JPS5863409A - 常温収縮性被覆材 - Google Patents
常温収縮性被覆材Info
- Publication number
- JPS5863409A JPS5863409A JP16316281A JP16316281A JPS5863409A JP S5863409 A JPS5863409 A JP S5863409A JP 16316281 A JP16316281 A JP 16316281A JP 16316281 A JP16316281 A JP 16316281A JP S5863409 A JPS5863409 A JP S5863409A
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- Japan
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- covering
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- Pending
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は常温収縮性被覆材に関する。更に詳しくは、本
発明は金ＷｔＳ等の冑体の表面部分、例えば金属配管継
手部や電気配線の接続部、或いは工具類の握り等を緊密
に被覆すると共に、例えば防錆、耐候性付与、防そ、防
ばい、粘着、帯電防止、接着、着色、或いは老化防止等
の諸効果をも同時に発揮するようにした常温収縮性の被
覆材に係わるものである。
発明は金ＷｔＳ等の冑体の表面部分、例えば金属配管継
手部や電気配線の接続部、或いは工具類の握り等を緊密
に被覆すると共に、例えば防錆、耐候性付与、防そ、防
ばい、粘着、帯電防止、接着、着色、或いは老化防止等
の諸効果をも同時に発揮するようにした常温収縮性の被
覆材に係わるものである。
金属配管継手部や電気配線の接続部には防錆、外部から
の機械的損傷に対する表面保護或いは絶縁のために従来
接着テープや絶縁テープ等が用いられてきたが、施工後
の外観が見劣りすること、耐久性、施工性に難があるこ
となどから最近はこれに代るものとして熱収縮性のチュ
ーブが提案され実用化されている。これは例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン等の高分子材料からなるチュー
ブ状の成型品を熱変形温度条件下に強制展伸してそのま
ま冷却固定し上記金属類のつなぎ合せ部を覆い、次に加
熱空気や蒸気或いは火気により熱変形温度に再加熱して
強制展神前の形状に収縮復元しようとする性質を利用し
て、金属類のつなぎ合せ部表面をその形状に順応した形
で密着被覆するものである。この方法によれば従来のテ
ープ巻きに較べて、被覆表面が平滑に仕上り、接着剤の
老化による剥離などがなく、仕上り外観が美しく、耐久
性にすぐれている等の利点があり、電気配線の接続部、
金属配管類の継手部、更には工具類の握りの部分のカバ
ー等に至るまでひろく応用されている。しかし一方熱変
形温度を与えるための再加熱源を必要とするので、例え
ば加熱用火炎の使用の許されない火気厳禁の場所では適
用できないという不便さがある。又、電子機器のような
デリケートな装置の内部配線の接続部に対しては、熱変
形温度を与えることは周辺部品に対して悪影譬を与える
ために適用しにくいといった問題点がある。
の機械的損傷に対する表面保護或いは絶縁のために従来
接着テープや絶縁テープ等が用いられてきたが、施工後
の外観が見劣りすること、耐久性、施工性に難があるこ
となどから最近はこれに代るものとして熱収縮性のチュ
ーブが提案され実用化されている。これは例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン等の高分子材料からなるチュー
ブ状の成型品を熱変形温度条件下に強制展伸してそのま
ま冷却固定し上記金属類のつなぎ合せ部を覆い、次に加
熱空気や蒸気或いは火気により熱変形温度に再加熱して
強制展神前の形状に収縮復元しようとする性質を利用し
