JPS586966Y2 - タテモノヨウガ−ドレ−ル - Google Patents

タテモノヨウガ−ドレ−ル

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JPS586966Y2
JPS586966Y2 JP1975118769U JP11876975U JPS586966Y2 JP S586966 Y2 JPS586966 Y2 JP S586966Y2 JP 1975118769 U JP1975118769 U JP 1975118769U JP 11876975 U JP11876975 U JP 11876975U JP S586966 Y2 JPS586966 Y2 JP S586966Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
elastic coating
attached
elastic
building
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975118769U
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English (en)
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JPS5232921U (ja
Inventor
博光 中
Original Assignee
カブシキガイシヤ ナカギジユツケンキユウシヨ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建物特に病院、老人施設等の階段や廊下等の壁
面や柱面、またはエレベータ−内の腰回り等に取付けら
れて壁面や柱面の損傷を防止すると共に、歩行者の手摺
や押手として用いることができる建物用ガードレールに
関するものである。
従来、この種の建物用ガードレールとしては、製造時に
は連続長尺に製造して巻取っておき、取付施工時に取付
現場で適当な長さ寸法に切断した弾性被覆条片を壁面等
に取付けられた金属製の基板の表面側に被冠してなるも
のがある。
ところが、一般的にみて、建物用ガードレールを必要と
する病院や各種施設においては、例えば病院においては
移動式手術台や器機テーブル等、身障者施設においては
車椅子等のように、廊下を走行しエレベータ−に乗る運
搬用機械器具や乗物はその病院や施設の目的に応じてほ
ぼ決っているのが普通である。
このため、これらの建物において使用されている建物用
ガードレールも、建物内で使用される運搬用機械器具や
乗物によって常に同じ高さ位置が摩耗し、また損傷を受
は易く、その他の高さ位置についてはそれほど摩耗や損
傷を受けることがないものである。
しかしながら、従来の建物用ガードレールにおいては、
その基板の表面側に唯一の弾性被覆条片が取付けられて
いたり、あるいは、複数の弾性被覆条片が取付けられる
場合には複数種類の断面形状を有する弾性被覆条片が使
用されており、前者においては弾性被覆条片の一定高さ
位置のみに摩耗や損傷が生じた場合であっても補修時に
全体を交換しなければならなくなるという問題があり、
又、後者においては複数種類の断面形状を有する弾性被
覆条片を形成しなければならないほか、摩耗や損傷が生
じ易い弾性被覆条片もガードレールが取付けられている
施設の種類や場所によってまちまちになり、ある一定種
類の弾性被覆条片のみが摩耗や損傷を受けたり複数種類
の弾性被覆条片が摩耗や損傷を受けたりする場合があっ
て如何なる種類の弾性被覆条片がどの程度必要になるが
予定がたたず、結局補修を考慮して各種の弾性被覆条片
を予め製造しておくことができないという問題があり、
補修費用が嵩んだり製造コストが嵩むほが多くの材料が
無駄になっていた。
この考案は、かかる観点に鑑み、基板には同じ大きさの
断面略C字形状を有する複数の係止片を設け、これら各
係止片には互いに同じ大きさの断面略C字形状を有する
弾性被覆条片を着脱可能に被着し、これによって上記従
来の建物用ガードレールにおける問題点を一挙に解決す
ると同時にこの弾性被覆条片によって基板を壁面等の取
付基部に固定する止着子を隠蔽し、しかも装飾効果や識
別効果にも優れた効果を発揮し得る建物用ガードレール
を提供するものである。
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に基づいて
説明すると、1は押出成形により長さ方向に連続して形
成された金属又は硬質合成樹脂等よりなる剛性を有する
基板であり、その垂直片2の外面側上下両側端縁及び中
