JPS5854671Y2 - カルマン渦型流量計 - Google Patents

カルマン渦型流量計

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Publication number
JPS5854671Y2
JPS5854671Y2 JP7425078U JP7425078U JPS5854671Y2 JP S5854671 Y2 JPS5854671 Y2 JP S5854671Y2 JP 7425078 U JP7425078 U JP 7425078U JP 7425078 U JP7425078 U JP 7425078U JP S5854671 Y2 JPS5854671 Y2 JP S5854671Y2
Authority
JP
Japan
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vortex
detection mechanism
fluid
slit
flow
Prior art date
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Expired
Application number
JP7425078U
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English (en)
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JPS54176364U (ja
Inventor
誠 鳥居
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP7425078U priority Critical patent/JPS5854671Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は渦検出機構が渦発生体とは別体構造の流量計で
振動に対する耐久性が優れ、気体のように渦トルクの小
さい場合の流量測定に適し、且つ、渦検出機構自体が不
必要なカルマン渦の発生源となるようなことがないカル
マン渦型流量計に関する。
従来、カルマン渦型流量計として、(1)渦発生体を流
管を横切って配置し渦発生体の途中に流体の流れ方向と
直交するスリットを設け、この中にセンサとしての白金
抵抗線を流体の流れ方向に張り、この抵抗線に一定電流
を流し、渦発生体によって発生した流量の関数たる周期
性を有する渦列により上記スリット中において流体移動
を生ぜしめ、これによる熱的変化を上記抵抗線において
抵抗変化として検出し、流量を測定する方式のもの、及
び(2)渦発生体の下流に渦発生体と同様流管を横切っ
て柱状体を配置し、これに片持梁式に支持された尾部を
設け、渦発生体により発生した渦列による上部尾部の周
期的撓みを、この尾部に取り付けたストレーンゲージ等
によって検出し、流量を測定する方式が知られている。
然るに前者の流量計では、センサとしての白金抵抗線が
振動に弱いため、振動の多い場所、例えば航空機等に搭
載して使用することは出来なかった。
更に、後者の方式は液体のような流体測定の場合のよう
に充分大きな渦トルクが得られる場合は未だしも、気体
のように渦トルクの小さい場合にはS/Nが悪くなり、
使用することができなかった。
このような欠点を避けるため、渦発生体と渦検出機構と
を別体構造とし、渦トルクの大なる成長じた渦列が検出
できるよう、円柱状の渦検出機構を渦発生体の下流側に
配設し、チップ型の熱センサを渦検出機構の途中のスリ
ット中に挿着した構造とカルマン渦型流量計が提案され
ている。
然るに、このような流量計では上記した欠点が克服でき
る反面、上記渦検出機構のハウジングが円柱形であるた
め、ハウジング自体によって流量信号検出に悪影響を及
ぼす不必要なカルマン渦を発生する欠点がある。
そこで、本考案の目的はこのような欠点のないカルマン
渦型流量計を実現することにあり、本考案の構成上の特
徴は、渦発生体と渦検出機構とが別体構造の流量計にお
いて、上記渦検出機構のハウジングをカルマン渦列を発
生しないような形状とした点にある。
以下図面に従い本考案を説明する。
第1図は本考案装置の原理構成を示す概略斜視図で、本
図において1は例えば気体等の被測定流体が流れる流管
、2は流管1を横切って流体の流れ方向と直角に配置さ
れた渦発生体、3は渦発生体2の下流側、渦トルクの大
なる成長じた渦列が検出できる位置に渦発生体と同様流
管1を横切って流体の流れ方向と直角に配置された渦検
出機構である。
渦検出機構3のハウジングには両端より中央部に向って
テーパ一部が形成され、渦検出機構自体から発生するカ
ルマン渦周波数を乱す構造になっている。
渦検出機構3の構造について第2図の断面図に従い詳し
く説明する。
第2図は第1図におけるAA′面で渦検出機構3を切断
した中心断面図である。
渦検出機構3は、基本的には流管1に固定された渦検出
機構ハウジング3aと、この部分に取り外し可能に挿着
