JPS5867325A

JPS5867325A - エマルジヨン生成装置

Info

Publication number: JPS5867325A
Application number: JP56164053A
Authority: JP
Inventors: Akira Tamura; 晃田村
Original assignee: Hoei Kogyo KK
Current assignee: Hoei Kogyo KK
Priority date: 1981-10-16
Filing date: 1981-10-16
Publication date: 1983-04-21
Also published as: JPS5916807B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、例えば燃料油液と水液の混合液など、分離性
の２成分が混在する混合液の強制混和Ｇこ有用なエマル
ジョン生成装置に関するものである。

燃料油を熱源に使用するボイラでは、バーナによって油
分を燃焼させることにより、高温高圧ガスを発生させて
いるが、その燃焼技術として、油分に水分を加えた状態
で燃焼作動させる方式が知られていて、この方式に」：
る油分の燃焼性は、完全燃焼に近い作動が行われる特性
があることから、高い燃焼効率が得られるメリットがあ
る。

しかしこの方式の場合には、土泥２成分の両液がミクロ
ンオーダで混和していることが前提条件となり、若し、
混和液中の水分が遊離したままで不均一に混在している
ような時には、水分の奪熱作用に起因して失火等を生じ
易く、このため、安定した燃焼性が得られないという不
具合が生じる。

このような特性の点から、従来ｔｒ）ボイラの燃焼機構
では、バーナに通じる油と水の混合液の通路の途中に、
油分に混在する水分を強制的に混和させるためのホモジ
ナイザが介１ａされていて、このホモジナイザには、界
面活性剤を利川した手段とか、超音波振動のキャビテー
ション作用を利用した手段などが用いられていた。

しかし、このようにホモジナイザを介装させた燃焼機構
にあっても、全体的に均一な混和作動を期待することが
困雑であって、十分に安定した燃焼作動が得られないの
が実情である。

この点の技術的な改良に関し、本願発明者は、種々の研
究実験を試みた過程Ｇこおいて、混合液中の水分の分散
態様の如何によって、事後性われるホモジナイザの混和
作動力Ｇこ大きな影響があることを知り、これを基礎と
して、水分を有効に混入分散させるための手段（以下、
疎エマルジョン手段という）の具体的な構造につき比較
実験を行ったところ、液面スプレ一方式を用いて水分を
霧粒状に混在させることが、極めて均一な疎エマルジョ
ンが得られ、事後の混和作動に対して最も好ましい影響
を与えることが解明された。

本発明は、このような研究の成果を具体化させたもので
あって、すなわち、本発明の目的は、軽質の作用液と、
分離性を有する市？Ｃθ〕添加液との混合液中に、土泥
添加液の′Ｌフマルョンを有効に発生させるようにした
エマルジョン生成装置、特Ｇこ、燃料としてホモジナイ
ザを用いて燃料油中（こ水のエマルジョンを生成１させ
て／ｉる混合液を用いる燃焼方式の、前段疎エマルジョ
ン生成装置として有用な装置４１看）１１供すること【
こある。

以下、図示の一実施例Ｇこ基づいて本発明を説明するが
、第１図および第２図に示す実施例り生成装置は、作用
液としての燃１゛ｌ油（例えばＡ重油）　［１：１　！
こ添加液としての水を混和させるエマルジョン生成装置
ｉ’ｅを示している。。

作用液供給容体として油タンク１、／「らびＧこ添加液
０（給容体として水タンク２と、ボイラ３のバーナ４と
の間には、本発明（こ係る疎エマルジョン生成装置とし
てのブリミギーリ５と、密エマルジョン生成装置として
の、１イＪ　７’？波ボモジナイザ６とが配設されると
共（こ、−１述した各部分１゜２．４，５．６間は、次
の」：うＸ「各配管Ｇこよって接続されている。

（ａ）　　油供給通路７油タンク１とプリミキザ５との間に配管されていて、通
路７の途中（こは、電磁式開閉制御弁８が介装されてい
る。

（ｂ）　　水供給通路９水タンク２とプリミキザ５との間に配管されていて、通
路９の途中には、定圧給水ポンプ１０が設置されている
。

（ｃ）混合液（疎エマルジョン）通路１１プリミキサ５
とホモジナイザ６との間に配管されていて、通路１１の
途中には、給油ポンプ１２が設置されている。

（ｄ）　　混和液（密エマルジョン）通路１３ホモジナ
イザ６とバーナ４との間に配管されていて、通路１３の
途中には、油圧計１４が数例けられている。

（ｅ）　　！相液（密エマルジョン）戻し通路１５上記
両通路１１．，１３間にバイパス配管されていて、通路
１５の途中にリターンバルブ１６が取付けられると共に
、同バルブ１６が油圧ｄ１１４に制御駆動されること【
こより、燃料油圧が所定値に保たれるようしこ形成され
ている。

