JPS5876598A - ポリエステル紙の製造方法 - Google Patents

ポリエステル紙の製造方法

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JPS5876598A
JPS5876598A JP17013381A JP17013381A JPS5876598A JP S5876598 A JPS5876598 A JP S5876598A JP 17013381 A JP17013381 A JP 17013381A JP 17013381 A JP17013381 A JP 17013381A JP S5876598 A JPS5876598 A JP S5876598A
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JP
Japan
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polyester
paper
temperature
pulp
hot
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Pending
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JP17013381A
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English (en)
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董 平川
誠 吉田
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は強力、耐熱性、電気絶縁性に優れたポリニスデ
ル紙の製造法1clIlする。
従来ポリエステル紙、フィルムは、優れた機械的、電気
的性質を有しているため、電気用造の絶縁材料や各種基
材に広く用いられてまた。
しかし、最近、電気材料の耐熱性向上に関する喪家が強
まり、従来のポリエステルフィル人やポリエステル紙で
は、耐熱性が劣っているために不十分であるといわれる
よ5になってきた。
このため芳香族ボリアZド、ポリイミドなど各種耐熱性
ポリマーからなる紙やフィルムが開発され、次菖に普及
しつつある。しかしこれらのml性ポリマーは高価であ
り、またある分野では性m All vあるため、低コ
ストの耐熱性素材のM発が猛まれていた。
本発明者らはポリエステル紙の強力耐熱性を改良すべく
ポリエステル紙の曽造、加工条件について鋭意検討の結
果、従来のフィル入紙では得ることのできなかった高強
力とすぐれた耐熱性を有するポジエステル紙が得られる
ことを見出し本発明に到達した。
すなわち1本発明はP水産50〜5QQeCのポリエス
テルパルプと一度が6デニーノシ以下のポリエステル短
繊維とを主成分として抄紙、乾燥したシートを、 参t・I I Q℃以り、融点よりも低一温度で熱圧加
工した後、m熱圧加工の温度よ昨高く、融点よりも低い
温度で熱処理することを特徴とするポリエステル紙の製
造方法である。
本発明においては、ポジエステル紙はポリエステルパル
プとポリエステル短繊維を主成分として抄造される。ボ
Vエステルノ(ルプおよびポリエステル短繊維はテレフ
タル鹸、イソフタル酸、オキシ安息香酸、七)(チン酸
なとの酸成分とエチレングリコール、 7’ a k’
レンゲリコール。
ネオペンチルグリコール、ジエチレング菅コール、テト
ラメチレンゲリ−ルなどのグリコール成分とより縮重合
あるいは共重合して得られたポリエステルをパルプ化お
よび縁線化したものである。
本発明に用いられるポリエステルパルプのr氷炭は5G
 ”−5o6cc、好ましくは100〜400ccであ
る。P水産が大きすぎると十分な電気絶縁効果が得られ
ず、小さすぎると抄紙が困難になる。P水産が上記の範
囲にあればいかなる製造法によるポリエステルパルプで
あっても用いることができるが、配向結晶化したm#を
分割、溶−または叩甥して得られるパルプは耐熱性がす
ぐれているため好ましく用いられる。
すなわち1合成パルプの製造法としては一般に イ)合成高分子S*を該高分子の貧溶媒中に剪断力をか
げながら流下し、−一状フイブ替ルな沈澱させる方法C
フィブリッド法:特公昭は−1、フイズ、9.析出や一
方法1重、剪断法:特公昭47−111118号)。
ハ)二種以上の非相溶性合成高分子を混合し溶融押し出
しくまたは紡糸)シ、切断稜橋械的な手段でWNa状フ
ィブリル化する方法(スプリット法:特公昭35−11
681号等)。
二)二種以上の非相溶性合成高分子を混合し溶融押し出
しCまたは紡糸)し、切断稜溶剤浸漬して、一方の高分
子を溶剤し#I#1状フィブリル化する方法Cポリマー
ブレンド溶解法:米国特許KhsszsoIs号等)。
