JPS59114413A - 磁気抵抗素子を具える磁気検出器 - Google Patents

磁気抵抗素子を具える磁気検出器

Info

Publication number
JPS59114413A
JPS59114413A JP57224121A JP22412182A JPS59114413A JP S59114413 A JPS59114413 A JP S59114413A JP 57224121 A JP57224121 A JP 57224121A JP 22412182 A JP22412182 A JP 22412182A JP S59114413 A JPS59114413 A JP S59114413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetoresistive
film
magneto
elements
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57224121A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Nakamura
中村 繁和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP57224121A priority Critical patent/JPS59114413A/ja
Publication of JPS59114413A publication Critical patent/JPS59114413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/142Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ータ等のエンコーダの磁化パターンノ検出ヤ、磁、気テ
ープ,磁気ディスク等の磁気記録媒体に記録された情報
の読み取りを行うための磁気抵抗素子を具える磁気検出
器に関するものである。
このような磁気抵抗素子を具える磁気検出器として、絶
縁膜を挾んで二層の磁気抵抗素子を上下に設け、相互に
磁気的バイアスを与えるようにしたものが特公昭58−
37204号公報および同53−37205号公報など
に記載されており、公知である。例えば特公昭53−3
7204号公報に記載された磁気検出器では磁気抵抗素
子を上下に二N積層し、一方の磁気抵抗素子に流れる駆
動電流により発生する磁界により他方の磁気抵抗子にバ
イアス磁界を印加するものであり、これを以後、一次バ
イアス方式と云う。また、特公昭53−87205号公
報に記載された磁気検出器は、一方の磁気抵抗素子を流
れる駆動電流により発生する磁界が他方の磁気抵抗素子
に加えられ、この他方の磁気抵抗素子における磁化の一
成分が逆磁界を生じ、この逆磁界が一方の磁気抵抗素子
にバイアス磁界として印加されるφ・のであり、こ、れ
を以後二次バイアス方式と云う。
$1図は上述した特公昭58−87204号公報に記載
1された磁気検出器の回路図である。絶縁膜を介して上
下に#Ii層された第1および第2の磁気抵抗素子MR
IおよびMB2を定電流源Sと大地電位との間に並列に
接続し、定電流源Sと磁気抵抗素子MRIおよびMB2
との接続点に現われる電圧v0およびv2の差を差動増
幅器DAで求めるようにしたものである。
このような相互磁気バイアス形の磁気検出器は例えばガ
ラス基板上に第1の磁気抵抗膜、絶縁膜および第2の磁
気抵抗膜を順次に被着して構成されているが、安定した
検出出力を得るためには、第1および第2の磁気抵抗膜
が同一の磁気特性を有することが必要となる。このよう
な磁気検出器を製造する方法としては、基板上に第1磁
気抵抗膜および電極膜を蒸着し、フォトエツチング等に
よりバターニングした後、絶縁膜を蒸着し、さらにその
上に第2磁気抵抗膜および電極膜を蒸着してバターニン
グする方法が一般的に考えられる。
、しかしながら、このような製造方法では、第1および
第2の磁気抵抗素子は異なる磁気抵抗膜から形成される
ので、膜厚、比抵抗、抵抗温度係数等が同一となりに<
<、磁気特性が揃わなくなる欠点がある。また第1およ
び第2の、磁気抵抗素子は別々の工程でバターニングし
て形成されるため、寸法精度が悪く、同一の寸法となら
ず、このために磁気特性に差異が現われる欠点もある。
したがって、無磁界における出力電圧である不平衡電圧
が発生し、それが温度によってドリフトするため正確な
磁気検出を行なうことができない欠点がある。
さらに、このような磁気検出器において、利得カ大きく
、S/Nの高い検出出力を得るためには、磁気抵抗素子
に大きな電流を流す必要があるが、磁気抵抗素子の厚さ
を薄くし、寸法を小さくして検出感度や分解能を上げる
と大きな電流を流すことができない。これは大電流を流
すと、それにより発生するジュール熱が磁気抵抗素子に