て、金属類のつなぎ合せ部表面をその形状に順応した形
で密着被覆するものである。この方法によれば従来のテ
ープ巻きに較べて、被覆表面が平滑に仕上り、接着剤の
老化による剥離などがなく、仕上り外観が美しく、耐久
性にすぐれている等の利点があり、電気配線の接続部、
金属配管類の継手部、更には工具類の握りの部分のカバ
ー等に至るまでひろく応用されている。しかし一方熱変
形温度を与えるための再加熱源を必要とするので、例え
ば加熱用火炎の使用の許されない火気厳禁の場所では適
用できないという不便さがある。又、電子機器のような
デリケートな装置の内部配線の接続部に対しては、熱変
形温度を与えることは周辺部品に対して悪影譬を与える
ために適用しにくいといった問題点がある。
このようなことから、熱変形温度付与のための加熱を必
要としない常温収縮チューブが開発され、熱収縮チュー
ブにとって代るすう勢にある。
要としない常温収縮チューブが開発され、熱収縮チュー
ブにとって代るすう勢にある。
常温収縮チューブは、例えばポリ塩化ビニル、シリコー
ンゴム等の弾性高分子材料からなるチューブ状成型品を
、例えばケトン、エステル、液状炭化水素その他の揮発
性のｗＩｌｌｌ剤に浸漬して膨潤させたものを容器内に
密封保管しておき、使用の都度、該容器を開封して取り
出し、被覆すべき金属表面、例えば前記のような電気配
線の接続部、金属配管の継手部等に通してかぶせ、或い
は工具類の握りを被覆して、常温下で放置し膨潤剤を揮
散させる。そうするとチューブ状成型品は収縮して前記
熱収縮チューブの場合と同様に被覆されるべき金属類等
の物体の形状に順応して表面を緊密に被覆するというも
のである。この被覆方式は加熱工程を必要としないとい
う利点があるばかりでなく、例えば金属配管のフランジ
継手部のような従来の熱収縮チューブによる被覆は困難
な肉厚異形の金属類の表面に対してもこれと相似形状の
高分子材料モールド成型品を作り、揮発性膨潤剤に浸漬
膨潤させて密封容器に保管しておけばいつでも取出し、
被覆できるという便利さがある。
ンゴム等の弾性高分子材料からなるチューブ状成型品を
、例えばケトン、エステル、液状炭化水素その他の揮発
性のｗＩｌｌｌ剤に浸漬して膨潤させたものを容器内に
密封保管しておき、使用の都度、該容器を開封して取り
出し、被覆すべき金属表面、例えば前記のような電気配
線の接続部、金属配管の継手部等に通してかぶせ、或い
は工具類の握りを被覆して、常温下で放置し膨潤剤を揮
散させる。そうするとチューブ状成型品は収縮して前記
熱収縮チューブの場合と同様に被覆されるべき金属類等
の物体の形状に順応して表面を緊密に被覆するというも
のである。この被覆方式は加熱工程を必要としないとい
う利点があるばかりでなく、例えば金属配管のフランジ
継手部のような従来の熱収縮チューブによる被覆は困難
な肉厚異形の金属類の表面に対してもこれと相似形状の
高分子材料モールド成型品を作り、揮発性膨潤剤に浸漬
膨潤させて密封容器に保管しておけばいつでも取出し、
被覆できるという便利さがある。
しかし、このような収縮チューブによる金属表面の被覆
は熱収縮方式の場合も含めＣ１その被覆面が隠れるので
、被覆材料が外力により損傷をうけた場合は別として、
外部からみても被覆された状態での金属表面の変化、例
えば腐蝕の有無は分らない。逆に言えば被覆施工の仕方
如何によっては湿気その他の発錆要因をとじ込めたまま
温存させ、発錆を潜行させる恐れがある。このようなこ
とから、防錆剤や防錆塗料を塗布しておくのが望ましい
が、それだけ作業工程の増加を招くので、必ずしも経済
的に有利な方法とはいえない。
は熱収縮方式の場合も含めＣ１その被覆面が隠れるので
、被覆材料が外力により損傷をうけた場合は別として、
外部からみても被覆された状態での金属表面の変化、例
えば腐蝕の有無は分らない。逆に言えば被覆施工の仕方
如何によっては湿気その他の発錆要因をとじ込めたまま
温存させ、発錆を潜行させる恐れがある。このようなこ
とから、防錆剤や防錆塗料を塗布しておくのが望ましい
が、それだけ作業工程の増加を招くので、必ずしも経済
