JPS5912667B2 - ピリジン誘導体の製造法 - Google Patents

ピリジン誘導体の製造法

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JPS5912667B2
JPS5912667B2 JP49144355A JP14435574A JPS5912667B2 JP S5912667 B2 JPS5912667 B2 JP S5912667B2 JP 49144355 A JP49144355 A JP 49144355A JP 14435574 A JP14435574 A JP 14435574A JP S5912667 B2 JPS5912667 B2 JP S5912667B2
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チヤ−ルズ ウオ−ド カ−ラン アドリアン
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D215/00Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/16Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D215/48Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D221/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00
    • C07D221/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00 condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D221/04Ortho- or peri-condensed ring systems
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピリジン誘導体の新規な製造法に関する。
本発明は式1 〔式中、zはCONH2、CSNH2またはCNであり
、R1、R2およびR6は等しいかまたは異なつて、水
素、アルキル、またはアリール基を示し、あるいはR1
およびR2は一緒になつてアルキレン鎖−CH2(CH
2)NCH2−を示し、そのnは1または2であり、R
7は水素あるいはアルキル基による1個または多数の置
換を示し、そしてR1およびR2が一緒でアルキレン鎖
を形成するときには、生成した環は上記に定義した1個
もしくはそれ以上のR7によつて置換されていてもよく
、そしてmは1または2である〕で示される化合物また
はそれらの酸付加塩の製造法を提供し、その方法は式〔
式中、R1、R2、R6、R7およびmは式1における
と同じ意味を有し、そしてMはナトリウム、カリウム、
リチウムまたはMgHalであり、そのHalは塩素、
臭素またはヨウ素である〕の化合物を式RXSi(NC
Y)4−o 〔式中、Rはアルキル、アリールまたはアラルキル残基
であり、そしてRxはxが2又は3の時、それらの任意
の組み合せでもよく、Yは酸素または硫黄であり、そし
てxはOないし3の数値である〕のシリル化合物で処理
し、ついで生成物を加水分解またはアルコール分解に付
し、ただし、ZがCNである式1の化合物が望まれると
きには化合物RxSi(NCY)4−o対化合物のモル
比は少なくとも2:1であり、そしてxは3であり、そ
してYはSであることからなる。
zがCSNH2またはCNである式1の化合物は薬理活
性、即ち抗潰瘍および(または)抗分泌活性を発揮する
〔ZがCONH2である化合物は中間体である]。
化合物RxSi(NCY)4−oの例には次のものがあ
る:x=O:Si(NCY)4 x−1:RSi(NCY)3 x=2:R2Si(NCY)2 x=3:R3SiNCY 〔式中、Rは上記の意味のいずれかを有する〕。
xが3のとき、RxSiはトリ−アルキル一、トリーア
リール一またはトリ−アラルキル−シリル基であること
ができ、好ましくはトリ一低級アルキルシリル基、たと
えばトリメチルシリルである。式RxSi(NCY)4
?xの化合物との反応は、無水条件下、好ましくは不活
性溶媒、たとえばベンゼン、トルエンまたはヘキサンの
ような炭化水素溶媒中で行なわれる。環状エーテル、た
とえばテトラヒドロフランを含むエーテル類の使用は回
避されなければならない。好適には、式の出発物質をそ
の場で製造し、そして同じ溶媒を使用して式RxSi(
NCY)4−oの化合物との反応を行なう。しかしなが
ら、ZがMaHalである式の化合物を使用するとき、
それらは溶媒としてのエーテル中で通常製造される。エ
ーテルは除去し、そしてケイ素化合物との反応は別種の
溶媒中で行なう。第1段階の生成物は式〔式中、R1、
R2、R6、R7およびmは式におけると同じ意味を有
し、そしてY.M.Rおよびxは上記と同じ意味を有す
る〕の化合物であり、それは水またはアルコールにより
、多分、式〔式中、Rは有機残基であり、そしてYは酸
素または硫黄であり、そしてM,.Rl、R2、R6、
R7、mおよびXは上記式におけると同じ意味を有する
〕の遷移中間体を経て式1の所望化合物に変換される。
式およびの化合物は、上記のそれらの製造法とともに本
発明に包含される。
これらの化合物は単離されないが、得られそして溶液中
で使用される。Zi)′−CONH2またはCSNH2
である式1の所望化合物は式の化合物を水または低級ア
ルコール、たとえばエタノールで処理することによつて
都合良く生成される。
Mがナトリウム、カリウムまたはリチウムである式の出
