JPS5910925Y2 - 配管の接続装置 - Google Patents

配管の接続装置

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Publication number
JPS5910925Y2
JPS5910925Y2 JP1978175038U JP17503878U JPS5910925Y2 JP S5910925 Y2 JPS5910925 Y2 JP S5910925Y2 JP 1978175038 U JP1978175038 U JP 1978175038U JP 17503878 U JP17503878 U JP 17503878U JP S5910925 Y2 JPS5910925 Y2 JP S5910925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
connection device
insulating
groove
piping
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978175038U
Other languages
English (en)
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JPS5593925U (ja
Inventor
三義 小屋
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS5593925U publication Critical patent/JPS5593925U/ja
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転電機例えば水車発電機等の軸電圧を発生す
る回転軸を支承する軸受摺動面に高圧油を供給して軸受
から回転軸を浮上させるための配管の接続装置に係り、
特に軸電流が流れるのを防止した配管の接続装置に関す
る。
例えば水車発電機では、固定子側磁束通路の磁気抵抗が
不均一なために生ずる軸鎖交磁束によって軸電圧が発生
する。
この軸電圧により、軸受の油膜が局部的に破壊され、回
転軸の軸電圧発生部両側を支承する複数の軸受と大地を
介して軸電流が流れ、軸受焼損事故に発展するおそれが
ある。
従って、軸受は大地に対して完全に絶縁し、軸電流をし
ゃ断しなければならない。
そのため、軸受を収納するブラケットはもちろん、ブラ
ケットに取り付く配管は絶縁部材を介した接続装置を使
用し、大地および軸受相互に対して完全に絶縁しなけれ
ばならない。
従来回転電機の軸電流等をしゃ断するなめに設ける配管
の接続装置は第1図に示す如く、互いに軸電圧を受ける
管12に接続されて対向したフランジ1の間に絶縁板2
及び薄いガスケット3を挾み込み、絶縁ボルト4の頭部
側フランジ1面に絶縁ワシャ5a、更に平座金5bをは
さみ、ナット6を用いて締付けている。
管12はフランジ1にさし込み外側,内側を溶接し結合
されている。
しかしながら、この構造では例えば推力軸受において起
動時の摩擦トルク減少および起動停止時の油膜保護のた
めに110〜150kg/cm2の圧力を有する軸受潤
滑油(タービン油)を軸受摺動面に噴出するいわゆるス
ラスト押上配管に用いた場合、第2図に示す如く、絶縁
板2に管内潤滑油の内圧7が加わっており、内圧7が高
くなると、絶縁材の強度は弱いので、絶縁板2は内圧7
に、耐えられず、破壊されて管内の潤滑油が流出するこ
とがあった。
またガスケット3の強度も小さいので、ガスケット3が
この内圧7に耐えられない場合もあった。
本考案は回転電機の軸受摺動面に高圧油を供給する配管
を接続する個所に確実にシール出来、また軸電流防止の
優れた絶縁性能を有する配管の接続装置を提供すること
を目的とする。
以下本考案の一実施例を第3図及び第4図に従って説明
する。
回転電機の軸電圧を発生する回転軸を支承する軸受摺動
面に高圧油を供給する配管の接続すべき互いの管12.
12端に接続された2個のフランジla,lbを対向さ
せ、片方のフランジ1aの接合面の外周部には絶縁板2
をはめ込むための環状(途中で切れていても構わない)
の張出し部8を設け、内周付近にはOリング9を挿入す
る溝10を設け、他方のフランジ1bの接合面の外周部
には張出し部8に対向して軸電圧に耐える空間を保つた
めの逃げ11を設け、内周付近にはOリング9を挿入す
る溝10を設ける。
絶縁板2は軸電圧に耐える厚さ2aとし、フランジ1a
の張出し部8の中にはめ込む。
高圧力に耐えるOリング9を両フランジla,lbの溝
10に挿入し、絶縁ボルト4の頭部側フランジ1b面に
絶縁ワシャ5a、更にその外側に平座金5bをはさみ、
ナット6を用いて締付け結合する。
管12はフランジ1a,1bにさし込み外側,内側共、
溶接し結合する。
上記の構戒によれば、第4図に示す様に強度の弱い絶縁
板2に加わる内圧7をフランジ1aの張出し部8で受け
ることが出来るので、絶縁板2の両側にOリング9を当
接したことと相まって、流体である潤滑油の高圧力に耐
えることが出来る。
またフランジ1bに逃げ11を設けて、両フランジla
,lbの間に十分な隙間を保たせたので、よごれ等によ
る絶縁抵抗低下を防止することが出来、優れた絶縁効果
を発揮することが出来る。
以上のように本考案によれば、絶縁板2の外周は一方の
フランジ1aの張出し部8で支えたので、高圧潤滑油に
対して安全であり、又、絶縁板2の両側にOリング9を
当接したことと相まって確実にシール出来、更に他方の
フランジ1bの外周部に逃げ11を設けたので、優れた
絶縁性能を有し、軸電圧を発生する回転電機の回転軸を
支承する軸受摺動面に高圧油を供給でき、軸電流を高信
頼性で防止できる配管の接続装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の配管の接続装置の断面図、第2図はその
接合面を示す平面図、第3図は本考案の配管の接続装置
の一実施例を示す断面図、第4図はその接合面を示す平
面図である。 1,1 a,1 b・・・・・・フランジ、2・・・・
・・絶縁板、4・・・・・・絶縁ボルト、8・・・・・
・張出し部、9・・・・・・0リング、10・・・・・
・Oリング溝、11・・・・・・逃げ、12・・・・・
・管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機の軸電圧を発生する回転軸を支承する軸受摺動
    面に高圧油を供給する配管の接続装置において、接続す
    べき互いの管端に接続された2個のフランジを対向させ
    、片方のフランジの接合面の外周部には絶縁板をはめ込
    むための環状の張出し部を設け、内周付近にはOリング
    を挿入する溝を設け、かつ他方の7ランジの接合面の外
    周部には前記フランジの張出し部に対向して軸電圧に耐
    える空間を保つための逃げを設け、内周付近にはOリン
    グを挿入する溝を設け、前記フランジの環状の張出し部
    の内側に軸電圧に耐える厚さを有する絶縁板をはめ込み
    、この絶縁板両側にて高圧油に耐えるOリングを前記両
    フランジの溝に挿入して、両方のフランジを絶縁ボルト
    とナットで締付け、その際、絶縁ボルト頭部側フランジ
    面に絶縁ワシャを当て更に絶縁ボルト頭部側と絶縁ワシ
    ャとの間に千座金を入れたことを特徴とする配管の接続
    装置。
JP1978175038U 1978-12-22 1978-12-22 配管の接続装置 Expired JPS5910925Y2 (ja)

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JP1978175038U JPS5910925Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 配管の接続装置

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JP1978175038U JPS5910925Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 配管の接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5593925U JPS5593925U (ja) 1980-06-28
JPS5910925Y2 true JPS5910925Y2 (ja) 1984-04-04

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ID=29182221

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JP1978175038U Expired JPS5910925Y2 (ja) 1978-12-22 1978-12-22 配管の接続装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6077884U (ja) * 1983-11-01 1985-05-30 積水化学工業株式会社 電気絶縁フランジ継手

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Publication number Publication date
JPS5593925U (ja) 1980-06-28

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