的に有利な方法とはいえない。
本発明者等は上記のような常温収縮チューブ等の被覆材
の使用に当って起る問題点を解消するべく種々検討の結
果、高分子材料よりなる被覆材を膨潤させるのに用いら
れる揮発性ｔｔＳ剤へ、防錆性をはじめとじて被覆材に
期待される諸効果を与える性能をもった難揮発性の各種
助剤を含有させておけば、金属類の被覆に適用した場合
、揮発性膨潤剤が揮発し難揮発性助剤のみは被覆材中或
は被覆材表面に残留してそれぞれの有する性能が発揮さ
れて、防錆その他の所望の効果が同時に奏せられるとの
知見をえて本発明に到達した。
の使用に当って起る問題点を解消するべく種々検討の結
果、高分子材料よりなる被覆材を膨潤させるのに用いら
れる揮発性ｔｔＳ剤へ、防錆性をはじめとじて被覆材に
期待される諸効果を与える性能をもった難揮発性の各種
助剤を含有させておけば、金属類の被覆に適用した場合
、揮発性膨潤剤が揮発し難揮発性助剤のみは被覆材中或
は被覆材表面に残留してそれぞれの有する性能が発揮さ
れて、防錆その他の所望の効果が同時に奏せられるとの
知見をえて本発明に到達した。
即ち、本発明は、金属類等の物体の表面部分に密着して
かぶせる一被覆材において、該被覆材が防錆性及び／又
は被覆上期待される諸性能を有する難揮発性助剤の１種
乃至２種以上を含有する揮発性膨潤剤に含浸させて膨潤
状態としたもので、密封容器に保存した弾性高分子材料
からなる成型品であり、使用時に開封して上記物体の表
面部分にかＸせて揮発性膨潤剤の揮散による復元収縮作
用により緊密に被覆すると共に残留する上記難揮発性助
剤の有する諸性能を発揮させるようにした収縮性被覆材
を要旨とするものである。
かぶせる一被覆材において、該被覆材が防錆性及び／又
は被覆上期待される諸性能を有する難揮発性助剤の１種
乃至２種以上を含有する揮発性膨潤剤に含浸させて膨潤
状態としたもので、密封容器に保存した弾性高分子材料
からなる成型品であり、使用時に開封して上記物体の表
面部分にかＸせて揮発性膨潤剤の揮散による復元収縮作
用により緊密に被覆すると共に残留する上記難揮発性助
剤の有する諸性能を発揮させるようにした収縮性被覆材
を要旨とするものである。
以下本発明を更に説明すると本発明において、揮発性膨
潤剤を含浸させて膨潤状態にして用いられる高分子材料
よりなる被覆材成形品の素材の具体例としては、ポリ塩
化ビニル、シリコーンゴム、クロロプレン、ニトリルゴ
ム、ＥＰＤＭのような合成ゴム、クロルスルホン化ポリ
エチレン、ポリウレタン、フッ素ゴムなどがあげられ、
これら高分子材料を例えば加熱溶融状態で、被覆される
べき金属類の形状に応じた金型に鋳込、んで成形品とさ
れるが、上記高分子材料のなかでもポリ塩化ビニルは最
も汎用性があり、例えばポリ塩化ビニルに、該樹脂１０
０部当り８０〜６０部の可塑剤、例えばフタル酸ジオク
チル、フタル酸ジブチル、セバシン酸ジオクチルのよう
なポリ塩化ビニルに柔軟性を与える可塑剤や、エポキシ
化大豆油のような安定剤、ステアリン酸塩潤滑剤、顔料
等の加工助剤を加えた配合組成物から、通常の押出し成
形、異形押出成形、モールド成形、又は射出成形などに
よってえられる成形品が好適である。
潤剤を含浸させて膨潤状態にして用いられる高分子材料
よりなる被覆材成形品の素材の具体例としては、ポリ塩
化ビニル、シリコーンゴム、クロロプレン、ニトリルゴ
ム、ＥＰＤＭのような合成ゴム、クロルスルホン化ポリ
エチレン、ポリウレタン、フッ素ゴムなどがあげられ、
これら高分子材料を例えば加熱溶融状態で、被覆される
べき金属類の形状に応じた金型に鋳込、んで成形品とさ
れるが、上記高分子材料のなかでもポリ塩化ビニルは最
も汎用性があり、例えばポリ塩化ビニルに、該樹脂１０
０部当り８０〜６０部の可塑剤、例えばフタル酸ジオク
チル、フタル酸ジブチル、セバシン酸ジオクチルのよう
なポリ塩化ビニルに柔軟性を与える可塑剤や、エポキシ
化大豆油のような安定剤、ステアリン酸塩潤滑剤、顔料
等の加工助剤を加えた配合組成物から、通常の押出し成
形、異形押出成形、モールド成形、又は射出成形などに
よってえられる成形品が好適である。