ここで、−１−配本発明の要旨とするプリミギ４ノ５の
詳細につき、主として第２図を参照して説明する。

このブリミギザ５は、油Ｆ供給通路７のサージ槽を成す
円筒型の槽１７を本体としており、しかして、摺鉢形の
槽底の中心に、混合’／（ｔ　Ｍ通路１１に接合される
排出口１．７　ａが成形されると共に、槽周壁の上部に
は、油ＩＪ（給油路７の流入口１７ｂが開口している。

更に、槽蓋の中心には、水Ｗ供給通路１）の下端に接合
された霧吹噴射ノズル１８が下向きに取付けられていて
、同ノズル１８噴口の基準液面し」−の高程りは、プＩ
Ｊ　ミギザ５の作動型−１ｃこ対応して決められた所定
の高程寸度に調整されている。

また、槽蓋の周にの１箇所には、基桑液面ｌ。

Ｇこ対する容液面のレベルを検出して作動するしベルス
イッチ１９を取付けられていて、同スインチ１９によっ
て上述制御弁８を操作駆動させることしこより、容液面
を基準レベルＬに保たせるように形成されている。

なお、槽蓋の適所（図示では、レベルスイッチ１９の取
付部）には、空気抜１７Ｃが開けられている。

次に、このように構成された実施例の生成装置の作動（
こついて説明する。

装置稼動中は、油タンク１のヘッド圧によって供給され
る油Ｆの流入に基づき、プリミキサ５の液面は、常に基
準液面Ｌ＆こ保たれている。

これと同時に、定圧給水ポンプ１０によってノズル１８
に圧送される水タンク２からの供給水Ｗは、ノズル１８
から霧吹状（こ恒圧噴射されて液面に吹き当たり、これ
により、霧′粒になった水Ｗは、容部中しこ均斉に分散
された状態で容部中を自重によりそのまま沈下し、これ
により均一しこ疎エマルジョン化された混合液Ｍが生成
されて、逐次混合液通路１１から落流する。

次で、ポンプ１２【こよって定圧（こ加圧された混合液
（疎エマルジョン）は、ホモジナイザ６を通る過程で強
制的Ｇこ混和され、これにより有効にエマルジョン生成
された混和液が、バーナ４に送られて燃焼作動し、安定
した作動で完全燃焼に近い燃焼が行われることにｔｆる
。

従って、低質油を燃料としたバーす（こおいても、極め
て安定した燃焼、発熱が得られる。

なお、−■−述した実施例の（４１１成において、レベ
ルスイッチ１８に？Ｌ気容量式の検出部を用いたが、こ
れに替え、ノズル１８の１．１ｄ辺を、下面開口の閉塞
室に形成させた機械式の自動定レベル機構を使用する等
、他の慣用手段を使用しても同様な作用が得られる。

以上述べたよう【こ、本発明に係るエマルジョン装置に
よれば、１匠質の作用液のＩＩＨ給通路に設けられたサ
ージ槽を成すと共に、槽内の液面に、分離性を有する重
質の添加液を、所定力基へｔへ液面上の高程に配置され
た噴ｎ・］ノズルから霧吹状に噴射させて吹き当たら」
するにうにしたので、抵抗の少ない空中において霧状に
拡散された添加液が、そのまま基準液面から作用液内（
こ自重により沈トして極めて均一なエマルジョンが得ら
れ、例えば燃料として、燃料油と水のエマルジョン液を
用いる燃焼装置用の前段エマルジョン生成装置として同
燃焼装置の燃焼効率を向」−させることができる等の効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すエマルジョン生成装
置を用いる燃焼装置のブロック図、第２図は、第１図の
プリミキサの拡大図である。Ｆ・・作用液としての油、°ｈ　・所定の高程距離、Ｌ
・・・基準液面、Ｍ・・・混合液、Ｗ・・・添加液とし
ての水、５・プリミキサ、１７・・・槽、１７ａ・・・
排出口、１８・・・噴射ノズル。特許出願人　　　宝栄工業株式会社代理人　　　弁理士　西　村　教　光

Claims

【特許請求の範囲】

（１）底部に排出口が開口された槽であって、内部に所
定の基準液面まで作用液が供給される槽と、この槽上部
の上記基準液面から所定の距離を隔てた空間に設定され
た噴射ノズルであって、上記作用液に対して分離性を有
しかつ比重の大なる添加液が霧吹状に噴射される噴射ノ
ズルと、を具備することを特徴とするエマルジョン生成
装置。
（２）　　作用液として燃料油が用いられ、添加液とし
て水が用いられる特許請求の範囲第１項記載ノエマルジ
ョン生成装置。