JPS5899963A - 散薬調剤時の誤薬防止システム及びその散薬コ−ド番号読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薬局等で散薬に対する調剤操作に於ける誤薬
を防止し、実際上の調剤操作内容を記録として確実に保
存し得るシステムに関する。

従来薬局等に於いてなされてきた散薬の調剤操作過程は
、 （ａ）　　処方箋を受付け、 （ｂ）　　処方箋の記載から指定散桑名を確認し、（Ｃ
）該指定１４を収容する薬瓶を棚から選択して取り出し
、 （ｄ）　　また、該指定散薬の指示鼠を確認し、（ｅ）
　　その確認指定緻を前記取り出し薬瓶から採取秤駄す
る。

また、上記（ｂ）乃至（ｅ）の操作過程は処方箋に記載
の全散薬についてなされ、 （１）　　その得られた各種の全散薬を混合し、（ｇ）
　　この混合散薬を適宜分包する。

この分包薬が適宜該当患者に引渡される。

また、散薬の調剤行為には」−述の調剤操作とは別に薬
剤師法の規定により次の１続操作が強制される。

先ず、調剤内容を指示した処方箋に対し、調剤済の旨の
記載等を付して保存され、次に、調剤過程に於ける操作
内容に関して、患者の氏名、年令、桑名及び分量、調剤
口、処方箋の発行年月日等の事項か調剤録中に記入され
、後日の監ｆ又は確認の記録として保存される。

このように、調剤行為に於ける従来法での操作内容は、
原則として薬剤師による極めて専門的なものでありまた
法規程に適ったものでなければならないか、前記（ｂ）
の指定桑名の確認、前記（Ｃ）の薬瓶の取り出し、また
、前記ｉｄｊの指定敵桑分鼠の処方箋記載からの確認等
の人的操作過程にて誤認、間違いの生ずる口■能性か大
きく、さらに、使用散桑名及びその分備、調剤１等の調
剤縁への記入の際、誤記される可能性もある。

このような誤認、誤記に基つく事項か記録として保存さ
れると、後日実際に服用された調剤薬成分を確認するの
が困難となる。

本発明は従来の調剤法に於ける誤認、誤記の起生ずるの
を防止し、また、実際の調剤薬成分と保存記録との内容
を完全に一致し得る誤薬防止システムを新規開発したも
のであり、本発明を第１図の調剤フロー図に示す実施例
に基づいて説明すると、 処方箋に付した受付番号を入力装置工によりコンピュー
タのＣＰ　Ｕ　（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎ
ｇ　Ｕｎｉｔ　：中央処理装置、以下同じ）の記憶部Ｍ
に入力しさらに、この信号は制御部Ｃを介してジャーナ
ルプリントＰ上にプリントアウトする（１）過程、上記
処方箋に記載の指示散薬を収容し、該指示散薬に対応す
るコード番号を付した薬瓶を棚上から取り出す（イ）過
程、該薬瓶のコード番号を読取装置Ｒによりｃｐｕの記
憶部Ｍに入力すると共ニジャーナルプリントＰにプリン
トアウトする（つ）過程、上記コード番号の入力により
予め、ｅＰｔＪの記憶部Ｍ（又は補助記憶語ａｍ）に記
憶しである相当感知信号をＣＰＵ内で演算部０及び制御
部Ｃによる選択制御機能により音声（又は表示）信号と
して出力する（（５）過程、次に、薬瓶から指示散薬を
処方箋記載の指定賦に基づき採取し、秤量計Ｂにより秤
量すると共に、該秤量値を秤量計Ｂによりｃｐｕの記憶
部Ｍに入力し、演算部０及び制御部Ｃを介してその対応
コード番号に従ってジャーナルプリントＰにプリンドア
カドする（イ）過程、上記（イ）乃至オ）の各過程での
操作を処方箋に指定の全散薬について繰り返えしなし、
その得られた全種の散薬を混合し、分包する（力）過程
、また、上記の各操作により得られるジャーナルプリン
）Ｐを比較１可能に処方箋上に貼付する（１）過程等に
よりなることを特徴とするり− 上記構成特徴の本発明に係る誤薬防止システムに於いて
、 （７）過程では、対象とする処方箋を特定し、その処方
箋をプリントアウトすると共にＣＰＵの記憶部Ｍ又は外
部の補助記憶語ａｍに記録することができる。次に、（
イ）過程では、薬瓶に対する取り出し行為上、散薬の保
管形態、即ち、薬瓶内に収容保管される散薬の形態が限
定的なものであることから、前記従来法での場合と同様
に薬名からの人的な確認選択という行為に基づくもので
あるが、薬瓶には薬名に対応するコード番号を伴うもの
であることにより、次の（つ）過程にて読取装置ｉＲと
組合わせて機械的にそのコード番号を読み取らせその読
取信号をＣＰＵの記憶ｊ１Ｍに入力することを可能とす
る。

