JPS5910986Y2 - 液体の充填容器 - Google Patents

液体の充填容器

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Publication number
JPS5910986Y2
JPS5910986Y2 JP501679U JP501679U JPS5910986Y2 JP S5910986 Y2 JPS5910986 Y2 JP S5910986Y2 JP 501679 U JP501679 U JP 501679U JP 501679 U JP501679 U JP 501679U JP S5910986 Y2 JPS5910986 Y2 JP S5910986Y2
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JP
Japan
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dish
scale
guide groove
outer cylinder
shaped recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP501679U
Other languages
English (en)
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JPS55107113U (ja
Inventor
周三 後藤
Original Assignee
富士精工株式会社
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Publication date
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Priority to JP501679U priority Critical patent/JPS5910986Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は注入器を兼ねる液体の注射器型充填容器に関
するものである。
従来、この種の充填容器、例えば家畜等への薬液経口投
与用注射器型容器にあっては、容器内の薬液を家畜の体
重に合わせ、適宜増減してそのまま投与できる様、容器
自体が投与器を兼ねる様になっている。
ところで、この種の注入器は注出棒に薬液の注出量を読
み取る目盛りが表示され、該目盛りにより必要量を注出
するものであるが、構造的には注射器と同様であるため
注出棒は僅かの押圧でも薬液が注出されるため、注出量
を誤ったり、又、不注意に薬液を漏出してしまうことが
多々あり、その取扱いには細心の注意が必要であった。
この考案はかかる従来の欠点に鑑み提案するもので、所
定量の薬液を誤ることなく注出投与できると共に、不注
意な薬液の漏出を未然に防止できるようにしたものであ
る。
以下、図面に示した実施例に基すいてこの考案を詳細に
説明する。
第1図には注入器を兼ねる充填容器の一例が示されてい
る。
即ちプラスチック等からできている外筒1の先端には一
体的に注入ノズル2を突出形或すると共に、この注入ノ
ズル2は着脱自在のキャップ3で閉止している。
上記外筒1内には内筒4が出入自在に挿入されていて、
外筒1と同等部材でできている。
そして内筒4の先端は縮径部5aを有する鍔部5が一体
的に形威されていて、この鍔部5には弾力性を有するゴ
ム製のシール部材6が包装され、前記縮径部5aで支持
されている。
このシール部材6は上記外筒1の内壁に水密状に摺動可
能であり、その中央に小さな通孔7が開口している。
また、内筒4の先端内にはシール部材6と同等部材のエ
アー排出弁8が装着され、その先端部は鍔部5内に突入
して支持されている。
そしてエアー排出弁8の中央には前記シール部材6に設
けた通孔7と連通する通路9が開設され、該通路9の途
中には球状の拡径部10が設けられるとともにその後端
部は内筒4 11!Iにテーパー壁11を形威している
“これによって、外筒1と内筒4とはシール部材6の通
孔7とエアー排出弁8の通路9とにより連通している。
また内筒4の後端には外筒1の後端に当接する鍔板4a
が設けられている。
そして上記内筒4内には後端に押し座16を形或した注
入棒12が出入自在に挿入されており、この注入棒12
は中心の軸棒の回りに備えた断面十字状のフレーム13
が内筒4の内壁に摺接可能となっている。
又注入棒12の先端には前記エアー排出弁8の拡径部1
0と密接して嵌合する球体部15が設けてあり、該球体
部15の背後のフレーム13は」二記テーパ一部11と
接合するように切削されている。
しかして上記のように構戊した充填容器は、外筒1内に
薬液等の液体を充填したのち、外筒1に内筒4を挿入し
、しかる後、内筒4内に注入棒12を挿入することによ
り外筒1内に内容液とともに封入される空気は可久的に
排出されて内筒4が装着される様なるものである。
さて、上記した充填容器にあって、第2図に示すように
外筒1の表面に目盛り手段と、内筒4の鍔部4aにスト
ツパ手段とを設けたものであるが、即ち外筒1にはその
外周面長手方向のほは′全長に互って階段状に連続する
案内溝14を形或し、この案内溝14の各段部毎に夫々
その下端寄に皿状凹部15を形戊してなる第1の目盛り
部16と、これと別に外筒1の外周面長手方向に沿い前
記階段状案内溝14と同等の長さで直線状の案内溝17
を形戊しこの案内溝17内に上記各皿状凹部15と周方
向に於て対応する位置に比較的に浅い複数の皿状凹部1
8を形戊してなる第2の目盛り部19とが形威されてい
る。
尚、必要に応じ第1の目盛から第2の目盛えストツパ手
段をスムーズに移動させる様にする為には前記第1の目
盛り部16の各皿状凹部15とそれぞれ対応する第2の
目盛り部19の各皿状凹部18とはガイド溝で継いでも
、又前記両案内溝14.17を細いガイド溝で継げる様
形威してもよい。
上記第1と第2の目盛り部16.19には各皿状凹部1
5,18の近接位置に目盛り数字20が表示してある。
一方、前記鍔板4aに設けたストツパ手段は、該鍔板4
aから外筒1に沿ってストツパレバ−21が延長され、
その先端が前記皿状凹部15,18のいずれかに係脱可
能のように折り曲がって係合面が椀状をなす係合部を形
或し、ストツパ手段を構戊している。
なお、このストツパレバ−21は、外筒1に対して内筒
4を最も後退した状態では該ストツパレバ−21の先端
が最後部の皿状凹部15または18に係合され、また最
も押進した状態、すなわち、液体を完全に注出した状態
では最前部の皿状凹部15または18に係合される様形
或されている。
本案は上記の構造よりなるから外筒1内に液体が密包充
填された状態において、第1の目盛り部15の例えば、
目盛り数字20の数字10の皿状凹部15にストツパレ
