JPS5869913A - 水圧バランスバルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は取水口のゲート等の水圧調節用バランスパルプ
に関するものである。

例えば海岸に臨んで設けられた火力発電所等の冷却水の
取入口である取水口には取水を行なわない場合に閉じら
れる水門（ゲート）が設けられ・更に海水に含まれる塵
埃やくらげ等を除去するスクリーンタート等が設けられ
ている。

ところが２例えばゲートの閉じられた状態でゲートの内
外で潮の干満による水位差が犬となり。

ゲートの外側；すなわち海側の水位が大きく々った場合
にはゲートに対して大きな水圧が加わる。

このような状態でゲートを上げて開こうとすると。

大きな水圧に打ち勝つだ−けの極めて大きな動力が必要
となシ、動力装置が大型で高価なものとなる欠点があっ
た。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、ゲートを開く場合の動力を著しく減少させ
ることができるように構成した取水口のゲート等の水圧
調節用バランスバルブを提供することを目的としている
。

本発明においては上記の目的を達成するために。

ゲートの位置に取水用の開口部を、設けこの開口部とゲ
ートの内側を連絡する通路の途中に水圧調節用のバラン
スバルブを設けた構造を採用した。゛以下９図面に示す
実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図以下は本発明の一実施例を説明するもので１図に
おいて符号１は該閉空間の一例であるところのゲートを
示し、このゲート１は鋼板等から形成去れ、格子状に配
置された補強材２および６によって補強されておシ、大
きな水圧に十分耐えられる構造となっている。ゲート１
は左右の１イド４，４によって案内され自由に昇降でき
る。

ゲート１の上方には阿じくガイド４，４によって昇降自
在に案内されるビーム５が水平な状態で配置されている
。このビーム５の上側には２又状の支持枠６が取付けら
れており、この支持枠６を介して巻上げ装置のワイヤ又
はチェーンに連結される。ビーム５の左右にはフック７
．７が回動自在に取付けられており、これらフック７は
アーム８によって操作される。フック７．７と対向する
位置においてゲート１側にはラグ９が固定されており、
これらラグ９に突設−された軸１θにフック７．７がひ
っかけられると、ビーム５とゲート１が連結されたこと
になり図示してない動力装置を始動させて巻上げ装置が
作動し、ゲート１が引き上げられ取水口を開くことにな
る。

ビーム５の中央部の下面にはコ字状の枠体１１が取付け
られている。この枠体１１は後述するバランスバルブを
開く後目を果す。

ゲート１の外側、すなわち取水側である海側の中央部の
所定位置にはバランス水の取入口１２が設けられている
。バランス口１２は第２図及び第３図に示すように筐体
状に形成されておシ、この取入口１２はわん曲したパイ
プ１３を介してゲートの裏面側の開口部１４と連絡され
ている。取入口１２を形成する上下の側板１５．１６に
はそれぞれ開口部１５ａ）　　１６．ａが形成されてお
り、これら開口部１５ａ＋１６ａはそれぞれ弁１７．１
８によって開閉される。上側の弁１７は開口部１５ａ中
に嵌合され、゛下側の弁１８は開口部１６ａの下側に位
置している。

弁１７．１８はそれぞれ共通の弁軸１９に固定されてい
る。弁軸１９は上方に延び、ゲート１の上端から上方に
臨まされ前記ビーム５に堆付けちれへ枠体１１と接触す
る頂部には当て板２０が固定されている。弁軸１９の途
中にはゲート１側に固定されたブラケット２１に摺動自
在に嵌合された筒体２２が固定されている。この筒体２
２は上端に固定されたばね受２２ａとブラケット２１と
の間には筒体２２の外側においてコイルばね２３が弾装
されており、弁軸１９を常時上方へ移動させ、弁１７１
１８が切口部１５ａｓ　　１６ａを常に閉じる作用を与
えている。

次に２以上のように構成された本実施例の動作につき説
明する。

まず、ゲート１が閉じられており、ゲートトの外側の水
位が高く、大きな水圧がゲート１の外柵に力「わりてい
るものとする。こ９時には図示していないワイヤ或いは
チェーン等をゆるめビーム５を下降させると枠体１１が
弁軸１９の上端を押すため、弁軸１９は−コイルばね２
３をたわませて下降するため、今まで第２図、第６図に
示すように切口部１５ａｊ１６ａを閉じていた弁１７１
１８は下降し、第４図及び第５図に示すように開口部１
５ａＩ　１６ａを開放し、水が開口部１５ａ。

１６＆から流入する。取入口１２内に流入した水はパイ
プ１３を通って開口部１４からゲート１の内側へ流れ込
む。そして、ゲート１の内側の水位がゲート１の外側の
水位とほぼ同一となり水圧がバランスした状態でビーム
５をわずかに上昇させ。

弁軸１９に加えていた押圧力を解除すればコイルばね２
ろの弾発力によシ弁軸１９は上昇し、弁１７゜１８によ
って開口部１５ａ、↑６ａが閉じられるため水の流入は
止まる。この状態でフック７．７を軸１０にひっかけ図
示していない巻上げ装置によってゲート１を引き上げれ
ば、水圧はバランスしているため小さな力でゲート１を
開くことができる。

以上の説明から明らかなように１本発明によれば、ゲー
トにゲートの内外の水圧をバランスさせるための弁を備
えた取入口を設けて゛あるため、ゲートの内外の水位を
ほぼ同一にしてゲートを開くことができるため大きな動
力を必要とせずにゲートを開くことができ、ゲートの駆
動装置の小型化とコストダウンを計ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するものである。 第１図は正面図、第２図及び第３図は弁が閉じた状態の
要部拡大正面図及び縦断側面図、第４図及び第５図は弁
が開いた状態の要部拡大正面図及び縦断側面図である。 １・・・ゲート、５・・・ビーム、１１　・・・枠体。 １２・・・取入０．１３・・・パイプ、１４・・・開口
部、　　１５．１６・・・側板＋１７ｔ１８・・・弁、
１９・・・弁軸、２２・・・筒体、２３・・・コイルば
ね。 特許出願人　宇部興産株式会社 第１図 ７３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 流体中に閉空間を設け、この閉空間に複数の開口部を設
   置し、これらの開口部に連動するバルブ等を取付け、こ
   のバルブ等は流体中におけるバルブ等の高低差に起因す
   る圧力差および自重、あるいは流体の圧力差に抵抗して
   該開口部に連動するばねまたはテコ等によって通電閉鎖
   されており。 任意の水深状態でも一定の小さな荷重によりバルブを開
   閉させることができ、あるいは一定の水位差状態のとき
   、自動的にバルブを開閉させることができることを特徴
   とする水圧調節用バランスパルプ。