JPS5855883B2 - 人工木質単板の製法 - Google Patents
人工木質単板の製法Info
- Publication number
- JPS5855883B2 JPS5855883B2 JP1006378A JP1006378A JPS5855883B2 JP S5855883 B2 JPS5855883 B2 JP S5855883B2 JP 1006378 A JP1006378 A JP 1006378A JP 1006378 A JP1006378 A JP 1006378A JP S5855883 B2 JPS5855883 B2 JP S5855883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- wood veneer
- wood
- manufacturing
- artificial wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人工木質単板の製法に関するものであり、その
目的とするところは木目に相当する接着層が微妙な凹凸
模様となるとともに、木質部と木質部とを該接着層を介
して強固に接着して戒る人工木質単板を汎く提供し、も
って斯界の発展に寄与せんとするものである。
目的とするところは木目に相当する接着層が微妙な凹凸
模様となるとともに、木質部と木質部とを該接着層を介
して強固に接着して戒る人工木質単板を汎く提供し、も
って斯界の発展に寄与せんとするものである。
本発明に係る従来先行技術として汎く知られているのは
特開昭４９−９３５０７号公報で開示されている「人工
導管を有する化粧単板の製造方法」があるが、かかる従
来技術にむいては、木質単板の表面に凹所を設けたのち
、接着剤を別途塗布していた。
特開昭４９−９３５０７号公報で開示されている「人工
導管を有する化粧単板の製造方法」があるが、かかる従
来技術にむいては、木質単板の表面に凹所を設けたのち
、接着剤を別途塗布していた。
しかしながらこの場合、接着剤は通常凸所にのみ若干量
しか塗布されず、凹所にはほとんど接着剤は塗布されな
い為に、後正程での積層一体化の際に、接着不良を生じ
易いという問題点を有していた。
しか塗布されず、凹所にはほとんど接着剤は塗布されな
い為に、後正程での積層一体化の際に、接着不良を生じ
易いという問題点を有していた。
本発明は上記従来先行技術に於けるかかる欠点を悉く解
消するとともに、効率の良い工程を現出する為に戒し得
たものである。
消するとともに、効率の良い工程を現出する為に戒し得
たものである。
以下、本発明を図面に基いて詳細に説明する。
本発明は、ジェルトン材、メラピ材、アガチス材等の色
調の変化に乏しく且つ木目模様が不明確である為に化粧
用としては不適当な原木１をロータリー切削して厚み１
．０ｍｍ乃至４０闘の木質単板２を多数枚作成する。
調の変化に乏しく且つ木目模様が不明確である為に化粧
用としては不適当な原木１をロータリー切削して厚み１
．０ｍｍ乃至４０闘の木質単板２を多数枚作成する。
次いで、周面に深さ３００μ乃至５００μ、ピッチ１閣
乃至５１ｒｒｒｎの稜条３を多数刻設して凹凸形状と威
した接着剤塗布ロール４の該周面にウレタン樹脂接着剤
、フェノール樹脂接着剤等の接着剤５を耐着せしめたの
ち、該木質単板２の片面上に接着剤塗布ロール４を押圧
しながら回転移動して、木質単板２の片面に凹凸形状を
形成するとともに、接着剤５を塗布する。
乃至５１ｒｒｒｎの稜条３を多数刻設して凹凸形状と威
した接着剤塗布ロール４の該周面にウレタン樹脂接着剤
、フェノール樹脂接着剤等の接着剤５を耐着せしめたの
ち、該木質単板２の片面上に接着剤塗布ロール４を押圧
しながら回転移動して、木質単板２の片面に凹凸形状を
形成するとともに、接着剤５を塗布する。
次いでこのようにした木質単板２を多数枚積層し、上下
方向よりそれぞれの内面に対応せる凹凸形状を有する型
板６，６でもって圧締し、接着剤５を固化せしめて一体
化して凹凸形状のフリッチ７を形成する。
方向よりそれぞれの内面に対応せる凹凸形状を有する型
板６，６でもって圧締し、接着剤５を固化せしめて一体
化して凹凸形状のフリッチ７を形成する。
次いで該フリッチＩを厚み０．２ｍ乃至０、４．ｖａｎ
の薄片にスライス切削して人工木質単板８と成すもので
あり、接着剤塗布ロール４を用いて木質単板２０片面に
凹凸を附与するとともに接着剤５を塗布する際に、第２
図に示すように接着剤５は稜条３で押し出されて木質単
板２の片面の凹部９には少なく、凸部１０にはより多く
塗布された状態となり、これが積層一体化する際に、第
３図に示すように凸部１０に塗布されている接着剤５が
凹部９内に流れ込み、木質単板２，２間の接着を隙間な
く強固に行える効果を奏する。
の薄片にスライス切削して人工木質単板８と成すもので
あり、接着剤塗布ロール４を用いて木質単板２０片面に
凹凸を附与するとともに接着剤５を塗布する際に、第２
図に示すように接着剤５は稜条３で押し出されて木質単
板２の片面の凹部９には少なく、凸部１０にはより多く
