JPS5860794A - 電子楽器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコードの根音及びコードの種類の表示が行え
る電子楽器に関する。

電子楽器においても初心者がコード（和音）を練習し習
得することはむずかしく、シたがって音楽教師について
勉強することが通例である。このため、コード演奏にお
ける根音と、コードの種類が表示によって直観的に把握
できるようにした電子楽器が実現すれば非常に好ましい
ことになる。

この発明は上述した事情を背景になされたもので、その
目的とするところは、コードの演奏を行う場合、コード
の根音と種類とが表示され、視覚的にコードの内容をと
らえうるようにした電子楽器を提供することである。

以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する◇
第１図は電子楽器ｌの外観図である◇この電子楽器１の
ケース上面には、キーボード２、スイッチ入力部３、放
音部４が夫々設けられ、またケース内部にはｍ３１ｉＵ
の回路を構成する電子部品やスピーカが設けられている
。

次に第２図を参照してこの発明に関連するスイッチ入力
部３内の各種スイッチ等の構成を説明する。キーボード
２には５オクタ一ブ分のキーが設けられているが、低音
側の２オクタ一ブ分のキーは伴奏部２ムとして使用され
る。このため２オクターブ目の音名Ｂのキーと３オクタ
ーブ目の音名０のキーとの間には第２［に図示するよう
に、マの印が付されて上述したことが示しである。そし
てこの伴奏部２人のキーによりコードの演奏を行うとき
１演奏するコードの根音と、コードの種類を夫々表示す
る根音表示部７とコード種類表示部８とが、キーボード
２とスイッチ大刀部３間のケース上に設けられている。

根音表示部７には１２個のｖ　ＩＣＤ−（−発光ダイオ
ード）による表示素子が図示の如くキーボード２の各鍵
に対応配列され、また各表示素子に対しては各音名０．
０″、・・・、Ｂが夫々表示されている。他方、コード
種類表示部８には７種類のコード、即ち、メジャー（Ｍ
ａｊ）、マイナ（Ｍｉ？＆）、上プレス（７ｔ　Ａ）　
、マイナ七プンス（ｍ７ｔＡ）、メジャー上プレス（Ｍ
７ｔＡ）、ディミニツシュ（Ｄ工Ｍ）、オーギュメント
（Ａ　ｔｒ　ａ）に対して７個のＬＥＤによる表示素子
が設けられ、そのコード名の表示が図示の如くなされて
いる。

スイッチ入力部３のモードスイッチ９はコード演奏にお
けるフィンガー演奏（１工Ｎ　ａ　−Ｉ　ＲＤ　）とワ
ンフィンガー演奏のモードを切替えるたメツスイッチで
あり、而して図示する０１１Ｐ位置では自動コード演奏
がなされず、亥た１工ＮＧＩＩＩＲＤ位置では３本以上
の指を使っての通常のコード演奏がなされ、更にＯＮ位
置では伴奏部２人の任意の１〜３個のキーを指定するワ
ンフィンガー演奏がなされる。なお１その他のスイッチ
類については本発明に関与しないのでその説明は省略す
る。

次にｍ３１ｉＵを参照して回路構成を説明する。σＰυ
（中央処理装置）１１はこの電子楽器１のすべての動作
を制御する回路であり、例えばマイクロプロセッサによ
り成っている。なお、ｏｒｖｌｌの詳細については説明
を省略する。

０ＰＵＩＩはキーボード２に対し周期的にキーらの検出
信号ＫＤ１はａｙｖｌｌに与えられて処理される。０Ｐ
ＵＩ　１にはまたスイッチ入力部３の各スイッチの出力
信号ＳＯも入力している。鼓で、上記モードスイッチ９
が夫々、アエ１ｆＧＩＲＤＳＯＮの位置から出力する信
号を信号１１１ｆｆ。

０ＮＩＦと命名しておく。而して上記信号１工夏、０Ｎ
ＩＦも共にＯＦυ１１に与えられる。Ｏアｔｌｒｌｌは
入力した上記信号Ｋｌ）ｌに応じて、楽音作成部１２に
対し発生させる楽音の音高データを与える。

これにより楽音作成部１２は当該楽音信号を作成し、ス
ピーカ１３等を介し放音部４から放音させる。

制御部１４に入力する。このフード制御部１４には上記
信号ＩＦ１１！、０１７も入力している。而してコード
制御部１４は入力信号に応じて、根音判別信号γ１、フ
ード種類判別信号１２を発生し、デコーダ１！ｓ１デコ
ーダ１６に夫々与える。また上記信号７１、ｙ２は共に
０Ｘ）１７１１にも与えられる。デコーダ１５は根音判
別信号ｊ１をデコードして根音表示部７内の１２個の表
示素子のうち何れか１個を駆動し点灯させる。他方、デ
コーダ１６はフード種類判別信号１２をデコードして、
コード一種類表示部８内の７個の表示素子のうち何れか
１個を駆動点灯させる。

