JPS5876255A - 複合体 - Google Patents

複合体

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JPS5876255A
JPS5876255A JP17495481A JP17495481A JPS5876255A JP S5876255 A JPS5876255 A JP S5876255A JP 17495481 A JP17495481 A JP 17495481A JP 17495481 A JP17495481 A JP 17495481A JP S5876255 A JPS5876255 A JP S5876255A
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JP
Japan
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soft
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JP17495481A
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English (en)
Inventor
松岡 正久
研二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kameyama Kogyo KK
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Kameyama Kogyo KK
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kameyama Kogyo KK, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Kameyama Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は材質の異なる複数の部材ゲ一体的に結合して形
成されている複合体に関する。
複合体には種々の構造のものがあるが、本発明はインサ
ート金属部材の周囲に木11′4の植物質部材を接合し
た構造の複合体を対象としている。
この種の複合体としては、例えばJ1図に示すような乗
物用ハンドルlがある。
この乗物用ハンドル1は中心部のIA状のインサート金
属部材2の外周に種物質部材1・48を一体的に形成し
て構成されている。
このような木製ハンドルは、木0独特の色調と艶とを゛
可動に利用したもので、美感、吸湿性の点で合成樹脂製
ハンドルより優れているとして近年多用されている。
“この檜の複合体でるる乗物用ハンドルlの製造は、大
別して強化木方式とキャストウッド方式とにより行なわ
れている。
@2図は強化本方式によって裂した乗物用ノ)ンドルl
を示している。この強化本方式は、木材板の単板を厚さ
1m、幅25wm程度の比較的幅広のスティック片4a
、4aに細断し、このスティック片4a、4a内に樹脂
製接着剤等を含浸させた後、型内で中心部にインサート
金属部材2を置き周りのスティック片4a、4mを強圧
加熱して接合し、乗物用ハンドルlを形成するものであ
る。
第8図と第4図とはそれぞれキャストウッド方式によっ
て製し九乗物用ハンドルlを示している。
第8図の場合のキャストウッド方式は、木材板の単板の
表面に樹脂製接着剤を塗布した後に、厚さ0.8〜1.
0順、幅1.0〜6.0−根度のスティック片4b、4
bに細断し、このスティック片4b14bをインサート
金属部材2の外周に強圧加熱して接合し、乗物用ハンド
ルlを形成するものである。
第4図の場合のキャストウッド方式は、木材板の単板を
厚さ0.8〜1.211111、幅L5〜8.0mgの
スティック片4o、4cに細断し、このスティック片4
c、4cに1同棲着剤を含浸ざIJ:、唾く乾燥させた
後に2回目の接着剤を含浸させ、その後インサート金属
部材2の外周にスティック片40.4Cを強圧加熱して
接合し、乗物用ハンドルlを形成するものである。
このようにして形成されている従求の乗物用ハンドルl
においては、W、2〜4図に示すようにハンドルの芯金
となるインサート金@部材の直径が6〜81と細いもの
でめった。
ところが、今日においては自vJ車の保安上の要請によ
ジインサート金属部材2の直径を9m以上に形成するこ
とが多くなっている。
一方、乗物用ハンドルl自体の外直径は一定とされてい
るので、第5図に示すように、インサート金属部材2を
太くすると必然的に11イ物質部材層8の厚さが薄くな
る。
この第5図の乗物用ハンドル1は・・改化木方式によシ
装したものであるが、植物質部材層8の厚さが薄い場合
には乗物用ハンドル1は、使用している間にその外周面
に1%裂6が生じたり、歪が生じて来るという不部片が
