JPS59122546A - ポリアミド組成物 - Google Patents
ポリアミド組成物Info
- Publication number
- JPS59122546A JPS59122546A JP22744982A JP22744982A JPS59122546A JP S59122546 A JPS59122546 A JP S59122546A JP 22744982 A JP22744982 A JP 22744982A JP 22744982 A JP22744982 A JP 22744982A JP S59122546 A JPS59122546 A JP S59122546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- olefin
- polyamide
- weight
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、剛性、低温耐函撃性、耐塩水性に優れ、かつ
成形性に優れたポリアミド樹脂の組成物に関する。
成形性に優れたポリアミド樹脂の組成物に関する。
ポリアミド樹脂は、その濠れた物性によりエンジニアリ
ングプラスチックとして大きな需要が期待されている。
ングプラスチックとして大きな需要が期待されている。
しかし、低温耐衝常在、耐水性、耐塩水性などの性能が
十分とは言えず、その改良が望まれている。アイゾツト
衝撃強度などの耐衝撃性を改良する方法として、たとえ
ば特公昭42−12546号公報、特公昭55−441
08号公報、特開昭55−9661号公報、特開昭55
−9662号公報などの先行技術文献には、ポリアミド
樹脂にa、β−不飽和カルボン酸をグラフトしたエチレ
ン・(r−オレフィン共重合体などの変性α−オレフィ
ン系弾性重合体を配合する方法が提案されている。これ
らの先行技術文献に提案された組成物は、いずれもアイ
ゾツト船撃強度などの耐衝撃性を改良すると、剛性が大
きく低下し、さらに低温での落錘衝撃強度に関しても不
十分であり、これらの組成物では高剛性でかつ高衝撃性
な実成形品は得難いという欠点がある。また、これらの
組成物は溶融流動性か低下し過ぎる場合が多く、成形法
によっては成形加工性が低下するという欠点もある。さ
らに、これらの組成物は種々のアルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩などの塩水接触条件下では耐水性、と
くに耐加水分解性に劣り、このような性能の要求される
分野、とくに自動車用部品等への利用も制限されていた
。
十分とは言えず、その改良が望まれている。アイゾツト
衝撃強度などの耐衝撃性を改良する方法として、たとえ
ば特公昭42−12546号公報、特公昭55−441
08号公報、特開昭55−9661号公報、特開昭55
−9662号公報などの先行技術文献には、ポリアミド
樹脂にa、β−不飽和カルボン酸をグラフトしたエチレ
ン・(r−オレフィン共重合体などの変性α−オレフィ
ン系弾性重合体を配合する方法が提案されている。これ
らの先行技術文献に提案された組成物は、いずれもアイ
ゾツト船撃強度などの耐衝撃性を改良すると、剛性が大
きく低下し、さらに低温での落錘衝撃強度に関しても不
十分であり、これらの組成物では高剛性でかつ高衝撃性
な実成形品は得難いという欠点がある。また、これらの
組成物は溶融流動性か低下し過ぎる場合が多く、成形法
によっては成形加工性が低下するという欠点もある。さ
らに、これらの組成物は種々のアルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩などの塩水接触条件下では耐水性、と
くに耐加水分解性に劣り、このような性能の要求される
分野、とくに自動車用部品等への利用も制限されていた
。
また、ポリアミド樹脂の吸湿性などの耐水性あるいは耐
塩水性を向上させる方法として、特開昭55 8001
4号公報・特開昭56−167751号公報、特開昭5
6−109247号公報、特開昭56−157451号
公報には、ポリアミド樹脂に1成分としてエチレン・α
、β−不飽和モノカルボン酸共重合体中和物(アイオノ
マー樹脂)を配合する方法が提案されている。これらの
先行技術文献に提案された組成物は吸水性、耐塩水分解
性などの耐水性を改善することができても、低温耐衝撃
性の改良効果の点では劣っているという欠点かある。
塩水性を向上させる方法として、特開昭55 8001
4号公報・特開昭56−167751号公報、特開昭5
6−109247号公報、特開昭56−157451号
公報には、ポリアミド樹脂に1成分としてエチレン・α
、β−不飽和モノカルボン酸共重合体中和物(アイオノ
マー樹脂)を配合する方法が提案されている。これらの
先行技術文献に提案された組成物は吸水性、耐塩水分解
性などの耐水性を改善することができても、低温耐衝撃
性の改良効果の点では劣っているという欠点かある。
また、前述のポリアミド樹脂組成物の剛性の低下を改善
する方法として、特開昭57−8246号公報に+A結
晶性ポリオレフィンとエチレン・α−オレフィン弾性共
重合体との組成物のグラフト変性物を配合する方法が提
案されている。しかし、この方法では架橋のためグラフ
ト変性物中の変性ポリオレフィンと変性エチレン・α−
オレフィン弾性共重合体それぞれの溶融流動性の制御が
困難であり、その結果分散性の良好なポリアミド組成物
が得られなくなり、耐衝撃性の改善温度範囲が著しく狭
くなり、その改善効果も小さく・とくに−20°C以下
の低温アイゾツl[i’M強度および落錘衝撃強度が著
しく低下しかつ組成物の溶融流動性も低下するという欠
点がある。
する方法として、特開昭57−8246号公報に+A結
晶性ポリオレフィンとエチレン・α−オレフィン弾性共
重合体との組成物のグラフト変性物を配合する方法が提
案されている。しかし、この方法では架橋のためグラフ
ト変性物中の変性ポリオレフィンと変性エチレン・α−
オレフィン弾性共重合体それぞれの溶融流動性の制御が
困難であり、その結果分散性の良好なポリアミド組成物
が得られなくなり、耐衝撃性の改善温度範囲が著しく狭
くなり、その改善効果も小さく・とくに−20°C以下
の低温アイゾツl[i’M強度および落錘衝撃強度が著
しく低下しかつ組成物の溶融流動性も低下するという欠
点がある。
さらに、前記先行技術文献の中で、特開昭55−562
79号公報には、前述のようにポリアミドの耐衝撃性を
改善するために変性エチレン・α−オレフィン弾性共重
