JPS5853563A - 動力舵取装置 - Google Patents
動力舵取装置Info
- Publication number
- JPS5853563A JPS5853563A JP14880381A JP14880381A JPS5853563A JP S5853563 A JPS5853563 A JP S5853563A JP 14880381 A JP14880381 A JP 14880381A JP 14880381 A JP14880381 A JP 14880381A JP S5853563 A JPS5853563 A JP S5853563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- worm shaft
- shaft
- control valve
- inner race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
- B62D5/083—Rotary valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、入力軸と出力軸とをトーションバを介して接
続し、入力軸とともに回転する弁ロータと、その弁ロー
タに回転自在に遊嵌し、ウオーム軸とともに回転する別
部材からなる弁スリーブとによって構成される回転制御
弁を備え、この弁スリーブには油圧ポンプからの圧力油
を供給する溝及び排出する溝が設けられており、出力軸
の負荷に応じたトーションバのねじれにより弁スリーブ
に対する弁ロータの相対回転位置に応じ、ウオーム軸に
螺合したピストンへの圧力流体を分配制御し、ピストン
に係合する出力軸に操舵出力を与える小形の回転制御弁
を備えた円滑な操舵感覚の得られる小形で軽量な動力舵
取装置に関する。
続し、入力軸とともに回転する弁ロータと、その弁ロー
タに回転自在に遊嵌し、ウオーム軸とともに回転する別
部材からなる弁スリーブとによって構成される回転制御
弁を備え、この弁スリーブには油圧ポンプからの圧力油
を供給する溝及び排出する溝が設けられており、出力軸
の負荷に応じたトーションバのねじれにより弁スリーブ
に対する弁ロータの相対回転位置に応じ、ウオーム軸に
螺合したピストンへの圧力流体を分配制御し、ピストン
に係合する出力軸に操舵出力を与える小形の回転制御弁
を備えた円滑な操舵感覚の得られる小形で軽量な動力舵
取装置に関する。
従来１この種の動力舵取装置については、省資源）省エ
ネルギーの対策から、自動車メーカーでは自動車の軽量
化への指向として、動力舵取装置の小形化による軽量化
と、室内スペースの拡大と動力舵取装置取付は周囲の簡
素化が急務であった。しかし、従来の動力舵取装置は入
力軸とともに回転する弁５−夕と、入力軸にトーシ冒ン
パを介して接続したウオーム軸とともに回転する弁スリ
ーブによって回転制御弁を構成し、弁ロータと弁スリー
ブとの相対回転に応じ、ウオーム軸に螺合したピストン
への圧力流体を分配制御し、このピストンに係合する出
力軸に操舵出力を与えるようにしている。この従来の装
置では入力軸と出力軸との間で、相対回転変位の生じる
操舵時において、入力トルクがウオーム軸とピストンと
の螺合により軸方向荷重としてウオーム軸を支持してい
るスラスト軸受に作用するが、特に回転制御弁側の圧力
室に流体圧力が作用するように入力軸を操舵した場合、
回転制御弁側スラスト軸受には、前記軸方向荷重のほか
に弁スリーブとウオーム軸シール部との直径差から流体
圧力による軸方向荷重も作用する。したがって、従来の
動力舵取装置ではウオーム軸が弁スリーブによって軸方
向に支持されているため、回転制御弁を構成している弁
スリーブと弁ロータとの間では、出力軸の負荷の変化に
よりウオーム軸に軸方向荷重が加わり、その影響は直接
弁スリーブに及び、弁スリーブと弁ロータとの間でとじ
れが発生し回転制御弁としての円滑な作動には問題があ
り、この回転制御弁を小形化することもできなかった。
ネルギーの対策から、自動車メーカーでは自動車の軽量
化への指向として、動力舵取装置の小形化による軽量化
と、室内スペースの拡大と動力舵取装置取付は周囲の簡
素化が急務であった。しかし、従来の動力舵取装置は入
力軸とともに回転する弁５−夕と、入力軸にトーシ冒ン
パを介して接続したウオーム軸とともに回転する弁スリ
ーブによって回転制御弁を構成し、弁ロータと弁スリー
ブとの相対回転に応じ、ウオーム軸に螺合したピストン
への圧力流体を分配制御し、このピストンに係合する出
力軸に操舵出力を与えるようにしている。この従来の装
置では入力軸と出力軸との間で、相対回転変位の生じる