この場合、上記コード番号を、第３図に示すように、薬
瓶２の外側壁面上に複数のバーコード４を上下方向に順
に配列してなるバーシート３を貼付した形態のものとな
し、 また、読取装置Ｒを、第２図に示すように、直方体形状
の回路ボックス１２を有し、該回路ボックス１２内には
信号変換装置、昇降用駆動機等を内蔵し、該駆動機上に
配された昇降駆動杆はその余端か二つの軌道孔１３を介
して前方外部に及び、該駆動杆の余端は装着台５を壁面
に沿って水平に配着してなり、該装着台５の両端上部に
夫々一部を間欠状の挟持爪６及び７を配設してなり、ま
た、照光及び受光装置を内蔵した筒状胴部９と該間状の
軸方向の照光し１１ゲを尖端に穿った照１、光へラド１
０とによりなる検出ペン８か、その胴部９にて各挟持爪
６及び７により夫々の間欠部分を介して挟持固定されて
なり、また固定状態の検出ペン８の照光ヘッド１０近傍
の回路ボックス１２上に検出ペン８の照光口１０′の面
する方向からの操作によりコード番号検出動作回路を開
閉するスイッチ１１が配設され、さらに、検出ペン８の
照光口Ｉｆｆ’から側方下部に平板面を有するテーブル
１４を配してなるペンスタンド装＃１１として構成する
ことができ、 上記構成特徴の実施例での薬瓶及び読取装置が使用され
る場合、 バーコード４を検出ペン８の照光口１σに対面させるよ
うに薬瓶２をテーブル１４に載置しさらに、該薬瓶２を
検出ペン８方向に移動させてスイッチ１１をオンすると
、検出ペン８はその照光口から光の照射を開始すると同
時に、装着台５上で検出ペン８が一回昇降し／寸−シー
ト３上のバーコード４を順に照光すると共に受光の有無
を点検して薬瓶の指定コード番号を読取り、この読取信
号を信号変換してＣＰＵへ出力する機能を果す。

従って、上記実施例での薬瓶及び読取装置を本発明に係
るシステムでの調剤過程に適用することにより、薬瓶の
指定コード番号を極めて迅速且つ薬瓶に対する取り扱い
を従来法での場合とほぼ同様にしてＣＰＵに入力するこ
とを可能とする。

このように上記（つ）過程により薬瓶上に付したコード
番号がｃｐｕに入力されると、次の（力過程では、予め
ｃｐｕの記憶部Ｍ（又は補助記憶装置ｍ）に記憶保持せ
しめである各種の散桑名を演疼部０及び制御部Ｃの選択
制御機能により発信装（ｉｆｒにて音声又は光のような
感知信号として出力する。即ち、棚からの薬瓶の取り出
しという人的操作と時間的に近接して感知信号１こよる
警告がなされるため、この時点にて操作人は取り出し散
薬の確認を強制されること番こなる。

従って、この過哩にて散薬の選択の正確さを確保し得る
。

このようにして取り出した薬瓶に対し、次過捏け）にて
、人的操作により指示公社の散薬が採取秤量され、その
秤量値は秤鑞計Ｂｆこよりオンラインでｃｐｕの記憶部
Ｍに入力され、演算部０及び制御部Ｃを介して）−ヤー
ナルプリントＰにプリントアウトされる。従って、秤量
値の記載に於ける誤記を解消することかできると共にそ
ｔ／Ｊ値を記憶保持する。

次に（１／７）過程は、当該処方箋指定の全散薬につい
て上述の（イ）乃至（１）の操作が繰り返えしなされる
ことから、指定全散薬の夫々の指装置が各採取して得ら
れ、また、調剤に供した全敗桑名及びその夫々の採取量
が記憶保持せられ、さらにジャーナルプリン１−Ｐｉこ
プリントアウトされる。

