JPS5855804Y2 - 計装盤フレ−ム - Google Patents

計装盤フレ−ム

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JPS5855804Y2
JPS5855804Y2 JP14599877U JP14599877U JPS5855804Y2 JP S5855804 Y2 JPS5855804 Y2 JP S5855804Y2 JP 14599877 U JP14599877 U JP 14599877U JP 14599877 U JP14599877 U JP 14599877U JP S5855804 Y2 JPS5855804 Y2 JP S5855804Y2
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JP
Japan
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frame
unit
frames
steel material
fixing
Prior art date
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Expired
Application number
JP14599877U
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English (en)
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JPS5471135U (ja
Inventor
一夫 山田
正明 田口
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP14599877U priority Critical patent/JPS5855804Y2/ja
Publication of JPS5471135U publication Critical patent/JPS5471135U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、計装盤を構成するフレームに関するものであ
って、詳しくは、側面枠、底部枠および上部枠を組み合
わせることにより間口長さに対して奥行長さが短く形成
され内部には収納機器が取り付けられる計装盤フレーム
において、フレームの固有振動数を高くしてその耐震性
を高めるとともに作業性に優れた計装盤フレームを提供
するものである。
計装盤フレームは、一般に、間口長さに対して奥行長さ
が短く形成されている。
従来、このような計装盤を構成するフレームの主要部材
としては断面形状がL字形の鋼材を用い、計装盤の規模
に応じて所定の長さに切り出して所望の大きさのフレー
ムを構成することが行なわれている。
しかし、このような方法によれば、計装盤の規模に応じ
てその都度設計変更を行なわなければならず設計コスト
が高くなり、また、一般に固有振動数が低((10Hz
以下)、地震波(1〜10Hz)との共振を生じ易く、
耐震性に欠けるという欠点がある。
耐震性を向上させる方法として、計装盤の側面に厚板を
取り付けて壁構造にすることも行なわれているが、奥行
方向の地震波には効果が認められるものの横方向の地震
波には効果がなく、むしろ、計装盤の重量が増大し、構
造的にも複雑になる等の欠点を有する。
本考案は、これらの欠点を解決したものであって、以下
、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2はは第1
図の組立図である。
これら図面において、100は側面枠ユニット、200
は底部枠ユニット、300は上部枠ユニット、400は
正面板ユニット、500は側面板ユニットである。
側面枠ユニツ)100は、第3図aに示すような断面形
状がコ字形の鋼材よりなる柱材110,120と、第3
図すに示すような断面形状が凹形の鋼材よりなるはり材
130〜170等で矩形構成されている。
すなわち、これら柱材110,120とはり材130〜
170は、柱材110,120の開口面とはり材130
〜170の開口面が相反する方向に開口するように配置
されていて、各柱材とはり′材との接合部をたとえば溶
接により固着している。
なお、はり材130と140,150と160は、柱材
110,120と同等の断面2次モーメントを得るため
に一体化されている。
また、このはり材として用いる鋼材の折曲辺の端面には
連続した鋸歯状の突起部が形成され、この折曲辺よりな
る角筒内には開口面からねじ部が突出しかつフランジ部
が折曲辺端面の突起部に当接するようにしてねじ部とフ
ランジ部とが一体化された複数の取付金具がスプリング
を介して配置されているが図示しない。
このようにして構成された側面枠ユニツ) 100の下
部には、柱材と同様な鋼材180が、はり材の開口面と
同一方向に開口するようにして固着されている。
この鋼材180は、底部枠ユニツ)100を取り付ける
際の取付面を形成するものである。
また、柱材として用いる鋼材には、他の構成部品を取り
付は固着するための複数の取付孔が設けられているが図
示しない。
底部枠ユニツl−200は、側面枠ユニッ)100の柱
材と同様な鋼材で矩形に成形されたものである。
また、上部枠ユニッ) 300は、第3図Cに示すよう
な断面形状がL字形の鋼材で底部枠ユニット200より
もやや小さな矩形に成形されたものである。
なお、これら各ユニットを構成する鋼材にも、他の構成
部品を取付は固着するための複数の取付孔が設けられら
れているが図示しない。
正面板ユニット400は、所定の大きさの板材410に
、第3図すに示すような鋼材420,430、第3図C
に示すような鋼材440,450等が取り付けられたも
のである。
また、側面板ユニット500は、所定の大きさの板材5
10に、第3図すに示すような鋼材520、第3図Cに
示すような鋼材530が取り付けられたものである。
これら各構成ユニットは、次のようにして計装盤フレー
ムとして組み立てられる。
まず、側面枠ユニット100を、底面枠ユニツト200
上に、はり材の開口面が対向するようにして配置固着す
る。
その後、側面枠ユニツ)100の上部間に、上部枠ユニ
ット300を配置固着する。
これら側面枠ユニツ)100と底面枠ユニット200お
よび上部枠ユニット300の固着にあたっては、取付孔
を重ね合わせてボトルを挿入し、ナツトで締め付ける。
これにより、最小単位の計装盤フレームが構成できる。
なお、複数の計装盤フレームを連結して多連構造とする
場合には、側面枠ユニツNOOの上部の柱材110,1
20間から露出している上部枠300の側面300 a