合体を配合する際に、さらに未変性エチレン・α−オレ
フィン弾性共重合体ヲー緒に配合すると、外観および色
調に擾れたポリアミド組成物が得られ、しかも高価な変
性エチレン・α−オレフィン弾性共重合体の使用割合を
低減させることができるので、経済的効果にも優れてい
ることが記載されている。しかしながら、該公開公報明
細書の記載、とくにその実施例および比較例の記載によ
れば、ポリアミドに配合される変性エチレン・α−オレ
フィン弾性共重合体と未変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体トノ組成を変化させた際に得られるポリア
ミド組成物の耐衝撃性の改善効果に関して考察するなら
ば、未変性エチレン・α−オレフィン弾性共重合体を単
独で配合した実験(比較例1)にくらべて耐衝撃性の改
善効果が認められるが、変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体を単独で配合した実験(参考例)にくらべ
て、その耐M!j撃性は変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体の配合割合に比例して耐4rjp性か改善
されているに過ぎず、該変性エチレン・α−オレフィン
弾性1 合体の使用量を低減することによる経済的効果
か達成されているに過ぎない。
79号公報には、前述のようにポリアミドの耐衝撃性を
改善するために変性エチレン・α−オレフィン弾性共重
合体を配合する際に、さらに未変性エチレン・α−オレ
フィン弾性共重合体ヲー緒に配合すると、外観および色
調に擾れたポリアミド組成物が得られ、しかも高価な変
性エチレン・α−オレフィン弾性共重合体の使用割合を
低減させることができるので、経済的効果にも優れてい
ることが記載されている。しかしながら、該公開公報明
細書の記載、とくにその実施例および比較例の記載によ
れば、ポリアミドに配合される変性エチレン・α−オレ
フィン弾性共重合体と未変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体トノ組成を変化させた際に得られるポリア
ミド組成物の耐衝撃性の改善効果に関して考察するなら
ば、未変性エチレン・α−オレフィン弾性共重合体を単
独で配合した実験(比較例1)にくらべて耐衝撃性の改
善効果が認められるが、変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体を単独で配合した実験(参考例)にくらべ
て、その耐M!j撃性は変性エチレン・α−オレフィン
弾性共重合体の配合割合に比例して耐4rjp性か改善
されているに過ぎず、該変性エチレン・α−オレフィン
弾性1 合体の使用量を低減することによる経済的効果
か達成されているに過ぎない。
本発明考らは、優れた性能のポリアミド組成物の開発に
ついて検削した結果、変性エチレン・α−オレフィン・
ジエン弾性共重合体と結晶性エチレン系重合体とを特定
の範囲となるような割合でポリアミドに配合して組成物
とすることにより、咳ポリアミド組成物の耐衝撃性の改
善効果に関して、該変性エチレン−α−オレフィン・ジ
エン弾性共重合体と該結晶性エチレン系重合体との配合
に相乗効果が存在し、単なる変性エチレン・α−Aレフ
イン・ジエン弾性共重合体の使用量の低減効果のみでな
いことを見出し、本発明に到達した。
ついて検削した結果、変性エチレン・α−オレフィン・
ジエン弾性共重合体と結晶性エチレン系重合体とを特定
の範囲となるような割合でポリアミドに配合して組成物
とすることにより、咳ポリアミド組成物の耐衝撃性の改
善効果に関して、該変性エチレン−α−オレフィン・ジ
エン弾性共重合体と該結晶性エチレン系重合体との配合
に相乗効果が存在し、単なる変性エチレン・α−Aレフ
イン・ジエン弾性共重合体の使用量の低減効果のみでな
いことを見出し、本発明に到達した。
本発明によれば、本発明のポリアミド組成物はアイゾツ
ト衝撃強度、低温での落錘衝撃強度などの対価撃性、耐
ストレスクラック性が改善されかつ吸水、塩水条件下に
おける耐塩水分解性などの耐水性が著しく改善され、し
かもこの組成物は溶融流動性の低下が少ないので成形加
工性に浸れでいるという特徴を有している。
ト衝撃強度、低温での落錘衝撃強度などの対価撃性、耐
ストレスクラック性が改善されかつ吸水、塩水条件下に
おける耐塩水分解性などの耐水性が著しく改善され、し
かもこの組成物は溶融流動性の低下が少ないので成形加
工性に浸れでいるという特徴を有している。
本発明を概説すれば、本発明は、ポリアミド(A)、変
性エチレン・a−オレフィンCジエン弾”6 t< ’
M重合体B)および結晶性エチレン系重合体(C)を含
むポリアミド組成物であって1 〔1〕該組成物中の各成分の組成が、該ポリアミド(A
)100重量部に苅して該変性エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体(D)が1ないし100重量部
の範囲にあり、該結晶性エチレン系重合体(C)が1な
いし200重量部の範囲にあること1 〔11〕該変性エチレン・α−オレフィン・ジエン弾’
6共重合体(B) 6s・基剤エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体10口重量部Gこ対して不飽和
カルボン酸またはその誘4体成分単位を0.01ないし
10重量部の範囲てり゛ラフト共重合してなり、その結
晶化度が40%以下の範囲Gこアリ、力り190°Cに
おGづるメルトフロー レート()/I F F! 1
96C)が0.01ないし50 g/ 10 minの
範囲にあること、および C!!り 該結晶性エチレン系重合体(C)カミ、エチ
レン成分単位を主成分とするものであって、力)つその
190℃におシするメルトフローレート〔MFR19゜
・C〕か0.01ないし50 g/ 10 minの範
囲(こあること、を特徴とするポリアミド組成物、を発
明の要旨とするものである。
性エチレン・a−オレフィンCジエン弾”6 t< ’
M重合体B)および結晶性エチレン系重合体(C)を含
むポリアミド組成物であって1 〔1〕該組成物中の各成分の組成が、該ポリアミド(A
)100重量部に苅して該変性エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体(D)が1ないし100重量部
の範囲にあり、該結晶性エチレン系重合体(C)が1な
