JPS585679B2 - 試験サンプル中の糖の存在を検知するための安定化組成物 - Google Patents
試験サンプル中の糖の存在を検知するための安定化組成物Info
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- JPS585679B2 JPS585679B2 JP55155250A JP15525080A JPS585679B2 JP S585679 B2 JPS585679 B2 JP S585679B2 JP 55155250 A JP55155250 A JP 55155250A JP 15525080 A JP15525080 A JP 15525080A JP S585679 B2 JPS585679 B2 JP S585679B2
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/54—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving glucose or galactose
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- C12Q1/26—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
- C12Q1/28—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase involving peroxidase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q2326/00—Chromogens for determinations of oxidoreductase enzymes
- C12Q2326/10—Benzidines
- C12Q2326/14—Ortho-Tolidine, i.e. 3,3'-dimethyl-(1,1'-biphenyl-4,4'-diamine)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は試験サンプルの分析分野に関する。
更に詳しくは、グルコース(ブドウ糖)、フラクトース
(果糖)、ラクトース(乳糖)、ガラクトース、マンノ
ース、マルトース又はペントース類のような糖の存在に
ついての試験サンプルの分析に関する。
(果糖)、ラクトース(乳糖)、ガラクトース、マンノ
ース、マルトース又はペントース類のような糖の存在に
ついての試験サンプルの分析に関する。
糖類の存在についての試料サンプルの分析は、多くの異
なった技術分野において有用である。
なった技術分野において有用である。
したがって、本発明は醸造業、生化学の研究及び医療診
断学のような種々の技術に関係している。
断学のような種々の技術に関係している。
例えば、醸造業において、でんぷんは実際の発酵に先だ
ってマルトースのような糖類に変換される。
ってマルトースのような糖類に変換される。
それゆえ、マルト−スの存在は穀類の出発原料からの高
収率を確実にするために注意深く監視される。
収率を確実にするために注意深く監視される。
多くの生化学系は、それらの細胞エネルギー源として注
意深く調節された濃度にあるグルコースを必要とし、更
にこの系の研究はこれらの濃度が注意深く監視されるこ
とを必要とする。
意深く調節された濃度にあるグルコースを必要とし、更
にこの系の研究はこれらの濃度が注意深く監視されるこ
とを必要とする。
医業分野では、血液と尿中の異常に高いグルコース濃度
により顕現する糖尿病のような病気を診断して治療する
にあたっては、大いに糖分析が利用される。
により顕現する糖尿病のような病気を診断して治療する
にあたっては、大いに糖分析が利用される。
このように本発明の領域は様々な一連の仕事にまで拡大
する。
する。
醸造であれ、食品産業であれ、科学上の研究であれ、あ
るいは又医業においてであれ、糖分析が重要事項である
かぎり、それは応用を見出すものである。
るいは又医業においてであれ、糖分析が重要事項である
かぎり、それは応用を見出すものである。
糖分析の歴史は、それが利用される基礎化学及びそれ自
体の両者において、多年に亘り劇的な変化を示してきた
ので、おそらくは最も注目すべきことである。
体の両者において、多年に亘り劇的な変化を示してきた
ので、おそらくは最も注目すべきことである。
概して、これらの分析法は酸化系として特徴づけること
ができ、それは還元されると変色又はその系により吸収
若しくは反射される紫外線の波長変化のような検知可能
な応答を導き出す反応状態を引き起すものである。
ができ、それは還元されると変色又はその系により吸収
若しくは反射される紫外線の波長変化のような検知可能
な応答を導き出す反応状態を引き起すものである。
このように還元糖は銀酸化物を金属銀に変換し、もしも
銀の溶液が銀酸化物が含浸されている一片の沢紙に付け
られると1つの黒い点が成長する。
銀の溶液が銀酸化物が含浸されている一片の沢紙に付け
られると1つの黒い点が成長する。
〔エフ・ファイダル(F,Feigl),ケミカル・イ
ンダストリー(Chem.Ind)、57巻、1161
頁、ロンドン(1938年)〕。
ンダストリー(Chem.Ind)、57巻、1161
頁、ロンドン(1938年)〕。
同様に、0−ジニトロベンゼン並びにジニトロフタル酸
の3・4−及び3・5一異性体は、Na2CO3中で還
元糖とともに加熱すると鋭敏な発色反応(紫色を呈する
)を示す。
の3・4−及び3・5一異性体は、Na2CO3中で還
元糖とともに加熱すると鋭敏な発色反応(紫色を呈する
)を示す。
〔ティー・モモセ(T.Momose)等、ケミカル・
アンド・ファーマソイテイカル・プレチン(Chem,
Pharm.Bull)、東京、12巻、14頁、(1
