JPS587796Y2 - 金車通過形引留クランプ - Google Patents
金車通過形引留クランプInfo
- Publication number
- JPS587796Y2 JPS587796Y2 JP1977128861U JP12886177U JPS587796Y2 JP S587796 Y2 JPS587796 Y2 JP S587796Y2 JP 1977128861 U JP1977128861 U JP 1977128861U JP 12886177 U JP12886177 U JP 12886177U JP S587796 Y2 JPS587796 Y2 JP S587796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- clamp
- steel
- hole
- metal wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は架空送電線の鋼心アルミより線などの電線を
引留めるのに用いる圧縮形引留クランプの改良に関する
ものである。
引留めるのに用いる圧縮形引留クランプの改良に関する
ものである。
送電線の引留クランプを鉄塔に引留める作業すなわち緊
線工事においては、従来圧縮形引留クランプを鉄塔上で
油圧機を用いて電線に圧縮固着し、鉄塔に固定する方法
が採られていた。
線工事においては、従来圧縮形引留クランプを鉄塔上で
油圧機を用いて電線に圧縮固着し、鉄塔に固定する方法
が採られていた。
近時送電線の大容量化に伴なう電線の犬サイズ化と、用
地事情並に環境問題より送電線は１す筐す急峻な山岳地
を経過することが多くなり、安全作業・機材の運搬及び
省力面より塔上作業を減らす努力がなされ、地上又は工
場で引留クランプを電線送り出し端に圧縮固着し、圧縮
完了状態としたものを鉄塔に吊下げた金車を通過させ、
所定の鉄塔迄電線を延線する工法が開発されている。
地事情並に環境問題より送電線は１す筐す急峻な山岳地
を経過することが多くなり、安全作業・機材の運搬及び
省力面より塔上作業を減らす努力がなされ、地上又は工
場で引留クランプを電線送り出し端に圧縮固着し、圧縮
完了状態としたものを鉄塔に吊下げた金車を通過させ、
所定の鉄塔迄電線を延線する工法が開発されている。
この目的の引留クランプが、いわゆる金車通過形引留ク
ランプであって、例えば実公昭５２−３６７２号（第３
図参照）、実開昭５２−１３４９５号（第４及び５図）
に記載されていて、公知のものがある。
ランプであって、例えば実公昭５２−３６７２号（第３
図参照）、実開昭５２−１３４９５号（第４及び５図）
に記載されていて、公知のものがある。
しかし、これらの引留クランプは、例えば前者にあって
は、アルミクランプＡの圧縮の際、鋼クランプＳの曲が
り、ねじれなどを発生し、アルミクランプＡのジャンパ
ソケッ）Ｊの取付部の変形とかボルト孔Ｂの不揃いを生
じ、後者にあっては、アルミクランプＡ′のジャンパン
ケラトＪ′との連結部Ｃ力徘圧縮部となり、雨水の侵入
による寒冷地での凍結膨張が懸念されるので、その対策
を必要とする。
は、アルミクランプＡの圧縮の際、鋼クランプＳの曲が
り、ねじれなどを発生し、アルミクランプＡのジャンパ
ソケッ）Ｊの取付部の変形とかボルト孔Ｂの不揃いを生
じ、後者にあっては、アルミクランプＡ′のジャンパン
ケラトＪ′との連結部Ｃ力徘圧縮部となり、雨水の侵入
による寒冷地での凍結膨張が懸念されるので、その対策
を必要とする。
捷た、ジャンパソケット締結ボルトＵが、アルミクラン
プの外縁に位置するため、良好な電気接触を得るにはジ
ャンパソケット取付は部Ｃが非常に大きくなり、経済的
にも外観上からも好捷しくない。
プの外縁に位置するため、良好な電気接触を得るにはジ
ャンパソケット取付は部Ｃが非常に大きくなり、経済的
にも外観上からも好捷しくない。
この考案は上記のような構造上の欠点を除き、作業性の
良い引留クランプを安価に提供することを目的としてい
る。
良い引留クランプを安価に提供することを目的としてい
る。
以下に、図示する実施例に関してこの考案を詳細に説明
する。
する。
第１及び２図に示すように、この考案の引留クランプは
アルミクランプ３を主体とし、アルミクランプ３は、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金の丸棒を加工して製
作し得るもので、一端に、鋼心アルミより線のアルミ線
把持部及び鋼スリーブ挿入部を有底孔４として設け、ア