いし200重量部の範囲にあること1 〔11〕該変性エチレン・α−オレフィン・ジエン弾’
6共重合体(B) 6s・基剤エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体10口重量部Gこ対して不飽和
カルボン酸またはその誘4体成分単位を0.01ないし
10重量部の範囲てり゛ラフト共重合してなり、その結
晶化度が40%以下の範囲Gこアリ、力り190°Cに
おGづるメルトフロー レート()/I F F! 1
96C)が0.01ないし50 g/ 10 minの
範囲にあること、および C!!り 該結晶性エチレン系重合体(C)カミ、エチ
レン成分単位を主成分とするものであって、力)つその
190℃におシするメルトフローレート〔MFR19゜
・C〕か0.01ないし50 g/ 10 minの範
囲(こあること、を特徴とするポリアミド組成物、を発
明の要旨とするものである。
本発明のポリアミド組成物におし)で使用されるポリア
ミド(A)は、成形品を生成するGこ充分な分子量のも
のであり、4ないし12個の炭ヲ(原子を有する飽和有
機ジカルボン酸と2なl/)し134固の炭素原子を有
する有機ジアミンとを等モル量4合させることによって
製造することができる。ここで、必要に応じてジアミン
をポリアミド中でカルボキシル基末端よりもアミノ基末
端が過剰となるように使用することもできるし、逆にカ
ルボキシル基が過剰となるようにジカルボン酸を使用す
ることもできる。また、同様にエステル、酸塩化物、ア
ミン塩等の如き該アミンおよび酸を生成する誘導体およ
びアミンを生成する誘導体からこれらのポリアミドを製
造することもできる。ポリアミドを製造するのに使用さ
れる代表的なジカルボン酸としてはアジピン酸、ピメリ
ン酸、スペリン酸、セバシン酸およびドデカンニ酸があ
る。一方、代表的なジアミンにはへキサメチレンジアミ
ンおよびオクタメチレンジアミンがある。さらに、ポリ
アミドはラクタムの自己縮合によってもまた製造し得る
。ポリアミドの例としては、ポリへキサメチレンアジパ
ミド(6,6ナイロン)、ポリへキサメチレンアジパミ
ド(6,9ナイロン)、ポリヘキサメチレンセバサミド
(6,10ナイロン)およびポリヘキサメチレンドデカ
/アミド(6,12ナイロン)、ポリビス(4−アミノ
シクロヘキシル)メタンドデカノアミド、またはラクタ
ム類の開環によって製造されるポリアミド、すなわちポ
リカプロラクタム(6ナイロン)、ポリマウリツクラク
タムまたはポリ−11−アミノウンデカン酸がある。前
記のポリアミドを製造するのに使用される少なくとも2
種の7− ミンまたは酸の重合によって?JM造される
ポリアミド、例えば、アジピン酸およびイソフタル酸オ
よびへ痺すメチレンジアミンから作られるポリマーを使
用することも可能である。6.6ナイロンおよび6ナイ
ロンの混合物の如きポリアミドの配合物を使用すること
も可能である。本発明(・こおいて使用される縮合ポリ
アミドは、好ましくは、ポリへキサメチレンアジパミド
(6,6ナイロン)またはポリヘキサメチレンアセラミ
ド(6,9ナイロン)およびポリカプロラクタム(6ナ
イロン)である。
ミド(A)は、成形品を生成するGこ充分な分子量のも
のであり、4ないし12個の炭ヲ(原子を有する飽和有
機ジカルボン酸と2なl/)し134固の炭素原子を有
する有機ジアミンとを等モル量4合させることによって
製造することができる。ここで、必要に応じてジアミン
をポリアミド中でカルボキシル基末端よりもアミノ基末
端が過剰となるように使用することもできるし、逆にカ
ルボキシル基が過剰となるようにジカルボン酸を使用す
ることもできる。また、同様にエステル、酸塩化物、ア
ミン塩等の如き該アミンおよび酸を生成する誘導体およ
びアミンを生成する誘導体からこれらのポリアミドを製
造することもできる。ポリアミドを製造するのに使用さ
れる代表的なジカルボン酸としてはアジピン酸、ピメリ
ン酸、スペリン酸、セバシン酸およびドデカンニ酸があ
る。一方、代表的なジアミンにはへキサメチレンジアミ
ンおよびオクタメチレンジアミンがある。さらに、ポリ
アミドはラクタムの自己縮合によってもまた製造し得る
。ポリアミドの例としては、ポリへキサメチレンアジパ
ミド(6,6ナイロン)、ポリへキサメチレンアジパミ
ド(6,9ナイロン)、ポリヘキサメチレンセバサミド
(6,10ナイロン)およびポリヘキサメチレンドデカ
/アミド(6,12ナイロン)、ポリビス(4−アミノ
シクロヘキシル)メタンドデカノアミド、またはラクタ
ム類の開環によって製造されるポリアミド、すなわちポ
リカプロラクタム(6ナイロン)、ポリマウリツクラク
タムまたはポリ−11−アミノウンデカン酸がある。前
記のポリアミドを製造するのに使用される少なくとも2
種の7− ミンまたは酸の重合によって?JM造される
ポリアミド、例えば、アジピン酸およびイソフタル酸オ
よびへ痺すメチレンジアミンから作られるポリマーを使
用することも可能である。6.6ナイロンおよび6ナイ
ロンの混合物の如きポリアミドの配合物を使用すること
も可能である。本発明(・こおいて使用される縮合ポリ
アミドは、好ましくは、ポリへキサメチレンアジパミド
(6,6ナイロン)またはポリヘキサメチレンアセラミ
ド(6,9ナイロン)およびポリカプロラクタム(6ナ
イロン)である。
本発明のポリアミド組成物に配合される変性エチレン・
α−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)ハ基剤エチ
レン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合体100重量
部に対して不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位
を0.01ないし10重量部の範囲でグラフト共重合し
てなり、その結晶化度が40%以下の範囲にあり、かつ
190°Cにおけるメルトフローレート(MFR:)が
0.01ないし50190℃ g/10m1nの範囲にあることが必要であり、さらに
は基剤エチレンeα−オレフ仁ハシエン弾性共重合体1
00重量部に対して不飽和カルボン酸またはその誘導体
成分単位を0.05ないし5重量部の範囲でグラフト共
重合してなり、その結晶化度が1ないし60%の範囲に
・あり、かつ190°Cにおけるメルトフローレー+−
、CMF’j’9c、c〕が0.05ないし20g/1
0m1nの範囲にあることが好ましい。さらに該変性エ