本発明において上記高分子材料よりなる被覆材成形品に
含浸させ、これを膨潤させるのに用いられる揮発性の膨
潤剤の具体例としては、酢酸エチル、酢酸ｎ−プロピル
、酢酸イソプロピル、酢酸ｎ−ブチル、酢酸イソブチル
、酢酸アＪルのようす酢酸エステル系１１潤剤、２−二
トロソロパン、トリクロロトリフルオロエタン、トリク
ロルエタンなどのような液状炭化水素、５更にはトルエ
ン、アセトン、ジオキサン等があげられる。これらは単
独で又は混合物の形で用いられるが、このなかでも酢酸
エステル系膨潤剤は広い範囲の高分子材料に適用性があ
る。なお上記揮発性膨潤剤は、蒸発速度の早いものや、
遅いものなどがあり、蒸発速度の早いもの程、膨潤被覆
材の収縮時間は早いが、金属類の被覆施工に要する作業
時間、高分子材料に対する膨潤作用の程度等を考慮して
蒸発速度の早い膨潤剤と遅い膨潤剤番蕗＃歇肴舞を適宜
配合して適用するのがよい。
含浸させ、これを膨潤させるのに用いられる揮発性の膨
潤剤の具体例としては、酢酸エチル、酢酸ｎ−プロピル
、酢酸イソプロピル、酢酸ｎ−ブチル、酢酸イソブチル
、酢酸アＪルのようす酢酸エステル系１１潤剤、２−二
トロソロパン、トリクロロトリフルオロエタン、トリク
ロルエタンなどのような液状炭化水素、５更にはトルエ
ン、アセトン、ジオキサン等があげられる。これらは単
独で又は混合物の形で用いられるが、このなかでも酢酸
エステル系膨潤剤は広い範囲の高分子材料に適用性があ
る。なお上記揮発性膨潤剤は、蒸発速度の早いものや、
遅いものなどがあり、蒸発速度の早いもの程、膨潤被覆
材の収縮時間は早いが、金属類の被覆施工に要する作業
時間、高分子材料に対する膨潤作用の程度等を考慮して
蒸発速度の早い膨潤剤と遅い膨潤剤番蕗＃歇肴舞を適宜
配合して適用するのがよい。
本発明では高分子材料からなる被覆材成形品を膨潤させ
るのに用いられる上記揮発性膨潤剤に、被覆施工上期待
される性能例えば、防錆性、耐候性付与性、防そ性、難
燃性、防ぽい性、帯電防止性、着色性、粘着性、老化防
止性又は接着性などの諸効果を発揮する助剤でしかも、
該揮発性膨潤剤にも又、高分子材料にも相溶性又は均一
分散性のある常温で難揮発性の助剤を含有させてなるこ
とを特徴の１つとする。即ち、金属類等の物体の表向に
適用した場合、被覆材成形品からは膨潤させた揮発性溶
剤が常温で揮散して、緊密に収縮密着し、難揮発性の助
剤のみは不揮発のまま被覆材中或いは被覆材表面に残留
して、例えば、防錆剤は金属表面の錆の発生を阻止し、
又、耐候性付与性、防そ性、難燃性、防ばい性、帯電防
止性、着色性、粘着性、老化防止性、接着性等を有する
助剤はそれぞれの性能に応じて被覆材そのものに対して
効果を発揮するようにしたものである。
るのに用いられる上記揮発性膨潤剤に、被覆施工上期待
される性能例えば、防錆性、耐候性付与性、防そ性、難
燃性、防ぽい性、帯電防止性、着色性、粘着性、老化防
止性又は接着性などの諸効果を発揮する助剤でしかも、
該揮発性膨潤剤にも又、高分子材料にも相溶性又は均一
分散性のある常温で難揮発性の助剤を含有させてなるこ
とを特徴の１つとする。即ち、金属類等の物体の表向に
適用した場合、被覆材成形品からは膨潤させた揮発性溶
剤が常温で揮散して、緊密に収縮密着し、難揮発性の助
剤のみは不揮発のまま被覆材中或いは被覆材表面に残留
して、例えば、防錆剤は金属表面の錆の発生を阻止し、
又、耐候性付与性、防そ性、難燃性、防ばい性、帯電防
止性、着色性、粘着性、老化防止性、接着性等を有する
助剤はそれぞれの性能に応じて被覆材そのものに対して
効果を発揮するようにしたものである。
本発明において膨潤用の揮発性膨潤剤中に含有される峻
揮発性助剤は、被覆を施工して揮発性膨潤剤を揮散させ
たあと、収縮した被覆材中或いは表向に残存して期待さ
れる効果、例えば防錆性、耐候性−付与性、防そ性、防
ばい性、難燃性、帯電防止性、粘着性等のその他の効果
を発揮するような性能を有するもので被覆材を構成する
高分子材料、上記揮発性膨潤剤のいずれにも相溶性或い
は均一分散性のあるものが適宜選択される。高分子材料
