JPS5854999A - スクリユ−プレス型脱水機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒ＷＦ材の外筒を有するスクリュープレス
型脱水機の運転方法、詳しくは、はは一定の低含水率の
脱水ケーキを安定して得るための、スクリュープレス型
脱水機の運転制御方法に関するものである。

従来のスクリュープレスは、第１図に示されるように汚
泥供給口１とケーキ排出口５の間に設けた円筒型炉材の
外筒２と、外周にスクリュー羽根６を有するスクリュー
軸４とから成り、しが吃外筒２、スクリュー軸４及びス
クリュー羽根６により形成される環状間隙の容積を適宜
順次縮小して、汚泥供給口１に投入された汚泥をスクリ
ュー軸４の回転によって軸方向、すなわちケーキ排出口
５方向に押出し１−次圧搾し、汚泥より絞り出されたＰ
ａを外筒２よ抄排出させ脱水ケーキをケーキ排出口５よ
り取抄出すようＫした構造・機能を有している。なお、
６はスクリュー軸４０回転用シャフトである。

すなわち、通常のスクリュープレス型脱水機は、外筒２
の長手方向に沿って三つの脱水機能を備えており、水切
りゾーンＡで遊離水が重力脱水により水が除去され、ｐ
過ゾーンＢでスクリュー軸４の回転による低い圧力によ
り付着水分が徐々に除去され、圧搾ゾーン０で高圧が作
用して圧搾脱水が行なわれる。

このようなスクリュープレス型脱水機においては、水切
抄ゾーンＡ、濾過ゾーンＢでの脱水効率を良くすること
により圧搾ゾーン０を長くし、該圧搾ゾーン０における
汚泥の圧搾時間′を長くすれまた、スクリュー軸４０回
転数と脱水ケーキの含水率の間には密接な関係がある。

本発明は、スクリュープレス型脱水機の、このような特
性に基づいて完成されたものであって、本出願人が既に
特願昭５６−１３０２４３号明細書において開示した脱
水機について好ましい運転方法、すなわち、低含水率の
脱水ケーキを安定して得られることは勿論、脱水機の駆
動装置、スクリュー羽根等に過大な負荷が掛かるなどの
トラブルを未然に防止できるようにするための、スクリ
ュープレス型脱水機の運転方法を提供することを目的と
するものである。

すなわち本発明は、スクリュープレス型脱水機のスクリ
ュー軸を回転させるための駆動装置に掛かるトルクを検
出し、該検出値を前記駆動装置の回転数制御装置に伝え
ることにより、前記駆動装置の回転数制御を行なうこと
を特徴とするスクリュープレス型脱水機の（運転）制（
２）方法である。

本発明の一実施例を第２図により説明すると、汚泥ホッ
パーの汚泥供給口１とケーキ排出口５を設けた円筒型Ｆ
材の外筒２内に、スクリュー羽根６が外周に突設された
円錐状スクリュー軸４を回転自在に配備し、該スクリュ
ー軸４の回転により汚泥を圧搾脱水しつつケーキ排出口
５から排出するスクリュープレスにおいて、回転用シャ
フト６はトルク検出器８．無段変速機９を介して電動機
１０により回転されるようになっていると共に、該トル
ク検出器８はタイマ１１．比較器１２．制御器１６及び
無段変速機９は一つの制−システムを構成しでいる。な
お、図中７はデーパ−コーン、１４はトルクの設定値を
示している。

しかして、電動機１０を始動し汚泥を汚泥供給口１から
投入して脱水操作を開始すれば１回転用シャフト６に掛
かるトルクＴがトルク検出器８に伝わるが、このＴ値が
比較器１２において予め設定された上限設定値り、以上
である状態が所定の時間１０以上Ｉｓ統した場合には、
制御器１６からの制御信号により無段変速機９のパイロ
ットモータを駆動して回転用シャフト６（すなわちスク
リュ　６− 一軸４）の回転数を増大するようにしくこれを制御■と
いう）、またＴ値が比較器１２の下限設定値Ｌ４よりも
小さい状態が所定の時間１．以上続いた場合には制御器
１３からの制御信号により同様にしてスクリュー軸４０
回転数を減少するようにする（これを制御■という）と
共に、このようにしてスクリュー軸４の回転数を増大又
は減少せしめて所定の回転数に設定したのち所定の時間
ｔ１が経過したならば再び前記Ｔ値と比較器１２の前記
設定値Ｌｓ又はＬ４の比較を行なう。

このような制御を繰り返すことによ抄スクリュー軸４０
回転数を増減させながら回転用シャフト６に掛かるトル
クＴが一定の範囲内にあるように運転することにより、
低含水率の脱水ケーキを安定して得るようにしである。

この実施例では、さらにトルクの設定値１４として前記
り、　、　Ｌ、のはかに大小関係がＬｌ　＞　Ｌｔ　＞
　ｒ’ｓ　＞Ｌ４　＞　Ｌｌである蚊大設定値Ｌｌ　ｅ
中間設定値り、及び最小設定値り、を設けてあり、Ｔ値
がり３以上で時間ｔ０継続したときに電動機１０を停止
すると共に警報−ツ　− か発せられ、Ｔ値がり２以上で時間ｔ０継続したときに
汚泥供給を停止し、Ｔ値がり、以下になったら供給され
た汚泥の異常の注意表示をするようになっている。