ホ)合成高分子をその溶媒の沸点以上でかつ高圧側から
低圧側へ爆発的に噴出丸せたのち叩解しtIItIIA
状フイクリル化する方法Cフラッシュ紡糸法:%公明3
6−1@460号等)。
へ)ポリエステル系高分子に該ポリエステルに非相溶の
アルカリ溶液可溶成分をブレンドしブルカ替により減量
後叩解しall!!状フィブリル化する方法Cフル力u
*を叩解法=4I開紹で配向結晶化した謔−から得る方
法が好ましい。
なかで−へ)アルカリ減量叩解法は、ポリエステルに審
畠に適用でき、配向結晶化したm−が容14に得られる
ため耐熱性がすぐれ、とくに好ましく用いられる。
零発91!に用いられるポリエステル短繊維は6デニー
ル以下の一度を有することが必要であり、鰺廖が太き(
なりすぎると電気絶縁性が低下し抄紙性も悪化する。ま
た、該蝦−雛は通常の紡糸1薯を経た未延伸糸であって
もよ(、また紡糸、鷺伸工程を経た延伸糸であってもよ
い。さらに鹸ll11111繍は高連紡蟲で得られて中
間配向糸であってもよく、中間配向糸にさらに延伸、熱
処理などの加工を施した糸であってもよい。また短−錐
威分として未鷺伸糸、延伸糸、中間配向糸などの二種以
上のMi−−を混合してもよい。
とくに未延伸系を短−錨威分の一部として用い。
バルブを含む主成分の20重量%以上の未延伸系を用い
た場合には、過電の抄紙、乾燥工場を経るのみでパイン
グを用いな(とも十分高い工S強力が得られるため好ま
しい、また、ポリエステル短繊維の縁線長は2〜ls+
w根度が適当である。
本発明のポリエステル紙は、ボ替エステルノ(ルプおよ
びポリエステル短#a縁を主成分となし。
それぞれの紙全体に対する割合は20重量へな下らない
ことが必要である。パルプ成分が少なすぎると電気絶縁
性、とくに絶縁破壊電圧が小さくなり、短繊維成分が少
なすぎると強力が小さくなる。場合によっては本発明の
ポリエステル紙は!s%以下の他の一一、パルプ、粒子
状物その他の固形物を含んでいてもよい、すなわち耐熱
性を損ねない範囲でガラス繊維などの無機j11維、サ
イジング剤などの無機粒子、バインダなどの有機物を含
んでいてもよい。
本発明において、ポリエステル紙は抄造後熱圧加工し、
次いで熱処理され為、熱圧加工は。
通常1紙の加工に用いられるカレンダー−ル装染 置を用いればよく、熱加工温度は120℃以上。
融点以下であり熱処理温度は該熱圧加工の温度以上融点
以下であることが必要である。ここで融点とはポリエス
テルパルプ及びポリエステル短繊維のうち、最も低い方
め融点な指す。またポリエステル短繊維として、延伸糸
と未延伸糸環の8種以上の#lImを用いた場合は、ポ
リエステルパルプ、各種ポリエステル短lII繍のうち
で最も低い融点を意味する。S圧加工温度が120℃未
満では1紙強力、耐畷性、電気絶縁性が劣怜、融点を超
えると融着が起るので不適当である。更に、熱圧加工後
の熱処理温度が熱圧加工温度よりも低いと1紙強力、耐
熱性、電気絶縁性が低下し、逆に融点を超えると融着が
起るので避けなければならない、S処理は通常定長また
は緊張(延伸)状態で行われるが、自由収縮熱処理な行
ってもよい。
本発明の方法によつ1得られたポリエステル紙は耐熱性
がすぐれ、と<Vc′l&温域における寸法安定性と中
温域における耐熱劣化性に優れている。このような優デ
た耐熱性は前述のごとくポリエステルパルプとポリエス
テルmaimを抄造し、熱圧加工し、かつ熱処理すると
とによって得られるのであって、これらの抄造条件と加
工条件の組合わせによって初めて高強力ですぐれた耐熱
性、電気絶縁性を有するポリエステル紙を得ることがで
きる。
本発明のポリエステル紙は、上記のようなすぐれた強力
、14熱性、電気絶縁性を有しているため絶縁材料や各
種基材、と(K電気絶縁紙。
粘着紙、フレキシブルプ□ント基板などに用いることが
できる。
以下実施例により、本発明方法を詳細に説明するが実施
例において、使用した紙の特性値の測定方法は次の通り
である。
耐熱温度ニー21O℃、1110℃および170℃に設
定して劣化用オープン中に試料紙を暴露し、その伸度が
熱に暴露する前の伸度のsO%に低下するまでの暴露時
間を求め、時間の対数を縦軸、絶対温度の逆数を横軸と
したグラフにプロットして。
3点の最小自乗法から2QOOO時間に外挿した温度を
その試料紙の耐熱温度とした。これらの手順はI ’E
a CPublleation8sに準鵜した。この耐
熱温度が嶋いはと耐熱性が良好であることを示す。
油浸収縮率:230℃゛に加熱したシ替コンオイル中に
試料紙を20秒間浸漬し、浸筐萌後の試料紙長さから収
縮率を求めた。
絶縁破壊電圧:JI8C・116に基づいて一定した。
この値が大きいほど電気絶縁性が良好であることを示す
P水産rcc):JI8P畠目」K従いカナダ標準形装
置(熊谷増機■製カナテイアンスタンダードフV−ネス
テスタ)Kよりパルプを濃度(L1重量%のドープとし
てP木皮を一定した。
