JPS59105555A - 電気化学的測定装置のための試料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電気化学的測定装置に試料媒体、標準媒体
、清浄用媒体などを選択的に供給するための装置であっ
て、これら諸媒体用の接続口を１した操作ユニットを備
えていると共に、測定セルへ至る管路にに記の各接続口
が該操作ユニットにより選択的に接続される構成の供給
装置、に関する。

この種測定装＠ＶＣより化学的分析、例えば血液中のガ
スの分析、を行うＫｍしては、公知の型式のセンーｙヶ
有した測定セルを用い１組の測定値が得られる。　これ
ら測定値は例えば試料血液のｐＨｆｍ、分子状に溶存し
ている酸素の分圧、および二酸化炭素の分圧である。　
これら８種のパラメータを測定するための電気化学的セ
ンサを装着することのできる測定装置は例えがオースト
リア特許第８４９１５１号明細鼾に記されている。　こ
の種の測定装置は一般に恒温化された金属製のホルダＫ
ＪＩＸ付けられるものである。　このホルダにおいて配
慮されていることは、測定セル自体を一定且つ一様な温
度、例えば血中ガス分析ならばほぼ８７℃に保つこと、
そして、試料物質を保持している室への接触領域におい
ては七ンサ検出喘を密封状に隔離すること、である。

測定セルに対しては種々の試料物質を供給し、あるいは
標準液体及び／又は標準気体を供給するための装置が付
設されねばならない。

そしてこの種の供給装置においては回転自在の部材が用
いられ、該部材が円板状に形成され且つ円周）−Ｖｃ配
設の一連の関口を有していると共に、これら開口が手動
又は自重的な回転運動により測定セルへの管路と接続さ
れ得る構成となっている。　この回転自在の部材の、測
定セルから離反した側の端部には、試薬容器およびガス
容器へ至る接続管を取付けることができる。

さらに、ｋ１乙の回転自在の部材を介して測定セルｔ′
ｉ清浄用溶液の容器と排出液容器へ接続されるのである
が、この排出液容器は測定後の試料を減ＥＥ吸引して収
容するためのものである。

そして清浄用酸液もそのあと続いて吸引される。

清浄ステップが終ると、上記の回転部材は外気吸引のた
めの位置をとり、この外気により測定セルが再び乾燥さ
れる。

上記の公知装置にあっては、特定位置にある状態の上記
回転部材自体にも試料保持容器を取付けることができる
。　つまり、試料を保持したガラス毛細管が適宜部位に
取付けられる。

そしてＬ記特定位［に対応し測定セルの出口喘には、試
料を該セル内へゆっくり吸入するための嬬動（ぜんどう
）ポンプが連結される。　この嬬動ポンプの出口は排出
液容器へ接続されるのである。

この公知装置には一連の欠点、即ち例えば丘記回転部材
がどの接続位置をとっていても測定セルに対し密封状に
隔離される必要がある、という欠点がある。　弾性材料
製であることを要するバッキング部材は回転速１の際ニ
無理な作用を受けて削り粉を発生し、測定セル内および
該セルへ至る接続口を閉塞させる１県れがある。

そしてこの削り粉は上記回転部材と測定セルとのあいだ
の密封状態を破り測定操作を混乱させる。

試料は上記回転部材を介して吸引される。

従って密封Ｔ：ｌ’ｌ：試料が吸引されたあとで再清浄
化できないゾーンがこの回転部材の内部に生じる。　例
えば、血液分析操作などの場合には流出した血液でつま
った不潔なゾーンを生じることになる。

従って本発明の目的は、測定装置へ試料などを供給する
ための公知の諸装置ｉ１における種々の欠点を解消する
ことである。　この課鵬は、冒頭に記したタイプの供給
装置を、 前記の操作ユニットが復改の接続口を有した基部を備え
、さらに、この基部の穴の中に密封状に配置され且つ該
基部に対し相対的に穴内で動きうる管片ケ備えているこ
と、 王妃接続口が上記穴内へ開口していること、及び 上記管片が少くとも１つの管片軸線に交わる方向の孔を
備え、管片と穴との選択的相対Ｖ、＋　ＶＣより穴内の
少くとも１つの開口Ｖｃｈ記孔が整合するよう構成され
、−力、試料媒体ないし清浄用媒体など全供給するだめ
の上記以外の接続口が、測定セルから離反した側の管片
端部に直接配設されていること、 という本発明に係る構成により好都合に達成されるので
ある。