蓄積されてしまい、特性が劣化してしまうからである。
したがって、従来の磁気検出器では大きな駆動電流を流
すことができず、検出感度が低いと云う欠点もあった。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、膜厚。
比抵抗、抵抗温度係数等の磁気特性に差異があっても正
確な磁気検出を行うことができると共に大きな駆動電流
を流して高感度の磁気検出を行うことができるように構
成した磁気検出器を提供しようとするものである。
本発明の磁気検出器は、シリコン基板上に設けられた第
1の磁気抵抗膜をバターニングして形成した第1および
第2の磁気抵抗素子と、第1の磁気抵抗膜から絶縁膜を
介して分離された第2の磁気抵抗膜をバターニングして
前記第1および第2の磁気抵抗素子と整列するように形
成された第8および第4の磁気抵抗素子とを具え、これ
ら第1〜第4の磁気抵抗素子を、第1と第8の磁気抵抗
素子および第2と第4の磁気抵抗素子が相互に磁気的に
バイアスするとともに、ブリッジ回路を構成するよう接
続したことを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。・第2
図Aは本発明の磁気検出器の一例の構成を示す線図的平
面図であり、第2図Bは線図的斜視図である。第2図A
およびBでは図面を明瞭とするために上側の絶縁層は省
いであると共に第2図Aにおいては磁気抵抗膜には斜線
を付けて示した。
本例では4個の磁気抵抗素子MRI〜MR4を具えるも
のであり、素子MRIとMB2およびMB3とMB2は
それぞれ同じ磁気抵抗膜をバターニングして形成されて
おり、素子MRIとMB3およびMB2とMB2は上下
に積層されている。これらの素子はシリコン基板Sの上
Gこ形成されており、素子MR1,MR1とMB2 、
MB2との間には絶縁膜INSが介挿されている。4つ
の磁気抵抗素子MRI〜MR4は第2図Cに示すように
ブリッジ回路を構成するように接続されている。すなわ
ち、下側の素子MRIとMB2の一端は接点C1および
02で導体L1に接続され、この導体は端子T】に接続
されている。上側の素子MR8とMB2の一端は接点C
3およびC4で導体L2、に接続され、この導体は端子
T2.4こ接続されている。下側の素子MHIの他端は
接点C5および導体L3を経て端子Ta&こ接続され、
上側の素子MR8の他端は接点C6および導体L4を経
て端子T4に接続され、下側の素子MR2の他端は接点
C7および導体L5を経て端子T5に接続され、上側の
素子MR4の他端は接点C8および導体L6を経て端子
T6に接続されている。第2図Aにおいては、下側の素
子MRIおよびMR2に対する接点は2重枠で示しであ
る。9J12図Cに示すように、端子T1およびT2は
ブリッジ回路の出力端子であり、差動増幅器DAの差動
入力端子に接続され、端子T3とT4は電源Eの正端子
に共通に接続され、端子T5とT6は負端子に共通に接
続される。したがって端子T8とT4およびT5とT6
はそれぞれ1個の端子とすることもできるが、製造工程
途中で磁気抵抗素子の短絡試験などを行なうためには、
上述したように別個に端子を設けておくのが好適である
。このような構成においては、二次バイアス効果による
相互バイア、スは第2図Cにおいて素子MHIとMR8
には紙面の下から上に向うバイアス磁界が印加され、素
子MR2とMR4には紙面の上から下へ向うバイアス磁
界が印加されることになり、出力信号が得られる結合と
なる。したがって差動増幅器DAの出力端子からは磁気
検出出力がノイズに影響されずに高感度で得られること
になる。また、基板Sとしてシリコン基板を用いている
が、シリコンはガラスに比べ10倍以上の熱伝導率を有
しているので放熱作用が高く、磁気抵抗素子で発生され
るジュール熱を有効に放散きせることかできる。したが
って大きな駆動電流を流すことができるので、検出感度
が非常に高くなる利点がある。また、シリコン基板は半
導体装置の製造分野で良質のものが容易に得らねると云
う利点もある。
次に本例の磁気検出器における不平衡電圧を考察してみ
る。今、第1および第2の素子MRIおよびMR2を□
構成する第1の磁気抵抗膜の温度係数をもった比抵抗を
ρ、(T)、膜厚をt□とし、第3および第4の素子M
R3およびMR4を構成す、る第2の磁気抵抗膜の比抵
抗をR2(T) 、膜厚をR2とし、第1および第8の
素子MHIおよびMR8のパターン形状係数(すなわち
長ぎ7幅)をに□、第2および第3の素子MR2および
MR4のノぐターン形状係数をに2とすると、第1〜第
4の磁気抵抗素子MRI〜MR4の抵抗値R1〜R−ま
次のようになる。
Ro−ρ□(T)・k、/l工 R2−ρ□(Tl・k 2/l l R8−R2(T)・k1/12 R1−R2(T)・k2/12 したがって被検出磁界がない場合の不平機雷、圧ΔVは
電源Eの電圧をR8とすると、 ΔV−Vニーv2 S ρ、(T)・k、/lt+ρ□fTl・k、/l□