操舵時において、入力トルクがウオーム軸とピストンと
の螺合により軸方向荷重としてウオーム軸を支持してい
るスラスト軸受に作用するが、特に回転制御弁側の圧力
室に流体圧力が作用するように入力軸を操舵した場合、
回転制御弁側スラスト軸受には、前記軸方向荷重のほか
に弁スリーブとウオーム軸シール部との直径差から流体
圧力による軸方向荷重も作用する。したがって、従来の
動力舵取装置ではウオーム軸が弁スリーブによって軸方
向に支持されているため、回転制御弁を構成している弁
スリーブと弁ロータとの間では、出力軸の負荷の変化に
よりウオーム軸に軸方向荷重が加わり、その影響は直接
弁スリーブに及び、弁スリーブと弁ロータとの間でとじ
れが発生し回転制御弁としての円滑な作動には問題があ
り、この回転制御弁を小形化することもできなかった。
本発明はこのような従来の動力舵取装置の問題点を解決
し、円滑な操舵感覚の得られる小形で作動効率のよい軽
量な動力舵取装置の提供を課題とするものであり、動力
舵取装置の回転制御弁の構成は、弁ロータが入力軸に形
成されており、その外周には回転自在に遊嵌されたウオ
ーム軸と別部材からなり、かつ、別に支持された弁スリ
ーブで構成されている。ウオーム軸においてはこの回転
制御弁側をウオーム軸にインナーレースを形成した斜接
玉軸受で支持することにより、従来の回転制御弁で問題
となった弁口−タと弁スリーブのこじ省を、又弁スリー
ブをインナーレースの内径側に遊嵌し、さらにウオーム
軸を斜橋玉軸受で支持し、他方、シリンダ端側をスラス
トニードル軸受で支持することによりウオーム軸のこじ
れによる支持軸受の片当りも解消し、インナーレースと
ウオーム軸の一本化および回転制御弁をインナーレース
の内径側に構成することにより、動力舵取装置としての
小形化、軽量化を図るものである。この動力舵取装置の
回転制御弁を構成する弁スリーブは、ウオーム軸と別部
材からなり、内径部に流量制御のための軸方向の溝を持
ち外径部には圧力流体を分配し、圧力室と区分する円周
溝及びシール溝を設けており、ウオーム軸を支持してい
るウオーム軸と一体形成されたインナーレースをもつ斜
橋玉軸受のインナーレースの内径部で、インナーレース
の内径部と外径部との肉厚部分のほぼ中央を通る作用線
の間の・、入力軸とウオーム軸との軸線上で、弁ロータ
を形成した入力軸とバルブハウジングの間に遊嵌して配
置されており、弁スリーブを収容するウオーム軸に形成
したインナーレースをもつ斜橋玉軸受のインナーレース
の内径は、バルブハウジングの内径よりわずかに大きく
しである。しだがってバルブハウジングの内径と斜橋玉
軸受のインナーレースの内径との直径差により、圧力室
に圧力が作用した場合、弁スリーブがインナーレースか
ら抜けでないよう、ウオーム軸に一体形成されたインナ
ーレースの内径側に遊嵌し、ウオーム軸に圧入した軸方
向ピンにより回転方向に位置決めされ、入力軸側はスナ
ップリングで軸方向に位置決めされてウオーム軸の回転
が弁スリーブに伝達されるので、出力軸の負荷に応じて
軸方向荷重が作用し、ウオーム軸が偏心回転し軸方向荷
重によりウオーム軸に一体形成したウオーム軸を支持す
る斜橋玉軸受のインナーレースがこじれても、ウオーム
軸の負荷に影響なく回転制御弁の弁ロータと弁スリーブ
は、こじれることなく円滑に弁作動を行うことができ、
入力軸には弁ロータが一体形成されているため１部品点
数も少なく、バルブボディも小形化できるだめ、シール
効果もよく油洩れが少なくでき、小形の回転制御弁をも
つ円滑な操舵感覚の得られる小形で作動効率のよい軽量
の動力舵取装置を提供するものである。
し、円滑な操舵感覚の得られる小形で作動効率のよい軽
量な動力舵取装置の提供を課題とするものであり、動力
舵取装置の回転制御弁の構成は、弁ロータが入力軸に形
成されており、その外周には回転自在に遊嵌されたウオ
ーム軸と別部材からなり、かつ、別に支持された弁スリ
ーブで構成されている。ウオーム軸においてはこの回転
制御弁側をウオーム軸にインナーレースを形成した斜接
玉軸受で支持することにより、従来の回転制御弁で問題
となった弁口−タと弁スリーブのこじ省を、又弁スリー
ブをインナーレースの内径側に遊嵌し、さらにウオーム
軸を斜橋玉軸受で支持し、他方、シリンダ端側をスラス
トニードル軸受で支持することによりウオーム軸のこじ
れによる支持軸受の片当りも解消し、インナーレースと
ウオーム軸の一本化および回転制御弁をインナーレース
の内径側に構成することにより、動力舵取装置としての
小形化、軽量化を図るものである。この動力舵取装置の
回転制御弁を構成する弁スリーブは、ウオーム軸と別部
材からなり、内径部に流量制御のための軸方向の溝を持
