JPS59106901A - 循還給材式の挽材装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の挽材装置に関する。

従来製材工場ｅこおいて材料を小割りする装置として、
図面第１図に示すものが公知であり、このものは帯鋸１
を備える送材テーブル２の一側に定規３を、之に対応さ
せて他側ｅこ送ゎローラ４を設けた鋸機Ａの後方に、挽
道を挾んで製品と残材の搬出コ．ンベヤ５，６を設け、
残材搬出コンベヤ６の一側には残材を前記送材テーブル
２へ戻させるダ送コンベヤ７を設け、前記残材搬出コン
ベヤ６の中間ｔこけ、材料が検知器８の位置に達して、
検知器８を操作すると返送コンベヤ７へ残材を移す様ｔ
こ作動する横送り手段９を設けたものであった。

従って、作業者が鋸機ＡＥおける送材テーブル２の前に
立ち、定規３と送りローラ４との間へ材料を挿入し、こ
の材料が製品と残月と−こ挽き割られると、検知器８が
挽割りを検知して横送り手段９を作動させ、残材を返送
コンベヤ７に移して送材テーブル２へ戻すので、この残
材を受取ってまだ製品がとれるときは、送材テープ）ｖ
　２へ再び供給し、とれない端材の場合は、これを処理
コンベヤ（図面シこは示してない）１こ跳ね落す操作を
行うもので、作業者が鋸機Ａの近くに立つから、危険が
多くて安全保持に問題があり、又、材料を複数のコンベ
ヤにより中継移送するこの方式は、作業性が悪くて連続
挽材ができないために作業能率が低く、且つ、送材装置
が大形で多額の経費を要する欠点があった。

本発明はこの欠点を解消するためになされたもので、送
材台を取付けた循還コンベヤを用いること１こより、鋸
機から離れた位置で材料を供給すれば、材料が連続的に
鋸機へ供給されて挽材されるため、安全、高能率的な挽
材が可能で、施設費も安い循還給材式の挽材装置ｕを提
供することを目的とする。

次１こ本発明に関する循還給材式の挽材装置の実施の一
例を図ｍ１に付き説明すれば下記の通りである。

図面第２図〜第３図においてＡは鋸機で、フレーム１０
に上下一対の鎖車１１　、　］２を軸支し、これら鎖車
１１　、１２に帯鋸１３を張設してあり、該帯鋸１３の
一側に之との間隔を自由に調整出来る挽材定規１４を設
けである。１５は前記した鋸機Ａの一側に鋸１３の近く
を前方から後方へ直進し、この直進部の外方を後方から
前方へ直戻する様に設けたコンベヤで、直径の大きい前
後一対の鎖車１６　、１７に張設し、その後部鎖車１７
を減速機モータ１８により駆動させる。１９は前記コン
ベヤ１５に相互干渉しないピッチで取付けた複数個の送
材台で、その下部中央部をコンベヤ１５へ軸２０着し、
前端と後端に後記する案内手段１こより送材台１９を絶
えず前後の方向ｔこ向けるローラ２１　、２１を取付け
である。２２　、２３　、２４　、２５は送材台１９の
循還運動を前後に方向を定めて行わせるための案内手段
で、外側の案内手段２２はコンベヤ１５の直進部と直退
部とに平行する直線部イ、イとコンベヤ１５の回折部ｔ
こ合せた回折部口２口とにより形成され、内側の案内手
段２３　、２４のうち中間の案内手段２３は鋸機Ａの側
方の部分と、その反対側の部分とに、前記外側の案内手
段２２との間に送材台１９の前後に設けたローラ２１　
、２１を挾み付けて送材台１９を正しく前後に向け、両
端の案内手段２４　、２４は前記外側の案内手段２２　
ｔこおける回折部口１口に沿わせて、外側案内手段２２
との間ｔこ送材台１９Ｆこおける前部又は後部のローラ
２１を挾み付け、送材台】９が前後の方向に向いたまま
で直進部から直退部或は直退部から直進部へ戻らせるも
ので、このためには案内手段２２の回折部口と案内手段
２４の隙間の中心とコンベヤ１５の回折部の中心との距
離を送材台１９の中央の軸２０と両端のローラ２１　、
２１との軸間距離１こ等しくしておくものとし、更に前
記鎖車１６　、　＋７の内側には送材台１９のローラ２
１を支持する案内手段２５を設けるものとする。２６は
前記案内手段２２　、２３の直線部１こ取付けた多数の
ローラで、前記送材台１９に転り接触し、送材台１９に
重い材料を乗せても送材台１９が軽快−こ移動する様に
しである。

２７　、２７は前記送材台１９上に設けた材料の保持手
段で、図面第２図に示す両端挾持式の場合は、一方の保
持手段２７を固定とし、他方は図面第Ｓ図ｔこ示す様に
シリンダ２８により進退させる様にし、又、図面第グ図
に示す様１こ送材台１９への押付は固定式の場合は、送
材台１９の両端ｔこ取付金具２９１こより下向きにシリ
ンダ３０を取付け、このシリンダ３０ｔこより保持手段
２５を昇降させる様しこする。尚この保持手段２７　、
２７は図面第ｑ図及び第５図ｔこ示す様なローラ式か、
滑り板式とし、保持させた材料１こ後記する押付手段か
、跳ね出し手段ｔこより側圧が加えられると、ローラの
回転か滑り板の滑りにより、材料の定規１４への押し付
は或は送材台１９からの材料の跳ね落しが行われる様に
すると良い。３１は前記コンベヤ１５の直退部の側方１
こ設けた給材部で、コンベヤ３２ｆこより材料を受入れ
、この材料を送材台１９上へ送り込ませる。３３は給材
部３１の後側１こ設けた端材の跳ね落し手段で、常時は
昇降手段３４により送材台１９の横移動を妨げない位置
に下降され、送材台１９上の端材を跳ね落したいとき、
昇降手段３４Ｆこより端材１こ対応する位置迄上昇され
て、シリンダ３５により端材へ向って繰出され、端材を
搬出手段３６へ跳ね落す。３７は前記したコンベヤ１５
１こおける直進部の一側ｔこ鋸機Ａの定規１４に対応さ
せて設けた押付手段で、シリンダ３８により作動される
揺動アーム３９１こ支持させたローラを用いる。尚この
押付手段３７の加圧Ｅこは、揺動アーム３９［こ結着し
たワイヤに分銅を吊り、この分銅１こより加圧力を与え
ても良い。４０は鋸機Ａの後方に設けた製品の搬出手段
で、帯鋸１３により材料から挽き落された製品を受けて
製品置場へ搬送させるものである。

