JPS5911561B2 - 農園芸用土壌殺菌剤 - Google Patents

農園芸用土壌殺菌剤

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JPS5911561B2
JPS5911561B2 JP51120362A JP12036276A JPS5911561B2 JP S5911561 B2 JPS5911561 B2 JP S5911561B2 JP 51120362 A JP51120362 A JP 51120362A JP 12036276 A JP12036276 A JP 12036276A JP S5911561 B2 JPS5911561 B2 JP S5911561B2
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soil
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carbamate
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JP51120362A
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泰三 中川
利幸 鈴木
豊 渡辺
薫 大森
石夫 手島
蔵 山田
秀「いち」 石田
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/10Carbamic acid derivatives, i.e. containing the group —O—CO—N<; Thio analogues thereof
    • A01N47/22O-Aryl or S-Aryl esters thereof

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
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  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(I) R1−502−0□s一Π−NH−R2 (I) (式中R1およびR2は低級アルキル基、Xは水素原子
、塩素原子またはメチル基を示す。
)で表わされる化合物の1種または2種以上を有効成分
として含有することを特徴とする農園芸用土30壌殺菌
剤に関するものである。
本発明者らは、一般式(I)で表わされる化合物が農園
芸用作物に発生する種々の土壌病害に対し、広範囲にし
かも極めて高い防除効果を示すことを見出し本発明をな
すに至つた。
35一般式(I)で示される4−アルキルスルホニルオ
キシフエニルーN−アルキルチオールカーバメート(以
下「パラ体」と略称する。
)化合物は、特開昭50−135223号公報で、工業
用防菌・防黴剤として概念的に公知なものであるが、具
体的に開示されていない新規化合物であり農園芸用土壌
殺菌剤としての活性は知られていない。従来土壌病害の
防除は極めて困難とされているが、殺菌剤すなわち農園
芸用殺菌剤、工業用殺菌剤等が多数開発されているにも
かかわらず、それらの大部分は土壌病害防除にはほとん
ど効果がない。工業用殺菌剤で土壌殺菌剤として使用さ
れたものはペンタクロロフエノールのナトリウム塩(P
CP)などのクロロベンゼン系のものがある程度である
。しかしながら、現在これらクロロベンゼン系のものは
作物への薬害を与えやすいこと、土壌汚染や水質汚染の
問題があることなどから用途が限定され、その代替とし
てそのおそれのない土壌殺菌剤の開発が進められており
いくつかの新しい土壌殺菌剤が開発されつつある。本発
明者らも、土壌汚染や水質汚染などのおそれがなく、か
つ作物への薬害のない土壌殺菌剤を種々検討した結果、
本発明を完成した。
前記公報に具体的に開示されている大多数のアルキルス
ルホニルフエニル一N−アルキルカーバメート化合物や
3−アルキルスルホニルオキシフエニル一N−アルキル
チオールカーバメート(以下[メタ体」と略称する。
)を農園芸用土壌殺菌に使用した時、ほとんど土壌病害
防除の効果を示さないか効果が弱いのに対し、一般式(
)で示されるパラ体化合物は作物への薬害もなく優れた
土壌病害防除効果を示すことは全く意外なことであつた
。即ち、本発明で使用する一般式(1)のパラ体化合物
は糸状菌が原因となる作物地下部の病害例えばイネの苗
立枯病、キユウリの苗立枯病、立枯性疫病、つる割病、
ピーマンの白絹病、ナスの半身萎凋病、ハクサイ、キャ
ベツの根こぶ病等に対し、卓越した防除効果を示し、し
かも作物になんら薬害を示さないものである。
また稲や疏菜の種子消毒剤としても有効であつた。一般
式(1)においてR1およびR2は炭素数1〜4の低級