となる。すなわち、R1(T++ρ2(1°)、t1″
+t2あるいはに1″+に2であっても不平機雷、圧Δ
Vは常Gこ零となり、オフセットや温度ドリフトもなく
、正確な磁気検出を行なうことができる。
次に上述した磁気検出器を製造する方法につし)で説明
する。第3図に示すように、シリコン基板]1の上に厚
さ500AのTa205より成る第1絶縁膜12、厚さ
30〇八(7)81 %Ni−19%Feパーマロイよ
り成る第1磁気抵抗膜18、厚さ]50〇への5in2
より成る第2絶縁膜]4、ルさ500人のTa205よ
り成る第3絶縁膜]5、厚さ30〇へのNiFeパーマ
ロイより成る第2磁気抵抗膜16および厚さ1500人
の5in2より成る第4絶縁膜]7の6層を順次Gこ蒸
着する。この蒸着はシリコン基板]]を300°Cの温
度Gこ加熱、して行なう。次に、ポジタイプのフォトレ
ジスト膜を被着する。この蒸着中、基板1は例えば30
0°Cの温度に加熱しておく。フォトレジスト膜として
は、例えばドライエツチング用のAZ−1850を用い
ることができる。
次に、第4図に示すように、形成すべき磁気抵抗素子の
パターンに対応する所望のパターンを有するフォトマス
ク】を用いて光を選択的に照射し、フォトマスク】の透
明部分1aを透過した光が当ったフォトレジスト膜の非
硬化部分を除去する。
本例ではフォトマスク1により形成される磁気抵抗素子
の長さLを約1mとし、幅Wを50μとする。このパタ
ーニングはTa2O,および5in2より成る絶縁膜を
除去するOF4ガスと、FeNiより成る磁気抵抗膜を
除去する00’/4ガスと、このaCt。
ガスの作用を補助する0□ガスとを含むガスを用いるド
ライエツチングにより行なう。このようにして6層全部
を一回のエツチング処理により除去するので工程が簡単
になると共に上下に積層される磁気抵抗素子の寸法形状
を完全に一致させるこ、とができ、特性の等しいものが
容易に得られる。
また、第1および第2の磁気抵抗素子は第1の抵抗膜か
ら形成し第3および第4の磁気抵抗素子は第2の磁気抵
抗膜から形成するのでこれらの膜厚や特性も揃ったもの
となる。
次に第5図に示すように、新たなネガタイプのフォトレ
ジスト膜18を被着した後、第6図に示すように下側の
第1磁気抵抗膜18に対する接点を形成すべき位置に不
透明部2aを形成したフォトマスク2によりフォトレジ
スト膜18の対応する位置に孔18aをあける。
次に、第4絶縁膜17、第2磁気抵抗膜16および第3
絶縁膜16に対してエツチング処理を施し、第1図に示
すように第2絶縁膜14まで達するスルーホール20を
形成する。この場合にも、第3図に示した工程で用いた
OF4ガス、CCl4ガス、0.ガスを用いるドライエ
ツチングを採用できる。この工程では第2絶縁膜14の
表面が露出するまで行なえばよく、この第2絶縁膜が多
少エツチングされてもよいので、エツチングの制御を、
それほど厳密に行なう必要はなし)。また、このエツチ
ングはウェットエツチングで行なうこともでき、この場
合にはSiO2に対しては7ツ酸系エツチヤント、Ta
205に対してはアルカリ系エッチャント、磁気抵抗膜
を構成するyeNiに対して&ま強酸混液エッチャント
をそれぞれ用いること力(できる。
次に第8図に示すようにネガタイプのボ1ノイミド系の
絶縁性フォトレジスト膜21を被着した後、第9図に示
すようなフォトマスク8を用し)て、フォトレジスト膜
21に孔+111aおよび21bをあける。孔21aは
上述したスルーホール20の底部に形成されるものであ
り、これと対応するフォトマスク8の不透明部を符号8
aで示す。また、他の不透明部8bは上側の磁気抵抗膜
16に対する接点を形成するための孔21bに対応して
し)る。
また、フォトマスク8%には不透明部+@3Cを形成す
るが、これは後にボンディングするためにこの部分の絶
縁性フォトレジスト膜21を除去するためのものであり
、この部分に対応するフォトレジスジ膜21の孔は98
図では示してしAなし\。
次に、第10図に示すようにフォトレジスト膜21にあ
けた孔21aおよび21bを経てSingより成る第2
絶縁膜14と同じ< Singより成る第4絶縁膜】7
を、5iC)2を選択的に侵すがTa 205は侵さな
いエッチャント、例夫&ヨフツ酸系工゛ンチャンbであ
るHF + 6NH,Fによりウェットエツチングして
除去し、それぞれ第1および第2磁気抵抗膜18および
16に達する孔14aおよび17aを形成す°る。この
ように、5i02を選択的に腐食除去するエッチャント
を用いて孔を形成するため、第1および第2の磁気抵抗
膜13および16カ(ピンホールを介して短絡するのを
有効に防止することができる。
次に、第11図に示すように、フォトレジスト膜21上
に、2000人の厚さのMo[I!および5000人の
Au膜を順次に蒸着して金属膜23を形成する。この間
、基板11(ゴ約250°Cの温度に加熱する。
