JPS59114026A - 熱硬化性樹脂板の連続製造法 - Google Patents

熱硬化性樹脂板の連続製造法

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JPS59114026A
JPS59114026A JP22356982A JP22356982A JPS59114026A JP S59114026 A JPS59114026 A JP S59114026A JP 22356982 A JP22356982 A JP 22356982A JP 22356982 A JP22356982 A JP 22356982A JP S59114026 A JPS59114026 A JP S59114026A
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JP
Japan
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thermosetting resin
vacuum chamber
coated
pressure
base material
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JP22356982A
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JPS64204B2 (ja
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Masayuki Noda
雅之 野田
Ichirou Suirenya
翠簾屋 一郎
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Resonac Corp
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Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内部にボイドのない熱硬化性樹脂板を連続的
に製造する方法に関するものである。
一般的に、熱硬化性樹脂板は、熱硬化性樹脂 1− を基材に含浸乾燥後、1枚乃至所要枚数を重ね合せ、加
熱加圧し成形されている。しかしながら、この方法は、
樹脂を基材に含浸させるのに溶剤を用いるため取扱いに
難点があり、また多数の工程を要するという欠点があっ
た。一方、溶剤を用いないものとして、連続的に搬送さ
れる基材に、溶融状態もしくは粉末状の熱硬化性樹脂を
塗布、含浸させ、その後この1枚乃至複数枚を重ねて連
続的に加熱加圧成形する連続製造法がある。しかし、こ
の方法では、熱硬化性樹脂を塗布含浸された基材には無
数のボイドが生じており、そのボイドをな(すために成
形の際、高圧をかけかつ基材内部の樹脂を流動させる必
要があった。その流動にともない塗工基材内部の樹脂は
外にあふれ出し、そのため、板厚栽 は薄くなると同時に、反りや捻れが生じ、製造した熱硬
化性樹脂板の加工工程において、不具合いが生じていた
。また、板状体内部にボイドが残留していると、加熱工
程においてブリスターが発生し、致命的な欠点となる。
2− 本発明は、上記連続的に熱硬化性樹脂板を製造する方法
において、板厚精度を向上させ、かつボイドの発生を抑
えることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、1枚乃至複数枚の
連続的した基材に溶融状態もしくは粉末状の熱硬化性樹
脂を塗布含浸させ、その後加熱された減圧室にて脱泡を
行なった後1枚乃至複数枚を重ね合せ連続的に加熱加圧
成形することを特徴とする。
本発明に用いられる熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリブタジェン樹脂などがあげられるが、
室温において固型であるものが好ましい。基材としては
、ガラス布、有機繊維布、ガラスマット、無機或は有機
率 繊維率織布、糸などがあげられる。
熱硬化性樹脂を塗布、含浸後脱泡を行なう加熱された減
圧室において、加熱温度は40〜1700Cであり、好
ましくは80−140°Cである。このこの温度は、熱
硬化性樹脂の溶融粘度が最低点に近くになり、かつ減圧
室に10秒以上置(ことができる時間によって決定され
る。一般嬰と、熱硬化性樹脂の溶融粘度は、図面に示さ
れる様に加熱時間との関数であるため、加熱温度が、1
70°C以上であると、減圧室に置ける時間が10秒以
下となる。10秒以上とするには、硬化に要する時間を
長くする必要があり、加熱加圧成形の際生産性が悪(な
る。また、40’C以下であると、溶融粘度が高く十分
に脱泡できないか、もしくは脱泡するのに時間がかかり
、生産性が悪くなる。更に、熱硬化性樹脂の溶融粘度が
、いン 最低点になっても、減圧時間が10秒以下であ△ ると塗工基材内部が十分に脱泡されず、製造した熱硬化
性樹脂板にボイドが残留するので好ましくない。
本発明においては、熱硬化性樹脂の中に、無機、有機充
填剤が含有されていても良い。熱硬化性樹脂には、一般
に使用される硬化剤及び硬化促進剤を適宜配合する。な
お、加熱加圧成形に際して塗工基材の両面もしくは片面
に連続した銅箔を配置すれば、銅張り板を作製すること
ができる。
本発明の詳細な説明する。
実施例 エポキシ樹脂100重量部(以下単に部といミ う)、ジシアンシア駆ド2部、イミダゾール04部をニ
ーダ−を用いて80°Cにおいて混線を行ない、直下型
のTダイを有する押出機で連続したガラス布基材8枚を
重ねた上ζこ押出す。この構成物の両面に離型フィルム
を配置し、温度120°C1圧力20mmHgの加熱さ
れた減圧室に導き120秒間で通過させた後エンドレス
ベルトにより温度160°C1圧力s Ky / dを
かけて加熱加圧成形した。
比較例1 0C1圧力4oKy/d(をかけて加熱加圧成形した。
比較例2 5一 実施例にて作製した塗工基材を加熱された減圧室に通さ
ずに、エンドレスベルトにより温度+60°C1圧力5
 Ky / dをかけて加熱加圧成形した。
比較例3 実施例にて作製した塗工基材を温度120°C1D 圧力mm1(Hの加熱された減圧室に5秒間通した△ 後、エンドレスベルトにより温度160°C1圧力5 
Kp / clをかけて加熱加圧成形した。
実施例及び比較例1〜3で得た熱硬化性樹脂板の特性試
験結果を第1表に示す。成形した熱硬化性樹脂板の大き
さは3 o Ox 300 IIてあり、約 反り祢れ量の測定はJIS−6481に基づいて行なっ
た。
第     1     表 第1表より明らかな様に、本発明によれば板厚精度が良
(残留ボイドのない熱硬化性樹脂板が連続的Iこ能率よ
く製造でき、工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は塗工基材を加熱したときの温度及び樹脂溶融粘度
の経時変化を示す曲線図である。 特許出願人 7−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 1枚乃至複数枚の連続した基材に溶融状態もしくは
    粉末状の熱硬化性樹脂を塗布、含浸させ、その後塗工基
    材の1枚乃至複数枚を重ね合せて連続的に加熱加圧成形
    する方法において、熱硬化性樹脂を塗布、含浸された基
    材を加熱された減圧室に導びき脱泡することを特徴とす
    る熱硬化性樹脂の連続製造法。 八 2 減圧室の温度が熱硬化性樹脂を最低溶融粘にできる
    温度であり、塗工基材を減圧室内にlθ秒以上置(こと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱硬化性樹脂
    板の連続製造法。
JP22356982A 1982-12-20 1982-12-20 熱硬化性樹脂板の連続製造法 Granted JPS59114026A (ja)

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JPS59114026A true JPS59114026A (ja) 1984-06-30
JPS64204B2 JPS64204B2 (ja) 1989-01-05

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ID=16800214

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059091A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 株式会社チャレンヂ プリプレグの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018059091A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 株式会社チャレンヂ プリプレグの製造方法

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JPS64204B2 (ja) 1989-01-05

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