アルキル基が好ましく特に好ましい化合物はR1および
R2がメチル基またはエチル基(R1およびR2は同じ
でもまた異つていてもよい)およびXが水素の場合の化
合物である。
これら前記一般式(1)で表わされる本発明化合物は下
記製造方法−Aまたは製造方法−Bの反応式で示される
方法で製造することができる。
即ち製造方法−A (式中R1、R2およびXは前記と同様の意味を有する
)上記反応式に従い一般式()で表わされる置換ベンゼ
ンチオールを不活性有機溶媒に溶解し、ここに一般式(
)で表わされるアルキルイソシアネートを加え室温から
使用する不活性有機溶媒の沸点の間の温度で反応を行な
い一般式(1)で表わされる4−アルキルスルホニルオ
キシフエニル一N−アルキルチオールカーバメートを得
ることができる。
この時適当な触媒、たとえばトリエチルアミンを一般式
()で表わされる置換ベンゼンチオールの0.01%〜
1%加えることにより、反応は容易に進行する。原料と
して用いられる一般式()の置換ベゼンチオールは、対
応する置換ベンゼンスルホニルクロリドを公知の方法、
たとえば0rganicSynthesisV0115
04に記載されている方法で還元することにより製造で
きる。これら一般式()の置換ベンゼンチオールとして
は、たとえば4−メチルスルホニルオキシベンゼンチオ
ール(白色結晶融点67−68℃)4−エチルスルホニ
ルオキシベンゼンチオール(無色透明液体n甘1.56
02)、3−メチルスルホニルオキシベンゼンチオール
(無色透明液体沸点135−140℃/211Hg)、
2−メチル−5−メチルスルホニルオキシベンゼンチオ
ール(淡黄色結晶融点61−62℃)、3−クロロ−4
一メチルスルホニルオキシベンゼンチオール(無色透明
液体n后1.5861)、3−メチル−4−メチルスル
ホニルオキシベンゼンチオール(無色透明液体NRl.
5656)等を挙げることができるが、これらに限定さ
れるものではない。また一般式()の、アルキルイソシ
アネートとしては、たとえば、メチルイソシアネート、
エチルイソシアネート、プロピルイソシアネート、ブチ
ルイソシアネート等を挙げることができる。本反応に使
用される不活性有機溶媒としてはクロロホルム、四塩化
炭素、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、ベンゼン
、クロロベンゼン等の脂肪族または芳香族の炭化水素類
およびそのハロゲン置換誘導体:ケトン類たとえば、メ
チルブチルケトン、アセトンリエステル類たとえば、酢
酸エチル、酢酸ブチル:脂肪族二トリル類たとえば、ア
セトニトリル、プロピオニトリルリエーテル類たとえば
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等を挙げることができる。製造方法−B (式中R1、R2およびXは、前記と同様の意味を有す
る)原料として用いられる一般式()で表わされる化合
物は、製造方法−Aで述べた一般式()の置換ベンゼン
チオールとホスゲンを好ましくは不活性有機溶媒中必要
に応じ縮合剤としての塩基の存在下に反応せしめること
により合成できる。
また、一般式()で表わされるアミン類としては、たと
えばメチルアミン、エチルアミンプロピルアミン、イソ
プロピルアミン、ブチルアミン等を挙げることができる
。上記反応は製造方法−Aで述べた不活性有機溶媒中も
しくは、不活性有機溶媒と水の混合液中で行うことがで
き、一般式(V)で示されるアミン類を、一般式()で
表わされる化合物に比較して、モル比で1〜3倍用いる
ことが望ましい。また、必要に応じて、一般式(V)の
アミンとともに、適当な塩基を縮合剤として存在させて
もよい。この縮合剤の目的で使用される塩基としては、
脂肪族、芳香族または複素環式の第3級塩基、たとえば
トリエチルアミン、ジメチルアニリンまたはピリジンリ
アルカル金属の炭酸塩、重炭酸塩、たとえば炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムまたは重炭酸ナトリウムリー般強塩
基、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは
水酸化カルシウム等を使用することができる。次に、合
成例を示し、本発明化合物の製造方法について具体的に
記載する。
合成例 1 (製造方法−Aによる) 3−クロロ−4−メチルスルホニルオキシフエニル一N
−メチルチオールカーバメート(化合物番号2)3−ク
ロロ−4−メチルスルホニルオキシベンゼンチオール5
.0y(0.021モル)とメチルイソシアネート1.
37(0.023モル)を、ベンゼン20CCに溶かし
トリエチルアミン1滴を加えてから室温下でしばらく放
置した。
反応液を減圧濃縮して得られる粗結晶を少量のベンゼン
から再結晶して白色結晶5.67を得た。収率 90.