バ−21が係合している場合は、上記外筒1内に数字1
0に相当する液体量が充填されていることとなる。
そして、この状態では不注意に内筒4の鍔板4aに触れ
てもストツパレバ−21の先端が皿状凹部15に係合し
ているので該内筒4の押進は阻止され、従って液体の漏
出は防止されている。
次に、液体を注出する場合であるが、先ず目盛り数にし
て1目盛り以上を注出しようとする場合は、注入ノズル
2のキャップ3を取り外し、ストツパレバ−21の先端
を数字10の皿状凹部15並びに階段状案内溝16から
外し、このストツパレバ−21を外筒1沿いに回動させ
て第2の目盛り部19の数字10の直線状案内溝17内
の皿状凹部18に係合させる。
そして、上記内筒4の鍔板4aを少し強く押して内筒4
を押進させると、ストツパレバ−21の先端はその係合
している皿状凹部18を乗り越えて、隣りの皿状凹部1
8に係入する。
しかして、引続き鍔板4aを押して内筒4を押進させる
と、スI・ツパレバ−21に対して直線状案内溝17と
その皿状凹部18は節度機能を生じさせつつストツパレ
バ−21を摺動させることとなる。
よって鍔板4aへの押圧を適宜停止させればストツパレ
バ−21は所望位置の皿状凹部18に係合する。
これにより所望量の液体が注出できることとなる。
液体の注出後、続いて注出を行なう時以外は、この皿状
凹部16と対応している第1の目盛り部16の皿状凹部
15にストツパレバ−21ヲ回動係合させておくことに
まり内筒4の押進は防止される。
又本案の1目盛りを所要量として注出する場合は、勿論
、前記の様に第2の目盛りを使用して注出する事も差し
支えないが、第1の目盛りの皿状凹部15に係合してい
るストツパレバ−21を回動し、その隣り合う階段状の
案内溝14に位置させ、しかる後内筒4を押進させスト
ツパレバ−21をその段の皿状凹部15に係合させるこ
とにより、液体は所定量が注出される。
従って1個の容器から、繰り返し所定量を注出する場合
は、前記の作動を順次繰り返す事により、誤って所定量
以上を注出してしまう事なく、能率的に注出が行なえる
なお、充填容器は上記した実施例には限定することなく
その他一般的に外筒と注入棒とからなる注入器に広く活
用することが可能である。
以上のようにこの考案によれば、第1の目盛り部で不注
意な液体の漏出が未然に防止できると共に、所定量の注
出が能率的に繰り返し行なえ、第2の目盛り部で所望量
の液体の注出が誤ることなく行なえ更に不注意な取扱い
から、誤って液体を漏出させることがない注入器を兼ね
る充填容器を提供する事が出来るものである。
従って家畜等に投与する薬液の注入器を兼ねる充填容器
として極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の充填容器の断面図、第2図は同じく
側面図、第3図は第2図のA−A線における拡大断面図
、第4図は目盛り部の展開図である。 1・・・・・・外筒、4・・・・・・内筒、12・・・
・・・注入棒、13・・・・・・フレーム、14・・・
・・・階段状案内溝、15・・・・・・皿状凹部、16
・・・・・・第1の目盛り部、17・・・・・・直線状
案内溝、18・・・・・・皿状凹部、19・・・・・・
第2の目盛り部、21・・・・・・ストツパレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筒内の液体を注入棒の押進で注出するようにした液体
    の充填容器において、外簡の表面外周の長手方向に階段
    状に連続する案内溝を設け、該案内溝の各段部毎に夫々
    皿状凹部を設けてなる第1の目盛り部と、上記外筒の長
    手方向に沿って直線的に案内溝を設け、該案内溝内に、
    上記第1の目盛部の各皿状凹部と夫々周方向に於で対応
    する複数の皿状凹部を設けてなる第2の目盛り部とを備
    え、注入棒の外端には前記第1または第2の目盛り部の
    一つの皿状凹部と係合するストツパレバーを備えたこと
    を特徴とする液体の充填容器。
JP501679U 1979-01-22 1979-01-22 液体の充填容器 Expired JPS5910986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP501679U JPS5910986Y2 (ja) 1979-01-22 1979-01-22 液体の充填容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP501679U JPS5910986Y2 (ja) 1979-01-22 1979-01-22 液体の充填容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55107113U JPS55107113U (ja) 1980-07-26
JPS5910986Y2 true JPS5910986Y2 (ja) 1984-04-05

Family

ID=28810492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP501679U Expired JPS5910986Y2 (ja) 1979-01-22 1979-01-22 液体の充填容器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7798185B2 (en) 2005-08-01 2010-09-21 Medical Instill Technologies, Inc. Dispenser and method for storing and dispensing sterile food product
US7810677B2 (en) 2004-12-04 2010-10-12 Medical Instill Technologies, Inc. One-way valve and apparatus and method of using the valve
US9408455B2 (en) 2002-08-13 2016-08-09 MedInstill Development, LLC Container and valve assembly for storing and dispensing substances, and related method
US9440773B2 (en) 2003-07-17 2016-09-13 Medinstill Development Llc Device with one-way valve

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JPS55107113U (ja) 1980-07-26

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