JPS59110158A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS59110158A
JPS59110158A JP57220709A JP22070982A JPS59110158A JP S59110158 A JPS59110158 A JP S59110158A JP 57220709 A JP57220709 A JP 57220709A JP 22070982 A JP22070982 A JP 22070982A JP S59110158 A JPS59110158 A JP S59110158A
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JP
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transistor
cell
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bit line
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JP57220709A
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English (en)
Inventor
Masao Taguchi
眞男 田口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、内部に蓄積電荷に対する変換コンダクタンス
を有するダイナミックRAMセルで構成された半導体記
憶装置の改良に関する。
従来技術と問題点 従来、ダイナミックRAMセルぼ1個のスイッチング・
トランジスタと1個のメモリ・キャパシタ(蓄積キャパ
シタ)とで構成されたメモリ・セルで成り立っているも
のが多い。そして、この形式のメモリ・セルの出力電圧
は、蓄積キャパシタの電荷をビット線寄生容量とメモリ
・セル自体の蓄積容量とで分割した形で読み出すように
しているので、電源電圧の1/20以下の極めて小さな
値になってしまう。
この為、高感度のセンス増幅器を必要とすることの外、
ビット線に混入する雑音信号の為、読み出されたデータ
が誤って増幅されたりする。近年、特に問題とされてい
るのは、メモリを実装したパッケージから発するアルフ
ァ線に依る少数キャリヤの発生であり、これはビット線
に対し大きな雑音成分を生じる。
この問題を解消するものとして、近年、テーパ・アイソ
レーテッド型ダイナミック・ゲイン・セルと称して、セ
ル内部に蓄積電荷に対する変換コンダクタンスを持つセ
ルが提案されている(要すれば、P 、 K 、 Ch
atterjee等に依る論文:I。
S、 S、 C,C,D、igest  of  Te
chnical  Papers 、 p 22.19
79 参照)。
このセルは、蓄積電荷自体を読み出すのではなく、電荷
に依って変調されたトランジスタのチャネル・コンダク
タンスを検出する動作をするものであるから、セル出力
が大で、非破壊読み出しが可能であり、セルの大きさは
トランジスタ1厘分であるから小型化される等の利点が
ある。
ところが、このセルでは、メモリ・セルに於けるトラン
ジスタのドレインをワード線に、ソースをビット線にそ
れぞれ直接に接続する為、次のような問題が生ずる。
■ セル電流が全てワード線に流入するので、ワード線
駆動回路には大電流が流れ、細いワード線にエレクトロ
・マイグレーションを生ずる可能性があり、また、非常
に大きなワード線駆動回路が必要である。そして、セル
電流を減少させると動作が遅くなってしまうから、二律
背反的状態となる。更に、このようなことは、集積化さ
れたビット数が多い程顕著になる。
■ ホールの蓄積領域と基板がテーパ状酸化膜の下に二
重拡散されたpnp型構造で分離された構造になってい
て、書き込みの場合には、このpnp構造をパンチ・ス
ルーさせる必要がある為、製造時に厳密に制御しないと
パンチ・スルー電圧が不均一となり、極端な場合、書き
込まれるデータが同一のメモリ・チップ内でも異なり、
電源の動作電圧マージンを狭(する。
