JPS588901B2 - レンゾクテキナマグネツトフイルタキコウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、互いに平行に配置されたエンドレスな搬送チ
ェーンあるいは類似のものによって支持されたマグネッ
トフィルタロンドと、可動に駆動される汚物かき取り部
材と、洗浄すべき汚物液を収容するための液体容器とを
有しており、前記マクネットフィルタロンドが液体を通
って案内されていてかつ液体の外側ではマグネットロン
ド掃除装置のそばで案内されている形式の連続的なマグ
ネットフィルタ機構に関する。

マグネットフィルタ機構の持続する有利な効果は、有利
な構成の他に頻繁かつ念入リな掃除にも関連する。

マグネットロンドに付着した汚物が機械的なかき取り部
材によって取り除かれかつ再注水によって搬出されるよ
うな多数のマグネットフィルタ機構が公知である。

公知のマグネットロツド再注水フィルタおよび別のマグ
ネットロンド掃除装置がある程度断続的な作用形式に有
していることの他に、全ての再注水フィルタには、再注
水液を分離するための２次的フィルタを必要とするとい
う欠点がある。

液体内に沈む連続的に作用するマグネットローラも公知
であり、このマグネットローラのばあい磁石および磁極
片が、回転可能なローラに、互いの表面が作用するよう
な位置で取り付けられていて、該回転可能なローラは持
続してゆっくりと回転される。

このローラの表面に不純物が付着され、該不純物は、運
動しないかき取り条片あるいはかき取り部材によって取
り除かれる。

不充分な液体分配による悪い掃除作用は別としても、こ
のようなフィルタ装置のぱあいには構成が付加的に大き
くなりかつ高価になる。

本発明の課題は、公知のマグネットフィルタ機構の前述
の欠点を排除し、手入れが簡単で、簡単な構成のぱあい
に安価に製造される、連続的に作用するマグネットフィ
ルタ機構およびマグネットロツド掃除機構を得ることで
ある。

このような課題を解決するために本発明の構成では、前
記マグネットロッド掃除装置がマグネットフィルタロツ
ドの運動軌道の上側及び下側でそれぞれ、マグネットフ
ィルタロッドの長手方向で直線的に案内される少なくと
も２つの汚物かき取り部材を設けており、該かき取り部
材がそれぞれマグネットフィルタロッドの半分の輪郭形
状に相応する切欠き部を備えているようにした。

公知のリング状の汚物かき取り部材に比べて、本発明の
ように汚物かき取り部材を、マグネットフィルタロッド
に一致する切欠き部を有する扁平な汚物かき取り部材対
に区分することによって、かき取り部材はマグネットフ
ィルタロッドと結合されていなくてもよいしかつ液体容
器内を一緒に移動されなくてもよいという利点が得られ
る。

さらに汚物かき取り部材をマグネットフィルタロッドか
ら分離することによって、かき取り部材は常に一方向で
のみマグネットフィルタロッドに沿って案内されるよう
な運動駆動が可能である。

さらにかき取られた汚物はマグネットフィルタロツドの
両端部で受け止められる。

汚物かき取り部材は、有利には循環するエンドレスなチ
ェーン対によって支持されている。

マグネットフィルタロツドが普通の円形横断面形状を有
していると、汚物かき取り部材は半円形の切欠き部を備
えており、従って汚物かき取り部材対はフィルタロッド
の全表面を掃除することができる。

汚物かき取り部材が、２つあるいは３つの互いに並んで
位置するフィルタロッドを同時にかき取るだけの長さを
有していると、それぞれのマグネットフィルタロッドは
、それが再び液体容器内に達する以前に相応して数回か
き取られる。

フィルタロッドからかき取られた汚物は、汚物搬出装置
によって、液体容器内に逆戻りしないようになっている
。

いずれにせよ汚物の逆戻りの危険は、フィルタロッドを
支持する搬送チェーンが液体容器の輪郭の外側まで案内
されているぱあいに（アメリカ合衆国特許３３５７５５
３号明細書ほとんど生ぜず、従って掃除装置もこの液体
容器の輪郭外に位置している。

しかし本発明の掃除装置は液体容器の輪郭内に配置され
ており、従って汚物搬出装置は掃除装置と液表面との間
で作用する。

これはこのことによって、フィルタロッドか掃除ステー
ションに達する以前に、フィルタロッドに付着した洗浄
液か液体容器内に雫として落ちることができるという利
点が得られるからである。

掃除ステーションまでの距離が長ければ長い程、フィル
タロツドはより乾燥されて掃除ステーションに達するこ
とができ、このことによって同様に掃除効果が拡大され
る。

以下に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図におけるマグネットフィルタ機構は、大体におい
て、汚物液人口２および清澄液出口３ならびに液物液分
配器４のための接続部を有する汚物液容器１と、エンド
レスな搬送チェーン５に固定され所属の駆動装置１２を
有するマグネットフィルタロツド６と、前記汚物液容器
１内に取り付けられた分配兼清澄液集めケージ１と、捕
集された汚物を収容する汚物搬出装置１６を有するマグ
ネットフィルタロッド掃除装置１７とから成っている。

本発明のマグネットフィルタ機構の作用形式は以下の通
りである。

汚れた液体は、汚物液人口２を通って汚物液分配器４内
に、かつここから圧力なしの汚物液容器１の汚物部分８
に達する。

該汚物部分８から汚物液が、わずかな速度で、エンドレ
スな搬送チェーンに固定されたマグネットフィルタロッ
ド６の間の個所９の所で流出し、分配兼清澄液集めケー
ジγ内に達する。

