JPS5853805B2 - パイロット信号の除去装置 - Google Patents

パイロット信号の除去装置

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JPS5853805B2
JPS5853805B2 JP54016557A JP1655779A JPS5853805B2 JP S5853805 B2 JPS5853805 B2 JP S5853805B2 JP 54016557 A JP54016557 A JP 54016557A JP 1655779 A JP1655779 A JP 1655779A JP S5853805 B2 JPS5853805 B2 JP S5853805B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は搬送波抑圧AMFM放送波を受信してステレオ
信号を得る際に復調信号中に含まれることのあるパイロ
ット信号を除去する方法に関する。
搬送波抑圧AMFM放送波の受信に当り、送信抑から送
られて来た19KHzのパイロット信号は、副チャンネ
ル信号を復調して差信号(L−R)成分と反転差信号(
R−L)成分とを得るために用いられるステレオ復号信
号を発生させる際には必要なものであるが、復調された
信号にとっては全く不要なものであり、かえって復調信
号中にパイロット信号が含まれていた場合には、19K
Hz付近にボールのある低域濾波器に復調信号を通して
復調信号中のパイロット信号成分を除去しなければなら
ず、それにより復調信号の周波数レスポンス特性の劣化
を招来することも起こるために、復調信号にとってパイ
ロット信号の存在はむしろ有害なものといえる。
それで、従来から、パイロット信号が復調信号中に含ま
れないようにするために、パイロット信号に同期したパ
イロット信号打消用信号(以下、単に打消用信号と記載
されることもある)を作りこの打消用信号によって不要
なパイロット信号を打消してパイロット信号を除去する
ようにしていた。
第1図は、上記のようなパイロット信号の除去方法が適
用された従来のFMステレオ信号の復調部の一例構成を
示すブロック図であって、この第1図において、ステレ
オ復号信号はフェーズ・ロックド・ループ(PLL)構
成となされているステレオ復号信号発生回路(第1図中
では破線枠PLLで示している)で発生されて、ステレ
オ動作停止スイッチ4と線27とを介してステレオ復調
器3に供給される。
ステレオ復号信号発生回路PLLは、制御可能な発振器
1と上分周器2,5、位相比較器6、低域濾波器7、直
流増幅器8とによるループで構成されており、ロック状
態においては入力端子23に供給された複合ステレオ信
号中の19 KHzのパイロット信号23(第2図d図
)の位相に対して90’の位相差を有する信号31(第
2図す図)が上分周器5から位相比較器6へ比較波とし
て供給1 されるように周知のPLL動作を行ない、7分周器2か
ら基本周波数が38Kf(zでパイロット信号33に対
して所定の位相関係にあるステレオ復号信号30(第2
図a図)が送出される。
ステレオ復号信号発生回路PLLからステレオ復調器3
に供給されるステレオ復号信号30は、第2図a図示の
ようなデユーティ比50係の矩形波信号であって、この
ステレオ復号信号30はその振幅レベルを±Aとしてフ
ーリエ展開すると次の(1)式で示されるものとなる。
ただし、ω38はステレオ復号信号の角周波数を示す。
9は上分局器5の出力信号31を同期信号として上分品
器2の出力信号30を上分周し、第2図2
2 、 C図示のような矩形波信号32、すなわち、7分周器5
の出力信号31と90’の位相差を示しデユーティ比が
50%で19 KHzの基本周波数を有する矩形波信号
32を送出する百分周器である。
10は位相比較器であり、この位相比較器10は入力端
子23に供給された少くともパイロット信号33を含む
複合ステレオ信号と、分周器9からの出力信号32とを
掛算し、その積信号を低域濾波器11に与える。
低域濾波器11では、それに与えられた積信号中の高域
成分を除去して直流増幅器12.18に与える。
直流増幅器12からの出力信号は、あるしきい値とヒス
テリシス特性を有するスイッチ回路13に入力される。
スイッチ回路13はそれへの入力信号を判定して出力信
号を送出し、それによりステレオ表示器15の駆動回路
14やステレオ動作停止スイッチ4の動作状態が切換え
られるようにする。
16は強制モノラル化スイッチ回路であり、この強制モ
ノラル化スイッチ回路16はステレオ放送時でもステレ
