JPS589072Y2 - 炎検出装置 - Google Patents

炎検出装置

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JPS589072Y2
JPS589072Y2 JP16955578U JP16955578U JPS589072Y2 JP S589072 Y2 JPS589072 Y2 JP S589072Y2 JP 16955578 U JP16955578 U JP 16955578U JP 16955578 U JP16955578 U JP 16955578U JP S589072 Y2 JPS589072 Y2 JP S589072Y2
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JP
Japan
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input terminal
flame
detection device
circuit
resistor
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JP16955578U
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JPS5589048U (ja
Inventor
久村幹夫
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関の内部に炎が発生しているかどうか
を検出する炎検出装置に関するものである。
第1図は従来の炎検出装置を示す電気結線図である。
第1図において、絶縁トランス1は電源が印加される一
次巻線1aと2次巻線1bとを備えている。
炎電極2は2次巻線1bに直列接続されている。
炎検出回路3は炎電極2を介して2次巻線1bの両端子
間に接続されている。
電界効果形トランジスタ4のゲートGとソースSとは炎
検出回路3の出力端子間に接続され、電界効果形トラン
ジスタ4のドレインDは抵抗5を介して直流電源接続端
子6に接続されている。
出力端子Iは電界効果形トランジスタ4のドレインDと
抵抗5との接続点に接続されている。
次にこの動作を説明する。
今、内燃機関に炎が発生すると、炎の整流効果により、
炎電極2は2次巻線1b側にダイオードの陽極を、炎検
出回路3側にダイオードの陰極を接続したのと等価にな
る。
従って炎検出回路3に電圧が印加され、炎検出回路3は
負の出力を発生し電界効果形トランジスタ4のゲー)G
に印加する。
このため電界効果形トランジスタ4は不導通となシ、出
力端子7[出力が発生して内燃機関に炎が発生したこと
が検出される。
しかしながらこの従来の炎検出装置では、長電極2を流
れる炎電流が数μAと微少であるため、微少電流でスイ
ッチング動作をする電界効果形トランジスタ4が用いら
れている。
この電界効果形トランジスタ4は静電気及び高電圧で故
障しやすい欠点を有している。
このため特に内燃機関が燃焼機である場合には、点火動
作を行う高圧の点火トランス(図示せず)のスパーク時
に、高電圧が長電極2に侵入し、電界効果形トランジス
タ4を破壊する恐れがあった。
従って従来の炎検出装置では炎検出回路3の内部に雑音
防止コイルや特別なフィルタ等が設置され、炎検出回路
3が複雑で高価な回路構成となる欠点があった。
この考案は従来の欠点を改良するためになされたもので
あり、安価で簡単な回路構成の炎検出装置を提供するも
のである。
以下図函によりこの考案を説明する。
第2図はこの考案に係る炎検出装置の一実施例を示す電
気結線図である。
第2図、lCおいて、絶縁トランス11は電源に接続さ
れる1次巻線11aと2次巻線11bとを備えている。
長電極12は2次巻線11bの〒端とアース間に接続さ
れ、内燃機関に炎が発生すると炎の整流効果により、長
電極12は2次巻線11b側にダイオードの陽極を、ア
ース側にダイオードの陰極を接続したのと等価になる。
抵抗13とコンデンサ14との直列回路は、2次巻線1
1bの他端とアース間に接続されている。
抵抗15と抵抗16との直列回路は、抵抗13とコンデ
ンサ14との接続点とアース間に接続され、コンデンサ
14に並列接続されている。
第1のダイオード17は陰極が抵抗15と抵抗16との
接続点に接続され、陽極が比較回路18の第1の入力端
子18aに接続されている。
比較回路18はトランジスタ・トランジスタ論理回路に
よって構成され、第2の入力端子18bの入力電圧が第
1の入力端子18aの入力電圧より高くなると出力を生
じるものである。
コンデンサ19と第2のダイオード20とはそれぞれ第
1の入力端子18aとアース間に接続され、第2のダイ
オード20は陽極がアース側に、陰極が第1の入力端子
18a側に接続されている。
直流電源21の電圧は第2の入力端子用分圧抵抗22゜
23によって分圧され比較回路18の第2の入力端子1
8bに印加されている。
また直流電源21の電圧は第1の入力端子用分圧抵抗2
4と第1のダイオード17と抵抗16とによって分圧さ
れ、比較回路18の第1の入力端子18aVc印加され
ており、常時は第1の入力端子18aの印加電圧が第2
の入力端子18bの印加電圧より高くなっている。
負帰還用抵抗25.26は比較回路18の出力を第11
第2の入力端子18a 、18bに負帰還させ、第11
第2の入力端子18a、18bの入力電圧の変動による
比較回路18の出力電圧の変動を防止している。
出力端子27は比較回路18の出力端子でちゃ、比較回
路18の第2の入力端子18bの入力電圧が第1の入力
端子18aの入力電圧より高くなると出力を生じるもの
である。
次にこの動作を説明する。
内燃機関に炎が発生していない時には長電極12は開放
している。
このため比較回路18の第1の入力端子18aには直流
電源21→第1の入力端子用分圧抵抗24→第1のダイ
