと
供給管とで構成されており、炉内の利利が下方に降１ず
れば自重によって自然に上方から落下し、逐次補給が行
なわれる供給方式である。

該炉１のほぼ中間高さ位置不なわち約４ｍの高さの位置
５の炉周壁に数基のガスバーナ８、８′・・・・・・を
設ける。これらガスバーナ８はそれぞれガス燃料供給管
１０と風箱９を冶Ｉ〜、その噴出端は耐熱構造である。

位置５は水柱約５　ｍｍの正圧に保たれガスバーナ８、
８′・・・・・・から勢よく噴出される燃刺と窒気は炉
中心部まて達ずろ火炎を作る。

該炉１の約２ｍの高さ位置６の炉周壁にその吸引端を耐
熱構造にして数本の吸引管１４、１４′・・・・・を設
０゛る。これら吸引管は環状管１５でまとめられ、該環
状管１５は調．節弁１６を有１−る送風機１７のサクノ
ヨン管と連結されている。該調節弁１６を調節して炉内
の位置６を水柱約］．　Ｏ　ｍＩｎの負圧に保たしめろ
ことができる。

炉内の位置６が水柱約１　０　ｍｒｖの負圧であるため
に炉内の位置５に吹込まれた火炎および高温燃焼ガスは
その大部分量が下方に流れろ。

高温燃焼ガスは降下する焼成されろ利別と並行に流れ、
位置５と位置６間においてたとえばＩ　２００　’Ｃの
ＪＩ！ｉ温に保たれ焼成反応が行なわれろ。位置５と位
置６間は焼成ゾーンである。

該炉１の底部近くの位置７の炉周壁に数個の冷却用空気
噴出孔１１．１１′　・・・　を設けろ。これら冷却用
空気噴出孔１１は環状管１２ど連結されており、該環状
管１２は調節弁１３を有する冷却用空気供給管と連結さ
れている。従って冷却用空気の適量が底部位置７かも炉
内へ吹込まれ、上方へ流れて焼成品と熱交換をし高温の
空気になった後に位置６の吸引管１４によって燃焼ガス
と共に炉外に取出されろ。位置６と位置７０間は０却ゾ
ーンである。

該炉１の約６ｍ高さ位置４の炉周囲に数本の噴出管１９
．１９′・・・・を設ける。これら？ 噴出管１９は環状管１０と連結されており、該環状管’
１０・はさきに述べた送風機１７のデリベリ管１８と連
結されている。従って噴出管１９からは高温燃焼ガスと
高温になった空気との混合である混合ガスが噴出され、
位置４は水柱約１０肺の正圧に保たれるがこの位置４に
可成高温かつ可成の量の混合ガスが噴出管１９によって
勢よく噴出される。

該炉１の頂部に近い位置すなわち該炉１の約８ｍの高さ
位置３の炉周壁に数本の排出管２１．２１′・・・・・
を設ける。これら排出管２１は環状管２２にまとめられ
、該環状管２２は調節弁２３を有する送風機２４のサク
ション管と連結されている。該調節弁２３を調節して炉
内の位置３を水柱約２０ｗｒｌの負圧上に保たしめろと
とができる、 炉内の位置３が水柱約２０１Ｍ１の負圧であり位置４は
水柱約ＩＯｗｒｌの正圧であるため位置４において吹込
まれた混合ガスは活溌に相別層内を通って上昇し炉内の
位置３に至るまでに原料と熱交換をした結果可成低温に
なってから排出管２１によって排出されろ。

材料は位置３から位置４に至るまでに充分乾燥され、充
分予熱される。位置３かも位置４間は乾燥ゾーンであり
、位置４から位置５間は予熱ゾーンである。

該炉１の底部に生成品の取出手段２６を設げろ。該取出
手段２６はたとえばスクリュコンベヤであって、すでに
焼成され、かつ冷却用空気によって可成低温に冷却され
た仮焼成の磁性酸化鉄を連続的に恒敏りつ取出すことが
できろ。またこの取出によって炉内原料の降下と炉頂部
の供給手段２からの原材料の自重落下による供給が行な
われ、とれら月相の自動供給と自動落下は該焼成炉１が
さきに述べた程度の適度のテーパーであるため、がつ；
３ケ所の噴出２ケ所の吸引を設けて炉内をｔ占溌化させ
ているため、ブリッジを生せしめることなく円滑な降下
が行なわれ、かつ所望の焼成を行うことができる。バー
ナ８による火炎の噴射と噴出管１９による混合ガスの吹
込みは、それぞれ位置５および位置４の炉内圧力が水柱
ＪＯｍｍと水柱５　ｎｔｍとなるように勢よく噴出させ
、これら噴出はいづれも炉中心部にまて達せしめるとと
がてきろ。