前記の様ｔこ構成される循還送材式の挽材装置における
コンベヤ］５を張設した鎖車１．６　、１７の一方１７
を減速機モータ１８１こより回転させると、コンベヤ】
５は直進部を前方から後方へ進み、転回部ｔこおいて方
向を変換して直退部を後方から前方へ戻り、転回部にお
いて方向を変換して直進部を進む循還運動を繰返すから
、このコンベヤ１５１こ中央部を軸２０着されている複
数の送材台１９は、コンベヤ１５の直進部と直退部とに
おいては、外側の案内手段２２の直進部イと内側の案内
手段２３とｔこ前後のローラ２１　、２１を挾まれるた
め、正しく前後ｔこ方向付けされ、転回部１こおいては
、外側の案内手段２２の転回部口と内側の案内手段２４
）こより一方のローラ２１を挾まれ、他方のローラ２１
を案内手段２５ケこ接動するため、この部分ｔこおいて
もほり前後方向に方向付けられて循還運動する。従って
、２等送材台１９上の材料保持手段２７　、２７へ給材
部３０１こおいて順次材料を供給すると、供給された材
料は前側の転回部において転回され、直進部を進むとき
押付手段３７　、３７により定規１７へ押し付けられ、
歩決めされて帯鋸１３へ送り込まれ、製品と残材とに挽
き割られると製品は搬出手段４０へ落ち、残材は送材台
］９）こ支持されて後部の転回部ｔこおいて転回され、
直進部を戻って前側の転回部において転回され、直進部
を押付手段３７　、３７により定規１４へ押し付けられ
て進み、再び挽材される操作を繰返すから、作業者は単
ｔこ挽材状態を監視して残材が製品のとれない端材Ｅこ
なれば、この端材を跳ね落し手段３３１こより送材台１
９から搬出手段３６へ跳ね落させ、之に伴い空ｔこなっ
た送材台１９上の材料保持手段２７　、２７へ新しい材
料を供給してやれば、複数の送材台１９の循還運動１こ
より材料を連続的１こ鋸機Ａへ供給して極めて能率の高
い挽材を行うごきが出来るものである。

本発明１こ関する循還送材式の挽材装置は、動力Ｆこよ
り駆動されて材料を挽く鋸と、この鋸の一側を前方から
後方へ直進した後、この直進部の外方を後方から前方へ
直進するコンベヤと、このコンベヤに中間部を軸着して
案内手段により前後ｔこ向きを定められる複数の送材台
と、該送材台上ｔこ材料を保持させる材料の保持手段と
、前記鋸とは反対側において送材台へ材料を供給する給
材部と、前記鋸の手前ｔこおいて送材台上の材料を挽材
定規へ押し付けさせる押付手段を備えさせて、給材部に
おいて各送材台上へ材料を供給し、コンベヤを運転する
と送材台が鋸機側を直進し、反対側を直進する循還運動
を行って材料を次々と鋸へ送り、このとき押付手段は材
料を挽材定規へ押し付けて材料の歩決めを行うから、鋸
１こよる挽材が連続して行われることとなり、作業能率
を大巾１こ増進させるだけでなく、作業者は鋸機より離
れた位置Ｆこおいて循還送材を監視し、材料が製品のと
れない端材となったとき、これを新しい材料に変身る操
作を行えば、労災事故の多い挽材作業が事故のおそれも
なく安全に行われて、然も、送材装置は単一のコンベヤ
ｔこより構成される筒中で小形なものであるため、施設
費も安上りとなる特有の効果を奏するものである。　　
　′

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の挽材装置を示す平面図。第２図は本発明
に関する循還給材式の挽材装置を示す平面図。第３図は
同上のコンベヤを帯鋸の位置において縦断した正面図。 第７図及び第５図は同上１こおける材料保持手段の一部
を示す側面図である。 図中１３は鋸、１４は定規、１５はコンベヤ、２２゜２
３　、２４は案内手段、１９は送材台、２０は軸、２７
　。 ２７は材料保持手段、３１は給材部、３７は押付手段′
ｋ　ＬＯ回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 動力ｔこより駆動されて材料を挽く鋸と、この鋸の一側
   を前方から後方へ直進した後、この直進部の外方を後方
   から前方へ直退するコンベヤと、このコンベヤｔこ中間
   部を軸着して案内手段１・こより前後に向きを定められ
   る複数の送材台と、該送材台上に材料を保持させる材料
   の保持手段よ、前記鋸とは反対側１こおいて送材台へ材
   料を供給する給材部と、前記鋸の手前ｔこおいて送材台
   上の材料を挽材定規へ押し付けさせる押付手段を備えさ
   せたことを特徴とする循還給材式の挽材装置。