発物質は英国特許第1463670号中に記載されてい
るか、あるいは類似方法によつて製造できる。
これらの化合物はZが水素である式1の化合物を金属ア
ルキル、たとえばNRlO〔式中、Mはナトリウム、カ
リウムまたはリチウムであり、そしてRlOはアルキル
、アリールまたはアラルキルである〕と反応させること
によつて製造できる。R1がメチルであり、そしてR2
、R6およびR7が水素であり、そしてMが水素である
式1の化合物を金属アルキルで処理すると、金属原子が
所望の位置またはメチル基R1中のどちらに挿入されう
ることが認められた。
この副反応はピリジン環に隣接する炭素原子上に1個ま
たは2個の水素原子を有するアルキル基R1を有する化
合物の場合にも生じうる。アルキル基R1中に金属原子
を含有するこれらの副生成物はアルキル−シリルイソチ
オシアネートと通常は反応しない。MがMgHalであ
る式の化合物はZが水素である式1の化合物を式Rll
MgHal 〔式中、Rllはアルキル基、好ましくは低級アルキル
基でありそしてHalは塩素、臭素またはヨウ素である
〕のアルキルマグネシウムハライドで処理することによ
つて製造できる。
Rllは直鎖または分枝鎖のアルキル基であることがで
き、イソプロピル基が好ましい。好適には、式の化合物
をその場で製造する。エーテルを溶媒として使用したな
らば、これは留去し、他の溶媒を加え、その後生成物を
式RxSi(NCY)4−oの化合物で処理し、ついで
加水分解またはアルコール分解して、式1の所望化合物
を得る。R1、R2、R6またはR7のいずれかがアル
キル基であるとき、これは炭素原子1ないし6個を有し
、直鎖または分枝鎖でありうる低級アルキル基、たとえ
ばメチル、エチル、丑−およびイソ−プロピル、そして
n−、s−およびt−ブチルであり、R7は把エージメ
チル基であることができ、そして1個の基が基Zと同じ
炭素原子上にあると好ましい。
アルキル基なる語はまた環状アルキル基、たとえばシク
ロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを包含
するものとする。R1、R2、R6またはR7のいずれ
かがアリール基であるとき、これは好ましくはフエニル
である。
しかしながら、使用しうる他のアリール基としてはナフ
チルが包含される。特に好ましい化合物は二環化合物、
殊にR1、R2およびR6の1つがメチルであり、他が
水素であり、そしてR7が水素であるものである。
三環化合物は対称性(即ち、nおよびmが等しい)また
は非対称性(即ち、nおよびmが異なる)でありうる。
mが2である化合物がまた好ましい。本発明により化合
物()と式R3SiNCSの化合物との上記反応を2:
1を越えるモル比で行なうことによつて、zがCSNH
2である式1の化合物に加えてzがシアノである式1の
化合物が得られることが見出された。ZがCSNH2ま
たはCONH2である化合物を製造するには、シリル化
合物対式の化合物の比率が0.5:1ないし2:1、た
とえば0.5:1ないし1.5の範囲内にあると好まし
い。
より高い比率、たとえば4:1では、シアノ化合物があ
る場合においては専ら得られた。
従つて本発明は、1つの態様において、式()の化合物
を、Rがアルキル、アリールまたはアラルキル残基であ
り、またはRxがそれらの任意の混合物である式R3S
iNCSの化合物で少なくとも2:1のモル比において
処理し、そして生成物を加水分解またはアルコール分解
に付すことからなる、zがシアノである上記定義のとお
りの式1の化合物の製造法を提供する。
本発明によりまた、zがCONH2またはCSNH2で
ある式1の最終生成物の収率が金属アルキルとの反応を
第二級アミンの存在(好ましくは金属アルキルと当モル
量の存在)において行ない、ついでシリルイソチオシア
ネートまたはイソシアネートと反応させた場合に、改善
されうることが見出された。
これはMが水素である式の化合物と第二級アミンに由来
する金属アミドとの反応により、Mがリチウム、ナトリ
ウムまたはカリウムである式の出発物質をその場合で製
造することによつて好適に達成されうる。従つて、本発
明は、もう1つの態様において、zが水素である式1の
対応化合物をMがナトリウム、カリウムまたはリチウム
でありそしてAが第二級アミン基である金属アミドMA
で処理し、ついで生成物を上記定義のとおりの式RxS
i(NCY)4−oの化合物で処理し、ついで生成物を
加水分解またはアルコール分解に付すことからなる、上
記定義のとおりの式1の化合物の製造法を提供する。
金属アミドは、Mがナトリウム、カリウムまたはリチウ
ムでありそしてRlOがアルキル、アリールまたはアラ
ルキルである金属化合物MRlOを第二級アミンと(好
ましくは、金属アルキルと当モル量で)反応させること
によつて反応系中で生成させうる。
Xが水素である式1の化合物をついで添加しうる。好ま
しくは、金属Mはリチウムである。
第二級アミンはジアルキルアミン、たとえばジエチルア
ミン、ジーイソプロピルアミン、ジ一t−ブチルアミン
、ジて旦一デシルアミン、シンクロヘキシルアミン、N
−t−ア丁ル一N−t−ブチルアミン、N−イソプロピ
ル−N−シクロヘキシルアミンまたはN(1′一エチル
シクロヘキシル)−1・1・3・3−テトラメチルブチ
ルアミン、あるいは環状化合物、たとえばピペリジン、
または2・2・6・6−テトラメチルピペリジンであり
うる。以下の実施例で本発明を説明する。温度は℃であ
る。例1 3−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−
8−チオカルボキサミドヘキサン(50m0中の3−メ