央部には、その長手方向に沿って、垂直片2に対して略
垂直方向に突出する横向き突部4とこの横向き突部4の
先端で上下方向に突出する係止突縁3とからなり、がっ
、互いに同じ大きさと形状を有する断面略T字状の係止
片9が設けられており、これら係止片9はその係止突縁
3が互いに所定の間隙dを形成するように配設されてい
ると共に各横向き突部4間に位置する垂直片2には止着
子案内孔6が穿設されていて、基板1を壁面等の取付基
部7に止着子8によって取付ける際に上記係止突縁3間
の間隙dよりこの止着子8とドライバー等を差し込んで
取付けることができるようになっている。
又、5はゴムあるいは合成樹脂等よりなり連続長尺に製
したものを巻回して保管し、そのまま取付現場へ輸送し
適宜寸法に切断して使用される弾性被覆条片で、互いに
同一断面形状を有し、上記基板1に設けられて互いに同
じ大きさの断面路側丁字形状に形成された各係止片9の
係止突縁3にそれぞれ着脱可能に被着されている。
また、各弾性被覆条片5間に隙間ができないように、中
央に位置する係止突縁3に被冠した弾性被覆条片5は上
下端に位置する各横向き突部4の係止突縁3に被冠した
弾性被覆条片5と互いにその上縁あるいは下縁において
衝合している。
従って、取付けに際しては、基板1の垂直片2内側面側
を壁や柱等の取付基部7に当接し、垂直片2に設けた止
着子案内孔6よりビス、ボルト、コンクリート釘等の止
着子8を打ち込み、基板1を取付基部7に止着したのち
、基板1に設けた各係止片9の係止突縁3に夫々弾性被
覆条片5を着脱可能に被着する。
本考案は上記の如き構成を有してなるもので、金属ある
いは硬質合成樹脂等よりなる基板1の垂直片2には、少
くともその上下両側縁に沿って係止片9を設け、各係止
片9を垂直片2に対して略垂直方向に突出する横向き突
部4とこの横向き突部4の先端で上下方向に突出する係
止突縁3とで構成すると共にこれらの係止片9を互いに
同じ大きさの断面路側丁字形状に形成して各係止突縁3
間には所定の間隙dが形成されるように配設し、各係止
突縁3にはゴムあるいは合成樹脂等の弾性材で形成され
て互いに同じ大きさの断面略C字形状を有する弾性被覆
条片5を着脱可能に被着し、各弾性被覆条片5間に隙間
ができないように各弾性被覆条片5の上縁あるいは下縁
を互いに衝合させているので、唯一種類の断面形状を有
する弾性被覆条片5を製造時押出成形によって長尺に生
産し、これを巻回して保管しておき、取付基部7に取付
けられた基板1に取付ける際にこの基板1の長さに合せ
て係止片9の数だけ切断し、各係止片9の係止突縁3に
被着させることができ、数種類の断面形状を有する弾性
被覆条片を別個に生産しておく必要がなく、又、全く無
駄が生じることがなくて極めて経済的であるほか、これ
ら弾性被覆条片5はその上縁あるいは下縁が互いに衝合
して各係止片9の係止突縁3間の間隙dを閉塞するので
、基板1を取付基部7に取付けるための止着子8を同時
に隠蔽することができ、ガードレールの表面に止着子8
が露出せずその外観が向上するものである。
又、各弾性被覆条片5は、廊下等の床面がらほぼ等しい
高さで壁面等の取付基部7に沿って位置するため、廊下
等を走行し、はぼ一定の高さ位置で建物用ガードレール
に比較的頻繁に衝突する運搬用機械器具や乗物は床面か
らほぼ等しい高さ位置で壁面等に沿って位置する一つの
弾性被覆条片5に集中的に衝突し、この弾性被覆条片5
のみを集中的に摩耗させ損傷させることになるが、断面
略C字形状の各弾性被覆条片5を各係止片9の係止突縁
3の外面側に被冠させて被着しているために各弾性被覆
条片5の着脱が比較的容易であり、また、建物用ガード
レールの補修工事の際には、各弾性被覆条片5を係止片
9から取外して比較的摩耗や損傷を受けた弾性被覆条片
5と摩耗や損傷を受けていない弾性被覆条片5とを交換
して取付けたり、摩耗や損傷を受けた弾性被覆条片5の
みを新しいものと交換することができ、補修作業が極め
て容易になり、補修費用の節約になるばかりでなく材料
の節約にもなる。
しかも、基板1の各係止片9の断面形状が各々同じであ
り、また、この基板1に取付けられる各弾性被覆条片5
の断面形状も各々同じであるため、建物によって要求さ
れるガードレールの幅寸法に合せて、係止片9の数の異
なる基板1を各種用意しておけば、その都度各弾性被覆
条片5の幅寸法や断面形状を変えることなく唯一種類の
弾性被覆条片5でこれに対応することができ、その汎用
性が向上するものである。
加えて、基板1は少くとも二つ以上の弾性被覆条片5で
着脱可能に被着されているために各々の弾性被覆条片5
の色彩や材質を任意に選択することができ、使用場所に