964年);エフ・ファイグル(F,Feigl)、「
有機分析におけるはん点試験」(Spot Tests
in Organic Analysis)、7版、
338〜339頁、エルセヴイア印刷会社(Elsev
ier Publ.Co.、)、ニューヨーク、(19
66年)〕。
アンド・ファーマソイテイカル・プレチン(Chem,
Pharm.Bull)、東京、12巻、14頁、(1
964年);エフ・ファイグル(F,Feigl)、「
有機分析におけるはん点試験」(Spot Tests
in Organic Analysis)、7版、
338〜339頁、エルセヴイア印刷会社(Elsev
ier Publ.Co.、)、ニューヨーク、(19
66年)〕。
しかし、1849年頃から、還元糖はCuSO4のアル
カリ性溶液から黄色ないし赤色の酸化銅(1)(若しく
は酸含水化物)を沈澱せしめることが知られていた〔エ
ッチ・フエーリング(H.Fehli■)、アンナーレ
ン・デル・ヘミ・ユスタス・リービツヒス(Ann)、
72巻、(1849年)〕。
カリ性溶液から黄色ないし赤色の酸化銅(1)(若しく
は酸含水化物)を沈澱せしめることが知られていた〔エ
ッチ・フエーリング(H.Fehli■)、アンナーレ
ン・デル・ヘミ・ユスタス・リービツヒス(Ann)、
72巻、(1849年)〕。
更に、ヘー・ヘルシュタイン(B.Herstein)
、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル−ソサ
エティー(J.Am.Chem,Soc,,)、32巻
、779頁、(1910年)を参照されたい。
、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル−ソサ
エティー(J.Am.Chem,Soc,,)、32巻
、779頁、(1910年)を参照されたい。
フエーリング試験として知られているこの初期の里程標
は、更に一層鋭敏な試験の発達に刺激を与え、それは還
元剤と容易に反応して金属銀の黒い沈澱を生成し、しば
しばガラス反応容器の内壁に鏡面を形成するアンモニア
中の銀酸化物であるいわゆるトレンス試薬を用いるもの
であった〔ベー・トレンス(B,Tollens)、ベ
リヒテ・デル・ドイツチェン・ヘミツシエン・ゲゼルシ
ャフト(Ber),14巻、1950頁、(1881年
):15巻、1635頁、1828頁、(1882年)
〕。
は、更に一層鋭敏な試験の発達に刺激を与え、それは還
元剤と容易に反応して金属銀の黒い沈澱を生成し、しば
しばガラス反応容器の内壁に鏡面を形成するアンモニア
中の銀酸化物であるいわゆるトレンス試薬を用いるもの
であった〔ベー・トレンス(B,Tollens)、ベ
リヒテ・デル・ドイツチェン・ヘミツシエン・ゲゼルシ
ャフト(Ber),14巻、1950頁、(1881年
):15巻、1635頁、1828頁、(1882年)
〕。
糖尿病の高い発病率及びそれに伴う重大な臨床結果のゆ
えに、尿及び血清中のグルコース濃度を分析するための
新しい技法に関し、生化学及び医業分野からの大きな関
心が起った。
えに、尿及び血清中のグルコース濃度を分析するための
新しい技法に関し、生化学及び医業分野からの大きな関
心が起った。
この熱心な関心は、以前の溶液化学から劇的に逸脱する
いくつかの新しい方法の発達を導いた。
いくつかの新しい方法の発達を導いた。
これらのものは、乾燥した浸漬読取り試験具に包含させ
ることができ、溶液若しくは懸濁液において又は分光光
度計及び他の器機と組合せた状態で用いることのできる
精緻な生化学系を利用するものである。
ることができ、溶液若しくは懸濁液において又は分光光
度計及び他の器機と組合せた状態で用いることのできる
精緻な生化学系を利用するものである。
これらの新しい技法のうち、本発明は酵素系に適合する
もので、そこでは、例えばグルコースである分析対象物
が特定酵素の基質であり、反応生成物はこの分野で漠然
と1ベンジジン型指示薬“とじて知られている一群の指
示薬化合物から検知可能な応答を誘起できるものである
。
もので、そこでは、例えばグルコースである分析対象物
が特定酵素の基質であり、反応生成物はこの分野で漠然
と1ベンジジン型指示薬“とじて知られている一群の指
示薬化合物から検知可能な応答を誘起できるものである
。
これらのものは、以下で更に注意深《定義づけられるが
、これらの化合物は過酸化水素とベルオキシダーゼなる
酵素の存在下で変色するといっておけばここでは充分で
ある。
、これらの化合物は過酸化水素とベルオキシダーゼなる
酵素の存在下で変色するといっておけばここでは充分で
ある。
このグルコース/グリコースオキシダーゼ系は先行技術
の範例となるものであり、ここでは、グルコースは以下
の反応に従って、H202の生成を伴って、グルコン酸
に酸化される。
の範例となるものであり、ここでは、グルコースは以下
の反応に従って、H202の生成を伴って、グルコン酸
に酸化される。
観察可能な呈色又は他の検知可能な応答を導き出す次な
る指示薬関連段階を促進するのは、付随して形成される
過酸化水素である。
る指示薬関連段階を促進するのは、付随して形成される
過酸化水素である。
このようにベンジジン型指示薬は、過酸化水素及びベル
オキシダーゼの存在下で、その光吸収能を変化させるこ
とによって応答する。
オキシダーゼの存在下で、その光吸収能を変化させるこ
とによって応答する。
実際には、この技術は現在、ザ・エームス・デイビジョ
ン・オブ・マイルス・ラボラトリーズ・インコーポレー
テツド(the Ames Division of
Miles Laboratories, Inc)に
よって商標クリ=ステイクス(CLINISTIX■)
などとして市販されているような浸漬読取り試験細片の
形態でグルコース分析に利用されている。
ン・オブ・マイルス・ラボラトリーズ・インコーポレー
テツド(the Ames Division of
