JPS59109767A - 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱風により穀粒の乾燥を行なう穀粒乾燥機
にお（プる乾燥制御装置に関するものである。

この発明の目的は、穀粒の乾燥を良好に行なわけること
を可能とした穀粒乾燥機の乾燥制御装置を提供すること
にある。

上記目的を達成するために、この発明は、熱風発生装置
で発生する熱風により穀粒を乾燥づる熱風室１に熱風の
圧力を検出する圧力検出装置２を設り、一定した熱風の
圧力を設定する基準圧力設定装置３を設け、圧力検出装
置２の検出した圧）〕を基準圧力設定装置３で設定した
圧力に一致させるように熱風発生装置を制御する制御装
置を設（プたものである。

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図〜第３図は、熱風により穀粒の乾燥を行なう乾燥
機を示したものであって、７は被乾燥穀粒の貯溜室、８
は穀粒張込用の上部移送螺旋、９は分散回転体で、前記
上部移送螺旋８の排出口１０の下方に配設されている。

１１は前記貯溜室７の下方に連続的に形成された乾燥室
で、金網あるいは目抜鉄板などの通風枠１２を所定の間
隔で立設して形成されている。

１３は前記乾燥室１１の下方に形成された収穀室で、そ
の底部は樋状に形成されており、下部移送螺旋１４が設
【プられている。

１は前記乾燥室１１の間に設けられた熱風室でバーナ１
５に連通されている。

１６は前記乾燥室１１の外側に設けられた排風室で、吸
引ファン６に連通されている。前記吸引ファン６は、回
転速度を変換可能な可変モーター１７に連結されている
。吸引ファン６はバーナ１５とともに熱風発生装置を構
成している。

１８はロータリーバルブで、乾燥室１１の下部に回転自
在に設けてあり、穀粒をゆっくりと収穀室１３に繰出づ
ようになっている。

１９は■レベーターで、下端を下部移送螺旋１４に連通
され、上端を供給ホッパー２０を介して上部移送螺旋８
に連通されている。

２１は張込ホッパーで、下端を前記エレベータ−１９の
上部に連通されている。

２は熱風室１内の圧力を検出する圧力検出装置、２２は
熱風の温度を検出する熱風温度測定装置で、各々熱風室
１内に配置されている。

２３は制御ボックスで、この制御ボックス２３には、圧
力検出装置２、熱風温度測定装置２２および含水率計２
４が接続され、かつ、吸引ファン６の可変モーター１７
および熱風発生装置１５が接続されている。

第３図は前記制御装置２３のブロック図を示したもので
あり、３は熱風室１内へ送風する熱風量を予め設定づ−
る基準圧力設定装置、４は圧力検出装置２によって検出
された熱風室１内の測定圧力値と、前記基準ｒ＝力設定
装置３によって予め設定された一定圧力値とを比較する
比較回路で、この比較回路４の比較結果に基づいてファ
ン回転数制御装置５に出ＪｊＬｉ、ファン駆動回路２５
を介して可変モーター１７の回転数を制御して、吸引フ
ァン６の回転数を変換する。比較回路４及びファン回転
数制御装置５は圧力検出装置２の検出した圧力を基準圧
力設定装置で設定した圧力に一致させるように熱風発生
装置を制御づる制御装置を構成している。

２６は穀粒の張込量等に基づいて熱風の温度を予め設定
するとともに、乾燥中は含水率計２４によって検出され
る穀粒の含水率によって熱風の温度を設定する熱風温度
設定装置、２７は熱風温度測定装置２２によって測定さ
れた測定熱風温度値と、前記熱風温度設定装置２６によ
って設定された設定熱風温度値とを比較してその差を演
算する比較回路で、この比較回路２７の比較結果に基づ
いて燃料制御装置２８に出力し、熱風発生装置１５への
燃料供給を制御す゛る。

つき′に、作用について説明する。

乾燥作業を行なうに当っては、貯溜室７内への穀粒の張
込量等に基づいて熱風温度設定装置２６により熱風温度
を設定するとともに、基準圧力設定装置３によって熱風
室１内の一定した基準圧力を設定１−る。

このように、熱風温度と熱風圧力とを設定して張込ホッ
パー２１に穀粒を投入すると、エレベータ−１９によっ
て上方に搬送され、供給ホッパー２０を経て上部移送螺
旋８により水平に移送されて貯溜室７の上部中火位置の
排出口１０から落下し、回転する分散回転体９により均
分に敗イ［されて貯溜される。貯溜室７内に所定ｍの穀
粒が貯溜されて乾燥作業を開始すると、貯溜室７内の穀
粒は、乾燥室１１を経てロータリーバルブ１８によって
ゆっくりと収穀室１３に送り込まれる。穀粒が乾燥室１
１を通過する間に、バーナ１５、吸引ファン６によっＴ
　Ｒ生した熱風が熱風量１から通風枠１２を経て乾燥室
１１の穀粒中を通過して穀粒を乾燥せしめ、さらに通風
枠１２を経て排風室１６に入り吸引ファン６によって外
部に排出される。熱風を受（Ｊて収穀室１３内に流下し
た穀粒は、下部移送螺旋１４によって水平に搬送され、
エレベータ−１９によって揚送され、供給ホッパー２０
を経て上部移送螺旋８により水平に搬送されて貯溜室７
の上部中火位置の排出口１０から落下し、回転する分散
回転体９により均分に散布されて貯溜室７内に再び送り
込まれる。