ち外径部には圧力流体を分配し、圧力室と区分する円周
溝及びシール溝を設けており、ウオーム軸を支持してい
るウオーム軸と一体形成されたインナーレースをもつ斜
橋玉軸受のインナーレースの内径部で、インナーレース
の内径部と外径部との肉厚部分のほぼ中央を通る作用線
の間の・、入力軸とウオーム軸との軸線上で、弁ロータ
を形成した入力軸とバルブハウジングの間に遊嵌して配
置されており、弁スリーブを収容するウオーム軸に形成
したインナーレースをもつ斜橋玉軸受のインナーレース
の内径は、バルブハウジングの内径よりわずかに大きく
しである。しだがってバルブハウジングの内径と斜橋玉
軸受のインナーレースの内径との直径差により、圧力室
に圧力が作用した場合、弁スリーブがインナーレースか
ら抜けでないよう、ウオーム軸に一体形成されたインナ
ーレースの内径側に遊嵌し、ウオーム軸に圧入した軸方
向ピンにより回転方向に位置決めされ、入力軸側はスナ
ップリングで軸方向に位置決めされてウオーム軸の回転
が弁スリーブに伝達されるので、出力軸の負荷に応じて
軸方向荷重が作用し、ウオーム軸が偏心回転し軸方向荷
重によりウオーム軸に一体形成したウオーム軸を支持す
る斜橋玉軸受のインナーレースがこじれても、ウオーム
軸の負荷に影響なく回転制御弁の弁ロータと弁スリーブ
は、こじれることなく円滑に弁作動を行うことができ、
入力軸には弁ロータが一体形成されているため１部品点
数も少なく、バルブボディも小形化できるだめ、シール
効果もよく油洩れが少なくでき、小形の回転制御弁をも
つ円滑な操舵感覚の得られる小形で作動効率のよい軽量
の動力舵取装置を提供するものである。
次に実施例を示した図面により、本発明の詳細な説明す
る。
る。
本発明の動力舵取装置のケーシングは、図に示すように
ケーシング本体１とノくルプノ・ウジング２及び予圧調
整カバーによって構成されており、４はケーシング本体
を圧力室５．６に区分し、ラック７が形成されたランク
ピストンである。このラック７が出力軸８のセクタギヤ
９と噛み合い、出力軸８より図示していないリンケージ
を経て、操向輪に操舵出力が伝達されるよ。
ケーシング本体１とノくルプノ・ウジング２及び予圧調
整カバーによって構成されており、４はケーシング本体
を圧力室５．６に区分し、ラック７が形成されたランク
ピストンである。このラック７が出力軸８のセクタギヤ
９と噛み合い、出力軸８より図示していないリンケージ
を経て、操向輪に操舵出力が伝達されるよ。
う連結されている。ウオーム軸 １０は、ラックピスト
ン４の軸心部に螺設したボークネジ溝に循環するボール
１１を介して螺合し、ラックピストン４を貫通して、バ
ルブハウジング２側を斜橋玉軸受１２で、他方をスラス
トニードルベアリングで支持しており、１４は圧力室５
．６を仕切るシールである。入力軸１５には弁制御のだ
めの弁ロータ１６が形成されており、ウオーム軸１０
とはトーションバ１７を介してウオーム軸１０に接続さ
れ、ラジアル軸受１８．１９によって支持されている。
ン４の軸心部に螺設したボークネジ溝に循環するボール
１１を介して螺合し、ラックピストン４を貫通して、バ
ルブハウジング２側を斜橋玉軸受１２で、他方をスラス
トニードルベアリングで支持しており、１４は圧力室５
．６を仕切るシールである。入力軸１５には弁制御のだ
めの弁ロータ１６が形成されており、ウオーム軸１０
とはトーションバ１７を介してウオーム軸１０に接続さ
れ、ラジアル軸受１８．１９によって支持されている。
本発明の特徴とする回転制御弁は、入力軸１５に形成さ
れた弁ロータ１６と、これの外周にウオーム軸１０と別
部材からなり回転自在に遊嵌された弁スリーブ２０とか
ら構成されている。弁スリーブ２０は１内径部に流量制
御のだめの軸方向の溝２１を持ち、外径部には圧力流体
を分配し、圧力室５と区画するに必要な円周溝２２．２
３およびシール溝２４を有している。さらにこの弁スリ
ーブ２０は、ウオーム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２
０作用線２５が、弁スリーブ２０を収容するウオーム軸
１０に形成しだ斜橋玉軸受１２のインナーレース２７の
内径部２６と外径部２８ との肉厚部分２９のほぼ中央
を通る作用線２５の間で入力軸１５と、ウオーム軸１０
の軸線上で、弁口−タ １６を形成した入力軸１０ と
パルプハウジング２０間に配置されている。また、弁ス
リーブ２０はウオーム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２
のインナーレース２７が形成された内径側でウオーム軸
ｌＯに圧入された軸方向ピン３０により回転方向に対し
て位置決めされ、軸方向については入力軸１５側を、弁
