JPS5858118A - 開放型重力式濾過池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、開放型−力式濾過地の改良に関するもので、
その目的とするところは濾材洗浄後の１過動期に、Ｘ物
を含有した濾過水の捨水を容易に行いうる濾過池を提供
することにある。

従来、開放型恵方式濾過池において、濾過を継続して長
時間行うと、原水中の異物が一床表ｒＩＩＪに堆積して
濾床を閉塞し、一過の続行が内鍵となる。

そこで１過抵抗の増大によるｃ１過水位の上昇を検知し
、濾過速度の５倍から１０倍はどの流量の水を下部集水
室に送り込み、１床を十分に展開させ。

瀘Ｘ表面に堆積した異物や直材をこ付着した濁質を脱離
し、洗い流して除去する逆洗を来施する。逆流後−過工
程に移行する際、濾床・は十分安定していないため、４
過初期の１過水中には異物を含有する可能性があり、従
ってｍ岸が十分安定するまで捨水し、その後、採水する
のが逼哀しい。

しかしながら、サイフオン管を利用して一過。

濾過池の構成や費用の点から自動的にしかも確冥に捨水
を行わすことは困雌であった０例えば洗浄水を他の濾過
池から補給する。集水渠が共通の濾過池にあっては、捨
水をする代りに濾過初期を低速−過で行ったり、異物を
含む濾過水を他の濾過池の濾過水で希釈したりする方法
が用いられている。また特公昭５４−２００２９号のよ
うに捨水サイフオン管により、捨水工程を自動的に行わ
せているものもあるが、洗浄水を貯留するための洗浄氷
室や洗浄水補給用の装置を設けなければならず、設備費
用が増加する。

本発明者らは上記の欠点を解消し、洗浄水として隣接す
る他の濾過池の濾過水を利用するｌ＄１過池において、
自動的かつＷｉ寮に捨水を行わせるよう鋭意検ｄ（を行
った結果１本発明を完成するに至ったものである。

すなわち本発明は、複数の濾過池を隔壁にて区割して列
設し、かつ各１過池に対し共通の原水渠。

排水渠、濾過水渠を配備し、さらに前記各−過池には、
下部集水室を区割する通水板上に濾床を設濾過池下部と
原水渠とを連通ずる原水流入サイアを排水−内に関口し
た逆洗排水サイフオン管を配置 愉した開放型重カー過池において、一端を下部集水室に
接続し、他端を排水渠内に開口した捨水サイフオン管、
下部集水室と連通ずる集水渠と隣接する各集水渠とに開
口する洗浄水サイフオン管、及菫 び前記集水渠を下部集水側と該洗浄水サイフオン管を含
む關過水堰側とに２分し、高さが濾過水増より低い隔板
を配置することを特徴とする開放型重力式濾過池である
。

以下本発明を図面ｔこ示す冥施例により詳細に説明する
。

第１図及び第２図において、開放型−過池（１）が隔壁
（２６）をへたてて複数０［！設されており、各濾過池
（１）内部には通水板（６）により支持された濾床（２
）があり、ｍ床（２）の上部には排水トップ（７）がＤ
ｉ３備されている。−過池（１）の上部には原水配管（
８）を接続した各濾過池（１）に共通の原水采（９）が
あり、原水流入サイフオン管（１０）により各濾過池と
連通している。

濾過池（１）の外柵には、排水管（１４）を接続した各
−過池に共通の排水渠（１３）があり、遊廓排水サイフ
オン管（１２）により各−過池（１）内部の排水室（１
１）と前記排水渠（１５）と連通している。また各濾過
池の下部集水室（４）は通水板（３）の下部に設けられ
、隔壁（２４）により排水室（１１）と隔てられた側に
は、他端が排水渠（１６）内に開口した捨水サイフオン
管（１５）が接続されている。なお前記排水渠（１３）
Ｃは排水管（１４）を接続した近くに排水層（２１）を
設け、逆洗排水サイフオン管（１５）並びに捨水サイフ
オン管（１５）を水封している。一方下部集水室（４）
の他側下部には集水渠（５）にｄする孔（２２）がある
、各濾過池の集水ｍ　（５）　Ｋ：は隔ｉ！　（１７）
で隔てた隣接の濾過池（１）の集水渠（５）と連通ずる
洗浄水サイフオン管（１６）を配置すると共に、集水渠
（５）の外側に設けられた各−過池（１）に共通な濾過
水渠（１９）との間に設置されて前記排水トフ７（７）
より集水渠（５）の水位を高位に維持する１過水４　（
１８）　、及び濾過水４（１８）よりも低位で下部集水
室（４）備と洗浄水サイフオン管（１６）を含む濾過水
増（１８）−と＃Ｃ該集水ｔｉｋＴ５）を２分する隔板
（６）を設けている。なお前記ｔｌｉ過水渠（１９）に
は濾過水管（２０）が接続されている。

本発明の濾過池において、原水配管（８）から原水＊　
（９１Ｋ流入した原水は、流入サイフオン（１０）内に
真空を発生させることにより、濾過池（１）内に流下す
る。原水は１床（２）内を通過する間ｖ−１過され。

