JPS589918Y2 - 穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置 - Google Patents

穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置

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Publication number
JPS589918Y2
JPS589918Y2 JP16674379U JP16674379U JPS589918Y2 JP S589918 Y2 JPS589918 Y2 JP S589918Y2 JP 16674379 U JP16674379 U JP 16674379U JP 16674379 U JP16674379 U JP 16674379U JP S589918 Y2 JPS589918 Y2 JP S589918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
opening
pinion
closing
rank
Prior art date
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Expired
Application number
JP16674379U
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English (en)
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JPS5684997U (ja
Inventor
津山俊一
Original Assignee
有信精器工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 有信精器工業株式会社 filed Critical 有信精器工業株式会社
Priority to JP16674379U priority Critical patent/JPS589918Y2/ja
Publication of JPS5684997U publication Critical patent/JPS5684997U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は穀粒タンクの吐出口のシャッタ開閉装置に関
する。
たとえばコンバイン等の農業機械において、穀粒タンク
の吐出口を開閉するシャッタな自動開閉する装置として
、モータを該シャッタに連動させるようにしたものか知
られている。
ところが上記のような自動開閉装置においてはモータの
ロック機能により、シャッタをモータ駆動軸に連結した
鵞\手動で開閉操作することは出来ない。
この点を改良して、開閉装置の異常に対応出来るように
ブツシュボタンの操作に連動する連結解除手段を設けて
、シャッタとモータとを切り離しシャッタを手動でも開
閉出来るようにした開閉装置が提案されている。
この提案に係る装置は、モータの駆動軸に固定されたピ
ニオンと噛合する扇形ギアーを有し、ピニオンの回動に
連動して回動する開閉アームにより、シャッタに取付け
られたロックピンの前記開閉アームへの係合を介してシ
ャッタを開閉するもので、ブツシュボタンの操作で連結
解除手段によってロックピンと開閉アームの結合を解除
して、手動操作できるようにしたものである。
しかしながらこのような構成においてはロックピンの係
合を解除して、手動によりシャッタを開閉操作すると開
閉アームとロックピンの相対位置が変るので、あらため
てモータによる自動開閉に切り換えるために、ロックピ
ンを開閉アームに係合させるには、開閉アームの位置を
さがして、対応する位置にシャッタを動かしてロックピ
ンを嵌合させなければならないという欠点があった。
さらにロックピンと開閉アームの係合を外したま\でモ
ータを駆動すると開閉アームのみが回動するので、開閉
アームとロックピンが干渉し、破損したり、或いはシャ
ッタが動かなくなるという欠点があった。
この考案は上述の問題を解決するためになされたもので
、シャッタ開閉用モータとシャッタ間をランクとピニオ
ンで係合するとともに、ブツシュボタンの操作で、ラッ
クとピニオンを保合或いは離脱させることにより、モー
タ駆動による開閉と手動開閉との切換えを容易にかつ迅
速に行なえるようにしたシャッタの開閉装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明する。
図において1はコンバインに設置された穀粒タンク、2
は穀粒タンク1の下部の吐出口3を開閉するシャッタ、
4はシャッタ2を開閉する把手、5ゆ吐出口の下に設置
した回収袋である。
シャッタ2は適宜なフレームに装着されたモータ6の駆
動軸に取付けられたピニオン7とこのピニオン7に係脱
自在に係合するラック8とを介してモニタ6の回転か或
いは手動で矢印A−A′15向に移動し、吐出口3を開
閉する。
ラック8はシャツタ板2aの一方の側縁部KL字形に形
成した側壁9に沿って、シャツタ板2a上にカムプレー
ト13を介して載置され、該シャツタ板2aに上向きに
突設したピン10a、10bに上下方向に摺動自在に嵌
入され、ランク8とシャツタ板2aが一体的にA−A方
向に移動出来るようKなっている。
ピン10a、10bにはスプリング11が嵌め込まれて
、その下端はランク8の上面に当接するとともに、上端
はシャツタ板2aに覆着されたカバー12(第3図)の
下面に当接して、該スプリング11の反撥力によって、
ラック8が下向きに付勢され、ピニオン7と係合するよ
うKなっている。
ランク8とシャツタ板2aとの間にはカムフレート13
が介在しており、このカムプレート13はシャツタ板2
a上面に沿って延在し、把手4に設けたブツシュボタン
14と連結され、lたラック8の真下で(工矢印A方向
(この実施例ではシャッタを閉じる方向)には緩い傾斜
をなす山形のカムis、is’が形成され、このカムi
s、is’はランク8の下面に上記カム15と相似する
形状に形成した凹所16 、16’に嵌め込まれている
そしてこのカムプレート13がA方向に移動するとラン
ク8がカムi s 、 i s’によって押し上げられ
、ラック8とピニオン7との係合が外れるようになって
いる。
なおりムプレート13には2ケ所に長孔17が明けられ
てあり、カムプレート13&父の長孔17を通してピン
10a、10bに嵌め込1れ、カムプレート13の摺動
方向を規制している。
ブツシュボタン14は把手4の一端部に形成された凹所
にA−A方向に摺動自在に嵌め込曾れ、スプリング18
の反撥力で常時はA′方向に自動復帰するように付勢さ
れている。
上記のように構成したシャッタ開閉装置において、ブツ
シュボタン14を押していない常時においては、カムプ
レート13はスプリング18の復帰力で第3図に示すよ
うにカム15 、15’がラック8の凹所に嵌入した位
置に復帰している。
そしてランク8はスプリング11の反撥力で押し下げら
れて、ラック8とモータ6のピニオン7とは係合してお
り、モータ6を正逆いずれかの方向に回転すれば、ラン
ク8がA−A′のいずれかの方向に移動し、シャッタ2
はピン10a 、 1 obを介して連結されているの
で、モータ6を回転することによってシャッタ2を開閉
出来る。
一方シャンタ2を手動で開閉する場合には、ブツシュボ
タン14をA方向に押すと、カムプレート13も同方向
に移動し、カム15 、15’がラック8の凹所16
、16’の斜面を押し、この結果ランク8はスプリング
11の反撥力に抗しつつ、ピン10a * 10bに沿
って上方に押し上げられる。
そしてランク8はピニオン7から外れて、シャツタ板2
aとモータ6とは切り離される。
そこで把手4をA方向に引くと、シャッタ2は手動で開
き、筐た把手4をA方向に押すとシャッタ2は閉じる。
ブツシュボタン14を押している力を除くと、このブツ
シュボタン14はスプリング18の反撥力でA′方向に
押され、したがってカムフレ一ト13もA′方向に押さ
れ、カム15 、15’は凹所16゜16′の直下に進
入し、ランク8はスプリング11の反撥力で押し下げら
れ、ラック8とピニオン7とが噛合して、モータ6によ
るシャッタの開閉が出来るようになる。
以上詳述したように、この考案によれば、穀粒タンクの
シャッタ開閉装置においてモータと連動するピニオンと
シャツタ板に装着したランクとを係合或いは離脱するこ
とによってシャッタの自動開閉と手動開閉を切換えるよ
うにしたからランクとピニオンとを随意の位置で噛合さ
せることが出来るようになり、シャッタの開閉位置に関
係なく、容易にかつ確実に自動開閉と手動開閉との切換
えを行なうことが出来る。
またラックとピニオンの歯どうしが重なって噛合しない
ような場合でもモータを少し回転すれば両者は自動的に
噛合するから、自動と手動の切換が一層確実になる。
さらにランクとピニオンのいずれか一方を一方向へずら
せるだけで、自動と手動の切換れを行なえるから、切換
機構が簡単であり、安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図の実施例の要部を示すとともに、カバーの一部を切
欠いて示した平面図、第3図は第2図の■−■線断面図
、第4図は第2図のランクピニオンの部分を拡大し、か
つプンシュボタン部を破断して示した図である。 1・・・・・・穀粒タンク、2・・・・・・シャッタ、
3・・・・・−吐出口、4・・・・・・把手、5・・・
・・・回収袋、6・・・・・・モータ、7・・・・・・
ピニオン、8・・・・・・ランク、10a、10b・・
・・・−9AU壁、11・・・・・・スプリング、13
・・・・・・カムプレート、14・・・・・・ブツシュ
ボタン、15・・・・・・カム、16・・・・・・凹所
、17・・・・・・長孔、18・・・・・・スプリング