次に、ポジタイプのフォトレジスト膜を被着した後(こ
、第12図に示すフォトマスク4を用し1て、金属膜2
3をバターニングして第13図に示すような導体パター
ンを形成する。
次に、第14図に示すように、ガラスエポキシより構成
した絶縁基板上に5μの厚さのNi層の上に1μの厚さ
のAu層を被着した後、所定°−のパターニングを行な
ったボード24の金属部分25a上に、上述したように
して形成した磁気抵抗素子チップ26および27を載せ
、シリコン基板1]を金が部分25aにボンディングす
る。この金属部分25aを大面積とすることにより、こ
れを介しての放熱作用が助長される効果が得られる。上
述したように各チップ26および27はそれぞれ4個の
磁気抵抗素子を有しており、各チップの導体の端子T1
〜T6およびTI’〜T6’はそれぞれ微細なワイヤ2
8を介してボード24の導体部分25aおよび25bに
接続する。このワイヤボンディングを良好に行なうため
に、導体端子T1〜T6、TI’〜T 6’の下側では
、絶縁性フォトレジスト膜21は上述したように除去し
である。
これら2個の磁気抵抗素子チップ26および、27に形
成された8個の磁気抵抗素子MRI〜MR4およびM 
R1’〜M R4’は第15図に示すように接続される
ので、ボード24上の端子29aおよび29fは電源E
の正および負端子にそれぞれ接続され、端子29bおよ
び290は第]差動増幅器DAに接続され、端子29d
および29eは第2差動増幅器D A’にそれぞれ接続
される。
これら差動増幅器DAおよびD A’の出力は信号処理
回路SPOに供給され、ここで信号処理される。
本例の磁気検出器30は第16図に示すように、エンコ
ーダとして使用され、予しめ所定のパターンにしたがっ
て着磁された一対の磁化パターン31aおよび81bと
磁気抵抗素子チップ26および27が位相がずれた状態
で対向するようも二傾斜して配置される。したがって信
号処理回路SPCからは、変位の方向および変位量を表
わす信号が出力されることになる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、幾
多の変更や変形を加えることができる。
例えば第1〜第4の磁気抵抗素子MRI〜MR4・の接
続は上述した例に限られるものではなく、第17図に示
すような結線方法も可能である。本例でも二次バイアス
効果によって第1および第2磁気抵抗素子MRIおよび
MB2は紙面の上から下に向うバイアス磁界を受け、第
8および第4磁気抵抗素子MR8およびMB4は紙面の
下から上に向うバイアス磁界を受ける。また、本例の不
平衡電圧ΔVは、 となり、上述した実施例と全く同じ効果が得られる。
第18図は本発明磁気検出器のさらに他の例を、示すも
のであり、本例では、第1および第3の磁気抵抗素子に
は紙面の上から下に向かうバイアス磁界が印加され、第
2および第4の磁気抵抗素子には紙面の下から上に向か
うバイアス磁界が印加される。また、本例での不平衡電
圧ΔVは、一般に形状係数によとに2とは等しくないの
でΔVは零とはならないが、湿度による変動分はないの
で温度ドリフトは生じない。また、この不平衡型、圧Δ
Vは一定であるからオフセット電圧として容易に除去す
ることができる。
さらに上述した実施例では絶縁膜としてSingおよび
Ta205を用いたが、その他の酸化物、ツウ化物、チ
ツ化物を用いることができ、例えばフッ化物としてはM
gF2 sチツ化物としてはSI B N 4を用いる
ことができる。エツチングはドライエツチングやウェッ
トエツチングだけでなく、Arガス中でのスパッタエツ
チングを採用することもできる。さらに、ポリイミド系
の絶縁性フォトレジスト膜をそのまま残して絶縁膜とし
たが、他の絶縁膜を被着してフォトレジスト膜は剥離し
てもよい。
また、上述した実施例ではシリコン基板をガラスエポキ
シの絶縁ボードにボンディングしたが、電極パターンを
被着したセラミックボード上に設けることもでき、この
場合には熱放散効果はさらに高くなる。上述した実施例
では4伊の磁気抵抗素子を具えるチップを形成したが、
上下方向に2伊以上の一磁気抵抗素子が配列されるよう
なものであればどのようなものでも良い。また、上述し
た例では磁気エンコーダについて説明したが、磁気テ・
−プ、磁気ディスク等の記録媒体に記録された情報の読
取ヘッドとすることもできる。ざらに上述した実施例で
は、フォトレジスト膜にフォトマスクを介して選択的に
光を照射してエツチング用のマスクを形成したが、電子
ビームの照射により選択的に硬化するレジスト膜を用い
ることもでき、このような場合にはフォトマスクは不要
となる〇また、上述した例では相互バイアスを二次バイ
アス方式で行なったが、−次バイアス方式で行なっても
よい。
上述したように本発明の磁気検出器によれば、上下に積
重ねられた磁気抵抗素子の寸法、形状は精密に一致する
と共に左右に並んだ磁気抵抗素子も同一の磁気抵抗膜か