オ復調が行なわれないようにするステし・オ動作停止ス
イッチ4をスイッチ17によってステレオ動作を行なわ
れない状態に切換える動作を行なう。
さて、上分周器9からの出力信号32とパイロット信号
33とはPLLがロックした状態において第2図c、d
図より明らかなように同位相(逆位相の場合もある)の
関係にあるから、位相比較器10における前記した2信
号32.33による掛算動作は、パイロット信号33に
対して周期検波を行なっていることになる。
したがって、位相比較器10からの積信号を低域濾波器
11に通して得られる直流信号は、パイロット信号33
の振幅に比例した直流信号となっているから、前記した
スイッチ回路13では直流増幅器12の出力信号をスイ
ッチ回路13で設定されているしきい値と比較すること
により、パイロット信号の有無の判断を行なって、前記
のような各ステレオスイッチの自動切換えを行なってい
ることになる。
第1図示の装置において、位相比較器10と低域濾波器
11とからなる同期検波部から得られたパイロット信号
の振幅に比例する直流信号は、直流増幅器18によって
増幅された後に掛算器19に与えられる。
前記の掛算器19では前記した直流信号と支分周器5か
らの出力信号31との掛算を行なって、掛算器19から
は、信号31と同じ波形でパイロット信号の振幅に比例
した振幅を有し、かつ、チューティ比が50%の19
KHzの矩形波信号が出力される。
掛算器19からの出力信号は、ステレオ動作停止スイッ
チ4と同様の動作を行なう打消動作停止スイッチ20を
経てから積分器21で積分される。
積分器21によって積分された信号は、第2図e図示の
ような三角波形の信号34であり、この信号34はその
振幅がパイロット信号の振幅に比例しており、かつ、パ
イロット信号と同位相あるいは逆位相の19KHz対称
三角波信号である。
そして、この信号34はこれが打消用信号として用いら
れ、その基本波成分と入力端子24に供給される複合ス
テレオ信号中のパイロット信号とが打消し合うように合
成器22において複合ステレオ信号と合成され、合成器
22からの出力信号が、復調器3へそれの入力信号とし
て線28を介して供給される。
復調器3では線28を介して与えられる複合ステレオ信
号と、線2Tを介して与えられるステレオ復号信号との
掛算、及び、前記の掛算によって得られた差信号と反転
差信号と複合ステレオ信号中の主チヤンネル信号とのマ
トリクス合成などの信号処理を行なって、出力端子25
には左側信号(L)が、また出力端子26には右側信号
(8)が、それぞれ出力されうるように動作する。
そして、第1図示の従来の回路配置においては、前述の
ように入力端子24に供給される複合ステレオ信号と打
消用信号とを合成器22で合成することにより、出力端
子25.26から送出される出力信号中の19KFIz
のパイロット信号成分が除去されるべくなされているも
のである。
ところで、複合ステレオ信号は、左側信針りと右側信号
(R)との和信号(L+R)からなる主チヤンネル信号
と、左側信号(L)と右側信号(2)との差信号(L−
R)を信号波として2ωp(ただし、ωpはパイロット
信号の角周波数)の搬送波を振幅変調して得た搬送波抑
圧振幅変調波よりなる副チャンネル信号と、パイロット
信号波とによって横取されているが、今、複合ステレオ
信号C(t)を次の(2)式で示されるものとし、上記
した第1図示の従来の回路配置におけるパイロット信号
の除去比などについて説明すると次のとおりである。
(ただし、Pはパイロット信号の振幅) 復調器3に対して線27を介して供給されるステレオ復
号信号は、既述の(1)式で示されるような成分を有し
ているものであるが、ここで、復調器3における差信号
(L−R)成分と反転差信号(R−L)成分との復調の
ためのステレオ復号信号と複合ステレオ信号との掛算動
作だけに限らず、左右のセパレーションを最大となしう
るようなマトリクス合成動作も行なわれている如き復調
器全体を考えた場合に、この復調器においてそれに入力
される。
複合ステレオ信号に掛算されるべきステレオ復号信号は
、左出力側のステレオ復号信号Dl(t)と右出力側の
ステレオ復号Dr(t)とについてそれぞれ(3) 、
(4)式で表わすことができる。
(ただし、Mはステレオ復号信号の振幅、すなわち、復
調器の利得に相当する定数である)また、前述した打消
用信号34をE(t)とすると、打消用信号E(t)は
次の(5)式で表わすことができる。
(ただし、Pはパイロット信号の振幅、Nは比例定数で
あり、PNはパイロット信号の振幅に比例する振幅成分