めった。そして、このように亀裂6が生じると、せっか
くのホ調の外観美を損なってしまう。
このような複合体に亀裂や歪等の変形が生じるか否かは
、複合本製作後に環境試験を行なって調べるものである
が、近年のその試験基準は消費者の品質意識の同上と輸
出の増加によシ、ますます厳しいものが要求されて来て
いる。
従って、今日では耐久性の優れた複合体の出現が望まれ
ている。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、イン
サート金属部材と植物質部材層との間に薄い軟質部材層
を形成することによシ、植物質部材r−の表面に亀裂が
生じることがなく、常に外観を美麗に維持することがで
き、It質の劣化を防止することができ、更に木材等の
植物質部材の資源の節約をすることのできる乗物用ハン
ドルを提供することを目的とする。
上記本発明の目的を達成するために、第6図に示す従来
の複合体に亀裂や変形が生じる原因を調べたところ、従
来の諌合体は熱膨張漏の大きく異なるインサート金!−
14部材2と植物質部材層8とを直接結合するものでめ
ったから、曝謔日と極寒日との間の温度差の入きい地域
においては、双方の部材2.8の膨縮差により植物質g
 +K l1111gの厚さが薄い場合にはその部材8
に大きな内部応力が生じ1.・挑裂ヤ菱形が生じること
カニ判った。
そこで、本発明は第6〜7図に示す実権例のように、イ
ンサート金属部材12の外長面に薄い軟質部材+115
を一体的に密着形成し、この軟質部材層15の外d面に
植物質部材@13を一体的に密着形成して、複合体であ
る乗物用ハンドル11を構成したものでるる。
この軟質部材層15の素材としては、例えばゴム等の弾
性材、軟貞鳴化ビニル樹脂、ウレタン等を用いることが
で哩る。
このように中間層として形成された軟質部材層15は、
ii&衛帯として作用する。即ち、1疋来はインサート
金属部付2と柚勿質部材層8との膨縮差に早なう応力が
直接植吻買部材層8に作用していた。
これに比べて、本発明においては、インサート金W4s
材」2と植物質部材層13との膨縮差は直接的に影響す
ることがなく、その膨縮差は、中間層でめる軟質部材層
15によって吸収される。この吸収の態様は、軟質部材
層15とインサート金属部材(2および植物質部材層1
3との間に相互に相対的すべりを生じることによって行
われると考えられる。従って、インサート金属部材層1
2と植物質部材層13との熱膨縮差に序なって生じる内
部応力も小さくなり、植物質部材層13特にその外周面
部に亀裂が生じることがなくなるとともに、変形も生じ
なくなる。
次に、乗物用ハンドル11の一製作工程を説明する。軟
質部材層15の素材としてゴA1に用いた場合である。
第一工程:植物質部材の用意 先ず、厚さ0.8111%長さ=ハンドル円周長125
0簡の木材板に熱硬化性接着剤(フェノール樹脂)を重
駿比−接着剤固形分/木材1量:40〜45 /100
を塗布する。次に、60Cの雰囲気温度で2〜8時間木
オ板を加温して接着剤の溶メ1すを乾燥させ、その後木
材板t−幅3.8閣に献断して、スティック片とする。
第二工程:軟質部材層の形成 先ず、軟質部材として使用する未加硫ゴムをM機溶剤に
溶かして、固形分比率30〜60wt% の軟質部材m
液を作る1次に、この軟質部材溶液中に太さ9關の環状
のインサート金属部j4°12t″浸漬して軟質部材4
15を形成する。この場合の軟質部材溶液の粘度および
浸漬回数は、軟質部材fit5の厚さが0.8〜2圏程
度になるように定めるとよい。
次に、未加硫ゴムを付着させたインサート金属部材(2
f、加熱炉に入れて、加硫後のゴム硬度が、Tl5Aゴ
ム硬1f30〜90(通常は70度)にfるようにtt
n硫する。
第三T、程:橿吻JA部材層の形JJ又第−工錫で製し
たスティック片と、第二工程で裂した軟゛纜部(オ・循
15を形成されたインサート金属部付12とをコンブV
ツション金・A中に入れ、強圧加熱して軟質部材層15
の外表面に植物質部材層13を形成する。
第四工程:仕上げ コンプレッション金型かう、 乗物用71ンドル11全
取出し、成形パリを除去し、外表面に塗装処理全行なう
次に、上記工程により製し九本発明の’iiJ B体(
試Ml)と、@5図に示す従来の複合体(試料2)との
環境試倹を比較する。
試験方法 次の1サイクルからなる温度変化を複数回繰返して植物
質部It層13の外光面に亀裂が生じるか百かを調べる
熱衝撃試験でるる。
lサイクルの温度変化(下記1〜8) 1、  sacで15時間半加温 2、室温で部分放置 8、 −40Cで7時間半加冷 4、室温で30分放置 り、  50’C,湿度95%以上で15時間半加温、
加湿 & 室温で30分放置 ?、  −,10Cで7時間半加冷 8、至温で30分放置 試験結果 この試験結果から刈るように、本発明の複合体には+!