チル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(7.3
y10.05モル)の溶液をO℃に冷却し、窒素雰囲気
中、ヘキサン中のブチルリチウムの15%W/W溶液(
26m110.06モル)を攪拌しつつ滴下して処理し
た。
反応混合物をO℃で更に1時間攪拌し、次いでヘキサン
(50m0中のトリメチルシリルイソチオシアネート(
13.17、0.1モル)の溶液に小量ずつ加え、そし
て窒素雰囲気下に内温を一20℃に保つた。反応混合物
を−20℃で更に30分間撹拌し、室温まで加温し、次
いで水(50m0で希釈した。PHを濃HClで2.0
に調節し、ヘキサン層を分離除去した。水溶液を炭酸ナ
トリウムでPHlO.Oに調節し、そして酢酸エチル(
3×50m0で抽出した。合せた抽出液を乾燥(MgS
O4)し、溶媒を減圧で除去した。残渣をn−ヘキサン
と研和し、固体を濾取し、ベンゼンから再結晶して、す
べての点で真正標品と等しい表題化合物を無色の針晶(
3.5f7、39%)(融点153℃)として得た。元
素分析値 CllHl4N2Sとして 計算値 C64.l%H6.8%Nl3.6%測定値
C64.6%H7.O%Nl3.9%ヘキサン可溶物質
を蒸留して3−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロ
キノリン(3.5y150%)、沸点120℃/15u
mを回収した。
例23−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリ
ン−8−カルボキサミドヘキサン(50m0中の3−メ
チル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(7.3
f7、0.05モル)の溶液をO℃に冷却し、窒素雰囲
気中で、ヘキサン中の15%W/Wブチルリチウム(2
6m1.0.06モル)を滴下して処理した。
反応混合物をO℃で1時間放置し、ついでヘキサン中の
トリメチルシリルイソシアネート(19.57、0.1
7モル)の溶液に30分間かかつて滴下した、内温は−
20℃に保つた。反応混合物を−20℃で1時間放置し
、ついで水(50m1)で希釈し、PHを濃HClで2
,0に調節した。ヘキサン層を分離除去し、水溶液を炭
酸ナトリウムでPHlO.Oに調節し、クロロホルム(
3×25m1)で抽出した。合せた抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、溶媒を減圧で除去した。残渣をn−ヘキサン
と研和し、濾過し、固体を酢酸エチルから結晶化して、
すべての点で真正標品に等しい表題化合物を無色の針晶
(3.17、35%)、融点104℃)として得た(酢
酸エチルから結晶化したもの)。元素分析値 CllH
l4N2Oとして 計算値 C69.5%H7.4%Nl4.7%測定値
C69.l%H7.4%Nl4.7%ヘキサン可溶物質
を蒸留して、3−メチル−5・6・7・8−テトラヒド
ロキノリン(4.27)、沸点120℃/15mmを回
収した。
例3 8−シアノ−3−メチル−5・6・7・8−テトラヒド
ロキノリンベンゼン(200m0中の3−メチル−5・
6・7・8−テトラヒドロキノリン(297、0.2モ
ル)の溶液をO℃に冷却し、そして窒素雰囲気下にヘキ
サン中のn−ブチルリチウムの15%W/W溶液(88
m1、0.2モル)を滴下して処理した。
O℃で1時間後に、反応混合物をO℃でそして窒素下に
、ベンゼン(200m0中のトリタブチルシリルイソチ
オシアネート(112m110.8モル)の溶液に小量
ずつ加えた。
室温で2。5時間後に、反応混合物を水(100m0で
処理し、2NHC1でPH2.Oまで処理した。
水性層を分離し、酢酸エチル(1X50TfL0で洗滌
し、PHを炭酸ナトリウムで9.0に調節し、クロロホ
ルム(3x100d)で抽出した。合せたクロロホルム
抽出液を乾燥(MgSO4)し、溶媒を減圧で除去して
、赤色油状物を得た。それを先ず0.2571tmHg
で蒸留して3−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロ
キノリン(177、59%)、沸点54−7℃を回収し
、ついで06057!LmHgで蒸留して真正標品に等
しい表題化合物を淡赤色の油状物(127、35%)、
(沸点115−120℃)、RT=4.25分(3%S
E3O、200℃)として得た。RTは維持時間、SE
3Oはガスクロマトグラフイ一に用いたンリコーンゴム
である。例44−メチル−5・6・7・8−テトロヒド
ロキノリン一8−チオカルボキサミド乾燥ベンゼン(4
0m0中の4−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロ
キノリン(5.837、0。
04モル)の溶液を0℃に冷却し、攪拌した溶液に窒素
雰囲気下にヘキサン中のブチルリチウムの15%W/W
溶液(17.5m1、0.04モル)を滴下した。
赤色の反応混合物をO′cで更に30分間攪拌した。ト
リメチルシリルイソチオシアネート(5.6T!Lll
O.O4モル)をついで滴下し、温度はO℃に維持した
。更に30分後に、混合物を室温まで加温し、次いで水
(40m0で希釈した。PHを濃HClの添加により2
.0に調節し、ベンゼン層を分離除去した。水性層を無
水Na2cO3の添加によりPHlO.Oに調節し、C
HCl3(3x40m0で抽出した。CHCl3溶液を
ついて乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発(減圧)し
て油状物(5.777)を得た。エーテルを添加すると
表題化合物が無色針晶としての結晶化した。濾過により