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 穀粒タンクの下部に設けた吐出口をモータにより駆動さ
    れるシャツタ板で開閉するようにしたシャッタ開閉装置
    において、 モータ軸と連動して回転するピニオンと、シャツタ板上
    でシャツタ板の開閉方向に延在し、かつシャツタ板の開
    閉方向と直角な方向に可動に設けられ、上記ピニオンと
    係脱自在に噛合するランクと、 ランクをピニオンと係合する方向に付勢するスプリング
    と、 操作部材の操作に連動して、上記ランクをピニオンから
    離脱する方向に移動させるカム機構を備えたカムプレー
    ト とを備え、ラックとピニオンとの係合或いは離脱によっ
    て、自動開閉と手動開閉とを切換えるようにしたことを
    特徴とする穀粒タンクの吐出口のシャッタ開閉装置。
JP16674379U 1979-11-30 1979-11-30 穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置 Expired JPS589918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16674379U JPS589918Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16674379U JPS589918Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5684997U JPS5684997U (ja) 1981-07-08
JPS589918Y2 true JPS589918Y2 (ja) 1983-02-23

Family

ID=29677623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16674379U Expired JPS589918Y2 (ja) 1979-11-30 1979-11-30 穀粒タンク吐出口のシヤツタ開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589918Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019351U (ja) * 1983-07-18 1985-02-09 ヤンマー農機株式会社 穀粒タンクの開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5684997U (ja) 1981-07-08

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