■ 前記分離構造として、テーパ部分がなく、而も、高
集積化に適したものにすると、pnp型トランジスタの
パンチ・スルー電圧が高くなり、セルが動作し難くなる
。即ち、高集積化の目的には沿わない要素を持っている
■ ビット線はセルのトランジスタと直接に接続されて
いて、トランスファ・ゲートがないから、ビット線電圧
が読み出し動作で過度に低下した場合、同一ビット線上
の全く選択されていない他のセルが導通する。これは、
保持データのロケーション上の依存性を持つ為、読み出
しを行なうことに依るビット線電圧は一定にならない。
これを防く為にはビット線電圧が余り変動しないように
する必要がある。しかし、これはメモリ・セル出力を小
さくすることになり、このセル本来の特徴、即ち、比較
的大きなセル出力が得られる旨の利点を失うものである
発明の目的 本発明は、テーパ・アイソレーテッド型ダイナミック・
ゲイン・セルの如く内部にMm電荷に対する変換コンダ
クタンスを有するグイナミソクRAMセルの特徴、即ち
、小型セルでありながら大きな出力電圧が得られる利点
を維持しながら、しかも、ワード線に大電流を流すこと
なくカラム・アドレスを可能にし、ワード線ドライブを
容易にしようとするものである。
発明の構成 本発明は、接合型ゲートを有する電界効果トランジスタ
に於けるゲートを電気的にフローティング状態とし、こ
こに蓄積されたキャリヤの多少に依存する該トランジス
タのチャネル・コンダクタンスの大小を保持データの“
0”、“1パに対応づけたものであり、フローティング
°ゲートROMと類似の構造を採っている。しかし、書
き込み方法は、従来のフローティング・ゲー)ROMの
ようなアバランシェ注入やトンネル注入に依るものでは
なく、より高速の書き込みが可能であるようにする為、
ワード線に接続されたトランスファ・ゲートに依って駆
動される電界効果トランジスタを使用してキャリヤの動
きを制御しているものである。そして、該トランスファ
・ゲートはメモリ・セルを読み出す際の選択ゲートとし
ても機能する。
発明の実施例 第1図は本発明一実施例の要部切断側面図である。
図に於いて、1はp型シリコン半導体基板、2は接合ゲ
ート型電界効果トランジスタ(フローティング・ゲート
・トランジスタ)@分に於けるn型チャネル領域、3は
接合ゲートを構成する為のp帯領域、4は例えば二酸化
シリコン膜で構成された絶縁膜、5は書き込みビット線
(V/−BL)として作用する例えば第1層目の多結晶
シリコン膜で構成された電極、6は例えば二酸化シリコ
ン膜で構成された絶縁膜、7はワード線に接続される例
えば第2層目の多結晶シリコン膜で構成されたトランス
ファ・ゲート電極、8はドレイン側供給電圧■。、が印
加されるフローティング・ゲート・トランジスタ部分の
n+型トドレイン領域9は読み出しビット線(R−B 
L)として作用するn+型領領域10はワード線(WL
)として作用する例えばアルミニウム膜で構成された電
極をそれぞれ示している。
図から明らかなように、接合型ゲート(フローティング
・ゲート)を構成するp帯領域3は全周をn型チャネル
領域2及び絶縁膜4で包囲されているので電気的にフロ
ーティング状態となっている。従って、p帯領域3に蓄
積された電荷はpn接合の部分で熱的に発生したキャリ
ヤに依って中和されない限りその電位を保持し、メモリ
機能を発揮することができる。尚、p型頭域3上の電極
5は絶縁膜4を介し容量結合に依りp帯領域3に電位を
与える。
さて、選択された行のメモリ・セルに於けるトランスフ
ァ・ゲート電極7が高レベルにバイアスされると、フロ
ーティング・ゲート・トランジスタ部分に於けるn型チ
ャネル領域2とビット線であるn+型領領域9の間が接
続され、保持データに応じたセル電流が流れる。このと
き、フローティング・ゲート・トランジスタ部分に於け
るドレイン領域8にはドレイン側供給電圧vanが印加
されている。従って、このメモリ・セルは、構造上から
は2トランジスタ型メモリ・セルである。然し乍ら、実
際には、セル寸法が1トランジスタ型のテーバ・アイソ
レーテッド型ダイナミック・ゲイン・セルとあまり違わ
ない。この理由については、後に詳記する。
次に、第1図に関して説明した実施例の動作原理を解説
する。