塩基0.697を得た、それを最少量のEtOHに溶か
し、結晶化を誘導するのに丁度よいところまでEtOH
/Hclを加えることにより塩酸塩に変換した。濾過し
て表題化合物の塩酸塩を無色の針晶(0.647)(融
点213℃)として得た。元素分析値 CllHl4N
2S.HClとして計算値 C 54.42%H6.2
3%N11.54%測定値 C 54.95%H6.4
0%N11.52%例53・7・7−トリメチル−5・
6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキ
サミド塩酸塩ヘキサン(50d)中の3・7・7−トリ
メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(10
.3V、59ミリモル)の溶液をO℃に冷却し、ヘキサ
ン中のブチルリチウムの15%W/W溶液(25.8m
l、59ミリモル)を滴下して処理し、O℃で1時間放
置した。
溶液をヘキサン(50mO中のトリメチルシリルイソチ
オシアネート(8.25ml、59ミリモル)を滴下し
て処理し、O℃で更に1.5時間放置した。反応混合物
を室温まで加温し、水(25d)で希釈し、次いでpH
を濃HClで1.Oに調節した。溶液をエーテル(3×
25ml)で抽出し、水性層を炭酸ナトリウムでpH・
10.0に調節し、クロロホルム(3×50ml)で抽
出した。合せた抽出液を食塩水で洗滌し、乾燥(MgS
O4)し、次いで溶媒を除去した。残留油状物(12.
6y)をシリカゲル上でクロマトグラフイ処理し、メタ
ノ一ルークロロホルムで溶出した。回収3・7・7−ト
リメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(7
.6V)は※炙2%メタノ一ルークロロホルムを用いる
溶出によつて得られた。5%メタノ一ルークロロホルム
で溶出すると3・7・7−トリメチル−5・6・7・8
−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミド(2
r、15%)が黄色の固体として得られた。
生成物をベンゼンーヘキサンから淡黄色の針晶として再
結晶し、次いでエーテルに溶かし過剰の乾燥HClで処
理することによつて塩酸塩に変換した。生成した固体を
イソプロビルアルコールから再結晶して表題化合物の1
.25水和物を無色の針晶(融点162℃)として得た
。元素分析値 C13H18N2S.HCl、1.25
H20として計算値 C 53.3%H7.4%N9.
55%測定値 C 53.3%H7.35%N9.5%
例63−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリ
ン−8−チオカルボキサミド例1の一般的方法に従うが
、トリメチルシリルイソチオシアネート(TMS.NC
S):8−リチオー3−メチル−5・6・7・8−テト
ラヒドロキノリン(LiTHQ)(当モノトのブチルリ
チウムおよび3−メチル−5・6・7・8−テトラヒド
ロキノリンから製造)の各種モル比を使用して次の結果
が得られた:例7 3−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−
8−チオカルボキサミド3−メチル−5・6・7・8−
テトラヒドロキノリン(7.3f7、O.05モル)を
イソプロピルマグネシウムブロマイドの溶液〔エーテル
(10ml)中イソプロピルブロマイド(6.157、
0.05モル)、マグネシウム(1.447、0.06
モル)から製造〕に加え、溶液を60℃で加熱して蒸留
によりエーテルを除去した。
トルエン(5ml)を加え、反応混合物を120℃で2
時間加熱し、冷却し、トルエン(30mOで希釈し、こ
の溶液をトルエン(50ml)中のトリメチルシリルイ
ソチオシアネート(7.85y10.06モル)の溶液
にO℃で加えた。反応混合物を室温で12時間攪拌し、
水(15ml)で希釈し、pHを濃HC1で2.Oに調
節した。水溶液をエーテルで抽出し、抽出液を捨てた。
水溶液をNa2co3でpH9.Oに調節し、クロロホ
ルム(3×50mOで抽出した。合せた抽出液を食塩水
で洗滌し、乾燥し、次いで溶液を除去して、3−メチル
−5・6・7・8−テトラヒドロキノリンと表題化合物
(5%)の混合物を得、それをクロマトグラフイにより
単離し、そして真正標品との比較により同定した。例8 2・3・5・6・7・8−ヘキサヒドロ−1Hシクロペ
ンタ〔b〕−キノリン−8−チオカルボキサミド2−(
2′−オキソシクロペンチル)メチルシクロヘキサノン
を、2−(ジメチルアミノメチル)シクロヘキサノンお
よびシクロペンタノンから、Ann.Chim.196
3、Σ](6)、819に記載された方法に従つて製造
し、そして無色油状物として80%収率で単離した。
沸点92℃/0.05mmo2・3・5・6・7・8−
ヘキサヒドロ−1Hシクロペンタ〔b〕キノリンを2−
(2′−オキソシクロペンチル]−メチルシクロヘキサ
ノンからAnn.Chim.1963、53(6)、8
19に記載された方法に従つて製造し、そして無色油状
物として65%収率で単離した、沸点80℃/0.o5
mTlL0同定のために、塩基のエーテル溶液をエーテ
ル性HClで処理することによつて塩酸塩を製造し、フ
そしてその半水和物をエタノ一ルーエーテルから無色針
晶として単離した、融点104℃。
元素分析値 C,2H16N.HCl. 0.5H20
として計算値 C 65.8%H 7.8%N 6,4
%測定値 C 65.7%H 7.8%N 6.6%ベ
ンゼン(5T!ll)中の2・3・5・6・7・8ーヘ
キサヒドロ−1H−シクロペンタ〔b〕キノリン(5.