また、上記の採取各散剤は均一に混合せられ、例えば自
動分包機などの装置により適宜分包（り）される。

（躬過程は、上記（力）過程にて得られる各種のデータ
をプリントアウトしたジャーナルプリントＰを、例えば
、処方箋の記載面と同一の紙面上に貼付することであり
、従って、処方箋の記載内容と実際の調剤操作に合致し
たデータとを一見して比較確認することを可能とする。

このように、（羽過程での操作は、誤薬の有無の確認資
料、又は前記監査に供する資料を提供する。

前記分色して得られる分包薬は上記資料による監査で、
例えば、トータル重量の点検後に患者への引渡しく別が
なされる。

また、例えば、前記の（つ）過程及びオ）過程での入力
データをＣＰＵの演算部０を介して補助記憶装置ｍ′に
記憶させることにより、各種散薬の残睦及び保存年月日
等の記録として保存できると共に極めて容易に点検検索
することを可能とする。また、所定の散薬について予め
理論値を入力し補助記憶装置ｍ′等にて記憶させて、前
記（つ）過程及び（４）過程での入力データと比較演算
させ重量オーバーとなる場合にその旨の警告を発信させ
るようにプログラムすることも”Ｔ能である。

以上のように、本発明は薬局等に於ける調剤操作を従来
法での操作過程の流れをほぼ同一に維持し乍ら、各操作
段階での処方箋及び調剤縁への記載手続きを省略して簡
略化し且つ調剤操作を迅速化する一方、操作内容に対す
る注意、＆Ｎ認を喚起することによりその正確さを確保
すると共に実際上の操作内容をそのまま記録し保存する
誤薬防止システムを提供する。

【図面の簡単な説明】

第１図・・本発明に係る実施例での調剤フロー図、第２
図・・同実施例での読取装置の正面図、第３図・・・同
実施例でのコード番号付薬瓶の正面図、第４図・・・同
実施例でのコード番号の読取り状態を説明する一部省略
正面図。 図面符号の説明 （７）〜（（ロ）・・・操作過程、Ｒ・・・読取装置、
Ｂ・・・秤量計Ｐ・・・ジャーナルプリント、Ｍ・・・
記憶部、０・・・演算部、Ｃ・・・制御部、ｍ、ｎ／・
・・補助記憶装置、１・・・ペシスタンド装置、２・・
・薬瓶、４・・・バーコード、５・・・装着台、８・・
・検出ペン、１１・・・スイッチ、１３・・・軌道孔、
１４・・・テーブル。 出願人　小西医療器株式会社　外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　薬局等にての調剤操作に於いて、（７）処方
   箋に付した受付番号を入力装置によりコンピュータのＣ
   ＰＵに入力すると共にジャーナルプリント上にプリント
   アウトする。 げ）上記処方箋記載の指示散薬を収容し、該指示散薬に
   対応するコード番号を付した薬瓶を棚上から取り出し、 （つ）該薬瓶のコード番号を読取装置により前記ｃｐｕ
   に入力すると共に前記ジャーナルプリントにプリントア
   ウトする。 （ｄ　　ｌ記コード番号の入力により予め記憶しである
   相当感知信号を前記ＣＰＵの選択制御機能により出力す
   る。 け）　次に、前記薬瓶から散薬を前記処方箋記載の指定
   鑞分採取秤臆すると共に、該秤置値を前記ＣＰＵに入力
   し、さらに、前記ジャーナルプリントにその対応コード
   番号に従ってプリントアウトする。 カ）　上記Ｃイ）乃至オ）の操作を前記処方箋に指定の
   全散薬について繰り返えしなし、その得られた全種の散
   薬を混合し分担し、 （１）　また、上記の各操作により得られるジャーナル
   プリントを比較可能に前記処方箋上に貼１−ｒする、 等の過程を有することを特徴とする散薬調剤時の誤薬防
   止システム。 （２１薬瓶の外壁面上に貼付した紙片状のバーシート上
   の順に配列した複数のバーコードによりコード番号が形
   成されてなり、上記バーコードの任意の１つにのみ光を
   照射する照光部と該照射光を受光して検出信号に変換す
   る受光部とによりなる検出ペン、該検出ペンを昇降自在
   に固定する装着台と、該検出ペンがらの検出信号をｃｐ
   ｕに出力する出力装置とを具備する読取装置とによりな
   ることを特徴とする散薬コード番号読取装置。