このばあい汚物液内に存在する第二鉄の不純物がマグネ
ットフィルタロツド６に沈積される。

マグネットフィルタロツド間の均一な流過を達成するた
めに、分配兼清澄液集めケージ７が、マグネットフィル
タロツド近くに相応する孔あるいは開口１０を設けてい
る。

分配兼清澄液集めケージ７から清澄液が出口３を通って
流出する。

分配兼清澄液集めケージ７を循環するマグネットフィル
タロツド６は、沈積された汚物微粒子によってだんだん
被われ、次いで掃除するためにマグネットフィルタロッ
ド掃除装置１７に連行されるっこのばあい駆動装置１２
によって、変向ローラ１８によって分配兼清澄液集めケ
ージ７の周りを案内されている搬送チェーン５がその都
度１つのマグネットロッドだけ矢印１１の方向で徐徐に
動かすように駆動される。

液体から離れたマグネットフィルタロッドは、マグネッ
トフィルタロッド掃除装置１７に達するまで、これらの
マグネットフィルタロッドに付着した液体を滴下によっ
て放出する。

マグネットフィルタロッド掃除装置１７において、マグ
ネットフィルタロツド６上方および下方で、該マグネッ
トフィルタロッドの長手方向でチェーン１３が循環して
おり、このばあいこのチェーンは、該チェーンのかき取
り部材１４によって、マグネットフィルタロツド６に付
着した汚物を、マグネットフィルタロツド６の非磁性の
端部１５ａに沿ってかき取る。

マグネットフィルタロツド６の非磁性の端部１５ａにお
いてはもはや汚物は付着せず、搬出のために設けられた
汚物搬出装置１６内に簡単に落ち、この汚物搬出装置は
、傾斜するみぞ状薄板あるいは搬送ベルトから成ってい
る。

チェーンにおいて回転するかき取り部材１４は、直線的
なかき取り運動の前に円弧形軌運に達するので、マグネ
ットフィルタロツド６は、送入側に非磁性の別の端部１
５を設けており、このことによって、かき取り工程の最
初に回転するかき取り部材によって接触されないマグネ
ットフィルタロッドの最も外側の端部に汚物か付着する
ことが排除される。

かき取り部材１４は、半円形の多数の切り欠き１４ａを
備えており、従ってかき取り部材はマグネットフィルタ
ロツド６を半分つかむことができ、対向して配置された
かき取り部材１４が、互いに衝突ずるさいにマグネット
フィルタロツド６を完全に包囲する（第４図参照）。

かき取り部材がかき取り工程を終えると、第５図から判
るように、かき取り部材は、新しい汚れたマグネットフ
ィルタロッドが掃除装置内に達するまでマグネットフィ
ルタロッドの外側に位置している。

新しい掃除は、前述のように周期的に行なわれる。

マグネットフィルタ機構が、エンドレスの搬送ベルトの
代わりに２つの円筒形円板を設けていて、該円板が外周
近くの多数の孔を形成されているように構成されること
もできる。

多数のマグネットフィルタロッドが孔内に差し込まれる
ので、両方の円板と剛性かつ不動の結合が保持される。

従ってマグネットドラムが形成され、このマグネットド
ラムのばあいドラム被覆面が磁界によって浮き出され、
磁界は、清澄液を流過するためのギャップを有して互い
に差し込まれ外周で分配されたマグネットフィルタロッ
ドによって惹起される。

汚れたマグネットフィルタロツドは、このばあいその都
度徐徐に１つのマグネットフィルタロッドだけ、液体の
上方に配置された汚物掃除装置に連行され、このぱあい
かき取り部材は、マグネットフィルタ機構のこのような
構成のさいにはもちろん回転するチェーンによって作動
されるのではなく、直線的な運動においてマグネットフ
ィルタロッドを介してシリンダ操作されかつ再掃除され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるマグネットフィルタ機構の概略図
、第２図は第１図の■−■線に沿った断面図、第３図は
本発明による掃除装置の概略的側面図、第４図は第３図
のＩＶ−４Ｖ線に沿った断面図、第５図は静止状態の掃
除装置を示す概略的側面図である。 １・・・・・・汚物液容器、２・・・・・・汚物液入口
、３・・・・・・清澄液出口、４・・・・・・汚物液分
配器、５・・・・・・搬送チェーン、６・・・・・・マ
グネットフィルタロツド、７・・・・・・分配兼清澄液
集めケージ、８・・・・・・汚物部分、９・・・・・・
個所、１０・・・・・・開口、１１・・・・・・矢印、
１２・・・・・・駆動装置、１３・・・・・・チェーン
、１４・・・・・・かき取り部材、１４ａ・・・・・・
切り欠き、１５．１５ａ・・・・・・端部、１６・・・
・・・汚物搬出装置、１７・・・・・・マグネットフィ
ルタロッド掃除装置、１８・・・・・・変向ローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 互いに平行に配置されたエンドレスな搬送チェーン
   あるいは類似のものによって支持されたマグネットフィ
   ルタロンドと、可動に駆動される汚物かき取り部材と、
   洗浄すべき汚物液を収容するための液体容器とを有して
   おり、前記マグネットフィルタロンドが液体を通って案
   内されていてかつ液体の外側ではマグネットロンド掃除
   装置のそばで案内されている形式の連続的なマグネット
   フィルタ装置において、前記マグネットロンド掃除装置
   １７が、マグネットフィルタロツド６の運動軌道の上側
   及び下側でそれぞれ、マグネットフィルタロンドの長手
   方向で直線的に案内される少なくとも２つの汚物かき取
   り部材１４を設けており、該かき取り部材がそれぞれマ
   グネットフィルタロッドの半分の輪郭形状に相応する切
   欠き部１４ａを備えていることを特徴とする連続的なマ
   グネットフィルタ機構。