されるセンサプローブ3bと、ハウジング3aの中央部
に流体の流れ方向と直交するように設けられたスリット
3Cとを具備する。
ハウジング3aは、その両端部から中央のスリブ)3C
に向かうテーパーが形成されており、ハウジング全体は
流管1に設けられた貫通穴1aを通して管内に挿入され
、その先端部は穴1aと対向する位置に設けられた穴1
bを通って、流管外側に取り付けられたボス4に突き当
り、これによって支持されている。
一方、ハウジング3aの他端は貫通穴1a部分の流管外
側に設けられたボス5にきつく嵌合している。
従って、ハウジング3aは通常状態では流管1より抜は
出ることはない。
ハウジング3aにはその一端からスリット3Cに至る穴
が設けられており、この部分に先端にチップ型熱センサ
3dが取り付けられたセンサプローブ3bが挿入される
センサ3eはスリット3Cにおいて被測定流体に露出さ
れる。
センサ3dからのリード線3eはセンサプローブ3bの
ハウジング内を通って外部に導出される。
また、このプローブは挿入後渦検出機構のハウジング3
aの一端の肉厚部3fに螺子止めされる。
このような構成により、渦発生体2により生じた、流量
の関数たる周期性を有するカルマン渦列は成長じつつ下
流側に流される。
渦検出機構3に達したカルマン渦列により、スリブ)3
C中に流体移動が発生し、これによる熱的変化をセンサ
3dの抵抗変化として検出し流量を測定する。
本考案装置によれば、渦検出機構3のハウジングに両端
より中央部に向うテーパー一部が形成されている。
一般に渦発生体によって発生されるカルマン渦列の周波
数fは以下のように表わすことが出来る。
但し、■:原流体流速、d:流れに垂直な方向の渦発生
体の柱の幅、Stニスドローハル数。
渦検出機構3において、柱の輻dは変化しており、周波
数の異なる渦列、即ち渦と渦との間隔が色々の渦列が発
生する。
この結果、互いに渦列を乱すことになり(これは上流側
の渦発生体2で発生した、渦トルクの大きい渦列には影
響を及ぼさない)、検出に悪影響を及ぼすような、大き
な渦トルクと周期性を有するカルマン渦列はこの渦列検
出機構からは発生しない。
このため渦発生体2によるカルマン渦のみに依存した、
S/Nの優れた流量測定が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理構成を示す概略斜視図、第2図は
第1図におけるA−A’iiで渦検出機構を切断した断
面図である。 1・・・・・・流管、2・・・・・・渦発生体、3・・
・・・・渦検出機構、3a・・・・・・渦検出機構ハウ
ジング、3b・・・・・・センサプローブ、3C・・・
・・・スリット、3d・・・・・・センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定流体が流れる流管中に流体を横切って渦発生体を
    配置し、流量の関数たる周期性を有する渦列を発生させ
    、上記渦発生体の下流側にこの渦発生体と同様上記流体
    を横切って配置された渦検出機構によって上記渦列を検
    出するようにした装置において、上記渦検出機構を、両
    端より中央部に向ってテーパ一部が形成され、その中央
    部に流体の流れ方向と直交するスリットが設けられたハ
    ウジングと、上記スリット部において上記流体に露出さ
    れるように設けられたセンサとによって構成したことを
    特徴とするカルマン渦型流量計。
JP7425078U 1978-05-31 1978-05-31 カルマン渦型流量計 Expired JPS5854671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7425078U JPS5854671Y2 (ja) 1978-05-31 1978-05-31 カルマン渦型流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7425078U JPS5854671Y2 (ja) 1978-05-31 1978-05-31 カルマン渦型流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54176364U JPS54176364U (ja) 1979-12-13
JPS5854671Y2 true JPS5854671Y2 (ja) 1983-12-13

Family

ID=28987613

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JP7425078U Expired JPS5854671Y2 (ja) 1978-05-31 1978-05-31 カルマン渦型流量計

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JPS54176364U (ja) 1979-12-13

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