JPS591188Y2 - 冷凍庫 - Google Patents

冷凍庫

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Publication number
JPS591188Y2
JPS591188Y2 JP18353278U JP18353278U JPS591188Y2 JP S591188 Y2 JPS591188 Y2 JP S591188Y2 JP 18353278 U JP18353278 U JP 18353278U JP 18353278 U JP18353278 U JP 18353278U JP S591188 Y2 JPS591188 Y2 JP S591188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap
drain pipe
defrosting water
cooler
exhaust pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP18353278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5591481U (ja
Inventor
賢治 岩佐
和司 山岡
隆幸 清水
豊 大森
一夫 竹政
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP18353278U priority Critical patent/JPS591188Y2/ja
Publication of JPS5591481U publication Critical patent/JPS5591481U/ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍室を備えた所謂二温度式冷蔵庫や一般的な
大型冷凍庫等に使用して有効なドレンパイプのシール構
造を提供するものである。
一般に一20℃や一40℃等の極低温に貯蔵室内を維持
される冷凍庫にあっては、室内を冷却する冷却器の除霜
水を排出する排出路としてのドレンパイプから冷気が漏
れて結果的に断熱効果を下げて消費電力の増大を己む無
くしていた。
又、断熱箱体の開口にはガスケット等の気密装置を介し
て断熱扉が設けられるが、貯蔵室が前述の様な極低温に
冷やされていると、断熱扉を開けて閉めた瞬間がら1〜
2分程度の若干時間の間は貯蔵室内は負圧になるので断
熱扉にかなりの力を加えてもすぐに開放することができ
ない。
この負圧は扉の開放時間中に庫外の暖気と庫内の冷気が
置換され、扉を閉めた時から庫内循環用ファンモータの
運転によって暖気が冷却されその湿分が冷却器に除去さ
れたり、体積収縮したりする事によって生じる。
そしてこの負圧の為に扉を構成する内パネルと外パネル
断熱層との相互の隙間や、気密装置と断熱箱体の開口縁
部との当接隙間等の不慮の場所から負圧を緩和するべく
庫外空気が侵入し、庫内壁面や網棚や庫内面にこの空気
の湿分が凝結したり凍結して、水洩れ現象や凍結による
破損或は又網棚に貯蔵物品を凍結固着させてしまってす
ぐには使用者が貯蔵物品を取り出すことができない等の
事故を惹起していた。
本考案はこれら上述の欠点に鑑みてなされたものであり
、以下図面に基づいて詳述する。
1は前方に開口1Aを有する内箱と外箱と断熱材とから
構成する周知の断熱箱体で、下方に機械室2を有してい
る。
開+1111 Aはガスケット3を設けた断熱扉4によ
って気密に閉塞され、貯蔵室5が形成される。
なおこの断熱扉4の他に断熱箱体1の開口1A部にアク
リル板等で製作する小扉(図示せず)を設けて断熱効率
の向上と断熱扉4を開放した時の冷気漏洩を少なくする
様にしても良い。
貯蔵室5の上部には冷却室6が形成されている。
冷却器7は内箱天井壁に図示しない支持具を介して固定
され、この冷却器7直下に露受け8が、更にこの露受け
8を載置する断熱仕切板9が内箱天井壁と間隔を有して
固定される。
冷却室6の前方には庫内循環用ファンモータ10が取付
板11にて内箱天井壁から垂下固定されており、断熱仕
切板9の吸い込み口12にこの庫内循環用ファンモータ
10にて駆動されるファンIOAが臨んでいる。
なお断熱仕切板9の後端は内箱背壁と間隔を有しており
、吐出口13が形成されている。
また前述の冷却器7は機械室2内の電動圧縮機14や凝
縮器(図示しない)等と周知の冷凍サイクルを構成して
いる。
露受け8の最低部には排水筒部8Aが設けられ、この端
部は断熱箱体1の背壁を貫通して庫外に突出している。
15はナイロン材料等で製作されたドレンパイプであり
、前述の端部に一端がぎっちりと挿しこまれて下方に垂
下され機械室2内の蒸発皿16に他端の排出端部15A
が臨んでいる。
このドレンパイプ15はその可撓性を利用して図示では
機械室2内の排出端部付近においてトラップ部15′が
形成されている。
このトラップ部15′は例えば機械室底壁2Aから立設
されるトラップ形成支持板(第3図17)によって容易
に形成される。
なお、このトラップ部15′は機械室2内において形成
したが庫外の断熱箱体1背壁に適当な支持具で支持して
形成しても良いものである。
そしてこのトラップ部15′の途中に排気パイプ18が
ドレンパイプ16に連通する様直立され、その上端18
Aはトラップ高さHlより上方に開口している。
トラップ部16′の上流側即ち冷却器側には径大部分1
つが設けられる。