0% 融点 91−91.5℃ 元素分析値 C,HlOClNO4S2として実測値
C:36.74%、H:3.39%、N:4.75%計
算値 C:36.55%、H:3.41%、N:4.7
4%なお本合成例における出発物質の3−クロロ−4−
メチルスルホニルオキシベンゼンチオールは次のように
合成される。
メタノール500CCに、255tの粉末状亜鉛を加え
攪拌する。
30.5f(0.10モル)の3一クロロ一4−メチル
スルホニルオキシベンゼンスルホニルクロリドを加えて
から83CCの35%塩酸を加え、充分攪拌後、温度を
60−70℃にし、274.6f(0.90モル)の3
−クロロ−4−メチルスルホニルオキシベンゼンスルホ
ニルクロリドを少量づつ加えた。
次いでその温度を保ちつつ743CCの35%塩酸を滴
下しながら反応を行いJ5OCCのベンゼンに8.0t
(0.03モル)のクロロチオ炭酸−S−(4−メチル
スルホニルオキシフエニル)エステルを溶かした。氷浴
で反応温度が20−25℃に保たれるように冷却しなが
ら3.9f(0.066モル)のn−プロピルアミンを
滴下し、さらに室温で2時間攪拌した。反応液に100
CCの水を加えてから分液後、ベンゼン液を5%塩酸で
2回、水で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。減圧下にベンゼンを留去して得た粗結晶を、シクロ
ヘキサンとベンゼンの1:1混合液から再結晶して白色
結晶5.3rを得た。8*滴下終了後湯浴上で加熱して
反応を完結させ、反応液を水に投入し、ベンゼンで抽出
した。
抽出液を水で2回洗浄してから無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。減圧下にベンゼンを留去して無色透明液体18
6yを得た。収率 78%、NRl.586l 合成例 2 (製造方法−Bによる) 4−メチルスルホニルオキシフエニル一N−nノ 一プ
ロピルチオールカーバメート(化合物番号5)8収率
61.0%融点 97.5−98℃ 元素分析値 CllHl5NO4S2として実測値 C
:45.50%、H:5.19%、N:4.94%計算
値 C:45.66%、H:5.22%、N:4.84
%第1表に、本発明化合物の具体例を若干あげるが、本
発明は、これらのみに限定されるものではない。
本発明農園芸用土壌殺菌剤は種々の剤形で使用され、場
合によつては本発明化合物のみでもよいが、通常は使用
目的に応じ適当な担体と混和し、乳剤、水和剤、粉剤、
粒剤および微粒剤等の形態にして使用され、その製剤中
における本発明化合物の含量は剤形等により異なるが1
〜95%(重量)好ましくは2〜90%(重量)の範囲
で使用される。
担体としては、固体担体、液体担体いずれも良く、固体
担体としては粘土、カオリン、タルク、珪藻土、シリカ
、炭酸カルシウムなど、液体担体としては、ベンゼン、
アルコール、アセトン、キシレン、メチルナフタレン、
シクロヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、動植物油、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび各
種界面活性剤等があげられる。
また農薬に通常使用される補助剤、たとえば展着剤、乳
化剤、湿展剤、分散剤、固着剤を適当に混合して、効果
を確実にすることができる。また本発明化合物を他の除
草剤、殺虫剤、殺ダニ剤、農園芸用殺菌剤、土壌改良剤
または肥料などと混合しても使用できる。
本発明農園芸用土壌殺菌剤は土壌施用剤としてもまた種
子消毒剤としても使用できる。
土壌施用剤として実際に用いる時は本発明化合物を10
アール当り0.051<g〜10kg施用するのが適当
である。種子消毒剤として用いる場合は0.05〜1.
