JPS5854385Y2 - エキカイフウセイヨウキ - Google Patents
エキカイフウセイヨウキInfo
- Publication number
- JPS5854385Y2 JPS5854385Y2 JP1975165451U JP16545175U JPS5854385Y2 JP S5854385 Y2 JPS5854385 Y2 JP S5854385Y2 JP 1975165451 U JP1975165451 U JP 1975165451U JP 16545175 U JP16545175 U JP 16545175U JP S5854385 Y2 JPS5854385 Y2 JP S5854385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide film
- container
- heat
- lid
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱接着性樹脂で被覆された板紙製容器に易開封
性を与えた容器に関する。
性を与えた容器に関する。
熱接着性樹脂を被覆した板紙製容器を開封する際、熱接
着部分を剥がすのであるが、熱接着部分に予め何らの処
理を施してないと紙の層間剥離等が生じ、開封部分が非
常にきたなくなったり、又接着強度が強いため開封する
事自体支障をきたすことか゛ある。
着部分を剥がすのであるが、熱接着部分に予め何らの処
理を施してないと紙の層間剥離等が生じ、開封部分が非
常にきたなくなったり、又接着強度が強いため開封する
事自体支障をきたすことか゛ある。
本考案は上記の問題点を、熱接着部分に前処理を施すこ
とにより解決するものである。
とにより解決するものである。
従来は前処理の方法として、(1)熱接着部分にジノコ
ン系・塩化ゴム系等の抗接着性層を構成する事によりシ
ール強度を劣化さす。
ン系・塩化ゴム系等の抗接着性層を構成する事によりシ
ール強度を劣化さす。
(2)異種樹脂間で熱接着を行ない、疑似接着とする。
(3)熱接着性樹脂にある種の充填材を混合する事によ
り、シール強化を低下させる。
り、シール強化を低下させる。
等が行なわれている。本考案は熱接着性樹脂面に酸化皮
膜を形成させることによりシール強度を劣化させて易開
封性をもたせた容器を提供するものである。
膜を形成させることによりシール強度を劣化させて易開
封性をもたせた容器を提供するものである。
次に本考案を図面を用いて詳細に説明すれば、第1図に
示した如く板紙1等より成る容器本体及び蓋の熱接着性
樹脂2面の全面又は一部に、酸化剤の塗布、放電加工、
或は酸化性ガスでフレーム処理によって酸化皮膜3を形
成する。
示した如く板紙1等より成る容器本体及び蓋の熱接着性
樹脂2面の全面又は一部に、酸化剤の塗布、放電加工、
或は酸化性ガスでフレーム処理によって酸化皮膜3を形
成する。
次に容器本体と蓋の酸化皮膜3を形成した部分を第2図
の如く合わせ熱接着すれば、この接着部分のシール度は
酸化皮膜3で処理した度合に比例して低下する。
の如く合わせ熱接着すれば、この接着部分のシール度は
酸化皮膜3で処理した度合に比例して低下する。
したがって開封のきっかけをもたせるだけであれば一部
分だけを酸化処理すればよいし、全面をきれいに剥離さ
せるならばシール部全面を酸化処理すればよい。
分だけを酸化処理すればよいし、全面をきれいに剥離さ
せるならばシール部全面を酸化処理すればよい。
本考案は、以上の如き構成を有するため酸化処理を施し
て酸化皮膜を形成させた熱接着性樹脂面をヒートシール
すれば、開封の際この部分は簡単に剥離でき、且つ板紙
の層間剥離等が生ヒなため紙粉が容器に入ることがなく
、さらに開封後の美観が損われることもない。
て酸化皮膜を形成させた熱接着性樹脂面をヒートシール
すれば、開封の際この部分は簡単に剥離でき、且つ板紙
の層間剥離等が生ヒなため紙粉が容器に入ることがなく
、さらに開封後の美観が損われることもない。
また酸化皮膜の処理を施す度合によって接着強度を変え
ることが可能なため容器の用途により適度な易開封性を
もたせることができ至便である。
ることが可能なため容器の用途により適度な易開封性を
もたせることができ至便である。
図面は本考案の易開封性容器を示すものであり、第1図
は板紙に酸化処理を施した状態の断面図、第2図は熱接
着終了後の断面図である。 1・・・・・・板紙、2・・・・・・熱接着性樹脂、3
・・・・・・酸化皮膜。
は板紙に酸化処理を施した状態の断面図、第2図は熱接
着終了後の断面図である。 1・・・・・・板紙、2・・・・・・熱接着性樹脂、3
・・・・・・酸化皮膜。
Claims (1)
- 熱接着性樹脂で被覆された板紙等からなる容器に於いて
、蓋および容器本体の熱接着性樹脂面の一部または全面
に酸化皮膜を形成し、蓋の酸化皮膜を形成した部分と容
器本体の酸化皮膜を形成た部分とが一致するように蓋と
容器本体を熱接着したことを特徴とする易開封性容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975165451U JPS5854385Y2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | エキカイフウセイヨウキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975165451U JPS5854385Y2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | エキカイフウセイヨウキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5277869U JPS5277869U (ja) | 1977-06-10 |
JPS5854385Y2 true JPS5854385Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=28644183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975165451U Expired JPS5854385Y2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | エキカイフウセイヨウキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854385Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4456164A (en) * | 1982-05-18 | 1984-06-26 | Keyes Fibre Company | Deliddable ovenable container |
-
1975
- 1975-12-08 JP JP1975165451U patent/JPS5854385Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5277869U (ja) | 1977-06-10 |
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