チレン・a−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)の
他の物性は、分子量分布(M−VV / Mn )が通
常1.5ないし50、好ましくは3ないし20の範囲に
あり、ガラス転移温度が通常−10°C以下、好ましく
は一20°C以下の範囲である。該変性エチレン・(Y
−オレフィン・ジエン弾性共重合体中の不飽和カルボン
酸またはその誘導体成分単位のグラフト割合が0.01
重量部より小さくなると、ポリアミドに対する相溶性が
悪くなり、ポリアミド組成物の衝撃強度が低下し、10
重量部より大きくなると該グラフト変性物の架橋度が増
大して、ポリアミドに配合しても組成物の耐衝撃性を改
良する効果は低下するようになる。該変性エチレン・α
−オレフィン・ジエン弾性共重合体の結晶化度が40%
より大きくなると、ポリアミド組成物の耐衝撃性が乱丁
するようになり、またそのメルトフローレートが0.0
1 g/ 10m1nより小さくなると、ポリアミド組
成物の耐衝撃性ならびに溶融流動性が低下するようにな
り、50 g/ 10 +ninより大きくなると耐衝
撃性が低下するようになる。
α−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)ハ基剤エチ
レン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合体100重量
部に対して不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位
を0.01ないし10重量部の範囲でグラフト共重合し
てなり、その結晶化度が40%以下の範囲にあり、かつ
190°Cにおけるメルトフローレート(MFR:)が
0.01ないし50190℃ g/10m1nの範囲にあることが必要であり、さらに
は基剤エチレンeα−オレフ仁ハシエン弾性共重合体1
00重量部に対して不飽和カルボン酸またはその誘導体
成分単位を0.05ないし5重量部の範囲でグラフト共
重合してなり、その結晶化度が1ないし60%の範囲に
・あり、かつ190°Cにおけるメルトフローレー+−
、CMF’j’9c、c〕が0.05ないし20g/1
0m1nの範囲にあることが好ましい。さらに該変性エ
チレン・a−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)の
他の物性は、分子量分布(M−VV / Mn )が通
常1.5ないし50、好ましくは3ないし20の範囲に
あり、ガラス転移温度が通常−10°C以下、好ましく
は一20°C以下の範囲である。該変性エチレン・(Y
−オレフィン・ジエン弾性共重合体中の不飽和カルボン
酸またはその誘導体成分単位のグラフト割合が0.01
重量部より小さくなると、ポリアミドに対する相溶性が
悪くなり、ポリアミド組成物の衝撃強度が低下し、10
重量部より大きくなると該グラフト変性物の架橋度が増
大して、ポリアミドに配合しても組成物の耐衝撃性を改
良する効果は低下するようになる。該変性エチレン・α
−オレフィン・ジエン弾性共重合体の結晶化度が40%
より大きくなると、ポリアミド組成物の耐衝撃性が乱丁
するようになり、またそのメルトフローレートが0.0
1 g/ 10m1nより小さくなると、ポリアミド組
成物の耐衝撃性ならびに溶融流動性が低下するようにな
り、50 g/ 10 +ninより大きくなると耐衝
撃性が低下するようになる。
該変性エチレン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合体
を構成する基剤重合体はエチレン、エチレン以外の0−
オレフィンおよびジエン成分のランダム共重合体であっ
て低結晶性の弾性共重合体である。その組成は、エチレ
ン成分の含有率が通常95ないし65モル%、好ましく
は90ないし40モル%、0−オレフィン成分の含有率
が通常5ないし65モル%、好ましくは10ないし60
モル%およびジエン成分の含有率が通常0.05ないし
15モル%、好ましくは0.5ないし10モル%の範囲
にある。また、その結晶化率は通常40%以下、好まし
くは30%以下の範囲であり、そのメルトフローレート
(114FR)は通常0.01ないし190℃ 50g/ 10m1n 、好ましくは0.05ないし2
0 g/ 10 r++j、、nの範囲にあり、そのガ
ラス転移温度は通常−10°C以下、好ましくは一20
°C以下の範囲である。該基剤エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体を構成するエチレン以外の□−
オレフィン成分単位としては、プロピレン)1−ブテン
、1−ベンゾン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセンなどを
例示することができる。また、ジエン成分単位としては
、1,4−へキサジエン、ジシクロペンタジェン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、2,5−ツルボナシエ
ンなどの非共役ジエン成分、ブタジェン、イソプレン、
ピペリレンなどの共役ジエン成分などを例示することが
できるが、非共役ジエン成分であることが好ましい。
を構成する基剤重合体はエチレン、エチレン以外の0−
オレフィンおよびジエン成分のランダム共重合体であっ
て低結晶性の弾性共重合体である。その組成は、エチレ
ン成分の含有率が通常95ないし65モル%、好ましく
は90ないし40モル%、0−オレフィン成分の含有率
が通常5ないし65モル%、好ましくは10ないし60
モル%およびジエン成分の含有率が通常0.05ないし
15モル%、好ましくは0.5ないし10モル%の範囲
にある。また、その結晶化率は通常40%以下、好まし
くは30%以下の範囲であり、そのメルトフローレート
(114FR)は通常0.01ないし190℃ 50g/ 10m1n 、好ましくは0.05ないし2
0 g/ 10 r++j、、nの範囲にあり、そのガ
ラス転移温度は通常−10°C以下、好ましくは一20
°C以下の範囲である。該基剤エチレン・α−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体を構成するエチレン以外の□−
オレフィン成分単位としては、プロピレン)1−ブテン
、1−ベンゾン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセンなどを
例示することができる。また、ジエン成分単位としては