第2図は本発明一実施例の等価回路図であり、第1図に
関して説明した部分と同部分は同記号で指示しである。
図に於いて、Qlはメモリ作用をする接合ゲート型電界
効果トランジスタ、C2はトランスファ・ゲート・1ヘ
ランジスク、C3はpチャネル型トランジスタ、C1は
容量、CBはビット線R−BLの寄生容量をそれぞれ示
している。
この回路に於いて、接合ゲート型電界効果トランジスタ
Q1のフローティング・ゲートは容量C1(第1図に於
けるp帯領域3と書き込みビット線である電極5との間
の容量)を介して書き込みビット線W−BLに接続され
ている。
トランジスタQ1のドレインにはドレイン側供給電源電
圧vanが印加されているので、これに依りフローティ
ング・ゲート近傍のホールに対するポテンシャル障壁を
高くし、半導体基板からフローティング・ゲートへのホ
ールの注入を防止している。
トランジスタQ2はトランジスタQ1のチャネル領域(
第1図に於けるn型チャネル領域2)及びビット線R−
BL (第1図に於けるn+型領領域9を結ぶ動作をす
る。
トランジスタQ3は第1図を参・照して説明すると、半
導体基板1をソース(或いはドレイン)、フローティン
グ・ゲートであるp帯領域3をトレイン(或いはソース
)、トランジスタQ2と共通にトランスファ・ゲート電
極7をゲートとし、そしてハック・ゲートはトランジス
タQ1のチャネル領域3の延長部分を用いている。
トランジスタQ2のしきい値電圧をVt2、トランジス
タQ3のしきい値電圧をVt3とした場合、メモリ・セ
ルが保持状態のときのワード線電圧を■匈1sすると、 Vt3<Vwls <Vt2        ・・・i
llとする必要がある。即ち、トランジスタQ3はpチ
ャネル型、トランジスタQ3はnチャネル型であること
を考えると、トランジスタQ2及びQ3ともにカット・
オフしていることを意味する。
次に、読み出し動作と書き込み動作とについて説明する
「読み出し」 メモリ・セルのデータを読み出す場合、ワード線WLを
高レベルとなし、その電圧V wlrを、Vt3〈Vt
2くVwlr            ・ ・ ・ ・
(2)とする。このようにすると、トランジスタQ2は
オンとなり、メモリ・セルには接合ゲート型電界効果ト
ランジスタQlのチャネル領域を介し読み出しビット線
R−BLに電流が流れる。この電流は、メモリ・セルの
保持データに依り決定され、場合に依っては、一方のデ
ータではトランジスタQ1を完全にカット・オフさせて
セル電流が流れないようにし、他方のデータでのみ流れ
るように設定することが可能である。
前記読み出し動作を行なわせる際、それに先き立ち読み
出しビット線R−BLは予め低レベル、例えば接地電位
に設定しておくものとする。本発明装置では、このよう
な状態にあるビット線R−BLの寄生容量CBをセル電
流で充電して電位を引き上げるかたちになるものである
。また、読み出し、保持状態にある間1.書き込みビッ
ト線W−BLの電圧は電源電圧と接地電圧との中間の電
圧Vm  (Vm’=!4voo)となっている。
「書き込み」 データ“1”の書き込み データ″1″は接合型ゲート、即ちフローティング・ゲ
ートにホールが蓄積された状態であると定義する。
書き込みを行なうに当り、ワード線WLの電圧は低レベ
ル(保持状態よりも更に低いレベル)とし、この電圧V
wlwが、 Vwlw <Vt3<Vt2        ・・・1
3)となるようにする。このようにすることに依り、ト
ランジスタQ2はオフ、トランジスタQ3はオンとなる
。この状態で書き込みビット線W−BLの電圧をVmか
ら低レベルVSS<ソース供給電源電圧)に引き下げる
。これに伴ない、トランジスタQ3を通じて半導体基板
からフローティング・ゲート内へホールが流れ込む、こ
とになる。次に、ワード線WLの電圧を保持電圧に引き
上げてトランジスタQ3をオフとする。次に、書き込み
ビット線W−BLの電圧を保持状態の電圧Vmに引き上
げることに依り、フローティング・ゲートの電圧は容量
C1を介しての容量結合で引き上げられて、トランジス
タQ2はチャネル領域に於ける内部抵抗が相対的に低い
バイアス状態になってデータが保持される。
データ“0”の書き込み ワード線WLの電圧を低レベルとしてトランジスタQ3