スリーブ２０゛の内径部に圧入されたスリーブ３１の側
面をスナップリング３２で位置決めして、回転自在に遊
嵌してウオーム軸１０の回転が伝達される。またウオー
ム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２のインナーレース２
７の内径は、バルブハウジング２の内径３３よりわずか
に大きく、その直径差により圧力室５に圧力が作用した
場合、弁スリーブ２０がインナーレース２７から抜は出
るより、むしろ入り込む方向に力は作用する。そして、
弁スリーブ２０は、ウオーム軸ｉｏとは別部材からなり
、インナーレース２７の内径部２６に遊嵌して位置決め
されているため、ウオーム軸１０を支持している斜橋玉
軸受１２のウオーム軸１０に形成されたインナーレース
２７が、出力軸８からの負荷に対するポールナツトを介
したウオーム軸１０に加わる軸方向荷重により、ウオー
ム軸ｌＯが偏心回転し、インナーレース２７がこじれて
も回転制御弁を構成する弁スリーブ２０には、ウオーム
軸１０の軸方向荷重に左右されることなくウオーム軸１
０の回転が伝達されているため、回転制御弁の弁スリー
ブ２０と弁ロータ１６は、こじれることなく円滑に作動
する。
れた弁ロータ１６と、これの外周にウオーム軸１０と別
部材からなり回転自在に遊嵌された弁スリーブ２０とか
ら構成されている。弁スリーブ２０は１内径部に流量制
御のだめの軸方向の溝２１を持ち、外径部には圧力流体
を分配し、圧力室５と区画するに必要な円周溝２２．２
３およびシール溝２４を有している。さらにこの弁スリ
ーブ２０は、ウオーム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２
０作用線２５が、弁スリーブ２０を収容するウオーム軸
１０に形成しだ斜橋玉軸受１２のインナーレース２７の
内径部２６と外径部２８ との肉厚部分２９のほぼ中央
を通る作用線２５の間で入力軸１５と、ウオーム軸１０
の軸線上で、弁口−タ １６を形成した入力軸１０ と
パルプハウジング２０間に配置されている。また、弁ス
リーブ２０はウオーム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２
のインナーレース２７が形成された内径側でウオーム軸
ｌＯに圧入された軸方向ピン３０により回転方向に対し
て位置決めされ、軸方向については入力軸１５側を、弁
スリーブ２０゛の内径部に圧入されたスリーブ３１の側
面をスナップリング３２で位置決めして、回転自在に遊
嵌してウオーム軸１０の回転が伝達される。またウオー
ム軸１０を支持する斜橋玉軸受１２のインナーレース２
７の内径は、バルブハウジング２の内径３３よりわずか
に大きく、その直径差により圧力室５に圧力が作用した
場合、弁スリーブ２０がインナーレース２７から抜は出
るより、むしろ入り込む方向に力は作用する。そして、
弁スリーブ２０は、ウオーム軸ｉｏとは別部材からなり
、インナーレース２７の内径部２６に遊嵌して位置決め
されているため、ウオーム軸１０を支持している斜橋玉
軸受１２のウオーム軸１０に形成されたインナーレース
２７が、出力軸８からの負荷に対するポールナツトを介
したウオーム軸１０に加わる軸方向荷重により、ウオー
ム軸ｌＯが偏心回転し、インナーレース２７がこじれて
も回転制御弁を構成する弁スリーブ２０には、ウオーム
軸１０の軸方向荷重に左右されることなくウオーム軸１
０の回転が伝達されているため、回転制御弁の弁スリー
ブ２０と弁ロータ１６は、こじれることなく円滑に作動
する。
以上のように、本発明による動力舵取装置は、回転制御
弁部において回転制御弁を構成する弁ロータが入力軸に
形成さ゛れ、弁スリーブは弁ロータに回転自在に遊嵌し
て、ウオーム軸に一体形成されたウオーム軸を支持する
斜橋玉軸受のインナーレースの内径側で斜橋玉軸受の作
用線の間で、入力軸の軸線上に、ウオーム軸の軸端に圧
入した軸方向ピンにより回転方向に位置決めされ、軸方
向に□対しては入力軸側をスナップリングで位置決めし
て配置し、ウオーム軸の回転が伝達される。したがって
ウオーム軸に加わる軸方向荷重や、出力軸からのウオー
ム軸に伝わる偏心荷重による不円滑な回転制御弁の作動
が防止でき、回転制御弁としての円滑な操舵感覚を得る
ことができる。
弁部において回転制御弁を構成する弁ロータが入力軸に
形成さ゛れ、弁スリーブは弁ロータに回転自在に遊嵌し
て、ウオーム軸に一体形成されたウオーム軸を支持する
斜橋玉軸受のインナーレースの内径側で斜橋玉軸受の作
用線の間で、入力軸の軸線上に、ウオーム軸の軸端に圧
入した軸方向ピンにより回転方向に位置決めされ、軸方
向に□対しては入力軸側をスナップリングで位置決めし