197、0.03モル)の溶液を0℃に冷却し、ヘキサ
ン中のプチルリチウムの15%W/W溶液(13.5m
l10.O3モル)で処理し、次いでO℃で1時間放置
した。
反応混合物をベンゼン(2mO中のトリメチルシリルイ
ソチオシアネート(4.5ml10.03モル)の溶液
を氷で冷却しつつ滴下して処理した。
反応混合物をO℃で更に1時間撹拌し、水(15mOで
希釈し、pHを2NHClで2.Oに調節した。溶液を
酢酸エチル(3×50mOで抽出し、抽出液を捨てた。
水溶液をNa2co3でpH9.Oに調節し、クロロホ
ルム(3×50mOで抽出した。合せた抽出液を食塩水
で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、そして溶液を減圧で
除去した。残留油状物をn−ヘキサン(100mOで希
釈し、0℃に冷却した。
沈殿した固体を濾取し、イソプロパノ一ルから再結晶し
、エーテルに溶かし、過剰のエーテル性HClで処理し
た。生成した固体をエタノ一ルーエーテルから再結晶し
て表題化合物の塩酸塩1水和物(0.9y)(融点11
8℃)を得た。元素分析値 C13H16N2S.HC
l.H20として計算値 C 54.4%H 6。
6%N 9.8%測定値 C 54.6%H 6.3
%N 10.O%例93−メチル−5・6・7・8−テ
トラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミドベンゼン
(50mO中のジイソプロピルアミン(11.117、
O.11モル)の溶液をO℃に冷却し、ヘキサン中のブ
チルリチウムの9%W/V溶液(79ml、0.11モ
ル)を滴下して処理した。
0℃で45分後に、溶液を激しく攪拌しつつそして窒素
雰囲気下に3−メチル−5・6・7・8ーテトラヒドロ
キノリン(14.77、0,10モル)を滴下して処理
した。
O℃で1.5時間後に、この赤色懸濁液にトリメチルシ
リルイソチオシアネート(14.7m110.11モル
)を2分間かかつて滴下して処理し、反応混合物をO℃
で0.5時間、次いで室温で1時間攪拌した。反応混合
物を水(25m1)で希釈し、PHを2NHC1で2.
0に調節した。混合物を酢酸エチル(3×25W11)
で抽出し、合せた抽出液を捨てた。水溶液を炭酸ナトリ
ウムでPHlO.Oに調節し、クロロホルム(3×50
m1)で抽出した。合せた抽出液を飽和食塩水(1×5
0m0で洗滌し、乾燥(MgSO4)し、次いで溶媒を
減圧で除去した。残留した油性固体をn−ヘキサン(1
00Tn1,)と研和し、固体を濾取し、イソプロパノ
ールから再結晶して、すべての点で真正標品と同じ表題
化合物を淡黄色針晶(8.97、43%)(融点153
℃)として得た。濾液はG.l.c.(10%SE3O
,.T=160℃)により分析し、そして8−シアノ−
3ーメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(
1f、出発物質に基づき6%収率)および回収3−メチ
ル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(7.17
r、出発物質に基づき48%収率)の混合物と同定され
た。例10 5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカル
ボキサミドベンゼン(150m1)中のジイソプロピル
アミン(33.3V.0.33モル)の溶液を氷中で冷
却し、ヘキサン中の9%W/ブチルリチウム(237m
110.33モル)で処理した。
45分後に、溶液に攪拌しつつ5・6・7・8−テトラ
ヒドロキノリン(39.9y,.0.3モル)を滴下し
て処理した。
1.5時間後に、トリメチルシリルイソチオシアネート
(43.2mi10.3モル)を加え、生成した溶液を
O℃で0.5時間、次いで室温で1時間放置した。
水(50m0を加え、生成した混合物を2NHC1で酸
性化した。酸溶液を分離し、酢酸エチルで洗滌し、PH
を固体炭酸ナトリウムで9に調節した。クロロホルムで
の抽出し、引続いて抽出液をMgSO4上で乾燥させ、
濾過し、次いで蒸発させて濃厚なゴム状物を得た。そ.
