JPS5912117Y2 - 垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間隔調整装置 - Google Patents
垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間隔調整装置Info
- Publication number
- JPS5912117Y2 JPS5912117Y2 JP13469075U JP13469075U JPS5912117Y2 JP S5912117 Y2 JPS5912117 Y2 JP S5912117Y2 JP 13469075 U JP13469075 U JP 13469075U JP 13469075 U JP13469075 U JP 13469075U JP S5912117 Y2 JPS5912117 Y2 JP S5912117Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment device
- strand guide
- roll
- casting
- guide surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は垂直型連続鋳造における鋳片ガイド面の間隔調
整装置、特にガイド面間隔を微調整する装置に関するも
のである。
整装置、特にガイド面間隔を微調整する装置に関するも
のである。
溶融金属の連続鋳造機において、品質的に優れた鋳造ス
トランドを得るためには、溶融金属を内部に含む半凝固
のストランドを無理なく、シかも、バルジングすること
なく支持して案内する必要がある。
トランドを得るためには、溶融金属を内部に含む半凝固
のストランドを無理なく、シかも、バルジングすること
なく支持して案内する必要がある。
一般に、鋳造ストランドの案内支持は対向するロール群
によって行なわれており、一方のロール群を固定フレー
ムに他方のロール群を移動フレームにそれぞれ支持し、
幾種類がの厚みのストランドを支持できるよう対向する
ロール間の間隔を調整可能に構或している。
によって行なわれており、一方のロール群を固定フレー
ムに他方のロール群を移動フレームにそれぞれ支持し、
幾種類がの厚みのストランドを支持できるよう対向する
ロール間の間隔を調整可能に構或している。
しがし、数千チャージの使用後には、ロール表面が２〜
３ｍｍ摩耗し、その摩耗量は全体的にバラッキがあり、
また、ロール軸受にガタが発生し、ロール群によって限
走されるストランド案内支持面が本来あるべき線上から
ずれるようになる。
３ｍｍ摩耗し、その摩耗量は全体的にバラッキがあり、
また、ロール軸受にガタが発生し、ロール群によって限
走されるストランド案内支持面が本来あるべき線上から
ずれるようになる。
このような現象に対しても常に所要のロール間隔を保ち
、しかも、多数のロール群で構成されるストランド案内
支持面を本来あるべき曲線に沿うよう維持することは高
品質のストランドを得る上で不可欠のことであり、これ
がため、かかるロールの摩耗およびガタの発生に対して
ロール間隔を再調整することが必要である。
、しかも、多数のロール群で構成されるストランド案内
支持面を本来あるべき曲線に沿うよう維持することは高
品質のストランドを得る上で不可欠のことであり、これ
がため、かかるロールの摩耗およびガタの発生に対して
ロール間隔を再調整することが必要である。
かかる摩耗等に対するロール間隔の再調整はストランド
厚さの相違に対する調整とは異なり、その調整代はせい
ぜい５〜１０ ｍｍ程度で、極めて微量であり、また、
寸法的に一定でない。
厚さの相違に対する調整とは異なり、その調整代はせい
ぜい５〜１０ ｍｍ程度で、極めて微量であり、また、
寸法的に一定でない。
さらにまた、上述した固定フレームに対して移動フレー
ムを移動することによってロール間隔を調整する構或で
は、ロール摩耗および軸受ガタの発生に対するロール間
隔の再調整に際して鋳造ストランドの案内支持面が不連
続となり、鋳造ストランドの凝固過程に悪影響を与え、
鋳片内部割れの発生原因となる場合がある。
ムを移動することによってロール間隔を調整する構或で
は、ロール摩耗および軸受ガタの発生に対するロール間
隔の再調整に際して鋳造ストランドの案内支持面が不連
続となり、鋳造ストランドの凝固過程に悪影響を与え、
鋳片内部割れの発生原因となる場合がある。
本考案の目的は上述した欠点のないロール間隔の再調整
を可能にする鋳造ストランド案内支持面の間隔調整装置
を提供しようとするものである。
を可能にする鋳造ストランド案内支持面の間隔調整装置
を提供しようとするものである。
上述したように、本考案によれば連鋳機の設計パスライ
ンの測定の基準となる固定構造物によって定まる絶対位
置と案内ロールの間隔との２個の要素について調整可能
な機能を持たせることにより、案内ロールの表面での摩
耗、軸受部の隙間にともなう誤差に対し容易に正規の鋳
造ストランド案内曲線に合致するよう容易に修正するこ
とができる。
ンの測定の基準となる固定構造物によって定まる絶対位
置と案内ロールの間隔との２個の要素について調整可能
な機能を持たせることにより、案内ロールの表面での摩
耗、軸受部の隙間にともなう誤差に対し容易に正規の鋳