ルミクランプ他端７には碍子連などと連結する為の鋼製
連結部１１を例えばねじ１２によりアルミクランプのめ
ねじ１３に螺合することにより、又は圧着によって固着
している。
アルミクランプ３を主体とし、アルミクランプ３は、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金の丸棒を加工して製
作し得るもので、一端に、鋼心アルミより線のアルミ線
把持部及び鋼スリーブ挿入部を有底孔４として設け、ア
ルミクランプ他端７には碍子連などと連結する為の鋼製
連結部１１を例えばねじ１２によりアルミクランプのめ
ねじ１３に螺合することにより、又は圧着によって固着
している。
しかしてアルミクランプは他端７と鋼スリーブ挿入のた
めの有底孔４を設けた端との間ニジャンピソケット１４
を取付けるためのジャンパソケット連結部５を設けてい
る。
めの有底孔４を設けた端との間ニジャンピソケット１４
を取付けるためのジャンパソケット連結部５を設けてい
る。
この連結部５は丸棒を矩形断面を持つように加工した平
面部を持ちこの平面部には複数個のシャンパンケラト接
続用透孔６が穿設されている。
面部を持ちこの平面部には複数個のシャンパンケラト接
続用透孔６が穿設されている。
また、アルミより線をアルミクランプに取付けるには、
鋼スリーブ８の鋼心挿入孔１０にアルミより線の鋼心線
２を挿入後油圧機で圧縮把持し、しかる後アルミクラン
プ３の有底孔４に挿入し、有底孔４の底に接するように
鋼スリーブを位置させアルミクランプの全面を圧縮する
ことにより、−例としての鋼心アルミより線においては
、アルミ線は直接アルミクランプに、鋼心線は鋼スリー
ブで圧縮把持された張力が鋼スリーブの凹凸状部９から
アルミクランプに伝達され、電線の電気的機械的全性能
はアルミクランプに一体となり伝達固着される。
鋼スリーブ８の鋼心挿入孔１０にアルミより線の鋼心線
２を挿入後油圧機で圧縮把持し、しかる後アルミクラン
プ３の有底孔４に挿入し、有底孔４の底に接するように
鋼スリーブを位置させアルミクランプの全面を圧縮する
ことにより、−例としての鋼心アルミより線においては
、アルミ線は直接アルミクランプに、鋼心線は鋼スリー
ブで圧縮把持された張力が鋼スリーブの凹凸状部９から
アルミクランプに伝達され、電線の電気的機械的全性能
はアルミクランプに一体となり伝達固着される。
ジャンパソケットはジャンパ線１′を圧縮固着し取付部
５の透孔６にボルト１５を通すことによってアルミクラ
ンプに接続される。
５の透孔６にボルト１５を通すことによってアルミクラ
ンプに接続される。
以上のような構造をとるこの考案によれば、鋼クランプ
の曲がり、ねじれおよびジャンパソケット取付は孔の不
揃などの生ずることがなく、また、アルミクランプの筒
状部に非圧縮部が存在せず、突出部がないから金車通過
が円滑に行われ、さらにジャンパソケットが小形軽量化
出来るので、作業が容易で、経済的にも外観的にも好ま
しい構造の金車通過形圧縮引留クランプを提供すること
が出来る。
の曲がり、ねじれおよびジャンパソケット取付は孔の不
揃などの生ずることがなく、また、アルミクランプの筒
状部に非圧縮部が存在せず、突出部がないから金車通過
が円滑に行われ、さらにジャンパソケットが小形軽量化
出来るので、作業が容易で、経済的にも外観的にも好ま
しい構造の金車通過形圧縮引留クランプを提供すること
が出来る。
第１図はこの考案の引留クランプの一実施例の一部を断
面図で示す側面図、第２図は第１図の引留クランプの分
解斜視図、第３図は従来の引留クランプの１例を示す分
解斜視図、第４及び５図は他の従来例を示す平面図及び
側面図である。 １・・・・・・アルミより線、２・・・・・・鋼心線、
３・・・・・・アルミクランプ、４・・・・・・アルミ
よシ線鋼スリーブ挿入用有底孔、５・−・・・・ジャン
パソケット取付部、６・・・・・透孔、７・・・・・・
アルミクランプ他端、８・・・・・・鋼スリーブ、９・
・・・・・鋼スリーブ凹凸状非圧縮部、１０・・・・・
鋼スリーブ鋼心挿入部、１１・・・・・鋼製連結部、１
２・・・・・・ねじ、１３・・・・・・めねじ、１４・
・・・・・ジャンパソケット、１５・・・・・・ジャン
パソケット取付はボルト。
面図で示す側面図、第２図は第１図の引留クランプの分
解斜視図、第３図は従来の引留クランプの１例を示す分
解斜視図、第４及び５図は他の従来例を示す平面図及び
側面図である。 １・・・・・・アルミより線、２・・・・・・鋼心線、
３・・・・・・アルミクランプ、４・・・・・・アルミ
よシ線鋼スリーブ挿入用有底孔、５・−・・・・ジャン