れをn−ヘキサンとの研和により結晶化した。メタノー
ルから再結晶すると5・6・7・8−テトラヒドロキノ
リン−8−チオカルボキシアミド(167、30%)が
得られた。融点160℃。遊離塩基を熱イソプロピルア
ルコールに溶かし、エーテル性HCl溶液を加え、結晶
化させることにより、塩酸塩を製造した、融点263−
4℃。元素分析値 ClOHl2N2S.HClとして
計算値 C52.5%H5.7%Nl2.3%測定値
C52.6%H6.O%Nl2.3%例114−メチル
−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカ
ルボキサミド塩酸塩ベンゼン(100wL1)中のジイ
ソプロピルアミン(12.2m110.085モル)の
O℃で撹拌した溶液を、へキサン中のブチルリチウムの
9%W/V溶液(62m1.0.085モル)の滴下に
より処理した。
O℃で1時間後に、4−メチル−5・6・7・8−テト
ラヒドロキノリン(12.8t10.085モル)を滴
下し、ついで更に1時間後にアニオンをトリメチルシリ
ルイソチオシアネート(12.2m110.095モル
)の滴下により処理した。0℃で0.5時間、次いで室
温で0.5時間後に、反応混合物を水(50m0で希釈
し、PHを濃HClで2.0に調節した。
水性層を分離し、固体炭酸ナトリウムでPHlO.Oに
調節し、クロロホルム(3×50m0で抽出し、合せた
抽出液をMgSO4上で乾燥し、濾過し、次いで溶媒を
減圧で除去した。残留油状物をn−ヘキサンと研和して
、4−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン
−8−チオカルボキサミド(3.47、19%)を得た
。熱イソプロピルアルコールに溶かし、過剰のエーテル
性HCl溶液を加え、結晶化させて塩酸塩を生成させ、
4−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−
8−チオカルボキサミド塩酸塩(融点212−3℃)を
得た。元素分析値 CllHl4N2S.HClとして
計算値 C54.4%H6.2%Nll.5%測定値
C54.9%H6.4%Nll.5%例122−エチル
−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカ
ルボキサミドベンゼン(20m0中のジイソプロピルア
ミン(2m110.014モル)、n−ブチルリチウム
溶液(9%W/VllOmllO.Ol4モル)、2エ
チル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(2.3
7、0.014モル)およびトリメチルシリルイソチオ
シアネート(2m1,.0.015モル)を使用し、例
11に記載した方法により、2−エチル一5・6・7・
8−テトラヒドロキノリン−8チオカルボキサミド(6
00Tf!9、20%)、(融点73−5℃)が得られ
た。
元素分析値 Cl2Hl6N2Sとして 計算値 C65.4%H7.3%Nl2.7%測定値
C65.25%H7.6%Nl2.75%例132−ブ
チル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チ
オカルボキサミドベンゼン(50m1)中のジイソプロ
ピルアミン(4.45m1,.0.03モル)、n−ブ
チルリチウム溶液(9%W/V、13.5y.0.03
モル)、2ーブチル−5・6・7・8−テトラヒドロキ
ノリン(67、0.03モル)およびトリメチルシリル
イノチオシアネート(4.45m110.033モル)
を使用し、例11に記載した方法により、2−ブチル−
5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカル
ボキサミド(1.27、15%)、(融点54−6℃)
が得られた。
元素分析値 C,4H2ON2Sとして 計算値 C67.8%H8.l%Nll.3%測定値
C68.O%H8.4%Nll.2%例142−メチル
−4−フエニル一5・6・7・8−テトラヒドロキノリ
ン−8−チオカルボキサミドベンゼン(150m0中の
ジイソプロピルアミン(11.2m110,077モル
)、n−ブチルリチウム溶液(9%W/Vl57ml,
.O.O77モル)、2−メチル−4−フエニル一5・
6・7・8−テトラヒドロキノリン(17.77、0.
077モル)およびトリメチルシリルイソチオシアネー
ト(11.2m1,.0.087モル)を使用し、例1
1に記載した方法により、2−メチル−4−フエニル5
・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボ
キサミド(1.27、5%)、(融点174−5℃)が
得られた。
元素分析値 Cl7Hl8N2Sとして 計算値 C72.3%H6.4%N9.9%測定値 C
72.O%H6.7%N9.4%例153・4−ジメチ
ル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオ
カルボキサミドベンゼン(50m1)中のジイソプロピ
ルアミン(4.9m1,.0.034モル)、n−ブチ
ルリチウム溶液(9%W/Vl25mllO.O34モ
ル)、3・4−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒド
ロキノリン(5.65y、0.034モル)およびトリ
メチルシリルイソチオシアネート(4.9m110.0
38モル)を使用し、例11に記載した方法により、3
・4−ジメチル−5.6・7・8−テトラヒドロキノリ
ン−8−チオカルボキサミド(0.47、5%)、(融
点163−5℃)が得られた。
元素分析値 Cl2Hl6N2Sとして計算値 C65