実施例 常法によって得られたポリエチレンテレフタレー)(3
1Cの0−タcIロフェノール溶液で一定した極限粘度
aSS)を21℃でギヤポンプで計量した後gsst’
c<加熱された混練スクリユーに供給した。一方、炭素
数8〜20で平均訳嵩数が14であるアルキルスルホン
酸ソーダ混合物を150℃でギヤポンプで計量した後2
85℃に加温された前記混線スクリューに供給した。ア
ルキルスルホン酸ソーダのポリエチレンテレフタレート
に対する混合率は4重量%である。混線スクリューで混
合したブレンドポリマーを押し出し成型して+ツブ状の
成型物を得た。
この得られたチップを乾燥vk環状スリットの一部が開
口した馬蹄形の開口部を持つノズルを有するものを使用
し吐出し、常法に従って溶融紡糸し中空糸を得た。これ
ら原糸を合糸、延伸。
熱セットし、17万d・のトウ(単41I−デニール1
.5)を得た。このトウをギロチンカッターで3薦に切
断した後浴比* : * oOでis℃±1”CK保っ
たカセイソーダ水溶液(sol/l )K投入し攪拌し
ながら所定時間#l&場し、水洗、屹燥した後、水に分
散し、m度1%のスラリーを熊谷埋機■契ディスクリフ
フイナで叩解しP氷炭1711ceの稙繍状フィブリル
のパルプを得た。
一方1通常の方法で紡糸した未延伸ポリエチレンプレ7
タレート短鰭繍(Llde am長5關、複屈折率a0
10.1と、これを22倍に延伸したポリエチレンテレ
フタレート短細線(a i do、 41111に畏S
 wm )を上記のパルプと種々の割合で1抄し、坪量
4 o i/dのシートを得た。抄紙は角型シートマシ
ンを用い1表面温度310℃のドラム乾燥機で乾燥した
。得られたシートを金属ロールからなる両側加熱のカレ
ンダー−ル機にかげた。カレンダー一ルの線圧は200
に9/信であった。カレンダ加工後、得られたシートを
3分間定長熱処理した。
ポリエステルパルプ及びポリエステル短鎌繍の配合条件
、加工条件Cカレンダルール表面温度及び熱処理温度と
得られた紙の特性値を次表に示す。
パルプの混率が小さな4里は絶縁am電圧が低(、また
#!#の混率が小さなム4は強力が小さかった。パルプ
、−一とも20%以上含む眉2.13は強力、絶縁値m
1ic圧とも高かった。
未延伸糸)15%および25%含む眉5およびく、製造
工程でシート切れ等の問題を生じる可能性が見出された
が、/%6は抄紙、乾燥彼の強力がtSゆ/15m11
+であり、工種上の問題はないと予想された。、47で
はカレンダ温度が低く。
腐8では熱処理温度がカレンダ温度より低かったため得
られた紙の強力、耐熱温度、油浸収縮率、絶縁破壊電圧
が劣っていた。、49〜12はいずれも適切な加工条件
であり、すぐれた特性値を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L P氷炭がsO〜1ooccであるポリエステルパル
    プと、一度が6デニール以下のポリエステル短繍艙とを
    主成分として抄紙、乾燥したシートを、 12 o、℃
    以上、融点よりも低い温度で熱圧加工した後、該熱圧加
    工の温度より高く、融点よりも低い温度で熱処理するこ
    とを特徴とするポリエステル紙の製造方法。 2 ポリエステルパルプ及びポリエステル燗繊艙の含有
    量がそれぞれgo重量%以上である特許請求の範mw*
    項記載の方法。 1 ポリエステル短繊錨として、20重量%以上のポリ
    エステル未蔦伸糸を含有させる特許請求の@mtsx項
    記載の方法。 也 熱圧加工後の熱処理が、定長又は1I41III&
    場である特許請求の範S篇1項、Jl1m項又は篇3項
    記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07502578A (ja) * 1992-01-21 1995-03-16 インターナショナル ペーパー カンパニー リサイクル可能な重合合成紙およびその製造方法
US6171443B1 (en) 1990-03-05 2001-01-09 Polyweave International, Llc Recyclable polymeric synthetic paper and method for its manufacture
US6866924B2 (en) 2001-02-14 2005-03-15 Ricoh Company, Ltd. Tissue paper used for heat-sensitive stencil sheet, heat-sensitive stencil sheet, and method of making the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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