、1,4−へキサジエン、ジシクロペンタジェン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、2,5−ツルボナシエ
ンなどの非共役ジエン成分、ブタジェン、イソプレン、
ピペリレンなどの共役ジエン成分などを例示することが
できるが、非共役ジエン成分であることが好ましい。
該基剤エチし・ン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合
体と具体的には、エチレン・プロピレン・1,4−へキ
サジエン共重合体、エチレン・プロピレン・ジシクロペ
ンタジェン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチ
リテ゛ンー2−ノルボル不/7、重合体、エチレン・プ
ロピレン・2.5−ツルボナシエン共重合体、エチレン
・1−ブテン・1,4−へキサジエン共重合体、エチレ
ン・1−ブテン・ジシクロペンタジェン共m 合体、エ
チレン・1−ブテン・5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン共重合体などを例示することができる。
体と具体的には、エチレン・プロピレン・1,4−へキ
サジエン共重合体、エチレン・プロピレン・ジシクロペ
ンタジェン共重合体、エチレン・プロピレン・5−エチ
リテ゛ンー2−ノルボル不/7、重合体、エチレン・プ
ロピレン・2.5−ツルボナシエン共重合体、エチレン
・1−ブテン・1,4−へキサジエン共重合体、エチレ
ン・1−ブテン・ジシクロペンタジェン共m 合体、エ
チレン・1−ブテン・5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン共重合体などを例示することができる。
該変性エチレン・tI−オレフィン・ジエン弾性共重合
体(B)を構成するグラフトモノマー成分の不飽和カル
ボン酸またはその誘導体成分単位としては、たとえばア
クリル酸、メタクリル酸・α−エチルアクリル酸、マレ
イン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸1テト
ラヒドロフタノ1ノ酸、メチルテトラヒドロフタル酸、
エンドシス−ビシタロ(2,2,1)ヘプト−5−エン
−2,3−ジカルボン酸(ナジック?)、メチルーエン
ドシスービシクロ(2,2,1)ヘプト−5−エン−2
,3−ジカルボン酸(メチルナジック酸0)などの不飽
和ジカルボン酸、該不飽和ジカルボン酸の酸ハライド、
アミド、イミド、哉無水物、エステルなどの不飽和ジカ
ルボン酸の誘導体が挙げられ、具体的には、塩化マレニ
ル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラフン酸、
マレイン酸モノメチル、マレ・イン酸ジメヂル、グリシ
ジルマレエートなどが例示される。これらの中では、不
飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であり、ど
くにマレイン酸、ナジック酸またはこれらの酸無水物が
好適である。
体(B)を構成するグラフトモノマー成分の不飽和カル
ボン酸またはその誘導体成分単位としては、たとえばア
クリル酸、メタクリル酸・α−エチルアクリル酸、マレ
イン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸1テト
ラヒドロフタノ1ノ酸、メチルテトラヒドロフタル酸、
エンドシス−ビシタロ(2,2,1)ヘプト−5−エン
−2,3−ジカルボン酸(ナジック?)、メチルーエン
ドシスービシクロ(2,2,1)ヘプト−5−エン−2
,3−ジカルボン酸(メチルナジック酸0)などの不飽
和ジカルボン酸、該不飽和ジカルボン酸の酸ハライド、
アミド、イミド、哉無水物、エステルなどの不飽和ジカ
ルボン酸の誘導体が挙げられ、具体的には、塩化マレニ
ル、マレイミド、無水マレイン酸、無水シトラフン酸、
マレイン酸モノメチル、マレ・イン酸ジメヂル、グリシ
ジルマレエートなどが例示される。これらの中では、不
飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であり、ど
くにマレイン酸、ナジック酸またはこれらの酸無水物が
好適である。
該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばレルクラ
フトモノマーをエチレン・a−オレフィン、ジエン弾性
共重合体にグラフト共重合して前記変性エチレン・α−
オレフ・rン・ジエン弾性共重合体を製造するには、従
来公知の種々の方法を採用することができる。たとえば
、エチレン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合体を溶
融させグラフトモノマーを添加してグラフト共重合させ
る方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモノマーを添加
してグラフト共重合さぜる方法がある。いずれの場合に
も前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合させ
るためには、ラジカル開始剤の存在下に反応を実施する
ことが好ましい。グラフト反応は通常60ないし350
°C(D温度で行われる。
フトモノマーをエチレン・a−オレフィン、ジエン弾性
共重合体にグラフト共重合して前記変性エチレン・α−
オレフ・rン・ジエン弾性共重合体を製造するには、従
来公知の種々の方法を採用することができる。たとえば
、エチレン・α−オレフィン・ジエン弾性共重合体を溶
融させグラフトモノマーを添加してグラフト共重合させ
る方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモノマーを添加
してグラフト共重合さぜる方法がある。いずれの場合に
も前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合させ
るためには、ラジカル開始剤の存在下に反応を実施する
ことが好ましい。グラフト反応は通常60ないし350
°C(D温度で行われる。
ラジカル開始剤の使用割合はエチレン・「V−オレフィ
ン・ジエン弾性共重合体100重量部に対して通!0.
01ないし20重量部の範囲である。ラジカル開始剤と
しては有機ペルオ干シト、有機ベルエステル2.アゾ化
合物などが使用される。
ン・ジエン弾性共重合体100重量部に対して通!0.