.4%H7.3%Nl2,2%測定値 C65.l%H
7.8%Nl2.2%例163−メチル−5・6・7・
8−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミド窒
素雰囲気下、0℃で、ベンゼン(30m0中のジイソプ
ロピルアミン(4,447、0.044モル)の溶液に
、ヘキサン中のn−ブチル−リチウムの溶液(9%W/
、31.6m110.044モル)を攪拌しつつ加え、
生成した溶液をO℃で1時間攪拌した。
3−メチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン(
5.867、0.04モル)を加え、更に1.5時間攪
拌した。
反応混合物をジメチルシリルジーイソチオシアネート(
7.667、0.044モル)で処理し、混合物をO℃
で0.5時間、次いで室温で1時間攪拌した。水(50
m0を加え、PHを濃HClで2に調節した。水性層を
分離し、酢酸エチルで洗滌し、PHを固体炭酸ナトリウ
ムで10に調節した。生成した混合物を酢酸エチル(3
×50m1)で抽出した。合せた抽出液を乾燥(MgS
O4)し、濾過し、溶媒を減圧で除去した。残渣をn−
ヘキサンと研和して、3−メチル−5・6・7・8−テ
トラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミド(0.9
7、15%)を得た。例173−メチル−5・6・7・
8−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミドベ
ンゼン(20m1)中の3−メチル−5・6・7・8−
テトラヒドロキノリン(1.437、0.01モル)の
溶液をn−ブチルリチウム(15%W/W、4.5m1
、0,01モル)で処理し、溶液を室温で0.5時間放
置した。
溶液をついでベンゼン(5m0中のケイ素テトライソチ
オシアネート(1.37、0.005モル)の懸濁液で
O℃において処理した。10分後に、水(50m0を加
え、混合物を室温で0.5時間攪拌し、ついで濃HCl
で酸性化した。
水性層を分離し、酢酸エチルで洗滌し、PHを固体Na
2cO3で10に調節した。塩基性混合物を酢酸エチル
(3×50m0で抽出し、合せた有機抽出液を乾燥(M
gSO4)し、濾過し、次いで蒸発した。残渣をn−ヘ
キサンと研和して、3−メチル−5・6・7・8−テト
ラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミド(0.27
、10%)を得た。実施例 18 3・5−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノ
リン−8−チオカルボキサミド3・5−ジメチル−5・
6・7・8−テトラヒドロキノリン(4.57、0.0
28モル)をベンゼン(30m0に入れた溶液を氷浴中
で冷却し、n一ブチルーリチウム溶液(14m119%
W/、0.025モル)で、攪拌しながら処理した。
1時間後、トリメチルシリル イソチオシアネート(4
m1、0.028モル)を添加し、その混合物を0℃で
1時間攪拌した。
得られた溶液を2NのHClで酸性化し、水性層を分離
し、酢酸エチルで洗滌し、0.880NH40H溶液で
塩基性にした。得られたエマルジヨンをクロロホルム(
3×75m0で抽出し、クロロホルム溶液を乾燥し(M
gSO4で)蒸発させた。
残渣を熱ヘキサンで二度砕き、その残渣を熱イソプロピ
ルアルコールに溶解した。過剰の希薄HClを添加し、
次いでジイソプロピルエーテルをわずかに混濁する迄添
加し、その溶液を結晶化させ、3・5−ジメチル−5・
6・7・8−テトラヒドロキノリン−8チオカルボキサ
ミド塩酸塩を得た(0.57)。融点226℃;元素分
析:実測値二C、56,2:H、6.7;NllO.6
。Cl2Hl6N2S.HClの計算値はCl56.l
:Hl6.7;NllO.9%である。実施例 19(
a) 3・6−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒド
ロキノリン3・6−ジメチルキノリン塩酸塩(567)
を酢酸(200m1)と水(10Tn1)に入れた溶液
を、触媒として酸化白金(1t)を用い50psi及び
室温で水素添加した。
完結した時、触媒を珪藻土床で濾過することにより除去
した。濾液を蒸発させ、減圧で乾燥し、残渣を水に溶解
した。得られた溶液を炭酸ナトリウムで塩基性にし、ク
ロロホルムで抽出した。クロロホルムで抽出した。クロ
ロホルム溶液を乾燥し(MgSO4で)、蒸発乾固し、
残留油状物を蒸留し、3・6−ジメチル−5・6・7・
8−テトラヒドロキノン(187)を得た。
沸点15mm120〜124℃。塩酸塩を希薄HClを
添加することにより無水エーテル中で調製した。
融点189℃。元素分析:実測値:Cl66.2;Hl
8.2:Nl6.9。CllHl5N.HClの計算値
はCl66.8;Hl8.2;Nl7.l%。)) 3
・6−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリ
ン−8−チオカルボキサミド3・6−ジメチル−5・6
・7・8−テトラヒドロキノリン(107)を無水ベン
ゼン(63m0に入れた氷冷撹拌溶液へ、窒素下で9%
W/ブチルリチウム溶液(28m0を添加した。
溶液をO℃で1時間攪拌し、トリメチルシリル イソチ
オシアネート(8.7m0を10分間に亘つて滴下して
加え、攪拌を1時間続けた。水を溶液に添加し、混合物
を2N塩酸水溶液で酸性化した。水性層を分離し、酢酸
エチルで洗滌した。それを次に0.880アンモニア溶
液で塩基性にし、クロロホルム(3x)で抽出した。一
緒にしたクロロホルム抽出物を水で洗滌し、乾燥した(