パソケット取付部、６・・・・・透孔、７・・・・・・
アルミクランプ他端、８・・・・・・鋼スリーブ、９・
・・・・・鋼スリーブ凹凸状非圧縮部、１０・・・・・
鋼スリーブ鋼心挿入部、１１・・・・・鋼製連結部、１
２・・・・・・ねじ、１３・・・・・・めねじ、１４・
・・・・・ジャンパソケット、１５・・・・・・ジャン
パソケット取付はボルト。
Claims (1)
- 鋼心アル□より線を引留める引留クランプにおいて、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金よりなるアルミクラン
プの一端に、電線挿入孔でありかつ鋼スリーブ挿入孔で
ある有底孔を設は鋼心を把持する圧縮部と鋼心線の張力
をアルミクランプに伝達する凹凸状非圧縮部とからなる
鋼スリーブを、アルミクランプ有底孔の奥の部分に鋼ス
リーブの前記凹凸条部を位置させるようにし、アルミク
ランプの他端には、碍子連などと連結する為の鋼製連結
部を結合させ、アルミクランプの前記他端ト前記有底孔
を有する部分との間には透孔を有する矩形断面状のジャ
ンパソケット連結剤を設けてなる金車通過形圧縮引留ク
ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977128861U JPS587796Y2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | 金車通過形引留クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977128861U JPS587796Y2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | 金車通過形引留クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5454889U JPS5454889U (ja) | 1979-04-16 |
| JPS587796Y2 true JPS587796Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29092961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977128861U Expired JPS587796Y2 (ja) | 1977-09-27 | 1977-09-27 | 金車通過形引留クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587796Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6853941B2 (ja) * | 2017-07-14 | 2021-04-07 | 住電機器システム株式会社 | 圧縮接続部材の組立部品、送電線の圧縮接続構造、及び圧縮接続部材の施工方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132981A (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-19 | Sumitomo Electric Industries | Aruminiumugokinshinaruminiumusenyoatsushukugatahikitomekuranpu |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50115597U (ja) * | 1974-03-05 | 1975-09-20 |
-
1977
- 1977-09-27 JP JP1977128861U patent/JPS587796Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5132981A (ja) * | 1974-09-13 | 1976-03-19 | Sumitomo Electric Industries | Aruminiumugokinshinaruminiumusenyoatsushukugatahikitomekuranpu |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5454889U (ja) | 1979-04-16 |
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