をオンとした後、書き込みビット線W−BLの電圧を電
圧Vn+から高レベルVDD(ドレイン側供給電源電圧
)に引き上げる。これに伴なってフローティング・ゲー
トのホールはトランジスタQ3を介して半導体基板に放
出される。この結果、フローティング・ゲートの不純物
濃度が比較的低い場合には、該フローティング・ゲート
の内部が全て空乏化することもある。次に、ワード線W
Lの電圧を保持レベルとしてトランジスタQ3をオフさ
せた後、書き込みピント線W−BLの電圧を保持状態の
電圧Vmに引き下げることに依り、容量C1を介しての
容量性結合でフローティング・ゲートの電位は引き下げ
られ、トランジスタQ1はそのゲートが負に深くバイア
スされてカット・オフとなるか、若しくは内部抵抗が極
めて高い状態となる。
前記説明から理解されるように、本発明の半導体記憶装
置の動作は、テーパ・アイソレーテッド型ダイナミック
・ゲイン・セルのそれと若干類似した原理となっている
。これは、トランジスタQ1の部分だけ取り出して見る
と、テーパ・アイソレーテッド型ダイナミック・ゲーイ
ン・セルと同様に考えることが可能な為である。
しかし、本質的な相違点は、本発明の半導体記憶装置で
は、テーパ・アイツレ−テント型グイナミソク・ゲイン
・セルの重要な特徴であるテーパ部分が不要なことであ
る。
このような構造上の相違から、その動作も本質的に異な
っている。即ち、テーパ・アイソレーテッド型ダイナミ
ック・ゲイン・セルでは、選択酸化時に生ずるテーパ状
のアイソレーション膜直下のホールに対するポテンシャ
ルが低くなることを利用し、この部分を通して接合型ゲ
ート、即ちフローティング・ゲートにホールを注入して
いる。
然し乍ら、本発明の半導体記憶装置では、このホールの
注入を行なう為にトランジスタQ3を用いているから、
前記テーパ状アイソレーション膜の形成は不要になるの
である。従って、例えば埋め込みアイソレーション・プ
ロセス等のテーパ状アイソレーション膜が形成されない
方法に依ってアイソレーションを行なっても全く支障が
ないばかりか、本発明に於けるような構造にしたほうが
素子の高集積化に適していて、例えば、1メガビット或
いは4メガビツトのような高集積化が可能である。
本発明の半導体記憶装置では、見掛は上、1メモリ・セ
ル当り2トランジスタ分の寸法を必要とするが、トラン
スファ・ゲートを有している為、非選択セルはビット線
から切り離すことができるで、隣接したメモリ・セル同
志で読み出しビット線を共通に使用することができる。
これに対し、テーパ・アイソレーテッド型ダイナミック
・ゲイン・セルでは、同一カラム上の読み出しビット線
を隣接カラムとは共有できない為、1セル毎にビット線
の配線幅とその周囲のアイソレーション領域分の寸法が
必要となる。この為、本発明に於けるセルと比較すると
略同じになってしまう。従って、2トランジスタ分の寸
法を必要とする本発明に於けるセルは、他の形式の効率
的とされているセルと比較しても、むしろ高集積化指向
の点では優れている。例えば、従来の1トランジスタ・
1キヤパシタ型のメモリ・セルと比較しても、蓄積キャ
パシタが不要であり、その代りに小型のフローティング
・ゲート型トランジスタが形成されているだけであるか
ら、セル寸法は60 〔%〕程度の大きさしかない。
また、メモリ・セル出力の点でも、1トランジスタ・1
キヤパシタ型メモリ・セルでは、ビット線に対して充分
な出力電圧を与えなければならないから、高集積化され
たメモリでは、小型でも大きな蓄積電荷を必要とする。
この為、非常に薄い絶縁膜や特殊な高誘電率膜、例えば
酸化クンタル(Ta205)等が要求される。然し乍ら
、本発明の半導体記憶装置では、セル内部に蓄積電荷に
対する変換コンダクタンスを有する為、セル出力は大で
あり、若し充分長い時間を掛けることができれば、読み
出しビット線電圧は駆動電源電圧に近い大きな値にする
ことができる。従って、極端に薄い絶縁膜は不要であり
、高集積のメモリを高い信頼性を以て製造することがで
きる。
更にまた、本発明の半導体記憶装置に於けるセルではテ
ーパ・アイソレーテッド型ダイナミック・ゲイン・セル
と比較してワード線の駆動が極めて容易である。即ち、