01ないし20重量部の範囲である。ラジカル開始剤と
しては有機ペルオ干シト、有機ベルエステル2.アゾ化
合物などが使用される。
本発明のポリアミド組成物に配合される結晶性エチレン
系重合体(C)は、エチレンの単独重合体またはエチレ
ンを主成分としかつエチレン以外のα−オレフィンとの
共重合体であって結晶性のエチレン系重合体であり、そ
の190°Cにおけるメルト70−レー)(MFi()
は0.01ないし190℃ 50g/10m1nの範囲にあることが必要であり、さ
らには0.05ないし2’Og/ 10 minの範囲
にあることが好ましい。該結晶性エチレン系重合体の他
の物性に関しては、エチレンの含有率は通常70モル%
以上、好ましくは80モル%以上の範囲にあり、その結
晶化度は通常50%以上、好ましくは6oないし95%
の範囲にあり、その融点は通常6oないし135’C,
好ましくは80ないし1300Cの範囲にあり、その密
1度は通常0.90ないし0.98g/cm3、好まし
くは0.92ないし0.97 g / Orl’の範囲
にある。
系重合体(C)は、エチレンの単独重合体またはエチレ
ンを主成分としかつエチレン以外のα−オレフィンとの
共重合体であって結晶性のエチレン系重合体であり、そ
の190°Cにおけるメルト70−レー)(MFi()
は0.01ないし190℃ 50g/10m1nの範囲にあることが必要であり、さ
らには0.05ないし2’Og/ 10 minの範囲
にあることが好ましい。該結晶性エチレン系重合体の他
の物性に関しては、エチレンの含有率は通常70モル%
以上、好ましくは80モル%以上の範囲にあり、その結
晶化度は通常50%以上、好ましくは6oないし95%
の範囲にあり、その融点は通常6oないし135’C,
好ましくは80ないし1300Cの範囲にあり、その密
1度は通常0.90ないし0.98g/cm3、好まし
くは0.92ないし0.97 g / Orl’の範囲
にある。
該結晶性エチレン系重合体のメルトフローレート(”R
?9oc )がO−01g/ 10 minより小さく
なると、ポリアミド組成物の耐衝撃性ならびに溶融流動
性が低下するようになり、50 g/ 10 minよ
り大きくなると、耐衝撃性が低下するようになる。
?9oc )がO−01g/ 10 minより小さく
なると、ポリアミド組成物の耐衝撃性ならびに溶融流動
性が低下するようになり、50 g/ 10 minよ
り大きくなると、耐衝撃性が低下するようになる。
該結晶PfEエチレン系重合体がエチレン・α−オレフ
ィン共重合体である場合には、α−オレフィン成分単位
としてはプロピレン、1−フテン、1−ベンテン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、
1−デセン、1−トチセンなどを例示することができる
。
ィン共重合体である場合には、α−オレフィン成分単位
としてはプロピレン、1−フテン、1−ベンテン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、
1−デセン、1−トチセンなどを例示することができる
。
本発明のポリアミド組成物において、該変性エチレン・
α−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)と該結晶性
エチレン系重合体(C)とをポリアミドに配合する際に
は、両者の190°Cにおけるメルトフローレート〔八
!IFR:)の比、 19+〕”c (JV!PR)/(MFR) 190℃ 190℃ の値は通常0.01ないし100の範囲に調整され、さ
らには0.5ないし50の範囲に調整することが好まし
い。
α−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)と該結晶性
エチレン系重合体(C)とをポリアミドに配合する際に
は、両者の190°Cにおけるメルトフローレート〔八
!IFR:)の比、 19+〕”c (JV!PR)/(MFR) 190℃ 190℃ の値は通常0.01ないし100の範囲に調整され、さ
らには0.5ないし50の範囲に調整することが好まし
い。
本発明のポリアミド組成物において、前記ポリアミド(
A)の100重量部に対する前記変性エチレン・α−オ
レフィン・ジエン弾性共重合体(B)の配合ViJ合は
1ないし100重鼠部の範囲にあることが必要であり、
好ましくは5ないし80重量部、とくに好ましくは5な
いし50重量部の範囲にある。前記変性エチレン争α−
メレフイン・ジエン弾性共重合体の配合割合が100重
量部より多くなると、ポリアミド組成物の剛性および溶
融流動性が低下するようになり、1重量部より少なくな
ると、ポリアミド組成物の耐衝撃性、耐ストレスクラッ
ク性および耐水性が低下するようになる。また、前記ポ
リナミド(A)の100重世部に対する前記結晶性エチ
レン系重合体(C)の配合割合は1ないし200重量部
の範囲にあることが必要であり、さらには5ないし15
0重量部の範囲にあることが好ましい。
A)の100重量部に対する前記変性エチレン・α−オ
レフィン・ジエン弾性共重合体(B)の配合ViJ合は
1ないし100重鼠部の範囲にあることが必要であり、
好ましくは5ないし80重量部、とくに好ましくは5な
いし50重量部の範囲にある。前記変性エチレン争α−
メレフイン・ジエン弾性共重合体の配合割合が100重
量部より多くなると、ポリアミド組成物の剛性および溶
融流動性が低下するようになり、1重量部より少なくな
ると、ポリアミド組成物の耐衝撃性、耐ストレスクラッ
ク性および耐水性が低下するようになる。また、前記ポ
リナミド(A)の100重世部に対する前記結晶性エチ
レン系重合体(C)の配合割合は1ないし200重量部
の範囲にあることが必要であり、さらには5ないし15
0重量部の範囲にあることが好ましい。
前記結晶性エチレン系重合体の配合割合が200重量部
より多くなるど、ポリアミド組成物の剛性および溶融流
動性が低下するようになり、1重量部より少なぐなると
、ポリアミド組成物の耐衝撃性、耐ストレスクラック性
および耐水柱が低下するようになる。また、本発明のポ
リアミド組成物において、前記変性エチレン・α−オレ
フィン−ジエン弾性共重合体(E) 100重量部に対
する前記結晶1生エチレン系重合体(0)の配合割合は
通常5ないし2000重量部、好ましくは10ないし1
501:1ffi量部の範囲である。さらに、本発明の
ポリアミド組成物成物において、前記変性エチレン・α
−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)および前記結
晶性エチレン系重合体(C)の合計量に対するグラフト
共重合した前記不飽和カルボン酸またはその誘導体成分
単位の割合は通常0.02ないし7重量%、好まし、く
け0.05ないし5重量%の範囲である。
より多くなるど、ポリアミド組成物の剛性および溶融流
動性が低下するようになり、1重量部より少なぐなると
、ポリアミド組成物の耐衝撃性、耐ストレスクラック性
および耐水柱が低下するようになる。また、本発明のポ