Miles Laboratories, Inc)に
よって商標クリ=ステイクス(CLINISTIX■)
などとして市販されているような浸漬読取り試験細片の
形態でグルコース分析に利用されている。
大まかにいえば、これらのものはプラスチック細片から
成り、その一端には主な活性成分として適宜な酵素、指
示薬化合物及び緩衝剤が含浸された吸収紙部分が載置さ
れている。
成り、その一端には主な活性成分として適宜な酵素、指
示薬化合物及び緩衝剤が含浸された吸収紙部分が載置さ
れている。
これらは、試薬保持端部を試験サンプル中に浸漬し、そ
れを取り出しついで該紙に形成された色を各種グルコー
ス濃度に対し検量された標準色標と比較することにより
用いられる。
れを取り出しついで該紙に形成された色を各種グルコー
ス濃度に対し検量された標準色標と比較することにより
用いられる。
H202及びベルオキシダーゼの存在下におけるベンジ
ジン型指示薬の呈色の機構は明確に知られてはいないが
、2つの連続した呈色反応、すなわち、第1の種は青色
の、ついで第2は褐色の呈色反応が起ることが知られて
いる。
ジン型指示薬の呈色の機構は明確に知られてはいないが
、2つの連続した呈色反応、すなわち、第1の種は青色
の、ついで第2は褐色の呈色反応が起ることが知られて
いる。
この青色種は一時的なものである傾向を示し、最後には
褐色に変化するので、ある定められた時間内でこの変色
をさがすことが必要である。
褐色に変化するので、ある定められた時間内でこの変色
をさがすことが必要である。
さもなくば、容易に消える青色の5すい影は、容易には
判定されない褐色にとって替られるので、変色の真の意
義が失なわれる。
判定されない褐色にとって替られるので、変色の真の意
義が失なわれる。
試料サンプル中の糖温度が高ければ高い程、この問題は
より高い糖濃度範囲の検知能を限界づける影響により、
一層悪い影響を及ぼす。
より高い糖濃度範囲の検知能を限界づける影響により、
一層悪い影響を及ぼす。
かくして、青色種の呈色期間を拡大することは、それに
よって検知可能な濃度域に対しより高い限界値を与える
ばかりでなく、糖濃度間のより大きな識別性をもたらす
ので非常に有用であることが理解できる。
よって検知可能な濃度域に対しより高い限界値を与える
ばかりでなく、糖濃度間のより大きな識別性をもたらす
ので非常に有用であることが理解できる。
更には、この試験細片のような分析器具は、製造後ただ
ちに用いられるのではなく、また一般には比較的長期間
保存され、そして製造と使用の間があまりに長すぎると
効能の点で劣化するので、増強された保存寿命は大切な
資産である。
ちに用いられるのではなく、また一般には比較的長期間
保存され、そして製造と使用の間があまりに長すぎると
効能の点で劣化するので、増強された保存寿命は大切な
資産である。
すなわち、保存寿命が長ければ長いほどそれだけ分析結
果を信頼できるものとする。
果を信頼できるものとする。
このように、本発明は上述した先行技術の酵素ベンジジ
ン型指示薬系を用いる糖感応性組成物に関する。
ン型指示薬系を用いる糖感応性組成物に関する。
しかし、本発明は増強された貯蔵能、すなわち保存寿命
のみならず中間の青色形成の改善された安定性を示すこ
とにより従来の系をはるかに越えるものである。
のみならず中間の青色形成の改善された安定性を示すこ
とにより従来の系をはるかに越えるものである。
本発明に関連すると考えられるいくつかの特許がでてい
る。
る。
アルフレツド・エッチ・フリー(Alfred H,F
ree)に対し発行された米国特許第2848308号
は基礎的な酵素化学を開示し、そこでは、グルコースオ
キシダーゼ、ベルオキシダーゼ及びベンジジン型指示薬
が尿又は他の体液中のグルコースを測定するために試験
細片に含ませて使われている。
ree)に対し発行された米国特許第2848308号
は基礎的な酵素化学を開示し、そこでは、グルコースオ
キシダーゼ、ベルオキシダーゼ及びベンジジン型指示薬
が尿又は他の体液中のグルコースを測定するために試験
細片に含ませて使われている。
スペック(Speck)に対し発行された米国特許第3
753863号は、ベンジジン型の指示薬溶液を1安定
化する“ために低級アルカンポリオール類の使用を開示
している。
753863号は、ベンジジン型の指示薬溶液を1安定
化する“ために低級アルカンポリオール類の使用を開示
している。
最後に、ラム(Lam)に対し発行された米国特許第4
071317号は、潜血感応性の組成物を、該組成物の
調製時に稀釈剤としてある種のスルホン、スルホキシド
及びアミド化合物を用いることにより安定化することを
開示している。
071317号は、潜血感応性の組成物を、該組成物の
調製時に稀釈剤としてある種のスルホン、スルホキシド
及びアミド化合物を用いることにより安定化することを
開示している。
この後者の組成物は、有機ヒドロペルオキシド化合物及
びベンジジン型のような指示薬化合物から構成される。
びベンジジン型のような指示薬化合物から構成される。
本発明の先行技術の状態を総括すると、糖感応性の化学
は、フエーリング溶液及びトレンス試薬の出現をもって
19世紀中葉の時点で分析分野に登場し始めた。
は、フエーリング溶液及びトレンス試薬の出現をもって
19世紀中葉の時点で分析分野に登場し始めた。
以来、現われている1純粋に化学的“な系のほとんどは
、大きくは生化学系、とりワケ糖オキシダーゼ、ベルオ
キシダーゼ及びベンジジン型の過酸化物感応性指示薬に
代替されてきている。
、大きくは生化学系、とりワケ糖オキシダーゼ、ベルオ
キシダーゼ及びベンジジン型の過酸化物感応性指示薬に
代替されてきている。
これら後者の指示薬化合物は、低級アルキルポリオール
類の存在により安定化されるといわれている。
類の存在により安定化されるといわれている。
最後に、尿中の潜血の存在に感応する組成物は、ある種