を表わしている) 合成器22において、複合ステレオ信号C(t)に打消
用信号E(t)を合成する比率をk(kは複合ステレオ
信号中のパイロット信号と打消用信号とが同位相の場合
には負、逆位相の場合には正の定数)とし、また、合成
器22の出力信号をS (t)とすると、合成器22の
出力信号5(t)は次の(6)式で示されるものとなる
復調器の左側出力信号は、(6)式で示される信号5(
t)に(3)式で示されるステレオ復号信号り、5(t
)を掛算したものになるが、復調器の左側出力信号中の
ω、酸成分Fl(t)とすると、Fl(t)は次の(7
)式%式% 同様にして右側出力信号中のω 成分の振幅Fr(t)
lを求めてみると、IFr(t)lは上記の(8)式で
示されるl Fl(t)Iと全く等しい値のものとなる
から、今、l Fl(t) l = l Fr(t)
l = IF(t) lとして、** l F(t)
lの最小値IF(t)1.紡を求めると、IP(t)I
の最小値は合成器22における合成比率kが次の(9)
式で示される値となされた時に(10)式で示されるも
のとして得られ、 次に、打消しを行なわない場合、すなわち、Oの場合の
出力信号中のω、戊成分振幅 F(t)lk=0は、 (11)式のように表わされるものとなる。
以上のことから、最大のパイロット信号除去比qmax
を求めると、qmaXは次の(12)式のように示され
るものとなる。
すなわち、第1図示の従来の回路配置においては、合成
器22における合成比率kが(9)式で示される値に調
整された場合に最大の除去比、約25.3dBが得られ
、この時には出力信号中のω、(19K)Iz )成分
のレベルが、打消しを行なわない場合よりも約−25,
3dBだけ抑圧された値となされるのである。
前記の値は、ステレオ放送受信時の変調周波数IKHz
の信号に対するS/N値に換算すると、50μSeCの
ディエンファシス特性も含めて約56.6bBとなるか
、この56.6dBの値は高忠実度再生を行なうことが
必要とされる機器についてみた場合には、このままでは
実用にならない値である。
したがって、従来の回路配置では復調された信号中にお
ける19KHz成分をさらに減衰させるための低域濾波
器を用いる必要があり、そのために復調信号の高域成分
の周波数平坦性を少なからず損ねてしまうということが
問題となる。
このように、第1図示の従来の回路配置においては、出
力信号中のパイロット信号成分の除去比を充分に大きく
することができないという欠点がある。
前記の欠点を解決する手段としては、例えば、コイルと
コンデンサとによって構成した共振回路を用いて、打消
用信号を殆んど高調波成分の含まない状態のものとし、
それにより充分に大きな除去比が得られるようにするこ
とが考えられるが、この解決手段ではコイルを用いるこ
とにより、誘導性ノイズを拾い易く、また、コイルやコ
ンデンサの値が少しでもずれると打消用信号の位相が変
化して除去比が劣化するというような安定性の面からの
問題が生じ、さらにコイルの使用は復調部のIC化に際
してスペースの面で不利を招き、さらにまたコスト面で
も不利となるなどの諸欠点が問題となるために採用し難
いのである。
本発明は、第1図示の従来の回路配置におけるように、
合成器22によって打消用信号と合成された複合ステレ
オ信号が、それとステレオ復号信号とによって差信号(
L−R)成分と反転差信号(R−L)成分とを得る際に
用いられると共に、差信号(R−L)ff分と反転差信
号(R−L)成分とから左側信号(Dと右側信号(R)
とを得る際のマトリクス合成の際にも用いられている場
合には、合成器22からの出力信号として得られる複合
ステレオ信号中のパイロット信号が打消用信号の基本波
成分によって良好に打消された状態となされていても復
調動作に当って行なわれる複合ステレオ信号とステレオ
復号信号との掛算により、打消用信号の高調波成分とス
テレオ復号信号の基本波成分及び高調波成分との積の結
果として信号中には再びωp酸成分生じてしまうという
ことのために、ω、酸成分除去には限界が存在していた
点に着目し、差信号(L−R)成分と反転差信号(R−
L)成分とを得る際に用いられるべき複合ステレオ信号
と、左側信号(L)と右側信号刊とを分離して得る際に
用いられるべき複合ステレオ信号とが、それぞれ異なる
適当な合成比で打消用信号と合成されている状態のもの
を用いることにより、復調出力信号中のω、酸成分完全
に除去できるようにするという、優れたパイロット信号
の除去装置を提供して、既述した従来例における諸欠点
を解消したものである。
すなわち、本発明は、所定のステレオ復号信号を用いた