本発明のセルでは、ワード線は各セルのトランスファ・
ゲートを結ぶものであり、直流的電流を流す必要はない
。これに対してテーパ・アイソレーテッド型ダイナミッ
ク・ゲイン・セルでは同一のワード線上のセルの電流が
全てワード線に流れ、ワード線駆動部分には集積可能な
トランジスタの寸法では駆動が不可能なほどの大電流が
流れる場合があり、特に集積ビット数が多い程この様な
ことが起り易い。これを回避するには、メモリ・セルに
流れる電流を減らせば良いが、それではビット線への充
放電時間が長くなり、動作速度は低下する。本発明では
、そのようなことは起きない。
第3図は本発明に於けるメモリ・セルを駆動する周辺回
路も含めて表わした一実施例の要部回路図であり、第1
図及び第2図に関して説明した部分と同部分は同記号で
指示しである。また、第4図は第3図に見られる実施例
の動作を説明する為の駆動クロックのタイミング・チャ
ートである。
第3図に於いて、Qll乃至Q2’3はトランジスタ、
MCはメモリ・セル、DMCはダミー・メモリ・セル、
D及びDはデータ・バス、D−WLはダミー・ワード線
、φρ、φS、φt、φy。
φmはクロックをそれぞれ示している。尚、トランジス
タQll乃至Q14はセンス増幅器であるフリップ・フ
ロップを構成している。
さて、本実施例に於いて、センス動作の初期状態では、
トランジスタQ15はオフであり、またトランジスタQ
20及びQ21が導通しているのでピント線R−BLは
接地レベルにブリ・チャージされている。
読み出し動作を行なうには、ブリ・チャージ信号を遮断
し、トランジスタQ20及びQ21をオフした後、ロウ
・デコーダが選択したワード線WL及びダミー・ワード
線D−WLを駆動する。ワード線WL及びダミー・ワー
ド線D−WLが立ち上がるとメモリ・セルMC及びダミ
ー・メモリ・セルDMCが導通し、電源線(図示せず)
よりセルMC及びDMCを通じフローティング状態のビ
ット線R−BLがチャージ・アップされる。ビット線R
−BLの寄生容量はセルMC側とセルDMC側は等しく
設定されているので、データ“1”の読み出しではセル
MC及びDMCともに導通するが、ダミー・メモリ・セ
ルDMCはメモリ・セルMCの約半分のコンダクタンス
を持つ様に設定しておくと、メモリ・セルMCはダミー
・メモリ・セルDMCに対し約2倍の速さで電位が上昇
する。そこで、適当なタイミングを以てトランジスタQ
15を導通させ、トランジスタQll乃至Q14からな
るフリップ・フロップを活性化ことに依りビット線電位
差は増幅され、一方は■DDレヘル、他方はVss(接
地)し゛ベルに向かう。ワード線WLは、センス動作が
始まれば、その電位を引き下げて良い。この点は、従来
の1トランジスタ・1キヤパシタ型のメモリ・セルと大
きく異なるところである。即ち、従来のメモリ・セルで
は、読み出し後の再書き込み(リフレッシュ)の為、ワ
ード線はセンス動作完了まで高レベルに保つ必要がある
のに対し、本発明に於けるセルでは、読み出し後、再書
き込みを行なう場合には、ワード線WLはデータをビッ
ト線R−BLに送った後、直ちにその電圧を降下させて
書き込みレベルV wlwにする。センス増幅器の動作
には、20〜30(ns)程度の時間を必要とするので
、この間にワード線WLを書き込みレベルに設定するよ
うにすれば、本発明のメモリ・セルが読み出しと書き込
みとでワード線電圧が異なっていて、その設定に時間が
必要であるとしても、その欠点は実質的には問題になら
ない。センス増幅器が読み出し信号を増幅するとともに
クロックφtを立ち上がらせ、トランジスタQ26及び
Q27を導通してセンス信号をビット線W−BLに転送
する。この時のセンス出力が高レベルであるならば、書
き込みビット線W−BLには低レベルを低レベルを転送
するように反転データを転送する。そして、カラム・デ
コーダが選択した列の転送ゲート・トランジスタである
トランジスタQ18及びQ19をクロックφyで導通さ
せてデータをデータ・バスD及びDに転送して出力する
。書き込みビット線W−BLに転送された信号はワード
線WLを保持レベルVwlsにセットした後、トランジ
スタQ22及びQ23を導通させることに依り、ビット
線W−BLを保持レベル■mにリセットして再書き込み
