JPS5856494B2 - 擂り漬し装置を備えた土練機 - Google Patents

擂り漬し装置を備えた土練機

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JPS5856494B2
JPS5856494B2 JP16485681A JP16485681A JPS5856494B2 JP S5856494 B2 JPS5856494 B2 JP S5856494B2 JP 16485681 A JP16485681 A JP 16485681A JP 16485681 A JP16485681 A JP 16485681A JP S5856494 B2 JPS5856494 B2 JP S5856494B2
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JP
Japan
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clay
teeth
crushing
female
kneading machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP16485681A
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English (en)
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JPS5865615A (ja
Inventor
弘行 河合
義清 鈴木
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TAKAHAMA KOGYO KK
Original Assignee
TAKAHAMA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by TAKAHAMA KOGYO KK filed Critical TAKAHAMA KOGYO KK
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Publication of JPS5865615A publication Critical patent/JPS5865615A/ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明は土練機から吐出される坏土を均一な微粒に揺り
潰すことにより、原料粘土の均一な組成およびより確実
な真空脱気を可能とし、陶磁器等の生産における品質と
能率の向上を目的とした捕り潰し装置を備えた土練機に
関する。
(従来技術) 従来の土練機には捕り潰し機構が全く無かったので、土
練は粘土を搬送する羽根とスクリーンによって行なわれ
ていた。
羽根とスクリーン面の間に距離を設け、ここに粘土の壁
をつくって真空室との隔壁の役目をさせると同時に、こ
の高圧状態の区域で粘土内部の取分と水分の均一化をは
かつているが、粘土間で押し合っている程度で粘土の小
塊を捕り潰すことはできず水分の均一化の目的は達せら
れないばかりか、スクリーンの孔より大きい硬い土塊は
スクリーンの目づまりを起こし、土練機の運転を止めて
分解掃除をせねばならず。
生産上の隘路となっていた。
またスクリーンの孔を通過した土塊も微粒にはならない
ので土練機を何回も通さねばならず、それでもなお土塊
芯部への浸透が十分にできず水分の均一化が不充分であ
るため、土塊芯部まで水分が浸透するように相当時間の
「ネカシ」を行ない、その時間を待たねばならずこれま
た生産上の隘路となっていた。
その上この土塊が混じり、水分は均一でなく真空脱気の
状態も完全でない坏土を使用した製品の品質も良質では
なかった。
(発明の構成) 本発明は上述の不具合に鑑み、土練機の原料投入口から
真空室までの混練部の中間の混練室の胴部側に、内側に
捕り潰し雌歯を有し、かつ入口側より出口側に向って、
徐々に小径となる内径の外周リングを混線軸と同心に固
定し、この外周リングの中心を通る混線軸には前記捕り
潰し雌歯に対応する揺り潰し雌歯を外周面に設けたボス
を固定し、この雌歯と雄歯との空隙部が人口側より出口
側に向けて狭くなるようにした捕り潰し装置を備えた土
練機に関するものである。
次に本発明の実施例を図によって説明する。
実施例 1 第1図乃至第3図において、捕り潰し装置1を備えた土
練機(以下土練機と略す)Dは複式の胴部2の原料投入
口3とスクリーン4との中間の混練部5の胴部2の内側
に後述の外周リング6.6を混練軸7,7とそれぞれ同
心に固定し、外周リング6.6のそれぞれの内部に外周
リング6.6と対応する前記混練軸7,7の位置に後述
のボス8.8を固定する。
前記外周リング6を詳述すると、第2図および第4図に
おいて、原料投入口3とスクリーン4との中間の混線部
5の胴部2の内側に嵌入して固定した前記外周リング6
の内周面を人口側(第2図で左方)より出口側(第2図
で右方)に向って徐徐に小径となる円錐面9とし、この
円錐面内面9に螺旋状の揺り潰し雌歯(以下雌歯と略称
する)10を、さらに出口側に雌歯10の歯間に別の雌
歯11を削設する。
前記ボス8を詳述すると、第2図および第4図において
外周りング6に対応する混線軸Iの位置に固定された前
記ボス8の外周面12には、外周リング6の前記雌歯1
1と対応する螺旋状の捕り潰し雄歯(以下雄歯と略称す
る)13と前記雌歯11に対応する捕り潰し雄歯14(
以下雄歯と略称する)を削設する。
第1図、第2図および第4図上において、15は雌歯1
0,11と雄歯13,14との空隙部、16は混練部5
のスクリュー、17はスクリーン4の小孔、18は混練
軸Iの軸受部、19は真空室、20は押出し軸、21は
押出軸20のスクリュー、22はキャップ、23は吐出
口、Bは軸受、G1は、駆動ギヤ、G2は被動ギヤ、G
3.G4は伝動ギヤ、Kは機台、Ll、L2は基部の脚
、Mはモーター、Plはモータープーリー、P2は被動
プーリーおよび■は■ベルトを示す。