通水板（５）を経て下部集水室（４）に入る。濾過水は
孔（２２）から集水渠（５）内に入り、濾過水増（１８
）をオーバーフローして各１過池共通の濾過水渠（１９
）から。

濾過水管（２０）を通り配水される。

ある濾過池において濾過が長時間継続されると。

原水中の異物が１床（２）表面へ堆積し、濾過を継続す
ることが困蝿になる。そこで、ＩＩＩ過抵抗抵抗り上昇
する水位をあらかじめ設定した水位計（図示せず、）Ｉ
Ｃより検知し、逆洗排水サイフオン管（１２）内を真空
にして、該サイフオン管（１２）内にサイフオンを形成
させる。また−過池（１）の集水渠（５）内に設置した
洗浄水サイフオン管（１６）内を真空にして該サイフオ
ン管（１６）内１ｃサイフオンを形成させる。

−万屋水流入サイフォン管（１０）内のナイフオンをブ
レークして原水の流入を停止する。濾過池（１）内の排
水室（１１）の水は逆洗排水サイフオン管（１２）を通
って排水＊　（１５）に入り、いったん貯留された後。

排水層（２１）をオーバーフローして排水管り１４）よ
り糸外に排出される。濾過池（１）内の水位は低下し。

＋１１１ｍ水堰（１８）以下になると、集水渠（５）か
ら洗浄水が孔（２２）　、下部集水室（４）１通水板（
３）を経て濾過池（１）内に逆流し、濾床（２）を展開
し、濾床（２）表面に堆積した異物を脱離、洗い流し、
排水トップ（７）より排水室（１１）をへて逆洗−排水
サイアオン（１２）により系外に排出される。集水渠（
５）の水位は、濾過を継続中の隣接する濾過池（１）か
ら洗浄水サイフオン管（１６）を通じて洗浄水を補給さ
れるので変動はない。

また濾過を継続中の−！１２濾過池（１）、は隔板（６
）により隣接−過池の逆洗の影響もなく通常の濾過が行
える。互に隣接する二つの濾過池が同時に逆流に移行し
洗浄水が不足する場合には、インターロック機能を有す
る装置（図示せず、）　ＩＣより、一つの濾過池の逆流
工程への移行を停止させるのが良い。

（１２）内のサイフオンをブレークして水の排出を停止
し、原水流入サイフオン管（１０）内を真空にしてサイ
フオン形成を行い濾過池（１）内に原水を流入させる。

しかし濾過池（１）内水位は濾過水堰（１８）以下のた
め洗浄水の逆流は継続している。濾過池（１）内水位が
濾過水ｊｌｌ［（１８）と同様になった時点で洗浄水サ
イフオン管（１６）のサイフオン作用をブレークし。

洗浄水の補給を停止する。

次（捨水サイフオン’ｌ　（１５）内を真空とし、該サ
イフオン管（１５）内にサイフオンを形成させ、ａｍ−
過期の鷹過水を下部集水室（４）から排水渠（１６）内
に排出する。十分捨水した後、捨水サイフオン管（１５
）内のサイフオンをブレークして濾過工程に移行する。

以上のように本発明の開放型重力式濾過池においては、
洗浄水補給のための洗浄水補給設備を設ける必要もなく
、比較的簡単な構造により異物を含有する可能性のある
濾過初期の水を自動的に捨水することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の開放型重力式濾過池の平面図。 第２図は第１図のＡ−Ａ！＊縦断縦断子図る。 （１）・−・−過池、（２１・−・濾床、（５）−通水
板、（４）−下部集水室、（５）・・・集水渠、（６）
−隔板、（７）−排水トップ。 （８）・・・原水配管、（９１・原水渠、（１の一原水
流入すイフォン管、　（１１）−排水室、　（１２）−
逆洗排水ナイフオン管。 （１３）−排水渠、　（１４）−排水管、　（１５）−
捨水ナイフオン管。 （１６）−・洗浄水サイフオン管、　（１７）−隔壁、
　（１８）−濾過水堰、　（１９）−・濾過水染、　（
２０）−一過水管、　（２１）−排水層。 （２２）−・孔である。 特許出願人　ユニチカ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ｉ［数の濾過池を隔壁にて区割して列設し、か
   つ各濾過池に対し共通の原水渠、排水渠、−過水渠を配
   備し、さらに前記各濾過池には。 下部集水室を区割する通水板上に濾床を設け。 該濾床上方に排水トップを配備すると共に。 濾過池下部と原水渠とを連通する原水流入サイフオン管
   及び一端を濾過池排水室下部に開口し他端を排水渠内に
   開口した逆洗排水サイ式゛ ７オン管を配備した開放型重力濾過池においハ て、一端を下部集水室に接続し、他端を排水渠内に開口
   した捨水サイフオン管、下部集水型と連通する集水渠と
   隣接する各集水渠とに開口する洗浄水サイフオン管、及
   び前記集水粱を下部集水室側と該洗浄水サイフオン管を
   含む濾過水増−とに２分し、高さが濾過水壜放型重力式
   −過池。