のスルホン、スルホキシド及び/又はアミド化合物の存
在下で配合される戸安定化することが教示されている。
のスルホン、スルホキシド及び/又はアミド化合物の存
在下で配合される戸安定化することが教示されている。
出願人の知識によれば、先行技術にはどこにも、本願で
開示され権利請求される糖感応性組成物及び試験具又は
それらを用いる方法を提案するものはない。
開示され権利請求される糖感応性組成物及び試験具又は
それらを用いる方法を提案するものはない。
簡単にいうと、本発明は試験サンプル中の糖の存在を測
定するための改善された組成物に関するものである。
定するための改善された組成物に関するものである。
この組成物は、ベルオキシダーゼ、糖オキシダーゼ、ベ
ンジジン型の色原体化合物及び下記の構造式、 R2S→0、 又は R3N→0 を有する強化剤(向上剤)化合物から構成される。
ンジジン型の色原体化合物及び下記の構造式、 R2S→0、 又は R3N→0 を有する強化剤(向上剤)化合物から構成される。
ここで、R置換基は同じでも異なっていてもよく、水素
、低級アルキル、低級アルキルオキシ、アリール若しく
はアリールオキシ、又はその場合共通の原子に結合され
ている2つの該R置換基がともに3〜約6個の原子を有
する閉環を形成し、該閉環が飽和、不飽和若しくは芳香
族環であり;またR′は水素又は1〜約20個の炭素原
子を有するアルキル若しくはアルケニル基である。
、低級アルキル、低級アルキルオキシ、アリール若しく
はアリールオキシ、又はその場合共通の原子に結合され
ている2つの該R置換基がともに3〜約6個の原子を有
する閉環を形成し、該閉環が飽和、不飽和若しくは芳香
族環であり;またR′は水素又は1〜約20個の炭素原
子を有するアルキル若しくはアルケニル基である。
本発明に従えば、試験サンプル中の糖の存在を測定する
ための試験具及び方法が提供される。
ための試験具及び方法が提供される。
本発明に係る試験具は、該組成物が包含された担体マト
リックスから成る。
リックスから成る。
その方法は該試験サンプルを該組成物又は試験具と接触
せしめ、検知可能な応答を観察することから成る。
せしめ、検知可能な応答を観察することから成る。
本願明細書中で用いられるゝ低級アルキル“は1〜約6
個の炭素原子を有するアルキル基を意味し、それにはメ
チル、エチル、プロビル、イソプロビル、シクロプロピ
ル、プチル、インブチル、t−ブチル、シクロブチル及
び全てのペンチルとヘキシルの異性体が含まれる。
個の炭素原子を有するアルキル基を意味し、それにはメ
チル、エチル、プロビル、イソプロビル、シクロプロピ
ル、プチル、インブチル、t−ブチル、シクロブチル及
び全てのペンチルとヘキシルの異性体が含まれる。
ゝ低級アルキルオキシ〃は、Rが低級アルキルであるエ
ーテル基R−0−を意味する。
ーテル基R−0−を意味する。
ゝアリール“はフエニル又は低級アルキル置換フエニル
を意味する。
を意味する。
本発明の組成物は各種の糖分析に適しており、かくして
無数の要求を満たすために適用することができる。
無数の要求を満たすために適用することができる。
分析されるべき特定の糖に応じて、その糖の酸化時に反
応生成物としてH202を生ずるようなあるオキシダー
ゼが選択される。
応生成物としてH202を生ずるようなあるオキシダー
ゼが選択される。
このオキシダーゼがその糖基質にとって特異なものであ
ればあるほど、分析の結果もそれだけ特異なものとなる
。
ればあるほど、分析の結果もそれだけ特異なものとなる
。
上述したように、この酵素法はグルコース、フラクトー
ス、ラクトース、ガラクトース、マルトース、マンノー
ス及びベントース類を含む多くの糖類に対し適用性があ
る。
ス、ラクトース、ガラクトース、マルトース、マンノー
ス及びベントース類を含む多くの糖類に対し適用性があ
る。
かくして、ガラクトースオキシダーゼ若しくはグルコー
スオキシダーゼのような糖に対し特異なオキシダーゼが
用いられる。
スオキシダーゼのような糖に対し特異なオキシダーゼが
用いられる。
これらの酵素は、それらの単離に関する技術が知られて
いるように、公知である。
いるように、公知である。
糖オキシダーゼ法を用いて糖分析対象物の存在に対する
検知可能な応答を生じさせる鍵は、過酸化物/ベンジジ
ン型指示薬の組合せにある。
検知可能な応答を生じさせる鍵は、過酸化物/ベンジジ
ン型指示薬の組合せにある。
ここで、本発明の組成物は、オキシダーゼ及び過酸化活
性を有する物質(酵素、ベルオキシダーゼのような)に
加えてベンジジン型の発色性指示薬化合物を包含する。
性を有する物質(酵素、ベルオキシダーゼのような)に
加えてベンジジン型の発色性指示薬化合物を包含する。
ゝベンジジン型指示薬“なる語は、次の構造、
を有する全ての化合物をも含むものである。
ここで、RとR*は同じでも異なっていてもよく、H1
低級アルキル、低級アルキルオキシ、アリール若しくは
アリールオキシ又はそこで置換基R*はいっしょになっ
てnが1又は2の −(CH2)−。
低級アルキル、低級アルキルオキシ、アリール若しくは
アリールオキシ又はそこで置換基R*はいっしょになっ
てnが1又は2の −(CH2)−。
を構成する。このような化合物には、ベンジジン、0−
トリジン、2・7−ジアミノフルオレン 3・3′・5
・5′−テトラメチルベンジジン(以後、ゝテトラメチ
ルベンジジン“という)のような3・3′・5・57−
テトラ(低級アルキル)ベンジジン及び各種のN一置換
ベンジジン誘導体が含まれる。
トリジン、2・7−ジアミノフルオレン 3・3′・5
・5′−テトラメチルベンジジン(以後、ゝテトラメチ
ルベンジジン“という)のような3・3′・5・57−
テトラ(低級アルキル)ベンジジン及び各種のN一置換
ベンジジン誘導体が含まれる。
改良されたグルコース組成物の強化剤化合物は上述した
ような4つの基礎的な構造をとることができる。