即ち、この構成によれば試料等が測定セル内へ導入され
たのち該供給装置内に試料等の残渣が滞留することはな
く、装置の確実な作動が保証される。　そして、この供
給装置の操作ユニットが前記のように構成されているこ
とから、該装置の密封化の点で従来装置がかかえていた
欠点も解消し、特にと記管片の孔の近傍というごく限ら
れた小さいｍ域のみを密封すればよいという点は極めて
有利なことである。

この発明の一犬絶倒においてｌｄ上記供給装置が、 １１０記の管片がその軸線のまわりに穴内で回転可能で
あり、測定セルに対向した側の管片の端部が測定セルへ
の供給管に対し回転自在に封止され、且つ測定セルから
離反した側の管片の端部が試料媒体等供給用の接続口に
対し回転目在に封止されている、 という構成とされる。　しかしと記諸媒体用の接続口の
位置を制御するべく上記の如くに操作ユニット基部と管
片とを相対動ｌ：ｉ″ｒ能とすることが原理的に可能で
はあるが、そのための回転駆動は従来のものよりも簡単
な構造をもって実現されねばならず、この観点からすれ
ば、測定セルへ連通されるべき前記媒体用接続口の切換
は、精密制御ｏｒ能なステップモータを用い迅速ｆｉに
行うことが望ましい。

従って、特に好ましくは、を記供給装置において前記の
各接続口の開口が基部の穴内において、この穴の軸線に
対し垂直な少くとも１つの平面内にそれぞれ配置した構
成とされるが、それはこうすることによｐ管片軸線に交
わる方向の孔をＪ：、記各千面ごとＶＣｌつづつ該骨片
に開設すればよいからである。

製作材料と許容公差とを適１７Ｊに選択することによっ
てＥ記管片を基部の穴に直接密着させることもできるが
、しかし構造玉の観点からすれば、上記孔近傍の領域に
おいて上記開口を封止するための追加のバッキングを基
部内に設けた実施態様をとれば有利である。

以下図示実施例に基づきこの発明をさらに詳しく説明す
る。

ｔ４気化学的測定装置に対し試料媒体、標準媒体、ｌ＃
浄開用媒体どを選択的に供給するための装置＋１）はそ
の要部を図面中に略示しである如く、操作ユニット（２
）を有し、該ユニットには各媒体用の接続口＋３１　、
　＋４１　、　（５１、＋８１を設けてあり、これらの
うち接続口ｉ４１　、　ｉｌｌのみにチューブ＋７１　
、　（８）　１取付けた状態を図示しである。　操作ユ
ニット（２）は上記諸媒体供給用の基部（９）と、この
基部の穴（１０）の中に該穴に対し相対１可能かつ密封
状に配設された管片（１１）とを備え、この管片にはそ
の軸線に交わる方向の孔（１′４が設けである。

なお図中では省略しであるが、電気化学的測定装置の較
正又は運転のために必要な標準媒体又Ｉｌ′ｉ緩衝媒体
を供給する（似しこのこと自体は本件発明の対象外）た
めにも用いられるに、記の接続口（３１、＋４１　、　
＋５＋は、図の実施例の場合、その軸線が穴（ｌＯ）の
軸線り→に垂直な平面（Ｉ４）に含まれ、従って管片（
Ｉｔ）ｋ軸線（ｌ尋のまわりに回動さ也ると、これら接
続口の開口０５）Ｈ管片軸線ｉ’Ｉ（交わる方向の管片
の孔（１′４と次々に整合することになる。

孔０匂のまわりには図の実施例の場合この孔のためのバ
ッキング（［０、（ｌηが配設されているが、これらバ
ッキングは例えば加硫ゴムからなるものテする。　同様
のゴムバッキング０８）、（２）７＞Ｅ　孔Ｈから離れ
た図の右側位置で穴（１０）の大径部（ハ）の中に配設
され管片［１１）　ＶＣ接当しているが、勿論これらバ
ッキングθ８）、θ９）は穴（１０）に対し管片（川を
支持するためにのみ作用するものである。

測定装置から離反した側の管片（１１）の端部には接続
口（６）が配設され、これは試料供給に用いられるほか
、試料供給ののちに供給されるべき清浄用媒体と乾燥用
媒体のためにも用いられるものであって、従って当該試
料供給装置の中を通る試料供給路を容易かつ好都合に清
浄化でき、かくして該供給装置の作動を混乱させるよう
な沈澱物を生じるおそれをなくすことができる。

開口０５）の１つを孔（１２Ｊにより選択的に開放する
ためのユニット（２）と管片（ｌｌ）とのあいだの相対
動を生じさせるべく、管片（ＩＩ）　ＶＣはこれと一体
回転するフオームホイール乞ｌ）が固定され、図外のス
テップモータにより該ホイールは整然と駆動される。　
この目的のため管片（ＩＩ）　Ｖｉその一端において測
定装置［１の図外の測免セルへ向う管路（２３１に対し
相対動自在に封止され、その他端において試料媒体ない
し清浄用媒体用の接続チューブ（８）ニ対し相対動自在
に封止されている。