ら作られているので、磁気特性の等しいものが得られ、
検出精度が著しく向上する利点がある。また、上述した
実施例では金属膜を被着する以前に絶縁膜によってスル
ーホールの側壁を被覆するので短絡を有効に防止するこ
とができる。この場合、絶縁膜として絶縁性のレジスト
膜を用いると工程はさらに少なくなる効果、がある。ま
た、異種の絶縁膜を用し1て選択工゛ンチングを行なう
ことにより、ピンホールを介しての短絡をさらに有効に
防止することができる。さらに、基板として熱伝導率の
高し)シ1Jコンを用し1てI/Xるため、放熱特性が
良好となり、より大きな駆雪+ it流を磁気抵抗素子
に流すこと力5できるので、S/Hの高い高感度の検出
ができる効果もある。こσ)シリコン基板は半導体製造
分野におし1て広く使用すれているので、容易に良質の
ものを入手できる利点もある。さらに各磁気抵抗素子&
ま同じ材質の絶縁膜で挾まれた構造となるので、磁気的
特性力(揃うことになり、一層正確な検出力5可能とな
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気検出器の−f11の構成、を示す回
路図、 第2図AおよびBは本発明の磁気検出器の一例の構成を
線図的に示す平面図および斜視図、第2図Gは同じくそ
の接続を示す回路図、 I′!3図〜第13図は本発明の磁気検出器を製造、す
る順次の製造工程およびフォトマスクを示す図、第14
図は本発明の磁気検出器により構成したエンコーダを示
す図、 第15図は同じくその回路図、 第16図は同じくその使用態様を示す図、第17図およ
び第18図は本発明の磁気検出器の他の例を示す回路図
である。 S・・・シリコン基板 MRI〜MR4・・・磁気抵抗素子 INS・・・絶縁膜     01〜C8・・・接点L
1〜L6・・・導体    E・・・宵、源DA、 D
A’・・・差動増幅器 11・・・シリコン、基板13
、16・・・磁気抵抗膜 12、14.15.17・・・絶縁膜 18、21・・・フォトレジスト膜 23・・・金属膜      1’、 2.8・・・フ
ォトマスク。 第2図 C 第8図 第5図 第6図 第7図 第8トてI 第9図 第1θ図 第11図 第12図 第18図 第14図 第15図 m 16 r;4 第17図 第18図 手続補正書 昭和58年 6 月 2 1、事件の表示 昭和57年特許 願第224121  号2、発明の名
称 磁気抵抗素子を具える磁気検出器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 株式会社 コ パ ル 電話(581) 2241番(代表) 5゜ 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄7、補
正の内容 (別紙の通り) 1、明細書第8頁第1行の「MRIJをf’MR2J8
 に訂正し、 同頁第8行の(−11R2JをrMRIJに訂正する0 2、同第17頁第8〜6行の「第2磁気抵抗素子−m=
紙面の下から」を「第4磁気抵抗素子MHIおよびMn
2は紙面の上から下に向うバイアス磁界を受け、第2お
よび第8磁気抵抗素子MR2およびMn21は紙面の下
から」に訂正する。 弓・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L シリコン基板上に設けられた第1の磁気抵抗膜をパ
    ターニングして形成した第1および第2の磁気抵抗素子
    と、第1の磁気抵抗膜から絶縁膜を介して分離された第
    2の磁気抵抗膜をバターニングして前記第1および第2
    の磁気抵抗素子と整列するように形成された第3および
    第4の磁気抵抗素子とを具え、これら第1〜第4の磁気
    抵抗素子を、第1と第3の磁気抵抗素子および第2と第
    4の磁気抵抗素子が相互に磁気的にバイアスすると共に
    、ブリッジ回路を構成するように接続したことを特徴と
    する磁気抵抗素子を具える磁気検出器。
JP57224121A 1982-12-21 1982-12-21 磁気抵抗素子を具える磁気検出器 Pending JPS59114413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57224121A JPS59114413A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 磁気抵抗素子を具える磁気検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57224121A JPS59114413A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 磁気抵抗素子を具える磁気検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59114413A true JPS59114413A (ja) 1984-07-02

