JPS5897506A - 車輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、中に心が埋設された二つのビードと、前記
心の中に固定された一層或いは多層のカーカスと、気密
のゴム層とを有するゴム又はゴムに類似のプラスチック
から成る空気タイヤ及びこのタイヤをチューブなしで気
密に取付けることができるリムから成る単車用の車輪に
関する。

公知のチューブレスタイヤの車輪では、そのようなタイ
ヤをリムに装着した後に空気を入れる際に小さくない困
難が生じる。この困難は特に、圧縮空気がなく、途中で
自転車又は単車が故障した場合或いは自分でタイヤを交
換しようとする場合通常であるような手押ポンプしかな
い場合に大きい。これらの困難は特に次のことの結果で
ある。即ち装着されたタイヤは（Ｉ！ｌｊ面が一部しか
リムに当接せず、より大きい区分に空気のない部分がで
きて、そこから膨張の際に空気ポンプから出る空気が直
ぐまた外へもれてしまう。

従ってこの発明の課題は、初めに記載した種類の車輪又
はタイヤを、昔からあった前記の障害を起さないものに
することにある。

この課題は本発明の次のような特徴に′よって達成され
る。即ちリム上に装着されたタイヤが既に膨張してない
状態でビードの部分にその全周縁にわたって軸方向に延
長して外側へ向けられた側圧を生じるようにする。

この発明の利点は、前記障害を最も簡単な仕方で、即ち
タイヤ或いはリムに追加の製造経費をかけず且つ追加の
取付経費をかけないでとり除くととにある。

圧縮空気があ不工場でさえもこの発明によるタイヤに空
気を入れるには圧縮空気が節約されるという利点がある
。伺となればタイヤは最早圧縮空気でリムの側部に押し
つけられる必゛′要がないからで、従って空気を全部タ
イヤの本来の充填−に使う。

二つの実施例を示した図をもとに更に詳しく説明する。

タイヤ本体１は本質的にゴム又はゴムに類似のプラスチ
ック製である。コード層中に設けら≠れた糸状の強度部
材から成るカーカス２はタイヤビード３においてスチー
ルワイヤ心４をとりまいて固定されている。半径方向に
外側にタイヤ本体はトレッド５を有する。トレンドの下
側には場合によってブレーカを配設することができる。

半径方向に内側には気密層６がある。カーカス２の場合
にはそれぞれの使用目的に応じてバイアスカーカス又は
ラジアルカーカスにすることができる。

オートバイに適している矛１図のタイヤは加硫型中でカ
ロ熱され、その加硫型の加熱開口すきまは使用するリム
の開口すきまより遥かに大きい。タイヤは加硫後は横断
面がはソ半円形になる。即ちこのタイヤはビード３の領
域ではタイヤの最も広い位置°とはソ全く同じ幅である
。タイヤがビードＳを軸方向に圧縮される場合には、ビ
ード３を軸方向に外側へ動かそうとする力Ｋが生じる。

この発明によるタイヤは実施例１に示したのと異外るこ
とかできる。即ちビードの軸方向の距離に関して下方へ
も上方へも延長する。決定的なのは、ビード３がタイヤ
をリムにとりつけたのち既にタイヤが空気で膨んでない
状態で外側へ向って横に働く左方を生じるので、ビード
は全周縁にわたってリムに当るということである。でき
る限り大きな側圧は一方では、加硫型の開口とリムの開
口との間の差をできる限り大きくすることにより、また
他方では差が小さい場合にタイヤのより一層剛性の内部
構造によってより太き々復元力Ｋを生じることによって
得ることができる。煎。記復元力はタイヤが空気でふく
らんでいないときにタイヤビードをタイヤリムに確実に
載置するためにも充分間に合う。

矛２図には、少くとも一定の自転車タイヤに用いるのに
問題となるこの発明によるタイヤの特別の場合を記載し
である。簡単化するためにタイヤの単一部分は牙１図の
ように定めた。矛１図のタイヤと本質的に異なるのは、
タイヤが加硫の際に本質的にリングシリンダの形をして
いることで、従ってタイヤはそのビード３の所がタイヤ
の中心平面と同様の直径を有する。熱論このタイヤは中
心部が充分に延伸できなければならず、その結果タイヤ
はビード３を圧縮する際にこ＼によシ大きな直径にする
ことができる。

矛３図に示した車輪ではチューブなしタイヤのリムマに
、牙１図或いは第２図に示したタイヤをとりつけである
。牙１〜３図は単に゛概略スケッチであるが′、本発明
の原理は明確に示されている。矛１図又は矛２図のタイ
ヤを第３図に示したリムに装着すると、ビードが軸方向
に圧縮され、その結果ピードはＫという力を生じる。

この力は車輪が空気で膨らむ前に既に軸方向に外側へ向
う側圧・を生じる。こうしてタイヤはその全周縁に及ん
でビード３の領域入確実にリム７に当るので、この領域
ではタイヤ本体１とリム７の間には決してすきまができ
ない。このようにして、続いてタイヤを目標圧力でふぐ
らますことが特に容易になシ、その結果簡単々手動ポン
プでさえ間に合う。

【図面の簡単な説明】

牙１図は単車、特にオードバイ用の、横断面が半円径の
空気タイヤ、矛２図は加硫の際に殆んどリングシリンダ
の形になる、単車用空気タイヤの半径方向部分断面図、
矛３図は、矛１図′又は矛２図のタイヤをつけた車輪の
半径方向部分断面図である。 図中符号 ３・・・　ビード、　グ拳・・　リム。 ヒＩ６．３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）中に心が埋設された二つのビードと、前記心の中に
   固定された一層或いは多層のカーカスと、気密のゴム層
   とを有するゴム又はゴムに類似のプラスチックから成る
   空気タイヤ及びこのタイヤをチューブなしで気密にとシ
   つけることができるリムから成る単車用の車輪において
   、リム（７）にとりつけられたタイヤが空気で膨んでい
   ない状態のときに既にビード（３〕の領域でその全長に
   及んで軸方向に外側へ向う側圧を生じるように構成した
   ことを特徴とする車輪。 ２）タイヤが次のような形に、即ち開口度がタイヤ用リ
   ム（７）のそれより大きく加硫されている、特許請求の
   範囲１）記載の車輪用タイヤ。 ３）タイヤの横断面がはソ半−径に加硫されている、特
   許請求の範囲２）記載のタイヤ。 ４）タイヤが本質的にリングシリンダ状に加硫されてい
   る、特許請求の範囲２）記載のタイヤ。