ような4つの基礎的な構造をとることができる。
これらの化合物のうち、ジメチルスルホン、ジメチルス
ルホキシド、ペンタメチレンスルホキシド、ホルムアミ
ド、N−N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N
−N−ジメチルアセトアミド、N−N−ジ(β−ヒドロ
キシエチル)アセトアミド、ココイルジエタノールアミ
ド、タロイルジエタノールアミド(talloyldi
ethanola=mide)、タロウイルジエタノー
ルアミド(ta11owyldiethanolami
de)、トリメチルアミンオキシド、ピリジン−1−オ
キシド、3−ヒドロキシピリジン−1−オキシド、4−
メチルピリジン−1−オキシド及び2−クロロピリジン
−1=オキシドが特に好適なものと考えられる。
ルホキシド、ペンタメチレンスルホキシド、ホルムアミ
ド、N−N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N
−N−ジメチルアセトアミド、N−N−ジ(β−ヒドロ
キシエチル)アセトアミド、ココイルジエタノールアミ
ド、タロイルジエタノールアミド(talloyldi
ethanola=mide)、タロウイルジエタノー
ルアミド(ta11owyldiethanolami
de)、トリメチルアミンオキシド、ピリジン−1−オ
キシド、3−ヒドロキシピリジン−1−オキシド、4−
メチルピリジン−1−オキシド及び2−クロロピリジン
−1=オキシドが特に好適なものと考えられる。
もちろん、これらのものは定義の範囲内での強化剤の全
部を表示するものでは決してなく、他のものは本発明の
教示に忠実に従う簡単な日常の実験室的探索によって容
易に決めることができる。
部を表示するものでは決してなく、他のものは本発明の
教示に忠実に従う簡単な日常の実験室的探索によって容
易に決めることができる。
出願人は、現在、改善された色安定性及び強化された貯
蔵能の効果を達成しないで前述した基準を満足する化合
物を知らない。
蔵能の効果を達成しないで前述した基準を満足する化合
物を知らない。
Nココイルジエタノールアミド“は、ジエタノールアミ
ンと脂肪酸混合物のアミドを意味し、これはイリノイ州
、ノースフィールドのステパン・ケミカル・カンパ=−
(Stepan Chemical Company)
により製造されニノル2012・エクストラ(Nino
l 2012 Extra)として商業的に入手できる
。
ンと脂肪酸混合物のアミドを意味し、これはイリノイ州
、ノースフィールドのステパン・ケミカル・カンパ=−
(Stepan Chemical Company)
により製造されニノル2012・エクストラ(Nino
l 2012 Extra)として商業的に入手できる
。
ゝタロイルジエタノールアミド“は、ニノルl301(
Ninol l301)として入手される、ジエタノー
ルアミンとタル油(tall oil)とのアミドを意
味し、ゝタロウイルジエタノールアミド“は、ニノル2
01(Ninol 201)として入手される、ジメタ
ノールアミンとタロー油(tallow oil)のア
ミドを意味し、両者ともステパン・ケミカル・カンパニ
ーから入手できる。
Ninol l301)として入手される、ジエタノー
ルアミンとタル油(tall oil)とのアミドを意
味し、ゝタロウイルジエタノールアミド“は、ニノル2
01(Ninol 201)として入手される、ジメタ
ノールアミンとタロー油(tallow oil)のア
ミドを意味し、両者ともステパン・ケミカル・カンパニ
ーから入手できる。
本発明組成物を用いる糖分析は幾つかの方法で行なうこ
とができる。
とができる。
水又は適当な溶媒によるこの組成物の溶液又は懸濁液を
用いることができ、その場合、試験サンプルの一部をこ
れに添加することができる。
用いることができ、その場合、試験サンプルの一部をこ
れに添加することができる。
別法としては、組成物の一部をいくらかの測定すべき試
験サンプルを含むはん点板のウエル(くぼみ)に添加す
ることができる。
験サンプルを含むはん点板のウエル(くぼみ)に添加す
ることができる。
糖を分析する第3の方法は、組成物が包含されている担
体マトリックスを用いることである。
体マトリックスを用いることである。
このような試験具は、通常、一端に組成物が包含された
担体マトリックス部を載置したプラスチックの細長い細
片から成り、該細片の他端は持手として働くようになっ
ている。
担体マトリックス部を載置したプラスチックの細長い細
片から成り、該細片の他端は持手として働くようになっ
ている。
このプラスチック細片部は通常、約8X0.5Cmで、
担体マトリックス部分は、その寸法には制限はないが、
約0.5X0.5cmである。
担体マトリックス部分は、その寸法には制限はないが、
約0.5X0.5cmである。
試験具をつ《るに際して用いられるとの担体マトリック
スは多様な形をとることができる。
スは多様な形をとることができる。
か《して、米国特許第3846247号はフエルト、多
孔質セラミック細片及び織られた又はマット状のガラス
繊維の使用を教示している。
孔質セラミック細片及び織られた又はマット状のガラス
繊維の使用を教示している。
更には、米国特許第3552928号は木片、布、スポ
ンジ材及び粘土質物質の使用を教示している。
ンジ材及び粘土質物質の使用を教示している。
担体マトリックスとして合成樹脂のフリース及びガラス
繊維のフエルトを用いることが英国特許第136913
9号に提案されている。
繊維のフエルトを用いることが英国特許第136913
9号に提案されている。
他の英国特許第1349623号は下にある紙マトリッ
クスに対する覆いとして細い繊維から成る光透過性の網
の使用を提案している。
クスに対する覆いとして細い繊維から成る光透過性の網
の使用を提案している。
ポリアミド繊維が仏国特許第2170397号で教示さ