て配置し、ウオーム軸の回転が伝達される。したがって
ウオーム軸に加わる軸方向荷重や、出力軸からのウオー
ム軸に伝わる偏心荷重による不円滑な回転制御弁の作動
が防止でき、回転制御弁としての円滑な操舵感覚を得る
ことができる。
また、入力軸とロータとの一体化、ウオーム軸とその支
持斜橋玉軸受のインナーレースの一体化及び、このイン
ナーレースの内径側への弁スリーブの遊嵌配置により、
回転制御弁の小形化を図り、回転制御弁に使用している
シールも小形化でき、回転制御弁の作動抵抗も少なくな
り円滑な弁作動が達成でき、良好な操舵感覚を得ること
ができる小形で作動効率のよい軽量な動力舵取装置を提
供する。
持斜橋玉軸受のインナーレースの一体化及び、このイン
ナーレースの内径側への弁スリーブの遊嵌配置により、
回転制御弁の小形化を図り、回転制御弁に使用している
シールも小形化でき、回転制御弁の作動抵抗も少なくな
り円滑な弁作動が達成でき、良好な操舵感覚を得ること
ができる小形で作動効率のよい軽量な動力舵取装置を提
供する。
図は、本発明に係る動力舵取装置の実施例を示す縦断面
図である。 １ ケーシング本体 ２ バルブハウジング ３ 予圧調整カバー ４ ラックピストン ９ セクタギヤ １０ ウオーム軸 １２ 斜橋玉軸受 １３ スラストニードルベアリング １５ 人力軸 １６ 弁ロータ １７ ）−ションバ １８．１９ ラジアル軸受 ２０ 弁スリーブ ２５ 作用線 ２７ インナーレース ３０ 軸方向ピン ３１ 弁スリーブに圧入されたスリーブ３２ スナ
ップリング
図である。 １ ケーシング本体 ２ バルブハウジング ３ 予圧調整カバー ４ ラックピストン ９ セクタギヤ １０ ウオーム軸 １２ 斜橋玉軸受 １３ スラストニードルベアリング １５ 人力軸 １６ 弁ロータ １７ ）−ションバ １８．１９ ラジアル軸受 ２０ 弁スリーブ ２５ 作用線 ２７ インナーレース ３０ 軸方向ピン ３１ 弁スリーブに圧入されたスリーブ３２ スナ
ップリング
Claims (2)
- （１）入力軸とウオーム軸とをトーションパを介して同
一軸線上で接続し入力軸とともに回転する弁ロータとそ
の弁ロータに回転自在忙遊嵌して、バルブハウジングと
□別部材からなるウオーム軸とともに回転する弁スリー
ブとによって＃Ｉ威される回転制御弁を備え、この弁ス
リーブには油圧ポンプからの圧力油を供給する溝及び排
出する溝が設けられており、出力軸の負荷に応じたトー
ションバのねじれにより、弁ロータと弁スリーブの相対
回転位置に応じ、ウオーム軸に螺合したピストンへの圧
力流体を分配制御し、このピストンと係合する出力軸に
操舵出力を与える動力舵取装置において、回転制御弁は
弁ロータが入力軸に形成され、その外周に回転自在に遊
嵌している弁スリーブは、ウオーム軸の端部にウオーム
軸と一体形成した、ウオーム軸を支持する斜接玉軸受の
インナーレースの内径に遊嵌して回転制御弁を構成し、
ウオーム軸からの軸方向荷重の影響が回転制御弁に直接
伝わらないようにし、さらにウオーム軸かもの軸方向の
荷重は、回転制御弁側をウオーム軸の端部に一体形成し
たインナーレースをもつ斜接玉軸受で受け、他方をスラ
ストニードル軸受でそれぞれ支持することによ抄、回転
制御弁を小形化し、油洩れを少なく滑らかな操舵感覚が
得られること番特徴とする小形で軽量化された動力舵取
装置。 - （２）゛前記、特許請求範囲（１）の動力舵取装置にお
いて、回転制御弁を構成、している弁スリーブにおいて
は、内径部に圧力流体を制御するだめの軸方向の溝を設
け、外径部には圧力流体を分配し、圧力室と区分する円
周溝及びシール溝を設けており、ウオーム軸を支持して
いるウオーム軸に一体形成したインナーレースノ内径部
は、バルプノ１ウジングの内径部よりわずかに大きくそ
の直径差により圧力室に圧力が作用した場合弁スリーブ
ｉ５インナーレースから抜は出ないよう配慮し、インナ
ーレースの内径部に遊嵌されている弁スリーブは、その
内径部の両端に別部材からなるスリーブが圧入されてお
り、ウオーム軸のイ部のインナーレースの内側に圧入１
された軸方向のピンは位置決めされ、入力軸側はス ナツプリングで位置決めされ、ウオーム軸を支持してい
る斜ｉ玉軸受の作用線が、弁スリーブを収容するインナ
ーレースの内径部と外径部との肉厚部分のほぼ中央を通
る作用線の間の入力軸とウオーム軸との軸線上でインナ
ーレースの内径に遊嵌して配置されウオーム軸の回転が
弁スリーブに伝達されているため、出力軸からの負荷及
びボーノ【・ナツトを通したウオーム軸が軸方向偏心荷
重により偏心回転してインナーレースがこじれても、回
転制御弁の弁スリーブと弁ロータは、こじれることなく