オード17→抵抗16の回路によってA点の電位が定1
シ、第1の入力端子18aにA点の電位が印加される。
また比較回路18の第2の入力端子18bには、直流電
源21→第2の入力端子用分圧抵抗22→第2の入力端
子用分圧抵抗23の回路によってB点の電位が定1ム第
2の入力端子18bVcB点の電位が印加される。
この場合A点の電位の方がB点の電位より高くなるよう
に設定されているため、比較回路18は出力を生じず、
従って出力端子27に出力が生じず内燃機関に炎が発生
していないことが検出される。
一方、内燃機関に炎が発生すると、長電極12は炎電流
によってダイオード17の陽極を絶縁トランス11の2
i巻線11 b側に、ダイオードの陰極をアース側に接
続したのと等価になる。
従って2次巻線11bに誘起される正弦波交流の正の半
サイクル時には、第1のダイオード17によって比較回
路18に電流が流れ込むのが防止される。
一方、負の半サイクル時には、2次巻線11b−→長電
極12→第2のダイオード20→第1のダイオード17
→抵抗15→抵抗13→2次巻線11bの回路に電流が
流れる。
このためA点の電位はB点の電位より下がり、比較回路
18は出力を生じ・出力端子27に出力を生じて内燃機
関に炎が発生していることを検出できる。
なか、コンデンサ14は抵抗13と抵抗15と共に時定
数回路を構成すると共に、抵抗13と2次巻線11bと
長電極12との直列回路に並列接続され、長電極12を
流れる炎電流のゆらぎや大きさに関係なく、0点の電位
を所定値に保ち、A点の電位をもほぼアース電位に等し
い所定値に保っている。
寸た第1のダイオード17は長電極12に侵入する高周
波、高電圧(ノイズ)が比較回路18に印加されるのを
阻止している。
さらに比較回路18は耐電圧特性が有効なトランジスタ
・トランジスタ論理回路(T、T、L)で構成されてい
るため、第1のダイオード17の特性劣化もしくは洩漏
電流によって、長電極12に侵入する高周波、高電圧(
ノイズ)が比較回路18に印加されても破壊されに<<
、複雑なノイズ対策を必要とせず安価に構成することが
できる。
さらにまた負帰還用抵抗25によって比較回路18の出
力を第1の入力端子18aに負帰還させているため、内
燃機関の燃焼中に逆風等によって炎がゆらぎ、炎電流が
大きく変化しても、負帰還用抵抗25のヒステリシス効
果によって、出力端子27VC,安定した出力電圧を得
ることができる。
以上のようにこの考案によれば、簡単な回路構成で安価
に作成でき、安定した出力電圧を得ることができる等の
諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炎検出装置を示す電気結線図である。 第2図はこの考案に係る炎検出装置の一実施例を示す電
気結線図である。 図において、11は絶縁トランス、11bは2次巻線、
12は長電極、16は抵抗、17は第1のダイオード、
1Bは比較回路、18aは第1の入力端子、18bは第
2の入力端子、20は第2のダイオード、21は直流電
源、22.23は第2の入力端子用分圧抵抗、24は第
1の入力端子用分圧抵抗、25は負帰還用抵抗、27は
出力端子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁トランスの2次巻線の一端とアース間に
    接続された炎電極、第1の入力端子と第2の入力端子と
    を有し前記第2の入力端子の入力電圧が前記第1の入力
    端子の入力電圧より高くなると出力を生じる比較回路、
    及び前記2次巻線の他端と前記比較回路の前記第1及び
    第2の入力端子との間に接続され前記炎電極に炎電流が
    流れた場合に前記第2の入力端子に対して前記第1の入
    力端子の入力電圧より高い入力電圧を与える電気回路を
    備えたことを特徴とする炎検出装置。 (2)前記電気回路は、前記゛2次巻線の他端とアース
    間に接続された抵抗と、前記2次巻線の他端に陰極が前
    記第1の入力端子に陽極が接続された第1のダイオード
    と、前記第1の入力端子に陰極がアースに陽極が接続さ
    れた第2のダイオードと、前記第1の入力端子とを直流
    電源の正電極との間に接続された第1の入力端子用分圧
    抵抗と、直流電源の正電極と前記第2の入力端子との間
    及び前記第2の入力端子とアースとの間に接続された第
    2の入力端子用分圧抵抗とから構成されたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の炎検出装
    置。 (3)前記抵抗と前記2次巻線の他端との間に、前記2
    次巻線に並列接続されたコンデンサを有する時定数回路
    を挿入したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    C2頭記載の炎検出装置(4)前記比較回路は、トラン
    ジスタ・トランジスタ論理回路で構成されたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(rQないし第(3)
    項の何れかに記載の炎検出装置。 (5)前記比較回路の出力端子と前記第1の入力端子と
    の間に、負帰還用抵抗を接続したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1)項ないし第(4)項の倒れか
    に記載の炎検出装置。
JP16955578U 1978-12-08 1978-12-08 炎検出装置 Expired JPS589072Y2 (ja)

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JPS5589048U JPS5589048U (ja) 1980-06-19
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