第２図は第１図の磁性酸化鉄の仮焼成炉におけろ炉内各
位置における圧力と炉内における気流の流れを示し、第
３図は第１図の磁性酸化鉄の仮焼成炉内の高度分布を示
す。第：３図のグラフは縦軸に炉の高さをとり、横軸に
炉内の温度をとり仮焼成炉内の各高さのン１情度を示し
ている。このグラフにおいて位置３から位置４までの間
は乾燥ゾーンであり、位置４がら位Ｉｔ５までの間は予
熱・昇温ゾーンであり、位置５から位置６までの間は焼
成反応ゾーンであり、本発明の炉およびすｌ：成力法に
おいてＱ′ｉ焼成温度をこのゾーンにおいてほぼ１２０
０　℃の一定温度に保ち従って完全に焼成反応が行なわ
れる。位置６から位置７まての間は冷却ゾーンである。

本発明の焼成方法および焼成炉においてを、１−比較的
少量のガス燃オ」で焼成を行うことができ、熱エネルギ
ーが有効に使用されて燃料費を大幅に節約することがで
きろ。また炉内をβ１ｆＦ吋イ）何事１の速度を取出手
段の速度調節により容易に調節することができる。炉内
の各高さにおけろ渦１規と圧力は各調節弁によって容易
に調節１−ることがで゛きろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁性酸化鉄の仮焼成炉を示す縦断
面図である。 第２図は第１図に示す仮焼成炉において、炉内の圧力お
よび炉内気体の流れを示し、第：３図は第１図に示ず仮
焼成炉において炉内の温度分布を示したグラフである。 １は磁性酸化鉄の仮焼成炉、２は供給手段、３は炉頂に
近い排ガス取出位置、４は燃焼カスと空気の混合ガスの
吹込位置、５はガスバーナの蛙何位置、６は吸引管数句
装置、７は冷却用空気吹込位置、８はバーナ、９　Ｇｉ
風箱、１０はガス燃料供給管、１１は冷却用空気噴出孔
、１２は環状管、１３は調節弁、１４は吸引管、１５は
環状管、１６は調節弁、１７は送風機、１８はデリベリ
管、１９は混合ガス噴出管、２０は環状管、２１は刊出
管、２２は環状管、２３は調節弁、２４は送風機、２５
はデリベリ管、２６は取出手段。 代理人　大越善彦１四） 爛４　図 第７図 第１頁の続き ■発　明　者　田々楽伸匡 本庄型小島１−１０−１２ ０発　明　者　田村隆 行田市清水町１−４４ の発　明　者　島崎光正 行田市大字忍３５７ ［相］発　明　者　永井仁 鎌倉型大町５−１８−３８ ０発　明　者　用本雅男 横浜市磯子区磯子町８３８ ■出　願　人　利根産業株式会社 行田市大字下中条１６１２ （ヰ出　願　人　株式会社竹中工務店 大阪市東区本町四丁目２７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （Ｂ　　炉内径が上部から下部に至るほど犬である竪型
   炉１を用い、該炉の中間高さ位置５の炉周壁に設けた数
   基のガスバーナ８．８′・によろ火炎と燃焼ガスを下方
   の負圧部位置６方向へ流して位置５から位置６に至る間
   において拐利の焼成が行なわれろようにし、該炉の底部
   近くの位置７の炉周壁に設けた数個の冷却用空気噴出孔
   １１．１１′・・・による冷却用空気流を上方の負圧部
   位置６方向へ流して位置６から位置７に至る間において
   焼成された利別の冷却が行なわれろようにし、位置５と
   位置７の中間の位置６の炉周壁に数本の吸引管１４．１
   ４′・・・・・・を設けて燃焼ガスと空気を吸引させて
   負圧部位置６を作り、これら吸引管で吸引した燃焼ガス
   と空気の混合ガスを位置５と頂部近くの位置３の中間高
   さ位置４の炉周壁に設けた数本の混合ガス噴出管１９．
   １９′・・・・・・から噴出さぜ、位ｊｆｔ　３の炉周
   壁に数本の排出管２１．２１′・・・・を設けて気体の
   吸引をして負圧部を作り位置４附近において頂部から供
   給された月別σづ乾燥と予熱が行なわれろようにし、炉
   底に設けた取出手段２６によって焼成品を取出すことに
   よって炉頂に設けた供給手段２から相別が自重により逐
   次補給されろようにした焼成方法。 （２１炉内径が＝Ｌ部から下部に至るほど犬である７竪
   型炉１を設け、該炉１の頂部に焼成ずべき相和の供給手
   段２を設け、該炉１の中高高さ位置５炉周壁に数基のガ
   スバーナ８．８′・・・・・を設け、該炉１の底部近く
   の位置７の炉周壁に数個の冷却用空気噴出孔１１．１１
   ′・・・・・・を設け、位置５と位置７の中間高さ炉周
   壁に燃焼ガスと空気を吸引する数本の吸引管１４．１４
   ・・・・を設け、該炉の位置５と頂部近くの位置３の中
   間高さ位置４炉周壁に数本の混合ガス噴出管１９、１９
   ′　・・を設げ、該炉の頂部近くの位置３の炉周壁−に
   数本の排出管２１、２１′・・−を設け、該炉１の底部
   に焼成物の取出手段２６を設けた焼成炉。