JPS588340Y2 - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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Publication number
JPS588340Y2
JPS588340Y2 JP1979115230U JP11523079U JPS588340Y2 JP S588340 Y2 JPS588340 Y2 JP S588340Y2 JP 1979115230 U JP1979115230 U JP 1979115230U JP 11523079 U JP11523079 U JP 11523079U JP S588340 Y2 JPS588340 Y2 JP S588340Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
discharge
discharge port
rotating body
duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979115230U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5634554U (ja
Inventor
高橋貞吾
市川寛
Original Assignee
手塚興産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 手塚興産株式会社 filed Critical 手塚興産株式会社
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Publication of JPS5634554U publication Critical patent/JPS5634554U/ja
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Publication of JPS588340Y2 publication Critical patent/JPS588340Y2/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は廃車などの破砕機に関するものである。
従来、この種の破砕機は廃車スクラップの破砕時に火花
が発生したり、破砕物の衝撃などで破砕機自体も加熱さ
れていた。
このため火花が廃車スクラップ中のガソリンタンクの残
油に引火して爆発する危険があった。
その他、廃車スクラップの破砕時には埃りや塗料粉なと
の粉埃が破砕機外へ飛散し、作業環境上杆1しくなかっ
た。
本考案の目的は、例えば廃車スクラップの破砕時におけ
る残油の爆発や粉埃の飛散を防止する破砕機を提供する
ことにある。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1,2図に示すように破砕機ケーシング1内には、そ
の両側板に回転自在に軸支された回転軸2が架設してあ
り、この回転軸には回転体3が設けである。
回転体3にはその外周面より溝4が切込んであり、この
溝は回転軸2にそって連続的に配設しである。
そして各港4・・・を横切るようにして、回転体3内外
周部には、複数(図面では4本)の支持軸5・・・が角
度的等間隔を置いて水平状態に取付けである。
各港4・・・内にはほぼ楔状のハンマ6・・・が設げて
あり、各ハンマ6の内端部は支持軸5に回転自在に軸支
してあり、外端部は回転体3の外周面より突出している
ケーシング1の一側(第1図右側)には回転体3の接線
力向にそって被破砕物Sを投入する差入口1aが設けで
ある。
差入口1a内下部には破砕刃7が設けてあり、この破砕
刃はハンマ6・・・と共に被破砕物Sを細片に破砕する
ものである。
差入口1aと対向してケーシング1の底部には、特に小
さい細片となった鉄片をケーシング外へ排出する例えば
格子状の排出口8が設けである。
そして排出口8と差入口1aとの間には、回転体3にそ
って、ライナ9がケーシング1の内面に設けである。
さらにケーシング1の上方部の一側(第1図左側)には
破砕された比較的大きい鉄片を排出するための排出口1
bが設けである。
排出口1bにはこれを覆う排出扉10が軸11を介して
設けてあり、この扉は図示の例によればダンパで構成し
である。
排出扉10より排出される鉄片はケーシング1と一体に
設けである排出ダクト12より排出gれる。
なお、扉10を格子状に形成もてもよく、こうすればあ
1り大きな鉄片は排出扉で排出が妨げられ、再びハンマ
6で打撃されるので鉄片の粒度な揃えることができる。
ケーシング1には排出口1bの下方に別の排出口1cが
設けてあり、この排出口を開閉する扉15が軸16を中
心に回転可能に取付けである。
排出口1cかも排出される鉄片は排出ダクト12に排出
される。
なお、ケーシング1の下方には、図示しないがベルトコ
ンベアなどの搬送手段が設けてあり、排出口8.1bお
よび1cよりそれぞれ排出される鉄片を外部へ搬出する
13は集塵ダクトである。
上記ケーシング1vCは散布装置が設けである。
散布装置は一例として、ケーシング外壁にそって配管1
4が設げられ、配管に複数のノズル15が備えである。
実施例ではノズルは、回転体3の上部のケーシングに開
けた散布穴16aj16aと、排出扉10の近傍のケー
シングに開げた散布穴16bと、排出ダクト12のケー
シングに開げた散布穴16c、16cとにそれぞれ対応
して配置されている。
そしてこれら散布穴はケーシング1に横列に複数段けら