ＯＰυ１１はまた１７ンフインガー演奏、フィンガー演
奏のモードにおいて上記信号７１、ｆｆ２を入力すると
、判別されたそのコード名に応じて同時発音させる複数
楽音の各音階データを楽音作成部１２に供給し、当該伴
奏音を生成出力せしめるＯ また１この電子楽器ｌは、自動演奏用のＲＡＭ１７を有
しており、このＲＡＭ１７にはフード進行の情報も設定
可能となっている。即ち、ａＰυ１１からはＲＡＭ１７
に対し、例えばキーボード２の伴奏部２人の操作でコー
ドの根音、種類を指定する情報を供給すると共に、リー
ド／フィシ信号Ｒ／　ｖｔを送出することにより順次コ
ード情報をセットする。なお、この際も、伴斐部２ムの
出力ｘＤ２はコード制御部１４に与えられ１根音表示部
７、コード種類表示部８にて、ＲＡＭ１７に書込むコー
ド情報の確認が可能となる口 そして自−動演奏時には、ＲＡＭ１７に対し読出しを指
定するリード／ライふ信号ＩＩ　／　Ｗ及び順次アドレ
スを指定するアドレス信号を送出して記憶情報を読出し
、楽音作成部１２に供給すると共に、コード制御部１４
に送出する。その結果、上述したのと同様に、根音表示
部７及びコード種類表示部８にて、楽音作成部１２で自
動演奏されているコードの内容が認識出来ることになる
。

次に第４図の７シーチヤートと、第１２図および第１３
図を参照してコード演奏を行うときの動作を具体的に説
明する。なお、第５図はキーボード２の伴奏部２ムのキ
ー（音高０１〜ＢＸ）におイテ、コード名がメジャーの
場合に１２個の根音に対する基本形のコードの構成を示
すものであるＯ亥た第６図ないし第１１図は夫々、コー
ド名がマイナー、七プンス、マイナー七プンス、メジャ
ー七プンス、ディし品ツシエ１オーギ瓢メントの各場合
を同様に示している。しかして、電子楽器１のパラ−ス
イッチのオン後１モードスイツチ９を例えば、７１ＮＧ
ＩＩＲＤ位置に切替え、通常のフィンガー演奏モードを
設定する。これによりモードスイッチ９から、例えば２
値論理レベルの＠１−の信号１１１Ｍと＠０”の信号０
１１が出力し、０ＰｔＦ１１およびフード制御部１４に
与えられる。

次に、い亥例えば根音の音名が０１フ一ド名がメジャー
の＝−ド演奏を行うべく、キーボード２の伴奏部２Ａ内
の音高Ｏ１，１ｍｌ、Ｇｌのキーを同時にオンしたとす
る０これにより検出信号ＫＤ１が０ＰＵＩＩに、また検
出信号ＫＤ２がＬＩＤ制御部１２に夫々与えられる。こ
のとき第４図の７ｐ−チャートにおいて、ステップ８冨
の処理により上記各キーのオン操作が検出される。また
ステップ３冨の処理により、上記信号？ＸＭ％ＯＩＦの
出力状態からフィンガードモードが判断され１ステツプ
ＳＳに進行する。ステップａＳでは押鍵数、即ち１オン
キーの数が３か４か、それ以外かが判断され１いまの場
合、３であることが判断されてステップ８４に進行する
。ステップｓ４では第１音と１１１２音１第２音と第３
音間（何れも低音側から）の−数が検出される。即ち、
いまの場合、音高０１と１１間の３個のキーと、音高Ｉ
ＣＩと０１間の２個のキーが検出される。この結果１ス
テツプＢｓに進行し１コ一ド制御部１４は根音Ｏの根音
判別信号Ｊ１およびメジャーのコード種類判別（１号Ｊ
２を夫々出力し、０７０１１およびデコーダ１５、デコ
ーダ１６に夫々与える０このためステップＳ＠に進行し
、第１２図に示す如く、根音表示部７はデコーダ１５の
デコード出力により駆動されて根音０に対応する表示素
子が点灯し、またコード種類表示部８はデコーダ１６の
デコード出力により駆動されてコード名メジャーＣＭａ
ｊ）に対応する表示素子が点灯する。

一方、上記３個のキーのオン操作と共にＯＰυ１１は楽
音作成部１２に対し各キーの音高情報を内容と根音表示
部７およびコード種類表示部８の内容を見較べることに
よりフード演奏の内容を視覚的にＳ紹できる。

上記キー操作例は０メジヤーの場合の基本形であるが、
第１３図に示すように更に第１転回形、第２転回形も存
在する０そしてこれら各転回形の場合の表示状態は第１
２図に示すものと同一である。