図の装置の使用にあたっては、例えば測定装置０＋によ
る測定作業を開始する際に、接続口（３）。

（４）、（５）の中の１つを通じて標準媒体が供給され
るであろうが、その場合フオームホイール＆１１を介し
て管片（１１）が回動させられ所要の開口θ荀が孔０２
）と連通ずるのであり、そのあとチューブ＋８１　Ｖ１
図外の閉止具、たとえばピンチコック、により閉止され
る。　次いで、管片（川を例えば９０°回動させて平面
（１４）内の他の接続口が孔（１匂と連通させられ、Ｊ
：、記とは異なる標準媒体又は緩衝媒体などの供給が可
能となる。　このあと、骨片（直りはさらに回動させら
れて、孔（１′４がどの開口（１６）とも連通しない位
置、つまり例えば接続口（５）の開口とは正反対の位置
、をとらされるのであって、次いでチューブ（８）の上
記閉止共を囲ければ試料の一区分が該チューブを通じ流
入する。　測定および試料流路清浄化のステップが終れ
ば、試料の他の区分についての測定を始めるべく丘記諸
操作が繰返される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示し、第１図は要部断面図、
第２図は第１図中の矢印（ＩＩ）方向から見た側面図で
ある。 （１）・・・・・・測定セル、（２）・・・・・・操作
ユニツ）　、＋３１　。 （４）、（５）、（６）・・・・・・接続口、（９）・
・・・・・基部、（１０）・・・・・・穴、（１１）・
・・・・・管片、（１２）・・・・・・孔、（１３）・
・・・・・軸線、（１荀・・・・・・平面、（１ｍ・・
・・・・開口、（１６）＊　（’η・・・・・・バッキ
ング。 （１３） ２９６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　電気化学的測定装置に試料媒体、標準媒体、清浄用
   媒体などを選択的に供給するための装置であって、これ
   ら諸媒体用の接続口を有し次操作ユニットを備えている
   と共に、この操作ユニットにより測定セルへ至る管路に
   対し上記の各接続口が選択的に接続される構成の供給装
   置において、 ト記の操作ユニット（２）が接続口［３）　、　＋４１
   　、（５）を有した基部（９）を備え、さらに、この基
   部（９）の穴（１０）の中に密封状に配置され且つ該基
   部（９）に対し相対的に穴（１０）内で動きうる管片（
   １１）を備えていること、 接続口＋３＋　、　（４１、（５１が穴（１０）内へ開
   口していること、及び 管片（１１）が少くとも１つの骨片軸線に交わる方向の
   孔喬を備え、骨片（Ｕ）と穴（ｌＯ）との選択的相対Ｉ
   ＩＩＩＩにより穴（１０１内に少くとも１つの開口０Ｉ
   Ｓ）ＶＣ玉記孔（１２）が整合するよう構成され、一方
   、試料媒体ないし清浄用媒体などを供給するためのと記
   以外の接続口（６）が、測定セルから離反した剣の管片
   （Ｉｌ）の端部に直接形成されていること、 を＠故とする試料供給装置。 ■　前記の管片（川がその軸線（１３）のまわりに穴（
   ｌＯ）内で回転可能であり、測定セルｆｌ）に対向した
   側の管片（１１）の端部が測定セル（１）への供給管−
   に対し回転自在に封止され、且つ測定セルｔ１）から離
   反した側の管片（１１）の端部が試料媒体等供給用の接
   続口ｔ６１　Ｋ対し回転自在に封止されている構１戊の
   特Ｆｆｆ諸氷の範囲第０項に記載の試料供給装置。 ■　１ｌｆｌ記の各接続口＋３１　、　＋４１　、　＋
   ｆｉ＋の開口ｔ１５）が基部（９）の穴（１０）内にお
   いて、この穴の軸線０３）Ｋ対し垂直な少くとも１つの
   平面（１褐因にそれぞれ配置されている特許請求の範囲
   第■項に記載の試料供給装置。 ■　前記の骨片軸線に交わる方向の孔（１２）の近傍に
   おいて管片（ＩＩ）　ｋに追加のバッキングｔ’６）　
   、（１７）が設けられ、基部（９）内部に対し開口（＋
   ５）を封止し得る構成の特許請求の範囲第０項から第■
   項までのいずれかＶＣ記載の試料供給装置。