、揮発性膨潤剤のいずれにも相溶性のある蝋揮発性助剤
、高分子材料の種類、及び揮発性膨潤剤の組合わせ、そ
の性能の例を示すと次の第１表のとおりで、含有させる
割合は目的とする効果に応じて適宜法められる。
揮発性助剤は、被覆を施工して揮発性膨潤剤を揮散させ
たあと、収縮した被覆材中或いは表向に残存して期待さ
れる効果、例えば防錆性、耐候性−付与性、防そ性、防
ばい性、難燃性、帯電防止性、粘着性等のその他の効果
を発揮するような性能を有するもので被覆材を構成する
高分子材料、上記揮発性膨潤剤のいずれにも相溶性或い
は均一分散性のあるものが適宜選択される。高分子材料
、揮発性膨潤剤のいずれにも相溶性のある蝋揮発性助剤
、高分子材料の種類、及び揮発性膨潤剤の組合わせ、そ
の性能の例を示すと次の第１表のとおりで、含有させる
割合は目的とする効果に応じて適宜法められる。
第 １ 表
本発明の常温′収縮性被覆材を得るには、被覆材成形品
の素材である高分子材料に対して膨潤効果を発揮する揮
発性膨潤剤を選択し、これに更に、これと相溶性或いは
均一分散性があり、かつ高分子材料にも相溶性があって
所望の性能を示す難揮発性助剤を配合し、密閉容器中で
被覆材成形品に含浸させる。
の素材である高分子材料に対して膨潤効果を発揮する揮
発性膨潤剤を選択し、これに更に、これと相溶性或いは
均一分散性があり、かつ高分子材料にも相溶性があって
所望の性能を示す難揮発性助剤を配合し、密閉容器中で
被覆材成形品に含浸させる。
このような操作により被覆材成形品を含浸前の原容積の
１．１〜１０倍に膨張した膨濶品とする。
１．１〜１０倍に膨張した膨濶品とする。
これを含浸に供した揮発性膨潤剤と難揮発性助剤との配
合液と共に、この配合液に侵されない柔軟な容器例えば
アルミホイルなどを内張すしたポリエチレン−ナイロン
−ポリエチレンのような多重積層材料などからなる袋全
体に密封して保存する。
合液と共に、この配合液に侵されない柔軟な容器例えば
アルミホイルなどを内張すしたポリエチレン−ナイロン
−ポリエチレンのような多重積層材料などからなる袋全
体に密封して保存する。
尚この場合、袋体内の空間域が揮発性ｔｍ剤の蒸気によ
り飽和されている状態が維持される程度に配合液自体を
同封することが必要である。
り飽和されている状態が維持される程度に配合液自体を
同封することが必要である。
本発明は以上のべたように、防錆性を初めとする被覆施
工上期待される諸性能を有する難揮発性助剤を含有させ
た揮発性膨潤剤で膨潤させた、高分子材料からなる常温
収縮性被覆材であり物体表面、例えば配管継手部、電気
配線接続部、工具類の握り、などに適用した場合加熱な
しに常温で緊密裔こ密着被覆できる本のであり、しかも
同時に防錆効果その他助剤の種類によって耐候性付与、
防ばい、防そ、難燃、帯電防止、着色性、老化防止性、
接着性、粘着性等の諸効果を被覆材そのものに与えるも
のであり、その利用価値は大である。
工上期待される諸性能を有する難揮発性助剤を含有させ
た揮発性膨潤剤で膨潤させた、高分子材料からなる常温
収縮性被覆材であり物体表面、例えば配管継手部、電気
配線接続部、工具類の握り、などに適用した場合加熱な
しに常温で緊密裔こ密着被覆できる本のであり、しかも
同時に防錆効果その他助剤の種類によって耐候性付与、
防ばい、防そ、難燃、帯電防止、着色性、老化防止性、
接着性、粘着性等の諸効果を被覆材そのものに与えるも
のであり、その利用価値は大である。
代理人 弁理士 足 立 勉
手続補正書
昭和５６年１１月１０日
昭和５６年特許願第１６３１６２ 号
常温収縮性被覆材
代表者 北用弘二
ｍｓの「発明者の７リガ月及び明細書の「発明の詳細な
説明」の欄８、 補正の内容 （１） 別紙のようにｉ＊幽を補正します。
説明」の欄８、 補正の内容 （１） 別紙のようにｉ＊幽を補正します。
（２） 明細書第９ページ第１２行目に「粘着性等の」
とあるを「粘着性あるいは」と補正する。
とあるを「粘着性あるいは」と補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、物体の表面に密着してかぶせる被覆体において、該