復調動作によって、少なくとも副チャンネル信号を含む
複合ステレオ信号より得た差信号(L−R)e、分と反
転差信号(R−L)成分とのそれぞれに、少なくとも主
チヤンネル信号(L+R)を含む複合ステレオ信号を合
成することにより、左側信号(L)と右側信号(R)と
を分離してステレオ信号の各チャンネル信号を得る場合
に出力信号中に生じる不要なパイロット信号成分を除去
できるパイロット信号の除去装置であって、パイロット
信号を同期検波して得たパイロット信号の振幅に振幅に
比例する直流信号と、基本周波数がパイロット信号に等
しく、かつ、所定の位相関係を有してパイロット信号に
同期している状態の対称波形信号とによって振幅がパイ
ロット信号の振幅に比例し、かつ、パイロット信号と基
本周波数が等しく、パイロット信号と同相あるいは逆相
の位相関係でパイロット信号と同期している状態の打消
用信号を得る手段と、前記した所定のステレオ復号信号
を用いて少なくとも副チャンネル信号を含む複合ステレ
オ信号から差信号(L−R)成分と反転差信号(R−L
)成分とを復調する際に用いられるべき複合ステレオ信
号として、複合ステレオ信号と前記した打消用信号とが
第1の所定の比率での合成、すなわち、パイロット信号
の基本周波数成分が除去された状態の出力信号が得られ
るように、前記した打消用信号に含まれる高調波成分と
前記した所定のステレオ復号信号に含まれる高調波成分
とに応じて定まる第1の所定の比率で合成されたものが
用いられるようにする手段と、差信号(L−R)成分と
反転差信号(R−L)成分と少なくとも主チヤンネル信
号を含む複合ステレオ信号とによって、左側信号CL)
と右側信号(R)とを分離して取出す際に用いられるべ
き複合ステレオ信号として、複合ステレオ信号と打消用
信号とが第2の所定の比率での合成、すなわち複合ステ
レオ信号に含まれるパイロット信号の基本波成分と前記
した打消用信号の基本波成分とが互いに打消し合うよう
な第2の所定の比率で合成されたものを使用する手段と
からなるパイロット信号の除去装置を提供して、復調出
力信号中に不要なパイロット信号成分が生じないように
したものである。
第3図乃至第5図は、それぞれ本発明のパイロット信号
の除去装置における復調部のブロック図であって、各図
において3Aは線27を介して与えられる所定のステレ
オ復号信号と、線28を介して与えられる少なくとも副
チャンネル信号を含む複合ステレオ信号との掛算を行な
って、差信号(L−R)成分と反転差信号(R−L)成
分とを出力しうるように構成された復調回路であり、ま
た、35は端子24に供給された複合ステレオ信号と線
29を介して供給された打消用信号とを第1の所定の比
率、すなわち、パイロット信号の基本周波数成分が除去
された状態の復調回路3Aの積出力信号が得られるよう
に、打消用信号に含まれる高調波成分と所定のステレオ
復号信号に含まれる高周波成分とに応じて定まる第1の
所定の比率で合成する合成器であり、さらに、25.2
6は復調器3の出力端子である。
また、第3図において36は、端子24に供給された複
合ステレオ信号と、線29を介して供給された打消用信
用とを第2の所定の比率、すなわち、複合ステレオ信号
に含まれるパイロット信号と、打消用信号の基本波成分
とが互いに打消し合うように第2の所定の比率で合成す
る合成器であり、また、37゜38はそれぞれ復調回路
3Aからの出力信号と合成器36の出力信号とを合成し
て左側信号(L)と右側信号(R)とを出力しつるよう
に構成されている合成器である。
さらに、第4図及び第5図における39は、既述した第
3図中における合成器36と合成器37とがそれぞれ有
している機能を併わせもつように構成された合成器であ
り、また40は第3図中における合成器38とがそれぞ
れ有している機能を併わせもつように構成された合成器
である。
復調器3に線27を介して供給されるステレオ復号信号
は、適当な構成のステレオ複合信号発生回路において発
生されるものであり、ステレオ復号信号はそれが復調回
路3Aにおいて複合ステレオ信号に含まれている副チャ
ンネル信号と掛算されることにより、復調回路3Aの出
力信号として差信号(L−R)成分と、反転差信号(R
−L)成分とを生じさせることができるような繰返し周
波数と位相及びチューティサイクルならびに波形などを
有するものである。
また、線29を介して供給される打消用信号はパイロッ
ト信号を同期検波して得たパイロット信号の振幅に比例
する直流信号と、基本周波数がパイロット信号に等しく
、かつ、所定の位相関係を有してパイロット信号に同期