塗布された状態となり、これが積層一体化する際に、第
３図に示すように凸部１０に塗布されている接着剤５が
凹部９内に流れ込み、木質単板２，２間の接着を隙間な
く強固に行える効果を奏する。
１３．１４はそれぞれ原木１及びフリッチ７を切削する
際の切削刃である。
際の切削刃である。
同、本発明にむいて、前記実施例の如く木質単板の片面
のみに凹凸を附与するとともに接着剤を塗布しても良い
し、又木質単板の両面に行なっても良く、この場合に得
られる人工木質単板−の木目に相遇する接着層はより複
雑な凹凸模様と成る。
のみに凹凸を附与するとともに接着剤を塗布しても良い
し、又木質単板の両面に行なっても良く、この場合に得
られる人工木質単板−の木目に相遇する接着層はより複
雑な凹凸模様と成る。
本発明によって得られる人工木質単板８は、木目に相当
する接着層１１が微妙な凹凸模様を形成して天然木より
直接得られた木質単板の木目に極めて疑似したものとな
るとともに、木質部１２と木質部１２とを隙間なく接着
１１で埋設し強固に接着することが出来る効果を有し
てち−９、従来の木質単板の表面に凹所を設けたのち接
着剤を塗布する製法によって得られる人工木質単板が有
している、木質部と木質部との間の生じる隙間の欠点を
悉く改善し得るものであり、更に効率よく製造すること
が出来る効果を有している。
する接着層１１が微妙な凹凸模様を形成して天然木より
直接得られた木質単板の木目に極めて疑似したものとな
るとともに、木質部１２と木質部１２とを隙間なく接着
１１で埋設し強固に接着することが出来る効果を有し
てち−９、従来の木質単板の表面に凹所を設けたのち接
着剤を塗布する製法によって得られる人工木質単板が有
している、木質部と木質部との間の生じる隙間の欠点を
悉く改善し得るものであり、更に効率よく製造すること
が出来る効果を有している。
第１図は本発明に係る人工木質単板の製造工程図であり
、第２図及び第３図は同上の木質単板への接着剤の塗布
状態、及び積層状態を示す要部断面図である。 ２・・・木質単板、４・・・接着剤塗布ロール、５・・
・接着剤、７・・・フリッチ、８・・・人工木質単板。
、第２図及び第３図は同上の木質単板への接着剤の塗布
状態、及び積層状態を示す要部断面図である。 ２・・・木質単板、４・・・接着剤塗布ロール、５・・
・接着剤、７・・・フリッチ、８・・・人工木質単板。
Claims (1)
- １ 周面に凹凸を有する接着剤塗布ロールを用いて、表
面を凹凸にせしめるとともに凸部により多くの接着剤を
盛り上げ塗布した木質単板を多数枚、積層し、圧締する
際に、凸部に有る接着剤を凹所に押し流し接着剤を硬化
せしめて一体化してフリッチを形成し、該フリッチを薄
片に切削することを特徴とする人工木質単板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1006378A JPS5855883B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 人工木質単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1006378A JPS5855883B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 人工木質単板の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54105212A JPS54105212A (en) | 1979-08-18 |
| JPS5855883B2 true JPS5855883B2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=11739912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1006378A Expired JPS5855883B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 人工木質単板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855883B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761502A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of aggregate veneer |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP1006378A patent/JPS5855883B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54105212A (en) | 1979-08-18 |
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