を完了する。
ところで、本発明のメモリ・セルは非破壊読み出しであ
る為、前記のようなデータ再書き込みは必ずしも毎回行
なう必要はない。そして、センス増幅器は複数のカラム
に対し共通に使用することができるので、比較的複雑な
センス増幅器を用いてもカラムのピンチ上の制約は受け
ない。
また、本発明のメモ゛す・セルは読み出しビット線R−
BLを接地レベルから読み出し動作させる為、トランス
ファ・ゲート・トランジスタのゲート電圧が立ち上がる
と直ちにセル・データはビット線R−B ’Lに転送さ
れ、高速動作することが可能である。若し、従来の1ト
ランジスタ・1キヤパシタ型のメモリ・セルの如く、ビ
ット線が高レベルにブリ・チャージされていて、この電
荷をセルに依って引き抜く動作をさせる場合には、ビッ
ト線はビット線ブリ・チャージ・レベル以上まで立ち上
がさないと完全なデータ転送が完了せず、ワード線の立
ち上がりの遅れがメモリ・セルの読み出し動作速度を低
下させることになる。
更にまた、本発明のセルはα線の照射に依るソフト・エ
ラーにも耐性が大である。これは、ビット線に現われる
信号が大であるとの理由だけでなく、電荷蓄積領域がポ
テンシャル障壁で囲まれている為である。例えば、α線
の照射でp型半導体基板中に電子・正孔対が発生したと
すると、正孔は多数キャリヤである為、容易に基板電極
に吸収されるが、電子は基板中を拡散し、従来のメモリ
・セルでは蓄積キャパシタの電極に吸収されてソフト・
エラーを起こす。然し乍ら、本発明のセルでは、電荷蓄
積領域はp型フローティング・ゲートであってn型領域
に囲まれている。従って、仮に基板中を拡散した電子が
そこに到達して直ちにn型領域内に取り込まれたとして
も、これは、接続されているn+型領領域第1図のn+
+ドレイン領域8)を介して電源に吸収されてしまいソ
フト・エラーを起こすことはない。若し、このn1型領
域をビット線として使用していれば、ピント線を通じて
のソフト・エラーが発生することになるであろうが、本
発明ではこのn+型領領域電源に接続されているから、
そのようなことは起きない。これが、本発明半導体記憶
装置が特にソフト・エラーに対し耐性が大である理由で
ある。
本発明のセルでソフト・エラーが発生するとするならば
、α線がフローティング・ゲートを直撃した場合である
が、フローティング・ゲートは面積が小さいから直撃の
確率は従来の1トランジスタ・1キヤパシタ型メモリ・
セルよりも遥かに低い。これも、本発明半導体記憶装置
がα線等の照射に対して耐性があることの理由の一つで
ある。
第5図は本発明に於ける他の実施例を表わす要部切断側
面図であり、第1図に関して説明した部分と同部分は同
記号で指示しである: 本実絶倒が第1図に関して説明した実施例と相違する点
は、トランスファ・ゲート・トランジスタのしきい値電
圧をnチャネル側、即ち接合ゲート型電界効果トランジ
スタ(書き込みトランジスタ)から離れる方向に向かっ
て高くし、且つ、pチャネルの書き込みトランジスタの
しきい値電圧を略接地電位近傍に維持する為、トランス
ファ・ゲート・トランジスタの転送部分全面にp型の不
純物を導入し、p型チャネル・ドープ領域11を) 形成したものである。
このpチャネル書き込みトランジスタには極めて微少な
電流しか流れない為、パンチ・スルー電流域やサブ・ス
レッシュホールド電流域で動作させることが可能である
この様に、トランスファ・ゲートを書き込み許容を意味
するレベル、例えば、接地レベルとした時にpチャネル
の書き込みトランジスタが電界効果トランジスタとして
オン状態にあると、フローティング・ゲートは読み出し
時に於いて如何なる電荷を保持していても、書き込み時
には必ず半導体基板と導通して基板電位となり、次に保
持状態とした場合に書き込みビット線の電圧変動を容量
性結合でフローティング・ゲートに与えることができる
。このような場合、書き込みビット線は保持状態で低レ
ベル(或いは高レベル)にリセットしても良い。即ち、
書き込みビット線はレベルとしてVDDとVSSの2値
のみで良く、Vmは不要となる為メモリ・チップ内の電
源系を簡略化することができる。
前記の動作を更に詳細に説明する。即ち、ワード線を低