造ストランド案内曲線に合致するよう容易に修正するこ
とができる。
本考案を図面につき説明する。
第１図は従来既知のスラブ連鋳機の案内支持面間隔調整
装置を示す。
装置を示す。
図面において、１は固定フレーム、２は移動フレーム、
３は鋳造ストランド４の厚み調整用シリンダ、５はスペ
ーサを示し、ストランド案内用のロール６および７はそ
れぞれ固定フレーム１および移動フレーム２に支持され
ている。
３は鋳造ストランド４の厚み調整用シリンダ、５はスペ
ーサを示し、ストランド案内用のロール６および７はそ
れぞれ固定フレーム１および移動フレーム２に支持され
ている。
固定側フレーム１は基礎に対し固定され、設備製作時に
上下左右の芯出しを行なった支持構造物８にボルトまた
はコツター９で゛固定されている。
上下左右の芯出しを行なった支持構造物８にボルトまた
はコツター９で゛固定されている。
この固定時、製作時に決められた基準面は支持構造物８
と固定フレーム１とのあたり面Ｉがら固定フレーム１の
スペーサ５とのあたり面ＩＩに移され、通常のロール交
換等の諸作業はあたり面ＩＩを基準として行なわれ、こ
の基準面によって鋳造ストランドの案内面ＩＩＩを決定
するよう構或される。
と固定フレーム１とのあたり面Ｉがら固定フレーム１の
スペーサ５とのあたり面ＩＩに移され、通常のロール交
換等の諸作業はあたり面ＩＩを基準として行なわれ、こ
の基準面によって鋳造ストランドの案内面ＩＩＩを決定
するよう構或される。
かかる従来既知の構或によれば、使用中に発生する鋳造
ストランド４を案内するロール６を支持する軸受のガタ
発生に際して本来の鋳造ストランド案内面ＩＩＩを保持
することができないばかりでなく、一連の鋳造ストラン
ド案内装置の中一部の鋳造ストランド案内装置を正規な
状態であたり面ＩＩを基準にしてロール案内面を設定し
たものと交換した場合に、鋳造ストランド案内面が不連
続となり、鋳造ストランドの凝固過程に悪影響を与え、
鋳造ストランドに内部割れを発生させる欠点がある。
ストランド４を案内するロール６を支持する軸受のガタ
発生に際して本来の鋳造ストランド案内面ＩＩＩを保持
することができないばかりでなく、一連の鋳造ストラン
ド案内装置の中一部の鋳造ストランド案内装置を正規な
状態であたり面ＩＩを基準にしてロール案内面を設定し
たものと交換した場合に、鋳造ストランド案内面が不連
続となり、鋳造ストランドの凝固過程に悪影響を与え、
鋳造ストランドに内部割れを発生させる欠点がある。
本考案は上述した欠点をなくそうとするもので、第２図
ないし第４図は本考案の間隔調整装置を設けた垂直型連
鋳機の鋳造ストランド案内支持装置を示し、予め本来の
鋳造ストランド案内面と同じになるように鋳造ストラン
ド案内ロール１０および１１をそれぞれ取付けたロール
支持フレーム１２および１３を鋳造ストランド１４の厚
みに応じて調整可能の間隔調整装置１５を両側から挾ん
でシリンダ等（例えば、油圧シリンダまたはスクリュー
ジャッキ）からなる挾持装置１６によってスライド面Ａ
に沿って移動し得るように構或する。
ないし第４図は本考案の間隔調整装置を設けた垂直型連
鋳機の鋳造ストランド案内支持装置を示し、予め本来の
鋳造ストランド案内面と同じになるように鋳造ストラン
ド案内ロール１０および１１をそれぞれ取付けたロール
支持フレーム１２および１３を鋳造ストランド１４の厚
みに応じて調整可能の間隔調整装置１５を両側から挾ん
でシリンダ等（例えば、油圧シリンダまたはスクリュー
ジャッキ）からなる挾持装置１６によってスライド面Ａ
に沿って移動し得るように構或する。
本考案によれば、間隔調整装置１５のブロックまたは本
体１７を基礎に対して固定された支持構造物１８に固定
する。
体１７を基礎に対して固定された支持構造物１８に固定
する。
間隔調整装置は、その両側がら支持フレーム１２および
１３に対して延長する調整ねじ１９および２０を取付け
て設ける（第４図参照）。
１３に対して延長する調整ねじ１９および２０を取付け
て設ける（第４図参照）。
上述の構或になる本考案装置によれば、鋳造ストランド
の案内面を再調整する場合には、所定の厚さの鋳造スト
ランド案内面調整ゲージまたはダミーゲージを両ロール
１０， １１間に挿入して挾着し、ダミーゲージとロー
ル１０，１１との位置関係が正規の案内面■および■に
なるように調整ねじ１９および２０をそれぞれ別個に回
転して所要の位置に設定した後、一方の支持フレーム１
２に配設したシリンダ等からなる扶持装置１６により間
隔調整装置１５に対してフレーム１２． １３を強固に
締め付け、固定する。
の案内面を再調整する場合には、所定の厚さの鋳造スト
ランド案内面調整ゲージまたはダミーゲージを両ロール
１０， １１間に挿入して挾着し、ダミーゲージとロー
ル１０，１１との位置関係が正規の案内面■および■に
なるように調整ねじ１９および２０をそれぞれ別個に回
転して所要の位置に設定した後、一方の支持フレーム１
２に配設したシリンダ等からなる扶持装置１６により間
隔調整装置１５に対してフレーム１２． １３を強固に
締め付け、固定する。
上述したように、本考案によれば、鋳造ストランド案内
ロール１０および１１の摩耗によりロール直径が減少し
ても、あるいはまた、軸受部のガタによる誤差が生じて
もロール表面を基準としてフレーム１および２を固定で