れている。
れている。
しかしながら、これらの提案にもかかわらず、この分野
で担体マトリックスとして生に用いられる材質で本発明
にとって特に適したものはr紙のような吸収性の紙であ
る。
で担体マトリックスとして生に用いられる材質で本発明
にとって特に適したものはr紙のような吸収性の紙であ
る。
かくして、担体マトリックスとして用いるに適当な材質
を選ぶに当り大きな余裕があり、またこのマトリックス
は各種の物理的な形体をとることができることが理解さ
れる。
を選ぶに当り大きな余裕があり、またこのマトリックス
は各種の物理的な形体をとることができることが理解さ
れる。
これらのタイプの全ては、本発明の範囲にあるものとし
て意図される。
て意図される。
この試験組成物は、担体マトリックスに、尚業者に知ら
れている幾つかの方法で包含せしめることができる。
れている幾つかの方法で包含せしめることができる。
1つの方法は、担体マトリックス材のウエブ(web)
を試験組成物成分を有する含浸浴中に通して、該マトリ
ックスが該含浸液で完全に飽和されるようにすることで
ある。
を試験組成物成分を有する含浸浴中に通して、該マトリ
ックスが該含浸液で完全に飽和されるようにすることで
ある。
この飽和されたマトリックスはついで、例えば、50℃
で空気乾燥器中で乾燥されて、マトリックスに包含され
た該試験組成物を与える。
で空気乾燥器中で乾燥されて、マトリックスに包含され
た該試験組成物を与える。
本発明の好ましい態様を述べるのみならず、本発明を一
層明瞭にするために、以下の例が提供される。
層明瞭にするために、以下の例が提供される。
しかしながら、これらの例は全く例示的なものとして意
図され、いかなる限定を与えることも意図されていない
ことが理解されるべきである.例1〜12 各種の強化剤化合物と、それらのグルコース感応性試薬
系に対する効果 クルコースオキシダーゼ、ベルオキシダーゼ及びo−}
リジンの水溶液から成るグルコース感応性試薬系を用い
て実験が行なわれた。
図され、いかなる限定を与えることも意図されていない
ことが理解されるべきである.例1〜12 各種の強化剤化合物と、それらのグルコース感応性試薬
系に対する効果 クルコースオキシダーゼ、ベルオキシダーゼ及びo−}
リジンの水溶液から成るグルコース感応性試薬系を用い
て実験が行なわれた。
この混合物の分割液には等しい重量の各種強化剤化合物
を添加した。
を添加した。
1つの分割液は比較試料として用いた。基本的な試薬系
は以下の成分を含んでいた:o−}リジン−2HC1
0.50Pポリ(ビニルピロリドン
)(10 60.0ml重量%水溶液) ON870ポリエトキシ化脂肪ア 0.50gルコ
ール(シエネラル・アニリン・ アンド・フイルム・コーポレーシ ョン) エタノール(100ml当り5mlノ 36.Oml
タノールで変性されたもの) トリス緩衝剤* 47,Oml
ガントレツツAN−139 15.0ml(
G,A.F. コーポレーションか ら入手される無水マレイン酸とビ ニルエーテルの共重合体。
は以下の成分を含んでいた:o−}リジン−2HC1
0.50Pポリ(ビニルピロリドン
)(10 60.0ml重量%水溶液) ON870ポリエトキシ化脂肪ア 0.50gルコ
ール(シエネラル・アニリン・ アンド・フイルム・コーポレーシ ョン) エタノール(100ml当り5mlノ 36.Oml
タノールで変性されたもの) トリス緩衝剤* 47,Oml
ガントレツツAN−139 15.0ml(
G,A.F. コーポレーションか ら入手される無水マレイン酸とビ ニルエーテルの共重合体。
10重量%水溶液)
アスコルビン酸(10重量%水溶 0.5ml液)
グルコースオキシダーゼ水溶液 15.0m7(5
000I.U./ml、マーシャ ル・デイビジョン・オブ・マイル ス・ラボラトリーズ・インコーポ レーテツドから入手可能) 西洋わさびベルオキシダーゼ 0.50g(6
8I,U./m9、マイルス・ラ ボラトリーズ・インコーポレーテ ツドから入手可能) 蒸留水 26.5〜 木.水:208.Oml、トリスーヒドロキシメチルア
ミノメタン(フィッシャー・ サイエンティフィック):22.5P、 クエン酸三ナトリウム塩:27.2?、 グルタミン酸:27.0g、クエン酸: 6.16グから成る混合物。
000I.U./ml、マーシャ ル・デイビジョン・オブ・マイル ス・ラボラトリーズ・インコーポ レーテツドから入手可能) 西洋わさびベルオキシダーゼ 0.50g(6
8I,U./m9、マイルス・ラ ボラトリーズ・インコーポレーテ ツドから入手可能) 蒸留水 26.5〜 木.水:208.Oml、トリスーヒドロキシメチルア
ミノメタン(フィッシャー・ サイエンティフィック):22.5P、 クエン酸三ナトリウム塩:27.2?、 グルタミン酸:27.0g、クエン酸: 6.16グから成る混合物。
得られた混合物を各々19mlの12個の部分に分割し
、これら分割液の11個には表■に示した特定の強化剤
化合物0.12を添加した。
、これら分割液の11個には表■に示した特定の強化剤
化合物0.12を添加した。
12番目の分割液は比較試料として供した。
強化剤を含まない比較試料も同様に、各々調製された分
割液の1、Qm1部をそれぞれはん点板の別別のくぼみ
(well)の中に置いた。
割液の1、Qm1部をそれぞれはん点板の別別のくぼみ
(well)の中に置いた。
ついで、各部分に少量のグルコース水溶液(1.0重量
%水溶液)を最初1μl投与して添加し、発色及び発色
に要する時間を観察し、その後、グルコースを添加し続
けはん点板ウエルに褐色の発色現象が生ずるに必要な全
量を測定した。
%水溶液)を最初1μl投与して添加し、発色及び発色
に要する時間を観察し、その後、グルコースを添加し続
けはん点板ウエルに褐色の発色現象が生ずるに必要な全
量を測定した。
グルコースの添加は検量シリンジ(ハミルトン・シリー