このように穀粒は循環されながら順次乾燥されるのであ
るが、乾燥初期の時点では、しこう付着粉や藁屑の影響
により乾燥室１１内を流下する穀粒の密磨が粗いので、
熱風が乾燥室１１において穀粒間を円滑に通過する。そ
して、穀粒の乾燥が進むにつれて乾燥室１１内を流下す
る穀粒の密度が密になり、乾燥室１１の穀粒間を通過す
る熱風量が次第に減少する。この乾燥室１１内を通過す
る熱［ｉの変化にともなって熱風室１内の圧力が増加す
るのであるが、その圧力変化は圧力検出装置２によって
常時検出され、この検出された測定圧力値は比較回路４
に入力される。そして、比較回路４で、基準圧力設定装
置３によって設定された熱風圧力と比較される。

比較回路４による比較結果が、基準圧力値に対して測定
圧力値が高い場合、ずなわら、乾燥室１１内の穀粒間を
通過覆る熱風量が基準ｊＬ力設定装置３によって設定さ
れた圧力に基づく熱風量よりも少ない揚台には、ファン
回転数制御装置５を介して可変モーター１７の回転数を
アップして吸引）７ン６を高速回転せしめて熱風量を増
加さける。

また、基準圧力値に対して測定圧力値が低い場合、すな
わち、乾燥室１１内の穀粒間を通過リ−る熱風量が基準
圧力設定装置３によって設定された圧力に基づく熱風量
よりも多い場合には、ファン回転数制御装置５を介して
可変モーター１７の回転数をダウンして吸引ファン６を
低速回転せしめて熱風量を減少さける。

一方、熱風温度は熱Ｆ１＋温度測定装閘２２によって常
時検出され、この検出された測定熱風温度値は比較回路
２７に入力される。そして、比較回路２７で、熱風温度
設定装置２６によって設定された設定熱風温度値と比較
される。

比較回路２７による比較結果が、設定熱風温度値に対し
て測定熱風ン晶唯値が高い場合には、燃料制御装置２８
を介して熱風発生装置１５への燃料の供給量が減ぜられ
、設定点以上の温度上昇が防止される。また、設定熱風
温度値に対して測定熱風温度値が低い場合には、燃ｙ４
１制御装置２８を介して熱風発生装置６１５への燃料の
供給量が増加され、熱風温度が上昇される。

以上の記載Ｊ：り明らかなように、穀粒の乾燥が進むと
穀粒間の密度が高くなり、熱風室の熱風の圧力が高くな
り、穀粒間を通過覆る熱風ωが少ない状態となる。しか
し、この熱風の圧力を圧力検出装置が検出し、この検出
圧力を基準圧力設定装置で設定した一定した熱風Ｉｆ力
に一致さけるように制御装置が熱風発生装置を制御する
ので゛、穀粒の乾燥麿合に適した熱風量を得ることがで
きる。

このため、過乾燥、あるいは乾燥不足を少なくし、一定
した乾減率を得ることが可能となり、乾燥状態を良好に
することができる。

なお、この発明は、前述の実施例に限定さ４するもので
はなく、前述の実施例以外の態様で゛もこ０）発明を実
施しうるちのである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示すものであって、第１
図はこの発明に係る装置を備えた穀粒乾燥機の一部破断
の側面図、第２図は正面図、第３図は正断面図、第４図
は制御装置のブロック図である。 （図面の主要な部分を表わす符号の説明）１・・・熱風
室　　　　　　２・・・圧力検出装置３・・・基準圧力
設定装置 ４・・・比較回路 ５・・・ファン回転数制御装置 ６・・・吸引ファン ｆｉ　　訂　出願人　　月関農（幾株式会ネ１１！發：
閣 第１図 ＋４　　　　　　　’ＩＦ３’ｌ：ｊ　　　１２第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 熱風発生装置で発生する熱風により顆粒を乾燥する熱風
   室に熱風の圧力を検出する圧力検出装置を設【プ、一定
   した熱風の圧力を設定する基準圧ツノ設定装置を設け、
   圧力検出装置の検出した圧力を基準圧力設定装置で設定
   した圧力に一致ざｌるように熱風発生装置を制御する制
   御装置を設けたことを特徴とする穀粒乾燥例の乾燥制御
   装置。