この径大部分19は合成樹脂或は、銅、アルミニウム等
の金属で製作される物であり、両端は小径としてドレン
パイプ15が嵌合接続される。
またこの径大部分19の容積はトラップ高さHlまで貯
る除霜水体積より充分大なる容積が必要である。
なお、実施例図では径大部分19を形成する銅パイプの
両端を適当に絞り加工してドレンパイプ15につなげる
様製作している。
また実施例図とは違えて径大部分19を単に大径のパイ
プとしてドレンパイプ15の途中に設ける構造であって
も良い。
次にドレンパイプ15の)・ラップ部15′に除霜水が
残留するまでを説明すると、図示しない温度調節器が設
定温度(例えば−40℃)より高温を感知するとONし
て電動圧縮機14と庫内循環用ファンモータ10が運転
される。
電動圧縮機14から吐出された冷媒は凝縮器で液化され
図示しないキャピラリーチューブ等の減圧器を介して冷
却器7に送り込まれて蒸発する。
ファンIOAの回転によって矢印の如く貯蔵室内空気が
循環され、冷却器7で冷却された冷気は吐出用3から貯
蔵室5内に供給されて後吸い込、?、+、D12から冷
却器7に帰還する。
この循環によって設定温度(−42,5℃)に貯蔵室内
が達すれば、温度調節器がOFF して電動圧縮機14
と庫内循環用ファンモータ10が停止する。
貯蔵室5内の温度はこれら機器の運転及び停止によって
一40℃から−42,5℃の範囲内に維持される。
この冷却状態の時間経過と共に冷却器7に霜が成長じて
来る。
適当な霜成長の所で電動圧縮機14等の機器を停止し除
霜し一タ(図示せず)に通電して冷却器7の除霜を行な
う。
この時の除霜水は露受け8に滴下し、排水筒部8Aから
ドレンパイプ15を流下し、径大部分19を経て更に下
方へ流れてトラップ部15′に至る。
トラップ高さHlを越える除霜水はドレンパイプ15の
排出端部15Aから蒸発皿16に滴下して貯留される。
またこの時排気パイプ18の上端18Aはトラップ高さ
H工より高い位置であるので除霜水がこの上端18Aが
ら漏れ出る事は無い。
冷却器7の表面温度が+5℃等の除霜終了温度に達した
ところで除霜ヒータへの通電を停止し再び冷却運転を開
始し貯蔵室5内を前述の温度範囲に保つ。
蒸発皿16内の除霜水は図示しない凝縮器の放熱によっ
て強制蒸発されるが、トラップ部15′内に貯っている
除霜水は余り熱影響を受けないので長期間ここに蒸発せ
ずに残留している事となる。
冷却運転状態において貯蔵室5、冷却室6の低温冷気が
ドレンパイプ15を通して漏洩するのは、l・ラップ部
15′内に残留する除霜水が排気パイプ18の上端18
A及び排出端部15Aをシールしている事によって完全
に防止される。
また、除霜終了直後の冷却運転開始時、ファン10Aの
駆動は暖気の循環になり、この場合貯蔵室5内が庫外よ
り正圧になる時間が起こり、この正圧によって一般には
トラップ部15′内に残留する除霜水が蒸発皿16の方
へ吐き出されてしまう。
本考案ではこれを防止する為にトラップ部15′の所に
排気パイプ18を付加しており、Hlの高さまで残留す
る除霜水のS1面に矢印の如く圧力が正圧によって加わ
ると、トラップ部15′の底部(排気パイプ18との交
差部)まで除霜水が押し下げられて、排気パイプ18の
Hlの高さまで有った除霜水も交差部に降下してこの二
股骨の除霜水が蒸発皿16に吐き出される。
排気パイプ18内の除霜水の降下によって庫外と連通し
正圧による空気が排気パイプ18を通じて庫外に捨てら
れて次第にバランスしていく。
そしてS2内面で正圧の時停止していた除霜水の残りは
バランスが取れた所で再び右方へ移動して今度はH2の
高さまで達して排気パイプ側及び排出端部側のシールを
行なう。
なおこのH2の高さに除霜水が戻った時に排気パイプ1
8の交差部が除霜水によってシールされる位置に排気パ
イプ18を設ける事か肝要である。
また、正圧状態は除霜終了直後のみならず、例えば断熱
扉4をバタンと閉めた時にも生ずるが、その場合にも排
気パイプ18によって除霜水が全て吐き出される事は防
止される。
次に断熱扉4を開放して貯蔵室5内の貯蔵物品の出し入
れを行なった後閉めた状態について見ると、断熱扉4を
閉めるとすぐ庫内循環用ファンモータ10が運転され、
ファンIOAの回転に伴って貯蔵室5内に侵入した暖気
が急速に冷却される。
暖気の冷却に伴って体積が収縮すると共に、湿分も冷却
器7に除湿され庫外に対してかなりの負圧となる。
この負圧の為にトラップ部15′のH2の高さで残留し
ている除霜水が逆流しドレンパイプ15内を上方に昇っ
て行く。
そして径大部分19に入ったところでこの内壁を上昇す
る除霜水の流速が遅くなって落下するので゛この場所よ
り上方には除霜水は昇って行けない。
一方ドレンパイプ15の排出端部15A及び排気パイプ
18の上端18Aから人って来る空気は径大部分19の
底部に貯る除霜水を気泡となって抜けて排水筒部8Aか
ら貯蔵室5内に侵入して急速に負圧を緩和する。
従って扉4を閉めた状態から1〜2分待たなくても10
秒前後(ドレンパイプ15の内径によって多少速くなっ
たり遅くなったりする)で再び扉4を開ける事ができる
と共に、ドレンパイプ15を通じて入って来る多湿暖気
の湿分の殆どが露受け8及び冷却器7に着霜となるので
、貯蔵室5内の網棚上の貯蔵物品等に着霜する事も無く
、貯蔵物品が霜で網棚上にくっついて取りにくくなると
いう事も抑制できる。
また更に、断熱扉4の内パネルと外パネル断熱層との隙