レベルとする書き込みの第1段階に於いて、データ“0
”の書き込みでは書き込みビット線を高レベル、データ
“1″の書き込みでは書き込みビット線を低レベルにす
る。この時、pチャネルの書き込みトランジスタは導通
している為フローティング・ゲートは常に基板と同一電
位である。次に、ワード線を保持レベルにしてpチャネ
ル書き込みトランジスタをオフし、書き込みビット線を
接地レベルにする。データ“0”の書き込み後はフロー
ティング・ゲートは容量性結合でその電位が低下し、接
合ゲート型トランジスタをオフさせる。従って、読み出
しに於いてはセル電流は流れず、データ“θ″が検出さ
れる。また、データ“1”の書き込み後は書き込みビッ
ト線の電圧は変化しないので、セル電流はチャネルを通
して流れることができデータ“1゛が検出される。
発明の効果 本発明の効果を列挙すると次の通りである。
■ セル内に利得をもつ構成になっているから小型であ
りながら大きなセル出力が得られる。
■ セルにトランスファ・ゲート・トランジスタを備え
ているからワード線に直流電流を流す必要がなく、ワー
ド線を駆動することが容易である。
■ 前記■と同様な理由から、ビット線電圧が如何なる
値になっても非選択セルの影響がない。
■ アイソレーション部分は任意の形状にすることがで
き、バーズ・ピークが生じない高集積化に適したアイソ
レーション・プロセスを採用することができる。
■ セルの構造上、α線等の照射に依るソフト・エラー
を発生し難い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部切断側面図、第2図は第
1図実施例の等価回路図、第3図は周辺回路まで含めて
表わした本発明一実施例の要部回路図、第4図は第3図
に示した回路の動作を説明する為のタイミング・チャー
ト、第5図は本発明に於ける他の実施例の要部切断側面
図である。 図に於いて、1はp型シリコン半導体基板、2は接合ゲ
ート型電界効果トランジスタ(フローティング・ゲート
・トランジスタ)部分に於けるnチャネル領域、3は接
合ゲートを構成する為のp型領域、4は絶縁膜、5は書
き込みビット線(W−BL)として作用する多結晶シリ
コンの電極、6は絶縁膜、7はワード線に接続される多
結晶シリコンのトランスファ・ゲート電極、8はフロー
ティング・ゲート・トランジスタ部分のn+型トドレイ
ン領域9は読み出しビット線(R−BL)トシて作用す
るn+型領領域10はワード線(WL)として作用する
電極である。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  工具 久五部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一導電型半導体基板表面近傍に埋め込まれ該半導体基板
    と反対導電型を有し且つ一端がトランスファ・ゲート・
    トランジスタのドレイン領域を構成するとともに他端は
    電源に接続された反対導電型高不純物濃度領域に接して
    いるチャネル領域、該チャネル領域に囲まれ絶縁膜を介
    してデータ書き込みピント線である電極と対向し電気的
    にフローティング状態にある接合ゲート領域、前記チャ
    ネル領域に於けるドレイン領域と対向し読み出しビット
    線と接続される反対導電型高不純物濃度領域、前記トラ
    ンスファ・ゲート・トランジスタのソース領域である前
    記反対導電型高不純物濃度領域と前記ドレイン領域との
    間のチャネル領域上に絶縁膜を介して形成されたトラン
    スファ・ゲート電極、該トランスファ・ゲート電極をゲ
    ート電極とし且つ前記接合ゲート領域及び前記半導体基
    板をドレイン領域及びソース領域とする一導電型チャネ
    ルの電界効果トランジスタを備えてなることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
JP57220709A 1982-12-16 1982-12-16 半導体記憶装置 Pending JPS59110158A (ja)

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