!IE変化があっても亀裂や変形が生じない。
次に、ゴム以外の軟質部材について更に説明する。
例えば、軟質・成化ビニル樹脂ケ用いる場合には、硬W
kゴムの場合と同等例えばJISゴム硬さ80とし、可
動型と固足・奴とからなる出゛Jの金型を用いて、イン
サー)蛍!:4部材12の外表1r+iに樹脂温度ts
oCx射出圧力3oILg/cilで射出成彩する。こ
の場合の軟質部材1−15の厚さはゴムのj会と同じ0
.2〜2 +taaとするとよい、また、発1iI刊ビ
ニホールを軟質1化ビニル・14脂に0.5〜0.7東
破部混合させて、発泡させてもよい、また、1合度12
00の1化ビニル樹脂粉末に、DOP%DBP%Dより
P等の可塑剤、安定剤、顔料等を配合して軟質塩化ヒニ
ル樹脂を装してもよい。
また、ウレタンを軟質部材とする場合には、RIMウレ
タン成形法とウレタン注入成形法とによシ軟質部材層1
5を形成することができる。
一方のRIMウレタン成形法は、軟へ金塩化ビニル樹脂
の場合と同様に、高圧射出成形する方法である。ウレタ
ンの厚さはゴムの場合と同様にするとよい。
他方のウレタン注入成形法は、ポリオール(100重量
部)、エチレングリコール(6直置部)、イソシアナー
)(67−g虚部)、アミン系触媒(o、g重量部)、
必要とするなら発泡剤でろろ水剤 (2重量部)の配合師を、低圧で注入し、100C(金
型温度)で10分の硬化時間をもってインサート金属部
材I2の外表面に軟質部材層15を成形篭る方法である
。この場合のウレタンの厚サバゴムの場合と同様でめシ
、硬度はJ151ゴム硬[75とすると艮い。
また、−軟質部材1−15の厚さは、f、M’6体の用
途、設fft狗件等に応じて適切な大きさとすると良い
なお、複合体の1mの例としては家4用の板部材やその
他1薄造部材がある。
このように本発明の複合体は、インサート金属部材と楢
物質部vf噛との間に、軟質部材層を一体的に形成した
から、植物質部付lviの表面に亀裂ヤ変形が生じるこ
とがなく、常に外Wf美麗に保つことができ、材質の劣
化をM効に防l卜することができ、またs+llJ質部
材層金部材層成することができ、木材等のI11$lJ
質部材の資源、顧的を行なうことができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は複合体のl橿である東′吻用ハンドルの部分斜
視図、第2〜5図は従来の東勿用ハンドルを示fa析斜
視図、第6図は本発明の一実施例を示す部分斜視図、第
7図は第6図の\1f−■線に沿った断面図でめる。 11・・・乗物用ハンドル(複合体)、12・・・イン
サート金属部材、13・・・植物質部材層、15・・・
軟質部材層。 出願人代理人  猪 股   清 手続補正書(方式) 昭和57年3月19日 特許庁長官  島 1)春 樹  殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第174954号 2、発明の名称 複  合  体 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 (峰か1名) 7、補正の対象 明細書 東補正の内容 明細書を別紙の通り浄書する(内容に変更なし)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インサート金属部材と、このインサート金属部材の
    外表面に密着形成された薄い軟質部材層と、この軟質部
    材層の外表面に密着形成された植物質部材層とを有する
    複合体。 えインサート金属部材は環状の形状をしていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合体。 8、軟質部材層はゴム等の弾性材で裂せられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ま九は第2項記載の
    複合体。 先軟質部材層は軟質塩化ビニル樹脂で製せられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項またはN2項記載
    の複合体。 5、軟質部材層はウレタンにより製せられていることを
    特徴とする特許−求の範囲第1r4または第2項記載の
    複合体。
JP17495481A 1981-10-31 1981-10-31 複合体 Pending JPS5876255A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63967U (ja) * 1986-06-23 1988-01-06
JPH0556737U (ja) * 1991-12-28 1993-07-27 ヤマハ株式会社 自動車用ステアリング
US6651526B1 (en) 1999-09-06 2003-11-25 Yamaha Corporation Steering wheel and manufacturing method therefor
US6892607B2 (en) 1998-10-30 2005-05-17 Toyoda Gosei Co., Ltd. Steering wheel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115233U (ja) * 1974-07-22 1976-02-04

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