きるために、鋳造ストランドが凝固する過程での悪い影
響を取り除くことができる。
ロール１０および１１の摩耗によりロール直径が減少し
ても、あるいはまた、軸受部のガタによる誤差が生じて
もロール表面を基準としてフレーム１および２を固定で
きるために、鋳造ストランドが凝固する過程での悪い影
響を取り除くことができる。
第１図は従来既知のスラブ連鋳機の案内支持面間隔調整
手段を示す鋳造ストランド案内支持装置の線図的縦断面
図、第２図は本考案による間隔調整装置を設けた竪型連
鋳機の鋳造ストランド案内支持装置の線図的縦断面図、
第３図は第２図に示す鋳造ストランド案内支持装置の側
面図、第４図は第２図に示す間隔調整装置の拡大断面図
である。 １・・・・・・固定フレーム、２・・・・・・移動フレ
ーム、３・・・・・・シリンダ、４・・・・・・鋳造ス
トランド、５・・・・・・スペーサ、６，７・・・・・
・鋳造ストランド案内ロール、８・・・・・・支持構造
物、９・・・・・・ボルト、１０， １１・・・・・・
鋳造ストランド案内ロール、１２，１３・・・・・・支
持フレーム、１４・・・・・・鋳造ストランド、１５・
・・・・・間隔調整装置、１６・・・・・・シリンダ等
からなる挾持装置、１７・・・・・・本体、１８・・・
・・・支持構造物、１９， ２０・・・・・・調整ねじ
。
手段を示す鋳造ストランド案内支持装置の線図的縦断面
図、第２図は本考案による間隔調整装置を設けた竪型連
鋳機の鋳造ストランド案内支持装置の線図的縦断面図、
第３図は第２図に示す鋳造ストランド案内支持装置の側
面図、第４図は第２図に示す間隔調整装置の拡大断面図
である。 １・・・・・・固定フレーム、２・・・・・・移動フレ
ーム、３・・・・・・シリンダ、４・・・・・・鋳造ス
トランド、５・・・・・・スペーサ、６，７・・・・・
・鋳造ストランド案内ロール、８・・・・・・支持構造
物、９・・・・・・ボルト、１０， １１・・・・・・
鋳造ストランド案内ロール、１２，１３・・・・・・支
持フレーム、１４・・・・・・鋳造ストランド、１５・
・・・・・間隔調整装置、１６・・・・・・シリンダ等
からなる挾持装置、１７・・・・・・本体、１８・・・
・・・支持構造物、１９， ２０・・・・・・調整ねじ
。
Claims (1)
- 鋳造ストランドを案内するロール群を対向して設け、こ
れらのロール群のそれぞれを支持フレームによって支持
し、支持フレームを移動して鋳造ストランド案内面の間
隔を調整する装置において、ロール間隔調整装置の本体
を前記の対向する支持フレーム間で連続鋳造機の固定支
持構造物に固定し、間隔調整装置本体にそれぞれ反対方
向に進退調整可能に調整ねじを螺着して設け、これらの
調整ねじをはさんで前記対向支持フレームを扶持固定す
る扶持装置を一方の支持フレームに配設して戊ることを
特徴とする垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間
隔調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13469075U JPS5912117Y2 (ja) | 1975-10-03 | 1975-10-03 | 垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間隔調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13469075U JPS5912117Y2 (ja) | 1975-10-03 | 1975-10-03 | 垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間隔調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5249314U JPS5249314U (ja) | 1977-04-08 |
| JPS5912117Y2 true JPS5912117Y2 (ja) | 1984-04-12 |
Family
ID=28614736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13469075U Expired JPS5912117Y2 (ja) | 1975-10-03 | 1975-10-03 | 垂直型連続鋳造機の鋳造ストランド案内面間隔調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912117Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7406450B2 (ja) * | 2020-05-22 | 2023-12-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片案内装置 |
-
1975
- 1975-10-03 JP JP13469075U patent/JPS5912117Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5249314U (ja) | 1977-04-08 |
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