応じて色彩を選択することによってその装飾的効果を高
めたり何階であるかとか部屋の分類や種類の表示をして
識別効果を持たせることもできる。
また、各弾性被覆条片5は、その上縁あるいは下縁が互
いに衝合して隙間を有しないから、各種の搬送器具、そ
の他の器物や手等が挾まったりひっかかったりする事故
が起き得す安全で確実な搬送ができると共に、搬送の際
にしばしば生じ易い擦過等による壁面や柱面及び搬送器
具等の損傷を防止し、更に弾性被覆条片5により搬送器
具等が直接壁や柱と接触したり衝突しないから、衝撃を
弱める緩衝効果と不快な衝撃音を除く静音効果とをも有
している。
加えて、大きな衝撃がいずれか一つの弾性被覆条片5に
加えられた場合、隣接する他の弾性被覆条片5に順次衝
撃が伝達され、それぞれの弾性被覆条片5によって衝撃
が分散吸収されるために衝撃が加えられた個所の係止片
9のみが変形したり折損したりすることがなく、互いに
強度を補い合って大きな衝撃に対抗できるものである。
また歩行者が手摺や押手として使用する場合、この弾性
被覆条片5により柔和な感触を使用者に与え、特に病院
や老人施設では患者や老人の歩行を補助する効果を有し
ているものである。
第3図及び第4図は本考案の他の実施例を示すもので、
第3図はそれぞれの弾性被覆条片5の外面側を肉厚状に
形成し、その内部を中空10として一層緩衝効果を高め
ることができるものである。
第4図々示の実施例は基板1を押出成形による以外帯状
板をフォーミングロール、ドローベンチにより折曲また
は引抜成形により形成したものである。
なお、上記各実施例においては弾性被覆条片5を、断面
略長円形状で図示したが、台形状、逆台形状、円形状等
に形成したものでもよい。
更に、この弾性被覆条片5の適宜個所に螢光材を混入も
しくは塗布することもでき、夜間並びに停電等の緊急時
に螢光材が発光して廊下やエレベータ−等の所在を容易
に知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る建物用ガードレールの実施例を示
す一部断面斜視図、第2図は使用状態を示す縦断面図、
第3図並びに第4図は他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・垂直片、3・・・
・・・係止突縁、4・・・・・・横向き突部、5・・・
・・・弾性被覆条片、7・・・・・・取付基部、9・・
・・・・係止片、d・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面等の取付基部に剛性を有する基板を取付け、この基
    板の表面側に複数の弾性被覆条片を取付けるようにした
    建物用ガードレールにおいて、上記基板を取付基部に固
    着される垂直片とこの垂直片の表面側に互いに上下方向
    に位置して設けられ長手方向に延びる複数の係止片とで
    構成し、上記各係止片を上記垂直片から略水平方向に突
    出した横向き突部とこの横向き突部の先端で上下方向に
    突出する係止突縁とで構成して互いに同じ大きさの断面
    略C字形状に形成し、互いに隣接する各係止片の係止突
    縁間には所定の間隙を設け、これら各係止突縁には各々
    同じ大きさの断面略C字形状に形成された複数の弾性被
    覆条片をそれぞれ着脱可能に被着すると共に、これら互
    いに隣接する各弾性被覆条片の上縁と下縁を相互に衝合
    させて上記各係止突縁間の間隔を閉塞したことを特徴と
    する建物用ガードレール。
JP1975118769U 1975-08-30 1975-08-30 タテモノヨウガ−ドレ−ル Expired JPS586966Y2 (ja)

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JPS5232921U JPS5232921U (ja) 1977-03-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497446U (ja) * 1972-04-24 1974-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54664Y2 (ja) * 1973-04-27 1979-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS497446U (ja) * 1972-04-24 1974-01-22

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