前記スクリュー軸４の回転数制御においては、回転数の
増大又は減少操作の結果、回転数が許容される蝦高回転
数又は最低回転数になる場合があるが、これらの場合に
はそれぞれテーパーコーン・７を後方に引いてケーキ排
出口（すき間）を広げるか、又はテーパーコーン７を前
方に押してすき間を狭くすることができるようになって
いる。

なお、前記汚泥供給停止操作は、汚泥供給装置（図示せ
ず）を自動停止することによりｈｉわれる。

上記実施例における制御システムのフローチャートは第
３図及びオ番図に示すとおりである。これらの図につい
て東に説明すると、第４図のように前記検出トルク１゛
が各設定値り、〜Ｌ５と比軟され、ますＴ　）　Ｌ、で
あるかどうかの判断がなされ、Ｙ（ＹＥＳ　）であれば
第３図（ａ）の状態継続タイマにより、　８− Ｙであれば制−器８により電動機１０が停止される。Ｔ
　）　Ｌ、についての判断がＮ（Ｎｏ）であれば、次の
段階の’ｆ’　）　Ｌ、であるか否かの判断が行なわれ
、以下同様にして汚泥供給が停止されるが、次いでこの
停止状態の継続時間（つまり休止時間）についての判断
が第３図（ｂ）の休止タイマにより行なわれ、Ｙであれ
ばフローチャートの始点にもどってトルクＴの再検出が
行なわれる。その他の制御の詳細は以上の説明から明ら
かであろう。

前記軸−〇によりスクリュー軸４０回転数を増大させる
と脱水機内に滞貿しているケーキがより多く排出され汚
泥の圧搾圧力が低下する結果、外筒２から排出されるＰ
液量が低下し、ケーキ排出口５からの脱水ケーキの含水
率が高くなる。また、前記制御■では制−〇と反対の作
用によ抄脱水ケーキの含水率が低くなる。これら制御■
、■によれば、硬い脱水ケーキがケーキ排出口５に充満
して脱水機外に排出されなくなりトラブルが解消される
ことは勿論のこと、脱水ケーキの含水率はは一一一齢二 は一定で安定したものとなる。なお、前記時間ｔ０ｔ、
は通常１分〜ｌＯ分程度が好ましいが、これは１０．１
１が極〈短い場合、脱水機内部は過渡状態にあるため脱
水機内部の状態を正確に把握できないからである。

以上述べたように本発明によれば、低含水率の脱水ケー
キを、自動的かつ安定的に得ることができるうえ従来法
において生じていたトラブルは未然に防止され、したが
って運転管理は極めてｍ＠ｌ！で合理的なものとなる利
益が得られる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来のスクリュープレス型脱水機の概、略断面
図、第２図乃至オ表図は本発明の実施例を示し、第２図
は制御方法の＃ｌｔ略睨明吋、第３図（ａ）。 ｆｂＪはタイマの作動要領説明図、牙４図はスクリュー
軸回転トルクの検出値に対応した脱水機の運転★饋を示
す制御系統説明図である。 １・・・汚泥、供養口、２・・・外筒、６・・・スクリ
ュー羽根、４１０．スクリュー軸、５・・・ケーキ排出
口、６°°。 回転用シャフト、７・・・テーパーコ−７，８・・・ト
ル　ｌＯ− り検出器、９・・・無段変速機、１０・・・電動機、１
１・・・タイマ、１２・・・比較器、１６・・・制御器
、１４・・・設定値、Ａ・・・水切りゾーン、Ｂ・・・
Ｖ過ゾーン、０・・・圧搾シー／、Ｌ１〜Ｌｓ・・・設
定値、Ｔ・・・トルク、Ｓ・・・制御器、ｉｏ、　１．
　　・・・時間。 時計出願人　　荏原インフィルコ株式会社代理人弁理士
　　端　山　五　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｔ　汚泥供給口とケーキ排出口とを有する円筒型炉材の
   外筒内にスクリュー羽根を外周に有するスクリュー軸を
   回転自在に配備し、該スクリュー軸の回転で汚泥を圧搾
   脱水しつつケーキ排出口から排出するスクリュープレス
   型脱水機において、前記スクリュー軸を駆動する装置に
   トルクを検出するトルク検出器と、該トルク検出器で検
   出された検出トルク値と、あらかじめ設定した上限設定
   トルク値、下限設定トルク値とを比較する比較器と、該
   比較器からの信号に基づき制御信号を発する制御器を設
   ゆ、前記トルク検出器の検出トルク値が前記比較器の上
   限設定トルク値よりも大きい状態が一定時間継続した場
   合に前記制御器からのｆｌｉｌＪ御信号によ抄前記スク
   リュー軸の回転数を増大させ、前記トルク検出器の検出
   ト　２　− ルク値が前記比較器の下限設定トルク値より小さい状態
   が一定時間継続した場合に前記制御器からの制御信号に
   より前記スクリュー軸の回転数を減少させ、さらに前記
   スクリュー軸の回転数を増大又は減少させしめたのち一
   定時間経過後、再度前記検出トルク値と前記比較器の上
   限設定トルク値及び下限設定トルク値との比較をし、前
   記操作を繰返し行なうことを特徴とするスクリュープレ
   ス型脱水機の制御方法。