実施例 2 実施例2は図示を略すが、実施例1の外側リング6の出
口側の雌歯11とこれと対応するボス8の出口側の雄歯
14とを設けず、雌歯13との空隙部15が出口側に行
くに従って徐々に狭くなるように両歯10,13の歯幅
を広くしたものを備えた土練機であり、その他の構造は
実施例1と同様である。
尚、本実施例1,2は複式の胴部を備えた土練機につい
て述べたが、単式の胴部の土練機についても同様である
(発明の作用) 本発明の作用を実施例の図によって説明する。
実施例 1 第1図乃至第4図において、土練機りの原料投入口3か
ら投入された原料(図示略)は混線部5内のスクリュー
16に押送されて、混練部5内に設けた捕り潰し装置1
に押圧され、胴部2の内周に固定された外周リング6の
入口側の雌歯10と混練軸7に固定されたボス8の外周
面12に設けた雄歯13との空隙部15に押込まれると
、押込まれた粘土は螺旋状の雄歯13により、出口側に
向って小径となっている外周リング6の円錐内面9に設
けた雌歯10との間の空隙部15で粘土を捕り潰すよう
にしてさらに出口側に押送される。
このとき粘土中に含まれた小粒の粘土塊は揺り潰されて
、さらに小粒となって混合され、同時に水分も均一化さ
れる。
さらに小粒となった粘土塊は捕り潰し装置1の出口側に
設けた、さらに狭くなった出口側の雌歯10および11
と雄歯13および14との空隙部15で二段目の揺り潰
しが行われ、一段目で残った小粒をさらに微粒に捕り潰
して水分が均一化されて捕り潰し装置から吐出される。
そして、混練軸7のスクリュー16によって搬送されス
クリーン4に押圧されてスクリーン4の小孔17群を通
過して真空室19に入り、粘土中に含まれた微小空気粒
が除去され、さらに押出軸20のスクリュー21により
混練されながら先方のキャップ22内に押送され先端の
吐出口23から良質の坏土となって吐出される。
実施例 2 実施例2は実施例1の捕り潰し装置1の雌歯および雄歯
を1対にしたものであるが雌歯および雄歯の歯幅を先方
にゆく程実施例1のものより大きくして、空隙部15を
狭くし、この狭い空隙部で実施例1における二段目の捕
り潰し作用を行わせるもので、その他の作用は実施例1
と同様である。
実施例1ではスクリーン4を混線部5と真空室19との
中間に設けたが、必ずしもスクリーン4は設けなくとも
捕り潰し装置1にスクリーン4の役目を共用させてもよ
い。
(発明の効果) 本発明は外周リングの雌歯とボスの雄歯との空隙部を入
口側から出口側に向って徐々に狭くしであるので、粘土
の喰い込みが良好であり、その空隙部に入った粘土は圧
縮力が高められるので捕り潰し効果が高く、土練中の粘
土が密圧状態で稠密に充満されて行われるので揺り潰し
は一層効率よく行われる。
従来のスクリーンにおいてはスクリューの押出力および
粘土の抵抗によりその長さが限られていたが、本発明の
捕り潰し装置においては前述のような構造をとっている
ので粘土が揺り潰される距離が長く(従来のスクリーン
の約5.5倍)、又、通過する空隙部が狭いので、硬く
て乾いた土塊も細かく粉砕されて捕り潰される為目詰ま
りを起す心配が皆無である。
従ってフィルタープレスのケーキの表面周辺部の硬く乾
いた坏土の処理や、ロクロ成形時に排出されるクデ等の
再生処理において、土練機から吐出後、坏土中の硬い小
粒塊の内部(芯部)への水分の浸透を目的とするいわゆ
る「坏土のネカシ」の時間も、本発明では坏土中に大き
な塊がなく微細な粒子に捕り潰されるので、ネカシ時間
が殆ど要らなくなった。
さらに又、本発明の捕り潰し装置を通過させることによ
り、粘土は細かく砕かれると同時に、ここで加圧され薄
く延展されるので、成分および水分が均一となり、ムラ
のない真空脱気が出来、クセのない良好な坏土が得られ
る利点は太きい。
また本発明によると、従来技術のように数回土練機を通
す必要がなくなって土練時間を著しく短縮させた効果も
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の一部開示正面図、第2図は同
、一部開示平面図、第3図は第1図におけるA−A断面
図、第4図は本発明の揺り潰し装置の一部開示拡大斜視
図である。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・捕り潰し装置、
2・・・・・・胴部、3・・・・・・原料投入口、5・
・・・・・混練部、6・・・・・・外周リング、1・・
・・・・混練軸、8・・・・・・ボス、10・・・・・
・(揺り潰し)雌歯、11・・・・・・(捕り潰し)雌
歯、13・・・・・・(揺り潰し)雄歯、14・・・・
・・(揺り潰し)雄歯、15・・・・・・空隙部、19
・・・・・・真空室、D・・・・・・土練機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原料粘土投入口から真空室までの混線部内に、捕り
    潰し雌歯を有する外周リングを混練胴部内周に取り付け
    、この外周リングと対応する位置の混線軸に捕り潰し雄
    歯を有するボスを固定し、捕り潰し雌歯と捕り潰し雄歯
    で形成する空隙部を人口側から出口側に向かって次第に
    小さくしたことを特徴とする揺り潰し装置を備えた土練
    機。
JP16485681A 1981-10-15 1981-10-15 擂り漬し装置を備えた土練機 Expired JPS5856494B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5865615A JPS5865615A (ja) 1983-04-19
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JP4888738B2 (ja) * 2008-09-26 2012-02-29 高浜工業株式会社 土練機
CN104149196B (zh) * 2014-07-31 2016-09-07 广西北流仲礼瓷业有限公司 一种陶瓷练泥机
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