ズNo.700、10μl容量)を用いて行なわれた。
ズNo.700、10μl容量)を用いて行なわれた。
この1μlは即座に添加された。
青色の呈色が認められる時までは、それ以上のグルコー
スを加えなかった。
スを加えなかった。
各々の場合、続いて加えたグルコースは、60秒以内で
添加された。
添加された。
表1は本願で権利請求される組成物の11個の配合物及
びその比較試料の性能に関するデータを示す。
びその比較試料の性能に関するデータを示す。
試験された各強化剤化合物は、標準のグルコース配合物
に比べて顕著な改善効果を示した。
に比べて顕著な改善効果を示した。
このように、例2〜12(本発明)では最初のグルコー
ス接種時、たった0〜10秒後(尿素ハ例外であり60
秒要した。
ス接種時、たった0〜10秒後(尿素ハ例外であり60
秒要した。
例4を参照)には、最初の青色があらわれた;一方、添
加物のない例1(比較試料)においては、最初の青色形
成は60秒後にのみ見られた。
加物のない例1(比較試料)においては、最初の青色形
成は60秒後にのみ見られた。
このデータは、強化剤化合物が低濃度のグルコースに対
しても比較試料系の感度を著しく増大せしめることを顕
示するものである。
しても比較試料系の感度を著しく増大せしめることを顕
示するものである。
表1は更に予期しない有益な結果をも表わしている。
o一トリジン(右欄)の褐色形成に関するデータは、こ
の望ましくない指示薬の挙動が、権利請求された強化剤
の1つが存在する場合には、劇的に抑制されることを示
しているが、一方、比較試料のデータは比較的少量のグ
ルコースを添加した後褐色を呈することを示している。
の望ましくない指示薬の挙動が、権利請求された強化剤
の1つが存在する場合には、劇的に抑制されることを示
しているが、一方、比較試料のデータは比較的少量のグ
ルコースを添加した後褐色を呈することを示している。
このように、例1(比較例)においては褐色化は20μ
lのグルコース溶液が添加された後起ったが、一方例2
〜12では褐色化は30〜90μlのグルコース溶液が
添加された後にはじめて生起した。
lのグルコース溶液が添加された後起ったが、一方例2
〜12では褐色化は30〜90μlのグルコース溶液が
添加された後にはじめて生起した。
例1〜12の意味を総括すると、これらの強化剤はグル
コース測定用の技術水準にある(先行技術の)試薬を、
(a)最初の青色を一層迅速に形成せしめ、したがって
低濃度グルコースに対する改善された感度を顕示し;(
b)更に大量のグルコースが添加されるまでは望ましく
ない褐色の形成を遅らせることによって改善した。
コース測定用の技術水準にある(先行技術の)試薬を、
(a)最初の青色を一層迅速に形成せしめ、したがって
低濃度グルコースに対する改善された感度を顕示し;(
b)更に大量のグルコースが添加されるまでは望ましく
ない褐色の形成を遅らせることによって改善した。
これら強化剤は、高及び低濃度のグルコースに対する比
較試料の配合物の応答を改善した。
較試料の配合物の応答を改善した。
例13〜24
例1〜12の組成物から調製された試験具上述されそし
て例1〜12で用いられた溶液から成る12個の分割液
を試験具の調製のため用いた。
て例1〜12で用いられた溶液から成る12個の分割液
を試験具の調製のため用いた。
各試験具は、寸法約8X0.5cmで、その一端には寸
法0,5X0.5Cmの四角いイートン・アンド・ダイ
クマン204P紙を固定したトリサイト(ポリスチレン
)の細片で構成された。
法0,5X0.5Cmの四角いイートン・アンド・ダイ
クマン204P紙を固定したトリサイト(ポリスチレン
)の細片で構成された。
この沢紙担体マトリックスは3Mカンパニーから入手で
きる両面接着テープ:ダブルスティック(Double
一Stick)を用いて固定された。
きる両面接着テープ:ダブルスティック(Double
一Stick)を用いて固定された。
このように一旦調製したのち、細片のセットを別個に例
1〜12の各溶液中に浸漬し、約10分間空気乾燥器内
で50℃で乾燥し、かくして比較試験具(例1の試薬)
及び本発明の11セットの試験具(例2〜12の試薬)
を作成した。
1〜12の各溶液中に浸漬し、約10分間空気乾燥器内
で50℃で乾燥し、かくして比較試験具(例1の試薬)
及び本発明の11セットの試験具(例2〜12の試薬)
を作成した。
試薬を担持する試験具の各セットを、ついで、それぞれ
の試薬部を異なった濃度のグルコース試験溶液に浸漬し
て試験し、o−}リジン指示薬の青色及び褐色のあらわ
れるグルコース濃度の境界点(閾値)を確認した。
の試薬部を異なった濃度のグルコース試験溶液に浸漬し
て試験し、o−}リジン指示薬の青色及び褐色のあらわ
れるグルコース濃度の境界点(閾値)を確認した。
この目的のため、グルコースの試験水溶液として、0、
10、20、30、40、50、100、250、50
0、1000、2000及び5000mg/dlの濃度
のものを用いた。
10、20、30、40、50、100、250、50
0、1000、2000及び5000mg/dlの濃度
のものを用いた。
試験具のそれぞれのセットの性能に関するデータは表H
に示されている。
に示されている。
表Hのデータは、本願で権利請求された強化剤を用いる
と太いに改善されたグルコース感応性の試験具が得られ
ることを明瞭に示すものである。
と太いに改善されたグルコース感応性の試験具が得られ
ることを明瞭に示すものである。
例13の比較例の試験具は、20m9/dlのグルコー
ス溶液中に浸漬するとかすかに認識できる青い色を生じ
、1000mg/diのグルコースでは褐色になり始め
た。
ス溶液中に浸漬するとかすかに認識できる青い色を生じ
、1000mg/diのグルコースでは褐色になり始め
た。
他のセットの試験具の全て例14〜24は、一層良い挙
動を示した。
動を示した。
例えば、ニノル2012エクストラ、2−クロロヒリシ