れ、各散布穴からケーソング内および排出ダクト内に水
などを噴霧状に散布することができる。
なお、配管14は一本で連通され、調整手段(図示せず
)により水量の加減および止水が行える。
又、散布物は、主に水が使用されるが、その他車活性ガ
スや粉埃などを用いることも可能である。
次に作用について説明すると、例えば廃車を切断機など
で予め一定の大きさのスクラップに圧縮処理しておき、
かつ、各ノズルからケーシング1内および排出ダクト1
2内に水を噴霧状に散水しておく。
そこで差入口1aよりスクラップSを入れると、このス
クラップはハンマ6と切断刃7とにより数回打撃されて
いくつかの鉄片に破砕され、これらの鉄片は回転体3と
ライナ9との間で互いにたたき合って丸味を帯びるよう
になる。
ところで、上記スクラップはハンマ6と切断刃7との打
撃および破砕された鉄片が回転体3とライナ9との間で
のたたき合いでケーシング1が加熱するが、水の散布に
よりケーシングは冷却されているので、例えば被破砕物
がガソリンタンクなどの場合、これの破砕時に火花が残
油に引火することなく、シたがって残油による爆発を防
止することができる。
破砕時に発生する埃りや塗料粉なとの粉埃も水の散水で
機外へ飛散することなく鎮静される。
なお、破砕作用により特に小さい細かい鉄片は鎮静され
た粉埃と共に排出口8より排出され、比較的大きいもの
は排出口1b、1cより排出ダクト12に排出される。
排出ダクトに排出された鉄片は水の散水で埃粉の除去と
同時に冷却が行われ搬出される。
扉10.15より外部へ通過できない鉄片は、再びハン
マ6vcより打撃、破砕される。
以上のように本考案によれば、粉塵等の除去、あるいは
揮発性、可燃性物質の希釈を行うことができ、例えば廃
車スクラップなどの破砕時に火花による残油の爆発や粉
埃の飛散を防止することができ、破砕作業を安全に行う
ことができさら□排出口とこれを覆う排出扉の揺動角に
よって排出される破砕片の大きさを選択することができ
るなど実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の破砕機の正面断面図、第2図は同じく
縦断面図である。 1・・・・・・ケーシング、1a・・・・・・差入口、
1b、1c・・・・・・排出口、3・・・・・・回転体
、6・・・・・・ハンマ、7・・・・・・破砕刃、8・
・・・・・排出口、14・・・・・・配管、15・・・
・・・ノズル、16a、16b、16c・・・・・・散
布穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 破砕機ケーシングと、 このケーシング内に回転自在に架設した回転軸に設けで
    ある回転体と、 この回転体に設けである複数のハンマと、上記ケーシン
    グに設けた被破砕物の差入口と、この差入口近傍に設け
    た破砕刃と、 上記ケーシングの上方部の一側に設けである排出口と、 この排出口を覆うように軸にて回転可能に設けである排
    出扉と、 この排出口より排出される被破砕物の破片を排出する排
    出ダクトと、 この排出ダクトと連通している集塵ダクトと、上記ケー
    シングと上記排出ダクトとに設けである水等を噴霧する
    散布装置と を具備した破砕機。
JP1979115230U 1979-08-23 1979-08-23 破砕機 Expired JPS588340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979115230U JPS588340Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 破砕機

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JP1979115230U JPS588340Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 破砕機

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JPS5634554U JPS5634554U (ja) 1981-04-04
JPS588340Y2 true JPS588340Y2 (ja) 1983-02-15

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ID=29347471

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JP1979115230U Expired JPS588340Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 破砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4210531B2 (ja) * 2003-03-05 2009-01-21 株式会社キンキ 金属類廃棄物の処理設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57922Y2 (ja) * 1977-03-28 1982-01-07

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Publication number Publication date
JPS5634554U (ja) 1981-04-04

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