間やガスケットと断熱箱体1の開口縁部との微小隙間等
の不慮の場所から負圧緩和の為に庫外多湿暖気を貯蔵室
5内に吸い込むのをドレンパイプ15から吸わせる事に
よって抑制できるので、変な場所に水溜りや水洩れが生
じたりする事も無い。
なお、貯蔵室5と庫外との圧力差か無くなるのに従って
径大部分19の底部にとどまっていた除霜水が次第にド
レンパイプ15を流下して元のトラップ部15′に戻り
、ドレンパイプ15及び排気パイプ18が庫外に連通し
ない様シールする状態に復帰する。
なお、前葉で径大部分19の容積は1ヘラツブ部15′
の高さHlまで貯る除霜水体積より充分大でなければな
らないと述べたが、もし径大部分]9の容積が除霜水体
積に等しいかまたは小さい場合には前述の如き負圧状態
の時にドレンパイプ15内を昇って来た除霜水によって
径大部分19内が液封されてしまい、更に上方へ除霜水
が昇って行く排水筒部8Aの冷却室6に臨んだ個所で凍
結してこの部分を破壊したりする危険が有る為である。
本考案は上記の如く、断熱箱体及び断熱扉にて形成され
る貯蔵室を冷却する冷却器と、該冷却器の除霜水を貯蔵
室外に排出するドレンパイプとを備えた冷凍庫に於いて
、前記ドレンパイプにトラップ部を形成し該トラップ部
より前記冷却器側に径大部分を設けると共に、前記トラ
ップ部の途中に排気パイプを直立させたものである。
従ってトラップ部に除霜水が残留して、このドレンパイ
プを通じて貯蔵室の冷気が漏れるのを防止し、断熱効果
を増す事ができる。
更に断熱扉を閉めてから長い時間待たなくても、ドレン
パイプから庫外空気が吸入されて速やかに負圧を緩和で
きるので使用者が再び断熱扉を開ける事が出来る。
なおトラップ部に排気パイプを設けた事、及びトラップ
部より上流側冷却器側に径大部分を設けた事によって貯
蔵室内が正圧或は負圧のいかなる時も、トラップ部に残
留する除霜水を消失してしまう事を防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷凍庫の概略縦断側面図、第2図は同トラップ
部付近の要部拡大図、第3図は同じく1〜ラツプ形成支
持板の斜視図、第4図は一部切欠せる同要部断面図であ
る。 7・・・・・・冷却器、15・・・・・・ドレンパイプ
、15′・・・・・・トラップ部、18・・・・・・排
気パイプ、19・・・・・・径大部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱箱体及び断熱扉にて形成される貯蔵室を冷却する冷
    却器と、該冷却器の除霜水を貯蔵室外に排出するドレン
    パイプと、該ドレンパイプに形成されたトラップ部と、
    前記ドレンパイプの前記貯蔵室外の部分であって前記ト
    ラップ部より前記冷却器側に設けられた径大部分と、前
    記トラップ部の途中に立設されて上端を開口する排気パ
    イプとを有して成り、前記径大部分の容積は前記トラッ
    プ部及び排気パイプに残留する除霜水量よりも十分大と
    すると共に、前記排気パイプは、その下端が前記トラッ
    プ部に残留する除霜水によって液封され且つ前記排気パ
    イプより排水端部側のトラップ部に残留する除霜水量に
    よっても液封される様位置せしめた事を特徴とする冷凍
    庫。
JP18353278U 1978-12-19 1978-12-19 冷凍庫 Expired JPS591188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18353278U JPS591188Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 冷凍庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18353278U JPS591188Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 冷凍庫

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Publication Number Publication Date
JPS5591481U JPS5591481U (ja) 1980-06-24
JPS591188Y2 true JPS591188Y2 (ja) 1984-01-13

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ID=29195215

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18353278U Expired JPS591188Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 冷凍庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086222Y2 (ja) * 1989-08-01 1996-02-21 ホシザキ電機株式会社 冷凍・冷蔵庫

Also Published As

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JPS5591481U (ja) 1980-06-24

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