0%(重量)の本発明化合物の含有液に種子を浸漬する
かまたは種子重量の0.1〜5%の本発明化合物を種子
に粉衣させる。
次に本発明の配合例について更に詳細に説明するが、添
加物の種類および混合比率はこれらのみに限定されるこ
となく、広い範囲で使用可能である。
なお、「部」とあるのは「重量部]を意味する。
実施例 1粉剤 本発明化合物黒6(4−メチルスルホニルオキシフエニ
ル一N−n−ブチルチオールカーバメート)5部、クレ
ー95部を混合粉砕し、粉剤とする。
本発明の他の化合物も同様にして粉剤とすることができ
る。
実施例 2 水和剤 本発明化合物X).1(4−メチルスルホニルオキシフ
エニル一N−メチルチオールカーバメート)80部にカ
オリン15部と高級アルキル硫酸ナトリウム3部および
リグニンスルホン酸ナトリウム2部とを混合微粉砕し、
水和剤とする。
本発明の他の化合物も同様にして水和剤とすることがで
きる。本剤は所定量の水に稀釈して使用する。実施例
3粒剤 本発明化合物&5(4−メチルスルホニルオキシフエニ
ル一N−n−プロピルチオールカーバメート)3部、ポ
リビニルアルコール2部、クレー95部を混合した後、
水15部を加え、よく練りあわせ造粒機を通し、整粒後
乾燥し、粒径0.7關の粒剤とする。
本発明の他の化合物も同様にして粒剤とすることができ
る。実施例 4 乳剤 本発明化合物黒2(3−クロロ−4−メチルスルホニル
オキシフエニル一N−メチルチオールカーバメート)2
0部をキシレン65部に溶解し、これにアルキルフエノ
ールエチレンオキシド縮合物とアルキルベンゼンスルホ
ン酸カルシウムの混合物15部を混合溶解して乳剤とす
る。
本発明の他の化合物も同様にして乳剤とすることができ
る。本剤は水で薄めて乳濁液として使用する。実施例
5 微粒剤 本発明化合物黒4(4−メチルスルホニルオキシフエニ
ル一N−エチルチオールカーバメート)とクレーの等量
混合物をあらかじめ微粉砕し濃厚粉状物とする。
別に74〜210μの油非吸収性の鉱物質微粒93.5
部を適当な混合機に入れ回転しながら結合剤ポリ酢酸ビ
ニル0.5部を加え上記濃厚粉状物を添加し被覆せしめ
微粒剤とする。本発明の他の化合物も同様にして微粒剤
とすることができる。次に一般式(1)で示されるパラ
体化合物がメタ体化合物に比べ優れた効果を表わす事を
以下の実験例で示す。
実験例 1 キユウリつる割病防除試験 径18CTI1の植木鉢に畑土壌をつめ、キユウリつる
割病菌(FusariumOxspOrunlf.CU
CUn]ErinUnl)を培養した病原土壌を1鉢あ
たり201づつ混合接種した。
その後、キユウリ(品種:ときわ地這)の種子を1鉢あ
たり18粒播種し、さらに実施例2の方法で製造した本
発明化合物の80%水和剤を水で稀釈した薬液を1鉢当
り100!!Li潅注した。発病は温室内でおこなつた
。対照薬剤として、ベノミル50%水和剤(有効成分:
メチル一1−(ブチルカルバモイル)−2一ベンズイミ
ダゾールカーバメート、2−メチルー5−メチルスルホ
ニルオキシフエニル一N−メチルチオールカーバメート
(以下、「メタ体化合物黒1]と略称する。
)、4−メチルスルホニルフエニル一N−メチルーカー
バメートおよび4−エチルスルホニルフエニル一N−メ
チルーカーバメートの80%水和剤(実施例2と同様に
製造した)を用いて同様に試験をおこなつた。播種2週
間後に発病状態を調べ、健苗率を算出した。
結果は第2表にした。
実験例 2 キユウリ立枯性疫病防除試験 径12―木鉢に畑土壌をつめ、さらにこの上に立枯性疫
病菌(PhytOphthOran]ElOnis)を
培養した病原土壌を57づつ、土壌表面に均一に接種し
た。
その後実施例1の方法で製造した本発明化合物の5%粉
剤を1鉢あたり、0.2yづつ加えて、表層3cmの土
壌と均一に混合した。
さらにキユウリ(品種:オオヤシマ)の種子を1鉢あた
り10粒播種した。発病は温室内でおこなつた。対照薬
剤として、エクロメゾール4%粉剤(有効成分:5−エ
トキシ−3−トリクロロメチル1・2・4−チアジアゾ
ール)およびスルホニル基を有する4−メチルスルホニ
ルフエニル一N−メチルカーバメートを用いて同様に試
験をおこなつた。
播種20日後に発病状態を調べ、健苗率を算出した。
結果は第3表にした。
実験例 3 イネ苗立枯病防除試験 縦60c!n、横30CII1、深さ3c1nの育苗箱
に土壌 工をつめ、苗立枯病菌(RhizOpusOr
yzaeおよびFu羽RiurnrOseum)を培養
した病原土壌を200rづつ、均一に接種した。
その後実施例1の方法で製造した本発明化合物の5%粉
剤を1箱あたり10tづつ加えて、土壌に均一に混合し
た。.:,さらに、1箱あたりイネ(品種:日本晴)種
子を0.31条播し、32℃の接種箱で3日間育苗した