している状態の対称波形信号とによって作られたもので
、それは、振幅がパイロット信号の振幅に比例し、かつ
、パイロット信号と基本周波数が等しく、パイロット信
号と同期している状態の信号である。
打消用信号を作る場合に必要とされるパイロット信号の
振幅に比例する直流信号は、例えば第1図に示す従来例
回路の場合と同様にパイロット信号を同期検波すること
によって容易に得ることができるが、前記の直流信号を
得る手段が第1図示の例に限定されるものではなく、要
するに、パイロット信号を同期検波することによって直
流信号が得られるようになされていればよいのである。
すなわち、第1図示の従来例の場合には、同期検波の際
に用いられる同期信号(サンプリング信号)として、パ
イロット信号と同相あるいは逆相であってデユーティ比
が50%の矩形波信号を用いているが、上記の同期信号
としては、上記の場合に比べである程度位相がずれてい
る信号、あるいは3値信号などであっても、それがパイ
ロット信号に同期している信号でありさえすれば同期検
波の際の同期信号として用いることができるのである。
このように、パイロット信号を同期検波することによっ
て得られたパイロット信号の振幅に比例した大きさを有
する直流信号を用いて打消用信号を作り出せば、その打
消用信号の振幅はパイロット信号の振幅に比例したもの
となることは明らかである。
パイロット信号のレベルは、75KHzの周波数偏移を
変調度100%とした場合の8〜10係と規定されてい
るが、放送局によってパイロット信号のレベルが上記の
範囲内で変化しても、打消用信号の振幅もパイロット信
号の振幅の変化に追従して変化するので、パイロット信
号の除去は常に良好な状態で行なわれうるのである。
打消用信号は既述のように、パイロット信号の振幅に比
例した振幅を有し、かつ、パイロット信号と同相あるい
は逆相であって、しかもパイロット信号に同期した信号
であるが、このような打消用信号を得る方法としては大
別して次の2つが考えられる。
すなわち、打消用信号を得る第1の方法は、既述のよう
にして得たパイロット信号の振幅に比例する直流信号と
、パイロット信号と同相あるいは逆相の状態でパイロッ
ト信号に同期している対称波形信号とを掛算して、その
積信号として打消用信号を得るという方法(第5図中に
はこのような方法によって打消用信号が作られるように
した回路配置が示されている)であり、また、打消用信
号を得る第2の方法は、既述した第1図示の回路配置に
おいても採用されている方法、すなわち、既述のように
して得たパイロット信号の振幅に比例する直流信号と、
パイロット信号と+90’の位相差(または−900の
位相差)を保持してパイロット信号と同期している対称
波形信号とを掛算し、その積信号を積分することにより
打消用信号を得るという方法である。
そして、上記した2つの方法の内のどちらの方法を採用
する場合であっても、パイロット信号の振幅に比例した
直流信号に掛算すべき対称波形信号は、ステレオ復号信
号の発生回路より容易に得ることができる。
また、前記の掛算の結果として得られる積信号の波形は
、前記した対称波形信号の波形と相似な波形となるが、
前記した第2の方法によって得られる打消用信号は積分
によって高調波成分の減少された状態のものとなる。
なお、積分の方法は例えば積信号電流でコンデンサを充
放電した時のコンデンサの端子電圧として得られる。
このようにして得られる打消用信号は、振幅がパイロッ
ト信号の振幅にある一定の比率で比例し。
かつ、パイロット信号と同相あるいは逆相の関係で同期
した信号となるが、この信号は前記した対称波形信号に
応じて一定の高調波成分を含んだものとなる。
次に、本発明のパイロット信号の除去装置における復調
部の動作を第3図乃至第5図を参煕して説明することと
し、まず第3図示のものを代表例にとって説明する。
第3図示のような回路配置を有する復調部は、端子24
に対して既述した(2)式で示されるような複合ステレ
オ信号C(t)が供給され、また、線27を介して次の
03)式で示されるようなステレオ復号信号D’ (t
) が供給され(ただし、M′は復調器の利得に相当する定
数)、さらに、線29を介して既述した(5)式で示さ
れるような打消用信号E(t)が供給されることによっ
て、出力端子25.26にパイロット信号成分(ω、酸
成分が良好に除去された状態の左、右側信号(L) 、
(R)が出力されるように動作するのであるが、まず
、可聴周波数の信号成分に着目して復調部における復調
回路3Aとマトリクス合成部との動作を考えると、可聴
周波数においてはパイロット信号の打消しは関係がない