円滑な弁作動を行なうことを特徴とした、小形の回転制
御弁をもつ、円滑な操舵感覚の得られる小形で軽量の動
力舵取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14880381A JPS5853563A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 動力舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14880381A JPS5853563A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 動力舵取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853563A true JPS5853563A (ja) | 1983-03-30 |
| JPH0147351B2 JPH0147351B2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=15461051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14880381A Granted JPS5853563A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 動力舵取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853563A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4887667A (en) * | 1986-10-01 | 1989-12-19 | Takashi Kuhara | Device for providing communication between water tanks of heat accumulation tank system |
| CN108974116A (zh) * | 2016-10-09 | 2018-12-11 | 中国北方车辆研究所 | 一种转向器支撑座总成及其转向器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544012A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-28 | Jidosha Kiki Co Ltd | Power steering apparatus |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14880381A patent/JPS5853563A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544012A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-28 | Jidosha Kiki Co Ltd | Power steering apparatus |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4887667A (en) * | 1986-10-01 | 1989-12-19 | Takashi Kuhara | Device for providing communication between water tanks of heat accumulation tank system |
| US5009261A (en) * | 1986-10-01 | 1991-04-23 | Takashi Kuhara | Device for providing communication between water tanks of heat accumulation tank system |
| CN108974116A (zh) * | 2016-10-09 | 2018-12-11 | 中国北方车辆研究所 | 一种转向器支撑座总成及其转向器 |
| CN108974116B (zh) * | 2016-10-09 | 2020-04-28 | 中国北方车辆研究所 | 一种转向器支撑座总成及其转向器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0147351B2 (ja) | 1989-10-13 |
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