後、ハウス内に7日間放置し、さらに野外に搬★九出し
14日後に調査をおこなつた。対照薬剤としてヒドロキ
シイソキサゾール4%粉剤(有効成分:3−ヒドロキシ
−5−メチルイソオキサゾーノ(ハ)およびTPN4%
粉剤(有効成分:テトラクロロイソフタロニトリル)を
用いて、同様に試験をおこなつた。
結果は第4表に健苗率で示した。
健苗率は次のようにして算出した。
実験例 4 キユウリ苗立枯病防除試験 径12CT1L植木鉢に畑土壌をつめ、さらにこの上に
苗立枯病菌(RhizOctOniasOlani)を
培養した病原土壌を57づつ、土壌表面に均一に接種し
た。
その後、キユウリ(品種:オオャシマ)の種子を1鉢あ
たり10粒播種し、さらに実施例2の方法で製造した本
発明化合物の80%水和剤を水で稀釈した薬液を1鉢あ
たり50m1づつ潅注した。
発病は温室内でおこなつた。対照薬剤として、PCNB
5O%水和剤(有効成分:ペンタクロロニトロベンゼン
)、2−メチル−5−メチルスルホニルオキシフエニル
一N−メチルチオールカーバメート(メタ体化合物黒1
)および3−メチルスルホニルオキシフエニル一Nメチ
ルチオールカーバメート(以下、「メタ体化合物黒2」
と略称する。
)(実施例2と同様に製造した)を用いて、同様に試験
を行つた。播種10日後に発病状態を調べ、健苗率を算
出した。結果は第5表に示した。
実験例 5 ・・クサイ根こぶ病防除試験 径15cmの植木鉢に本病菌(PlasmOdiOph
Orabrassicae)汚染土壌をつめ、実施例1
の方法によつて製造した本発明化合物の5%粉剤を5V
づつ全層に混和した後、ハクサイ(品種:耐病60日)
の種子を1鉢あたり15粒づつ播種した。
発病は圃場に鉢を放置しておこなつた。対照薬剤として
PCNB2O%粉剤(有効成分:ペンタクロロニトロベ
ンゼン)、3−メチルスルホニルオキシフエニル一N−
メチルチオールカーバメート(メタ体化合物X).2)
および3−メチルスルホニルオキシフエニル一N−エチ
ルチオールカーバメート(以下、「メタ体化合物扁3」
と略称する。
)(実施例1と同様に製造した。)を用いて同様におこ
なつた。播種3週間後に・・クサイを掘りおこし、発病
状態を調べ、健苗率を算出した。
結果は第6表に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1およびR^2は低級アルキル基、Xは水素
    原子、塩素原子またはメチル基を示す。 )で表わされる化合物の1種または2種以上を有効成分
    として含有することを特徴とする農園芸用土壌殺菌剤。 2 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中R^1およびR^2は低級アルキル基、Xは水素
    原子、塩素原子またはメチル基を示す。 )で表わされる化合物。
JP51120362A 1976-10-08 1976-10-08 農園芸用土壌殺菌剤 Expired JPS5911561B2 (ja)

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JP51120362A JPS5911561B2 (ja) 1976-10-08 1976-10-08 農園芸用土壌殺菌剤
IT5129677A IT1091149B (it) 1976-10-08 1977-10-06 4-alchilsolfonil-ossifenil-n-alchil-tiolcarbammati e composizioni fungicide che li contengono
FR7730343A FR2367060A1 (fr) 1976-10-08 1977-10-07 Nouveaux 4-alkylsulfonyloxyphenyl-n-alkylthiocarbamates et leur utilisation comme fongicides pour l'agriculture
DE19772745229 DE2745229C2 (de) 1976-10-08 1977-10-07 4-Alkylsulfonyloxyphenyl-N-alkylthiocarbamate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Fungizide
US05/895,545 US4126696A (en) 1976-10-08 1978-04-12 4-alkylsulfonyloxyphenyl n-alkylthiolcarbamates and use thereof as fungicide for agriculture

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