Family

ID=16808863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57224121A Pending JPS59114413A (ja) 1982-12-21 1982-12-21 磁気抵抗素子を具える磁気検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59114413A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366417A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Akai Electric Co Ltd 磁気センサ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337204A (en) * 1976-06-11 1978-04-06 Babcock & Wilcox Ltd Boiler for use in ship
JPS55123183A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Nec Corp Magnetic detector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337204A (en) * 1976-06-11 1978-04-06 Babcock & Wilcox Ltd Boiler for use in ship
JPS55123183A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Nec Corp Magnetic detector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366417A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Akai Electric Co Ltd 磁気センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4470873A (en) Method of manufacturing magnetic sensor comprising at least two magnetoresistive elements
US4616281A (en) Displacement detecting apparatus comprising magnetoresistive elements
JP4630544B2 (ja) ブリッジ構造を構成する複数の磁気素子のうち選択された磁気素子の磁性層の磁化方向を他の磁気素子の磁性層の磁化方向と反対方向に配向する方法
KR100645291B1 (ko) 자기 센서 및 그 제조방법
US7394086B2 (en) Magnetic sensor and manufacturing method therefor
KR20000029928A (ko) 자기전류센서
JPH08226960A (ja) 磁界センサー及びその製造方法
EP0107982B1 (en) Magnetic transducer heads utilising magnetoresistance effect
US20040150397A1 (en) Magnetic sensor and method for manufacturing the same
US5909115A (en) Position detecting apparatus employing magnetoresistance effect elements connected in series
JPH06148301A (ja) 磁気センサ
JP3089828B2 (ja) 強磁性磁気抵抗素子
JPS59114413A (ja) 磁気抵抗素子を具える磁気検出器
JPH0130409B2 (ja)
JPH0130410B2 (ja)
US6258515B1 (en) Pattern forming method
Bajorek et al. A permalloy current sensor
JPH10160512A (ja) 磁気エンコーダ
JPS6032885B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPH0266479A (ja) 磁気抵抗効果素子
JPH09161230A (ja) 磁気抵抗効果ヘッド及びその製造方法
JPH07297464A (ja) 差動型磁気抵抗効果素子
JPH043484B2 (ja)
JPS6051153B2 (ja) 磁気カ−ド読取装置
JPH0217476A (ja) 差動型磁気抵抗効果素子