MgSO4)。溶媒を減圧で除去し、残渣をヘキサンで
結晶になる迄研和した。混合物を冷凍し、固体をろ取し
、ベンゼン/ヘキサンで再結晶し、3・6−ジメチル5
・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8−チオカルボ
キサミド(1.6y)を得た。融点149℃。この遊離
塩基を熱イソプロピルアルコール中に溶解し、過剰の希
薄HClを添加して3・6ジメチル−5・6・7・8−
テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミド塩酸塩
(1.77)を得た。
融点237℃。元素分析:実測値:Cl55.7;Hl
6.7;NllO.6。Cl2Hl6N2S.HClの
計算値はC、56.1;Hl6.7:NllO.9%。
ミ施例 20 2・4−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノ
リン−8−チオカルボキサミド実施例19(b)の手順
に従い、2・4−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒ
ドロキノリンをn−ブチルリチウムで処理し、生成物を
トリメチルシリル イソチオシアネートで処理し、2・
4−ジメチル−5・6・7・8−テトラヒドロキノリン
−8−チオカルボキサミドを得、それをヘキサンで再結
晶させた。
融点84℃o元素分析:実測値:Cl65.8;Hl7
.3;Nll2,6。Cl2Hl6N2Sの計算値はC
、65.4:H、7.3;Nll2.7である。実施例
21 2−フエニル一5・6・7・8−テトラヒドロキノリン
−8−チオカルボキサミド実施例1の手順に従い、2−
フエニル一5・6・7・8−テトラヒドロキノリンを2
−フエニル5・6・7・8−テトラヒドロキノリン−8
−チオカルボキサミドに変えた。
融点154℃、収率40%。実施例 22 実施例1の手順に従い、2−メチル−5・6・7・8−
テトラヒドロキノリンを2−メチル−5・6・7・8−
テトラヒドロキノリン−8−チオカルボキサミドに変え
た。
融点98℃、収率35%。
実施例 23 sym−オクタヒドロアクリジン−4−チオカル※く
ボキシアミド実施例1の手順に従い、?里−オクタヒド
ロアクリジンを反m−オクタヒドロアクリジン−4一チ
オカルボキサミドに変えた。
融点104−6℃。
固化及び再溶触点148℃、収率45%o実施例 24 シクロペンテノ〔b〕ピリジンーJメ[チオカルボキサミ
ドシクロペント〔b〕ピリジン(6y、50mM)をト
ルエン(50m1)に入れた溶液を、n−ブチルリチウ
ムをヘキサンに入れた溶液(32.5m1150mM)
で処理した。
0.5時間後、トリエチルシリル イソチオシアネート
(8.77、50mM)をトルエン(20m0に入れた
溶液を添加した。
0.5時間後、過剰の2N塩酸を添加した。
0.5時間後、水性層を分離し、塩基性にし、ジクロロ
メタンで抽出した。
有機層を乾燥し、蒸発させ、残渣をヘキサンで抽出した
。ヘキサン不溶物を、溶離剤としてエーテルを用いたシ
リカによるクロマトグラフにかけた。適当な留分の蒸発
と、エーテルを用いた再結晶により表題の化合物を得た
。融点119−121℃。上記実施例の生成物の抗潰瘍
或は抗分泌性に関する効果を次に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、Z
    はCONH_2、CSNH_2またはCNであり、R^
    1、R^2およびR^6は等しいかまたは異なつて水素
    、アルキル、またはアリール基を示し、あるいはR^1
    およびR^2は一緒になつてアルキレン鎖−CH_2(
    CH_2)_nCH_2−を示し、そのnは1または2
    であり、R^7は水素またはアルキル基による1個また
    は多数の置換を示し、そしてR^1およびR^2が一緒
    でアルキレン鎖を形成するときには、生成した環は上記
    に定義した1個もしくはそれ以上のR^7基によつて置
    換されていてもよく、そしてmは1または2である〕の
    化合物またはそれらの酸付加塩の製造法において、式I
    I▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、R
    ^1、R^2、R^6、R^7およびmは式 I におけ
    ると同じ意味を有し、そしてMはナトリウム、カリウム
    、リチウムまたはMgHalであり、そのHalは塩素
    、臭素またはヨウ素である〕の化合物を式RxSi(N
    CY)_4_−_x 〔式中、Rはアルキル、アリールまたはアラルキル残基
    であり、そしてRxは、xが2又は3の時、それらの任
    意の組み合せでもよく、Yは酸素または硫黄であり、そ
    してxは0ないし3の数値である〕のシリル化合物で処
    理し、ついで生成物を加水分解またはアルコール分解に
    付し、ただしZがCNである式 I の化合物を望むとき
    は化合物RxSi(NCY)_4_−_x対化合物IIの
    モル比は少なくとも2:1であり、そしてxは3であり
    、そしてYはSであることからなる方法。
JP49144355A 1973-12-17 1974-12-16 ピリジン誘導体の製造法 Expired JPS5912667B2 (ja)

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GB1351474 1974-03-27
GB3093474 1974-07-12
GB3093474 1974-07-12

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