ン−1−オキシド及びテトラメチレンスルホン(それぞ
れ、例15、23及び20)を配合して添加すると、5
000mg/dlのグルコース濃度においてさえいかな
る褐色も生じなかった。
ン−1−オキシド及びテトラメチレンスルホン(それぞ
れ、例15、23及び20)を配合して添加すると、5
000mg/dlのグルコース濃度においてさえいかな
る褐色も生じなかった。
更には、例14〜24の試験具で生ずる最初の青色は、
いつも例13つまり比較試料のそれよりも暗かった。
いつも例13つまり比較試料のそれよりも暗かった。
試薬配合物が強化剤を含有するような全ての場合におい
ては、得られた試験具はグルコースの低濃度に対しては
よりよい感度、グルコースの高濃度ではよりすぐれた青
色安定能又はそのいずれをも示した。
ては、得られた試験具はグルコースの低濃度に対しては
よりよい感度、グルコースの高濃度ではよりすぐれた青
色安定能又はそのいずれをも示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ペルオキシダーゼ、糖オキシダーゼ及び構造式: (式中、RとR*は同じであっても異なっていてもよく
、水素、低級アルキル、低級アルキルオキシ、アリール
若しくはアリールオキシ、又はここで置換基R*はいっ
しょになってnが1若しくは2の−(CH2)−nを構
成する。 )を有する色原体化合物から成り、試験サンプル中の糖
の存在を検知するための組成物において、更に、構造式
: (式中、R置換基は同じであっても異なっていてもよく
、上に定義したとおりのものであるか、又は該Rの2つ
が共に共通原子に結合されて3〜約6個の原子を有する
閉環を形成し、該環が飽和、不飽和又は芳香族であり:
しかもR′は水素又は1〜約20個の炭素原子を有する
アルキルもし《はアルケニル基である。 )を有する強化剤化合物を包含して成ることを特徴とす
る組成物。 2 該強化剤化合物がR2S→Oである特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 3 該強化剤化合物が である特許請求 の範囲第1項記載の組成物 4 該強化剤化合物が である特許請 求の範囲第1項記載の組成物。 5 該強化剤化合物がR3N→0である特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 6 該強化剤化合物がジメチルスルホン、ジメチルスル
ホキシド、ペンタメチレンスルホキシド、ホルムアミド
、N−N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N・
N’−ジメチルアセトアミド、N−N−ジ(β−ヒドロ
キシエチル)アセトアミド、ココイルジエタノールアミ
ド、タルロイルジエタノールアミド、タルロウイルジエ
タノールアミド、トリメチルアミンオキシド、ピリジン
−1−オキシド、3−ヒドロキシピリジン−1−オキシ
ド、4−メチルピリジン−1−オキシド、又は2−クロ
ロピリジン−1−オキシドである特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 7 該糖がグルコースでありかつ糖オキシダーゼがグル
コースオキシダーゼである特許請求の範囲第1〜第6項
のいずれかに記載の組成物。 8 該色原体化合物がo−トリジンである特許請求の範
囲第1〜第6項のいずれかに記載の組成物,9 該色原
体化合物がテトラメチルベンジジンである特許請求の範
囲第1〜第6項のいずれかに記載の組成物。 10 該色原体化合物が2・7−ジアミノフルオレンで
ある特許請求の範囲第1〜第6項のいずれかに記載の組
成物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/093,605 US4318984A (en) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | Stabilized composition, test device, and method for detecting the presence of a sugar in a test sample |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5675100A JPS5675100A (en) | 1981-06-20 |
JPS585679B2 true JPS585679B2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=22239834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55155250A Expired JPS585679B2 (ja) | 1979-11-13 | 1980-11-06 | 試験サンプル中の糖の存在を検知するための安定化組成物 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4318984A (ja) |
EP (1) | EP0029155B1 (ja) |
JP (1) | JPS585679B2 (ja) |
AU (1) | AU528783B2 (ja) |
CA (1) | CA1143633A (ja) |
DE (1) | DE3065430D1 (ja) |
DK (1) | DK156667C (ja) |
ES (1) | ES496753A0 (ja) |
FI (1) | FI77472C (ja) |
IN (1) | IN154695B (ja) |
NO (1) | NO159561C (ja) |
ZA (1) | ZA805805B (ja) |
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