ものとして※※合成器35.36の動作を無視すること
ができ、復調回路3Aの出力信号の可聴周波数成分J(
t)はαa式で示されるものとなる。
合成器37.38において復調回路3Aの出力信号に入
力端子24から供給される複合ステレオ信号を合成する
比率を共にl(正負どちらの値もとりうる)とすると、
合成器37.38の出力信号の可聴周波数成分Q(t)
は、 (15)式のようになる。
ここで、 合成比率lを (16)式のように選んだとすると、合成器37の出力
信号の可聴周波数成分Q(t)は1.38 (17)式のようになる。
すなわち、復調回路3Aから合成器37に対しM′ て(−z (L−R))の信号成分が与えられ、また、
復調回路3Aから合成器38に対してM′ (−T(L−R月の信号成分が与えられるものとすると
、出力端子25には左側信号(L)が、また、出力端子
26には右側信号(8)がそれぞれ分離出力されるので
ある。
このような可聴周波数の信号成分に対する復調動作は、
従来のステレオ復調器における可聴周波数の信号成分に
対する復調動作と同様なものである。
さて、第3図の復調部において、合成器35における複
合ステレオ信号と打消用信号との合成比率を既述した第
1図示の回路配置中の合成器22の場合と同様にkとし
、打消用信号が(5)式で示される三角波信号E(t)
であるとすると、合成器35からの出力信号は(6)式
で示される信号5(t)となる。
復調回路3Aからの出力信号は、(6)式で示される信
号S (t)とα(ト)式で示されるステレオ復号信号
D ’(t)との積信号となるが、復調回路3Aからの
出力信号中のω、威分F ’(t)は、次の0樽式で示
されるものとなる。
したがって、合成器35における合成比率kを次の(1
9)式で示されるような値に選定すると、Fit)=O
1すなわち、復調回路3Aの出力信号にはω、酸成分含
まれなくなる。
一方、合成器36における複合ステレオ信号と打消用信
号との合成比率をmとし、合成器36の出力信号をT(
t)とすると、 合成器36の出力信号T(t)は(20)式のように表
わされる。
そして、信号T(t)中のω、威分をU(t)とすると
、U(t)は次の09式で示されるものとなる。
したがって、合成器36における合成比率mを次の(2
21式で示されるような値に設定すると、U(t)=O
1すなわち、合成器36の出力信号にはω。
成分は含まれなくなる。
このように、合成器35.36における合成比率に、m
をそれぞれ(191、(2試のように選定した場合には
、合成器37.38に入力される信号の例れのものにも
ω、酸成分含まれてなく、したかっで、合成器37.3
8の出力信号中にはω、酸成分含まれないことになる。
このことは本発明のパイロット信号の除去装置では、復
調器3の出力端子25.26に現われる出力信号からは
、原理的にパイロット信号成分に除去されていることを
意味している。
第5図は矩形波の打消用信号の発生回路が用いられてい
る場合のパイロット信号除去装置の一例構成を示してお
り、この第5図中において、既述した第1図示の回路配
置における構成部分と対応する構成部分には、第1図中
に用いられた図面符号と同一の図面符号が用いられてい
る。
この第5図において、7分周器9から同期信号が与えら
れている位相比較器10と低域濾波器11とからなる同
期検波部で発生されたパイロット信号の振幅に比例する
直流信号は、直流増幅器**18によって増幅された後
に掛算器41に加えられる。
掛算器41では、前記の直流信号と、部分周器9の出力
信号32(第2図C図示の信号で、この信号32はパイ
ロット信号33に対して同相または逆相の関係で、パイ
ロット信号33と同期している19KHzのデユーティ
比が50%矩形波信号である)とを掛算して積信号を出
力するが、この掛算器41から出力された積信号はパイ
ロット信号の振幅に比例した振幅を有し、かつ、パイロ
ット信号と基本周波数が等しく、パイロット信号と同相
あるいは逆相の位相関係でパイロット信号と同期してい
る状態のデユーティ比が50%の矩形波信号であって、
これが打消用信号E’(t)として線29を介して復調
部に供給される。
この第5図には、それに用いられる復調部が第4図示の
構成態様のものであるとして示されている。
前記の打消用信号E’(t)は次の(23)式のように
示される。
(ただし、N′は比例定数であって、これは同期検波部
の検波効率や直流増幅器18の利得、掛算器41の利得
などによって定まる) また、復調部には線27を介して03)式で示されるよ
うなステレオ復号信号D’(t)が供給さ札入力端子2