リアミド組成物において、前記変性エチレン・α−オレ
フィン−ジエン弾性共重合体(E) 100重量部に対
する前記結晶1生エチレン系重合体(0)の配合割合は
通常5ないし2000重量部、好ましくは10ないし1
501:1ffi量部の範囲である。さらに、本発明の
ポリアミド組成物成物において、前記変性エチレン・α
−オレフィン・ジエン弾性共重合体(B)および前記結
晶性エチレン系重合体(C)の合計量に対するグラフト
共重合した前記不飽和カルボン酸またはその誘導体成分
単位の割合は通常0.02ないし7重量%、好まし、く
け0.05ないし5重量%の範囲である。
本発明のポリアミド組成物には、前記必須の三成分の他
に必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、光保護剤、
亜燐酸塩安定剤、過酸化物分解剤、塩基性補助剤、増核
剤、可塑剤、潤滑剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、染料
、カーボンブラック、アスベスト、ガラス繊維、チタン
酸カリウィスカー、雲母、カリオン、タルク、シリカ、
シリカアルミナなどの充填剤を配合することも可能であ
る。
に必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、光保護剤、
亜燐酸塩安定剤、過酸化物分解剤、塩基性補助剤、増核
剤、可塑剤、潤滑剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、染料
、カーボンブラック、アスベスト、ガラス繊維、チタン
酸カリウィスカー、雲母、カリオン、タルク、シリカ、
シリカアルミナなどの充填剤を配合することも可能であ
る。
さらに、本発明の組成物には、その物性を損わない範囲
において他の重合体を配合することもてきる。これらの
添加剤の配合割合は適宜の範囲である。
において他の重合体を配合することもてきる。これらの
添加剤の配合割合は適宜の範囲である。
本発明のポリアミド組成物は、種々の方法で溶融混合す
ることにより調製される。たとえば必須の二成分を予備
混合した後に、残りの他の成分と混合したり、同時に必
須の三成分と他の残りの成分とを混合する方法があげら
れる。また、これらの任意の段階で必要に応じて前記添
加剤、たとえば酸化防止剤などを添加することもできる
。
ることにより調製される。たとえば必須の二成分を予備
混合した後に、残りの他の成分と混合したり、同時に必
須の三成分と他の残りの成分とを混合する方法があげら
れる。また、これらの任意の段階で必要に応じて前記添
加剤、たとえば酸化防止剤などを添加することもできる
。
本発明のポリアミド組成物はその剛性、耐衝撃性、耐水
性などの諸性質に優れている。その中でも、組成物を製
造するに際して(B)成分および(Cj)成分を予備的
に溶融混合した予備混合物に、ポリアミド(A)成分を
溶融混合することによって得られるfJI成物はとくに
その性能が優れている。
性などの諸性質に優れている。その中でも、組成物を製
造するに際して(B)成分および(Cj)成分を予備的
に溶融混合した予備混合物に、ポリアミド(A)成分を
溶融混合することによって得られるfJI成物はとくに
その性能が優れている。
本発明の組成物の溶融流動性〔メルトフローレー) (
b、rllPR,’ 235°C,1000,g荷重)
〕は、通常0.1ないし500 g/ 10m1n 、
好ましくは0.2ないし100g/10m1nの範囲で
ある。
b、rllPR,’ 235°C,1000,g荷重)
〕は、通常0.1ないし500 g/ 10m1n 、
好ましくは0.2ないし100g/10m1nの範囲で
ある。
本発明のポリアミド組成物は、従来から公知の種々の溶
融成形法により、種々の形状に成形される。たとえば射
出成形、押出成形、圧縮成形、発泡成形などの方法が挙
げられ、自動車用部品、電機器具、電機部品をはじめと
する広い用途に利用される。
融成形法により、種々の形状に成形される。たとえば射
出成形、押出成形、圧縮成形、発泡成形などの方法が挙
げられ、自動車用部品、電機器具、電機部品をはじめと
する広い用途に利用される。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。なお
、実施例および比較例において結晶化度および190’
CにおけるメルトフローレートCMFR19o・。〕は
次の方法により測定した。
、実施例および比較例において結晶化度および190’
CにおけるメルトフローレートCMFR19o・。〕は
次の方法により測定した。
結晶化度=26°CでX線回折法により測定した。
メルトフローレート(MFJqo、c):ASTMJ)
−E条件(190°C,2160g)で測定した。
−E条件(190°C,2160g)で測定した。
実施例1
無水マレイン酸変性エチレン・プロピレン・ENB共重
合体(エチレン含量61モル%、ENB含量2.6モル
% 、MFR1,85g/ iomin %無水719
0℃ レイン酸含量0.5g/100g基剤、密度0.87
g/Cm6、結晶化度14%)とポリエチレン(1−ブ
テン含量1.9モル%、MFR1,5g/l 0m1n
%密度0.96190℃ g/Cツノ13、結晶化度76%)を表1に示す割合に
なる様に、33mmφ押出機(L/D=28.3Qm+
r+φ・230°C)により予備混合した。つづいて、
この予備混合品とナイロン6〔東しく株)製、アミラン
1021XF、、MFR3,74g/10m1n、 Q
条件〕を表1に示す割合になる様に混合し、2種のペレ
ットからなるトライブレンド物を調製した。ざらに、2
60°Cに設定した一軸押出i(L/D28.3Qmm
φ)に供給し、メルトブレンド物(ペレット状)を調製
した。該ペレットを100°Cて1昼夜真空乾燥したの
ち・下記条件で射出成型を行い、物性測定用スペシメン
を作成した。
合体(エチレン含量61モル%、ENB含量2.6モル
% 、MFR1,85g/ iomin %無水719
0℃ レイン酸含量0.5g/100g基剤、密度0.87
g/Cm6、結晶化度14%)とポリエチレン(1−ブ
テン含量1.9モル%、MFR1,5g/l 0m1n
%密度0.96190℃ g/Cツノ13、結晶化度76%)を表1に示す割合に
なる様に、33mmφ押出機(L/D=28.3Qm+
r+φ・230°C)により予備混合した。つづいて、
この予備混合品とナイロン6〔東しく株)製、アミラン
1021XF、、MFR3,74g/10m1n、 Q
条件〕を表1に示す割合になる様に混合し、2種のペレ
ットからなるトライブレンド物を調製した。ざらに、2
60°Cに設定した一軸押出i(L/D28.3Qmm
φ)に供給し、メルトブレンド物(ペレット状)を調製
した。該ペレットを100°Cて1昼夜真空乾燥したの
ち・下記条件で射出成型を行い、物性測定用スペシメン
を作成した。
シリンダ一温度 260°C
射出圧力 650 kq / Cm2射出時間
i Q sec 金型温度 80 ’C 続いて1.下記の方法により物性評価を行った。