被覆材が防錆性及び／又は被覆施工上期待される諸性能
を有する難揮発性助剤の１種乃至２種以上を含有する揮
発性膨潤剤に含浸させて膨潤状態としたもので、密封容
器に保存した弾性高分子材料からなる成型品であり、使
用時に開封して物体の表面にかぶせ揮発性膨潤剤の揮散
による復元収縮作用により緊密に被覆すると共に上記難
揮発性助剤を被覆材中或は被覆材表面に残存させてそれ
らの有する諸性能を発揮させるようにしたことを特徴と
する常温収縮性被覆材。 ２、 ＠揮発性助剤が、防錆剤、耐候性付与剤、防そ
剤、難燃剤、防ばい剤、粘着剤、帯電防止剤、接着剤、
着色剤、老化防止剤のいずれかである特許請求の範囲第
１項記載の常温収縮性被覆材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16316281A JPS5863409A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 常温収縮性被覆材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16316281A JPS5863409A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 常温収縮性被覆材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5863409A true JPS5863409A (ja) | 1983-04-15 |
Family
ID=15768404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16316281A Pending JPS5863409A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 常温収縮性被覆材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5863409A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1304188C (zh) * | 2003-09-11 | 2007-03-14 | 辽河油田金宇空缩材料公司 | 一种空气收缩管 |
| JP2018138742A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 被覆構造、被覆方法及び被覆部材 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5056468A (ja) * | 1973-09-14 | 1975-05-17 | ||
| JPS50127984A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
| JPS5563225A (en) * | 1978-11-06 | 1980-05-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of fabricating phenol resin laminated plate |
| JPS5680423A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-01 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | Anticorrosion coating method for metal tube joint portion & formed product for anticorrosion coating |
-
1981
- 1981-10-12 JP JP16316281A patent/JPS5863409A/ja active Pending
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