4には既述した(2)式で示される複合ステレオ信号C
(t)が加えられている。
この第5図において、その合成器35からは04)式に
示されるような出力信号S ’(t)が線28を介して
復調回路3Aに供給される。
復調回路3Aでは、合成器35から線28を介してそれ
に与えられている信号S’(t)と、線27を介してそ
れに与えられているステレオ復号信号D’(t)との掛
算を行なう。
そして、復調回路3M)らの出力信号中のω2構成V
(t)は次(25)式で示されるものとなる。
したがって、合成器35における複合ステレオ信号と打
消用信号との合成比率kを、 (26)式で示される値となるように選定すると、復調
回路3Aの出力信号中のω、酸成分[)は零、すなわち
、復調回路3Aの出力信号中のω、J分は完全に除去さ
れるのである。
さて、第4図及び第5図に示されている復調部において
は、それのマトリクス合成部に用いられている合成器と
して、既述したように第3図中における合成器36と合
成器37とがそれぞれ有している機能を併わせもつよう
な合成器39と、第3図中における合成器36と合成器
38とがそれぞれ有している機能を併わせもつような合
成器40とを備えていて、前記の各合成器39,40に
はそれぞへ複合ステレオ信号と打消用信号と、復調回路
3Aの出力信号との3つの入力信号が供給されている。
合成器39と合成器40とにそれぞれ供給される3つの
入力信号の合成比の内で、複合ステレオ信号と打消用信
号との合成の比率をそれぞれが第3図中の合成器36に
おける複合ステレオ信号と打消用信号との合成の比率と
同じになるようにすれば、第3図のものにおける打消用
信号の結合手段と第4図、第5図示のもの打消用信号の
結合手段とは全く等しい機能をもつことになる。
したがって、マトリクス合成部における合成器39゜4
0における合成器39.40における合成比についても
前述した第3図示の場合と全く同様に考えることができ
、合成器39.40における複合ステレオ信号に対する
打消用信号の合成比率m′を、 (27)式のように選定すると、復調回路3Aの出力信
号に合成するために用いられる信号からω、酸成分完全
に除去できる。
したがって、各合成器35,39,40における各合成
比率を(26) 、 (2にのように設定すれば、出力
端子25,26に出力される信号はω、酸成分全く含ま
れていないものとなる。
以上の2例の説明から明らかなように、本発明のパイロ
ット信号の除去装置においては、各種の打消用信号及び
各種のステレオ復号信号を用いてパイロット信号の除去
を行なうことができるのであり、合成器における信号の
合成比率を適切な値に設定することにより、どのような
ステレオ復号信号と打消用信号とのあらゆる組合わせに
おいても出力信号中からω 成分を完全に除去すること
ができる。
そして、本発明装置は前記の2例に限定されず、例えば
3値あるいは4値のパルス波形を有するステレオ復号信
号を使用する復調システムや、台形波状あるいは3値や
4値の多値パルス波状の打消用信号などを用いた場合に
も良好に適応できる。
すなわち、本発明の実施に当っては、ステレオ復号信号
として:a3)式に示されるものには限定されないので
あり、例えば、ステレオ復号信号として、3次の高調波
及びその倍数法高調波を含んでいない3値パルス波形の
信号Dxを用いた場合を例をとって説明すると次のとお
りである。
また、使用されたパイロット打消用信号も限定されない
ものであるが、(23)式で示される信号E’(t)が
パイロット打消用信号として用いられるものとし、(2
4)式で表わされる信号S’(t)が復調回路3Aに※
※供給されるものとすると、この場合に、復調回路3A
から出力される出力信号中のωp酸成分(t)は次の(
29)式で示される。
したがって、 合成比率Kを次の(30)式 で示されるものに選定すると、G(t)−〇、すなわち
、゛復調回路3Aの出力信号中には、ωpg分は含まれ
なくなる。
このように、本願の発明では、ステレオ復号信号とパイ
ロット信号の打消用信号とに応じて、Kの値を選ぶこと
により、復調回路3Aの出力信号からパイロット信号の
周波数成分が除去できるのであり、本発明の実施に当っ
ては、ステレオ復号信号やパイロット信号の打消用信号
が限定されることはないのである。
なお、実施例の説明においては、あたかも合成器の合成
比率を調整することによりパイロット信号の打消量を加
減しているかのような表現をとっているが、本発明装置
においては、合成器の2つの合成比率の値の比を揃えて
おけば、合成比率をある値に設定しておいてNやN′の