に第3図aに示すような鋼材よりなる連結体310を配
置し、この連結体310を介して上部枠ユニット相互を
連結するとともに、対向する底部枠ユニット相互も連結
すればよい。
正面板ユニツ) 400をフレームに取り付けるのにあ
っては、フレームの側面枠ユニツ)100の柱材110
の折曲辺110 aと正面板ユニット400の鋼材42
0の開口面とを重ね合わせ、ボルト、ナツトよりなる締
付機構で固着する。
また、側面板ユニット500をフレームに取り付けるに
あたっては、フレームの側面枠ユニット100柱材12
0の開口部120aに側面板ユニット500の鋼材52
0を嵌合させると共に上部枠ユニット300の側面30
0aと側面板ユニツ) 500の鋼材530の折曲辺5
30aとが対向するようにして重ね合わせ、ボルト、ナ
ツトよりなる締付機構で個着する。
さらに、必要に応じて、上部枠ユニツ) 300の開口
部には上板を取り付け、フレームの背面には背面板ある
いは背面扉を取り付けることもできる。
フレームに収納する機器の取り付けは、側面枠ユニット
100のはり材の開口面を利用して行なう。
すなわち、収納すべき機器に応じてはり材を配置してお
くことにより、上下、左右、奥行方向の任意の位置に機
器を設置することができる。
このようにして構成される計装盤フレームの特性につい
て説明する。
一般に、この種フレームの固有振動数は、使用する部材
の断面2次モーメントに依存することが知られている。
たとえば、第3図aの鋼材の寸法をa = c =50
mm、 b =100 mm、 t =3.2 mm
とし、第3図Cの鋼材の寸法をa = b =50 m
m、 t =4mmとすると、前者の断面2次モーメン
トは後者の約IO倍となり、固有振動数は約3倍となる
これから明らかなように、本考案においては、第3図a
に示す鋼材を主として用いて側面枠ユニットを構成して
いるので、フレームとしての固有振動数を従来のL字形
の鋼材を用いたフレームに比べて高くすることができる
同じ外形寸法のフレームに同じ重量の機器を実装収納す
る模型実験によれば、従来のフレームの固有振動数が7
.6Hzであったのに対して本考案によるフレームの固
有振動数は18服となり、比較的簡素な構成で耐震性に
富むフレームを実現できることが確認できた。
なお、第3図すの鋼材として、寸法がa = 1) =
45 mm、 t2mmのものを用いた。
また、本考案においては、構成部品をユニット化して共
通化しているので、規模の大小に応じてその組み合わせ
を変えることにより容易に必要な大きさの計装盤フレー
ムを構成することができ、コストの低減が図れる。
また、側面枠ユニットの柱材を、その開口面が外側を向
くようにして取り付けているので、正面板ユニットを取
り付けるのにあってフレーム内に入らなくても前面がら
作業することができ、取付作業を容易に行なうことがで
きる。
また、実装する機器の取付位置を容易に変えることがで
きるので、計装盤の固有振動数を目標値にするための調
整も可能である。
さらに、ユニット化された各構成部品の幅は、一定の寸
法(たとえば50mm)に統一されているので、これら
構成部品をフレームとして組み立てる前の段階での保管
場所が比較的狭くてもよいという利点もある。
以上説明したように、本考案によれば、比較的簡単な構
成で、耐震性が高く、作業性に優れ、かつコストの低い
間口長さに対して奥行長さが短い計装盤フレームが実現
でき、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図の組立図、第3図は本考案において用いる鋼材の拡大
断面図である。 100・・・・・・側面枠ユニット、200・・・・・
・底部枠ユニット、300・・・・・・上部枠ユニット
、400・・・・・・正面板ユニット、500・・・・
・・側面板ユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面枠、底部枠および上部枠を組み合わせることにより
    間口長さに対して奥行長さが短く形成され内部には収納
    機器が取り付けられる計装盤フレームにおいて、側面枠
    の柱材として断面形状がコ字形の鋼材を用いるとともに
    はり材として断面形状が凹形の鋼材を用い、これら柱材
    とはり材とを各開口面が相反する方向に開口するように
    配置固着して矩形の側面枠ユニットを構成し、これら2
    個の側面枠ユニットを各ユニットのはり材の開口面が対
    向するようにして一端間を底部枠で連結固着するととも
    に他端間を上部枠で連結固着して計装盤フレームを構成
    し、前記はり材を介して収納機器を取り付けるようにし
    た計装盤フレーム。
JP14599877U 1977-10-31 1977-10-31 計装盤フレ−ム Expired JPS5855804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14599877U JPS5855804Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 計装盤フレ−ム

Applications Claiming Priority (1)

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JP14599877U JPS5855804Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 計装盤フレ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5471135U JPS5471135U (ja) 1979-05-21
JPS5855804Y2 true JPS5855804Y2 (ja) 1983-12-21

Family

ID=29126072

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14599877U Expired JPS5855804Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 計装盤フレ−ム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4212939B2 (ja) * 2003-03-25 2009-01-21 富士通株式会社 機器の架構造体

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JPS5471135U (ja) 1979-05-21

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