i Q sec 金型温度 80 ’C 続いて1.下記の方法により物性評価を行った。
MFR測定; ASTlvl D−!238−79 Q
条件でMFRを測定した。
条件でMFRを測定した。
曲げ試験;1/8“厚みの試験片を用い、ASTIvl
D−790−80により曲げ弾性率FM(kグ/′C
Id2)、曲げ降伏強度F S (1(17/1J2)
を測定した。なお、試験片の状態調節は2ろ°C150
%RHの゛恒温恒湿室で3日行った。
D−790−80により曲げ弾性率FM(kグ/′C
Id2)、曲げ降伏強度F S (1(17/1J2)
を測定した。なお、試験片の状態調節は2ろ°C150
%RHの゛恒温恒湿室で3日行った。
落錘衝撃強度;−60°Cにおいて水平に置いた試験片
(直径5Qmmφ・厚み1.2mm)に90(Jlの高
さから一定形状の錘を落下させ、錘の重量を変化させる
ことにより、一定枚数の試験片の50%が破壊するに要
する錘の重量(ωにて落錘衝撃強度を評価した。なお、
試験片の状態調節は26°C150%RHの恒温恒湿室
で6日行った。
(直径5Qmmφ・厚み1.2mm)に90(Jlの高
さから一定形状の錘を落下させ、錘の重量を変化させる
ことにより、一定枚数の試験片の50%が破壊するに要
する錘の重量(ωにて落錘衝撃強度を評価した。なお、
試験片の状態調節は26°C150%RHの恒温恒湿室
で6日行った。
アイゾツト衝撃強度;1/8“厚みの試験片を用い、A
STM D256により−40°cノツチ付きアイゾツ
ト衝撃強度を測定した。試験片の状態調節は23°C1
50%RHの恒温恒湿室て3日行った。
STM D256により−40°cノツチ付きアイゾツ
ト衝撃強度を測定した。試験片の状態調節は23°C1
50%RHの恒温恒湿室て3日行った。
吸水試験; ASTIvl D570に従い、試験片(
直径2インチ、厚み1/8インチ)を100’Cて24
局間乾燥後、50 ’C水中で48時間吸水試験を行い
、試験片の重量変化率から吸水率@)を求めた。
直径2インチ、厚み1/8インチ)を100’Cて24
局間乾燥後、50 ’C水中で48時間吸水試験を行い
、試験片の重量変化率から吸水率@)を求めた。
結果を表1に示した。
実施例2ないし11、比較例2ないし5表1に示した変
性エチレン・Qオレフィン・ジエン弾性共重合体および
結晶性エチレン系重合体を表1に示した割合で用いる他
は実施例1と同様の方法でブレンド物を調整し、物性を
測定した。
性エチレン・Qオレフィン・ジエン弾性共重合体および
結晶性エチレン系重合体を表1に示した割合で用いる他
は実施例1と同様の方法でブレンド物を調整し、物性を
測定した。
その結果を表1に示した。
Claims (1)
- (1) ポリアミド(A)、変性エチレン・α−オレ
フィン・ジエン弾性共重合体(B)および結晶性エチレ
ン系重合体(Iυを含むポリアミド組成物であって、 〔1〕 該組成物中の各成分の組成が、該ポリアミド(
A)100重W:部に対して該変性エチレン・Q−オt
〜フィン・ジエン弾性共重合体(B)が1ないし100
重量部の範囲にあり、該結晶性エチレン系重合体(0)
が1ないし200重最部の範囲にあること、 (!! 〕註変性エチレン・α−オレフィン・ジエン弾
性共重合体(ト))が、基剤エチレン・α−オレフィン
・ジエン弾性共重合体100重量部に対して不飽和カル
ボン酸またはその誘導体成分単位を0.01ないし10
重量部の範囲でグラフト共重合してなり、その結晶化度
が40%以下の範囲にあり、かつ190°Cにおけるメ
ルトフローレート〔ル!FR19o、c〕が0.01な
いし50g/10m1nの範囲にあること、および (iii )該結晶性エチレン系重合体(C)が、エチ
レン成分単位を主成分とするものCあって・かつそのi
9o’cにおけるメルトフローレー) (M”R190
’C〕が0.01ないし5Qg/10m1nの範囲にあ
ること、 を特徴とするポリアミド組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22744982A JPS59122546A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ポリアミド組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22744982A JPS59122546A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ポリアミド組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122546A true JPS59122546A (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=16861042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22744982A Pending JPS59122546A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | ポリアミド組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5234993A (en) * | 1991-11-08 | 1993-08-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for making polyamide/polyolefin blends having superior improved toughness and stiffness |
JP2019001916A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 旭化成株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
JP2019001915A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 旭化成株式会社 | ポリアミド樹脂組成物 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP22744982A patent/JPS59122546A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5234993A (en) * | 1991-11-08 | 1993-08-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for making polyamide/polyolefin blends having superior improved toughness and stiffness |
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