値、すなわち、同期検波部の検波効率や直流増幅器の利
得や掛算器41の利得(変換効率)あるいはそれらの各
部間の結合度等の内のいずれかを調整することによりパ
イロット信号成分の打消量を加減することも可能である
ことはいうまでもない。
以上のとおりであって、本発明のパイロット信号の除去
装置は、原理的にパイロット信号成分を完全に除去でき
る優れたパイロット信号の除去装置であって、パイロッ
ト信号の除去比を従来に比べて大巾に改善することがで
きる。
したがって、本発明装置を実施した場合には復調出力信
号を通す低域濾波器として簡単な構成のものが使用でき
、また、低域濾波器の使用により通過信号の周波数特性
の平坦性を損なわせることが少なくなり、さらに打消用
信号の高調波歪成分を除去するためのコイルを用いる必
要もないから、コスト的にみても、あるいはスペース的
にも、特性上及び特性の安定性などの各面において優れ
たステレオ復調部を容易に提供することができる他、本
発明装置はIC化にも適しているから、この点において
も大きな利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステレオ復調部の従来例のもののブロック図、
第2図a ”’−e図は説明用波形図、第39図乃至第
5図はそれぞれ本発明のパイロンへ信号除去装置におけ
る復調部のブロック図である。 1・・・・・・発振器、2,5,9・・・・・・百分周
器、3・・・・・・復調器、3A・・・・・・復調回路
、6,10・・・・・・位相比較器、7,11・・・・
・・低域濾波器、8.12 、1 B・・・・・・直流
増幅器、19,41・・・・・・掛算器、21・・・・
・・積分器、22.35〜40・・−・・・合成器、2
3゜24・・・・・・入力端子、25,26・・・・・
・出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定のステレオ復号信号を用いた復調動作によって
    、少なくとも副チャンネル信号を含む複合ステレオ信号
    より得た差信号(L−R)成分と反転差信号(R−L)
    成分とのそれぞれに、少なくとも主チヤンネル信号(L
    +R)を含む複合ステレオ信号を合成することにより左
    側信号りと右側信号(R)とを分離してステレオ信号の
    各チャンネル信号を得る場合には出力信号中に生じる不
    要なパイロット信号成分を除去する装置であって、パイ
    ロット信号を同期検波してパイロット信号の振幅に比例
    する直流信号を得る手段と、基本周波数がパイロット信
    号に等しく、かつ、所定の位相関係を有してパイロット
    信号に同期している状態の対称波形信号を得る手段と、
    前記の直流信号を得る手段によって得た直流信号と、前
    記の対称波形信号とによって、振幅がパイロット信号の
    振幅に比例し、かつ、パイロット信号と基本周波数が等
    しく、パイロット信号と同相あるいは逆相の位相関係で
    パイロット信号と同期している状態のパイロット信号打
    消用信号を得る手段と、前記した所定のステレオ復号信
    号を用いて少なくとも副チャンネル信号を含む複合ステ
    レオ信号から差信号(LR)成分と反転差信号(R−L
    )成分とを復調する際に用いられるべき複合ステレオ信
    号として、複合ステレオ信号と前記したパイロット信号
    打消用信号とが第1の所定の比率での合成、すなわち、
    パイロット信号の基本周波数成分が除去された状態の出
    力信号が得られるように、前記したパイロット信号打消
    用信号に含まれる高調波成分と前記した所定のステレオ
    復号に含まれる高調波成分とに応じて定まる第1の所定
    の比率で合成されたものが用いられるようにする手段と
    、差信号(L−R)成分と反転差信号(R−L)成分と
    少なくとも主チヤンネル信号を含む複合ステレオ信号と
    によって、左側信号化)と右側信号(R)とを分離して
    取出す際に用いられるべき複合ステレオ信号として、複
    合ステレオ信号とパイロット信号打消用信号とが第2の
    所定の比率での合成、すなわち、複合ステレオ信号に含
    まれるパイロット信号と前記したパイロット信号打消用
    信号の基本波成分とが互いに打消し合うような第2の所
    定の比率で合成されたものを使用する手段とからなるパ
    イロット信号の除去装置。
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