＝　方、上記フィンガードモードにおいて、例えば根音
の音名が０１コ一ド名がディ電ニッシュのコード演奏を
行うべく１キーボード２の伴奏部２人のＯｓ、Ｉ）１，
７１．ム１の４個のキーを同時にオンしたとする。した
がってこの場合には上述したステップ８ｓからステップ
８１に進行し、而してステップ８！では、第１音と第２
音、第２音と第３音、第３音と第４音（何れも低音側か
ら）間の各鍵数が検出され、次いでステップ８＠に進行
し１そのときの根音基とコード名デイミニツシュが判別
され、また根音表示部７、コード種類表示部８に表示さ
れる。

次に、ワンフィンガー演奏を実行する場合につき説明す
ると、先ず、モードスイッチ９をＯＮ位置に切替え、ワ
ンフィンガー演奏モードを設定する。このとき＠Ｏｍの
信号１工１１％＠ｌ’の信号０１１１Ｆが出力する。

いま、メジャーのコード演奏を行う場合には、根音を示
すキーのみを１個だけオンする。例えば根音を０とする
ときには、音高０１または０１のキーを１個だけオンす
る。どのとき第４図の７ａ−チャージにおいて、ステッ
プＢｓ、ａｓの処理後、ステップＢＳに進行し、キーオ
ン数１が検出される。そしてステップＳ・、ＵＳに進行
し、コこの結果、根音表示部７、コード種類表示部８に
０メジヤーの表示がなされる（ステップＳ−）。

一方、０ＰＵ１１は上記信号７１．１２を入力すると、
その情報から対応する音階データを生成出力して楽音作
成部１２に与える。このため上記音高０１のキーをオン
すると同時にａメジャーのコード演奏が開始される。し
たがって演奏者はこの場合にもコード演奏を聴覚と視覚
により共に確認できるものである・ ワンフィンガー演奏によるメジャーコードで、他の根音
の場合も上述同様なキー操作と動作が実行されることは
勿論である。

他方、マイナーコードをワンフィンガー演奏により行う
場合、根音を指定するキーを最低音としてそれより音高
の高い任意のキーを更に１個、同゛時にオンする。この
とき上゛記ステップＳＳにより２゛個のオンキーが判断
され−またステップ１９１・、ｓｌの冬処理によりコー
ド制御部１４はマイナーコードと根音基を判別する。し
たがって根音表示部７１コ一ド＠類表示部８にその表示
がなされ、また楽音作成部１２はそのコード演奏のため
の楽音を作成する。

更に、セプンスコードをワンフィンガー演奏により行う
場合、根音を指定するキーを最低音としてそれより高い
音高の任意の２個以上・のキーをオンする。このとき上
記ステップＳ１により３個以上のオンキーが判別“され
、またステップ８１１、Ｓｌの各処理により判別された
七プンスコードの表示がなされる。また同時に上記セブ
ンスコードの演奏が実行される。

なお、上記実施例ではコードの根音とメジャー、マイナ
ー、セプンス等のみを表示したが、これに加えて更に為
コードの転回形の表示を同時に行うようにしてもよい。

この発明は以上説明したように、コード根音とコードの
種類が表示可能にされた電子楽器を提供したことにより
、初心者がコード演奏を行う場合１演奏しているコード
の内容を視覚的に確認することができるから１コードを
間違ったときには視覚的にその間違いを知ることができ
、したがって直ちに間違いを訂正したりでき、またコー
ド進行の把握も容易となるなど、好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電子楽器の外観図、
第２図はスイッチ入力部３等の要部の具体的構成図、第
３図は回路構成図、第４図はコード演奏の動作を説明す
る７田−チャード、第５図ないし第１１図はメジャー、
マイナニ、七ブンス、マイナー七プンス、メジャーセプ
ンス、ディ之ニッシュ、オーギエメントの各コードの基
本形の内容を音各別に夫々・示した図１第１２図はフィ
ンガー演奏モードにおける表示状態の一例を示す図、第
１３図はＯメジャーの基本形、転回形の内容を部、８・
・・コード、１！ｌｌ１１Ａ表示部、９・・・モードス
イッチ、１１μ・−１Ｏアｖ１１２・・・楽音作成部、
１４・・・コード制御部、１５＊１６・・・デコーダ、
１７・・・ＲＡＭ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）コードの根音及びコードの種類に夫々対応する表
   示素子を有する表示手段と、この表示手段に対し如何な
   る表示素子を点灯せしめるか指定する指定手段とを具備
   し、上記表示手段の表示状態により上記コードの根音と
   上記コードの種類を視認可能としたことを特徴とする電
   子楽器。 同形のコードの種類の表示を行うようにしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の電子楽器。 （３）上記電子楽器は９キーボードを有し、該キーボー
   ドによるフード演奏を検出する手段を備え１この手段に
   て検出されたフードの根音及びフードの種類を一ヒ紀表
   示手段にて表示するようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の電子楽器。 （４）上記電子楽器は、Ｎ次コード情報を記憶するメモ
   リを有し、上記キーボードにてこのメモリに対しコード
   情報を入力する際１上記表示手段にて当該コードの根音
   及び当該コードの種類を表示するようにしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第３項記載の電子楽器。