JPS5852781B2 - コウサクキカイヨウ コウサクブツコウカンキコウ - Google Patents

コウサクキカイヨウ コウサクブツコウカンキコウ

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Publication number
JPS5852781B2
JPS5852781B2 JP4604473A JP4604473A JPS5852781B2 JP S5852781 B2 JPS5852781 B2 JP S5852781B2 JP 4604473 A JP4604473 A JP 4604473A JP 4604473 A JP4604473 A JP 4604473A JP S5852781 B2 JPS5852781 B2 JP S5852781B2
Authority
JP
Japan
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pallet
cylinder
piston
workpiece
line
Prior art date
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Expired
Application number
JP4604473A
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English (en)
Other versions
JPS4947983A (ja
Inventor
シヤツチエ ジヨン
ジー オズバーン ジヨン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kearney and Trecker Corp
Original Assignee
Kearney and Trecker Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kearney and Trecker Corp filed Critical Kearney and Trecker Corp
Priority to JP4604473A priority Critical patent/JPS5852781B2/ja
Publication of JPS4947983A publication Critical patent/JPS4947983A/ja
Publication of JPS5852781B2 publication Critical patent/JPS5852781B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/14Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
    • B23Q7/1431Work holder changers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数のそれぞれ独立した工作物受取りパレット
と、交換作業を達成するため一つのパレットを受取るた
めの交換作業ステーションと、そして一つの空席の保管
ステーションを含んでいる複数の保管ステーションとか
ら成る工作物交換装置に関係するものである。
複数の独立したパレット係止手段が、保管ステーション
と関連して設けられており、そして交換作業ステーショ
ンに対して独立して伸延可能である。
その係止手段の1つは、工作物交換ステーションにおい
ての交換作業の達成のため加工済みの工作物を担持して
いるパレットとの選択的な交換に備えて、保管位置にお
いて一つのパレットを離脱自在に保持すべく働くように
なっている。
保管ステーションにおげろ係止手段の他の1つは、空席
状態でありそしてその時点で担持している工作物上への
機械加工が完了して交換作業ステーションに持ちきたさ
れて(・るパレット全体をそっくり引込めるべく選択的
に作動するようになっている。
交換作業ステーションから保管ステーションへの上記空
席状態の係止手段によるパレットの引込めが達成された
後、前者の係止手段によって現在空席となった交換作業
ステーション内にその係止手段により保持されていた保
管パレットがそっくり交換される。
今まで、選択的な位置決め運動をもたらすのに様々な種
類の動力作動体が利用されてきた。
例えば、現在使用されている割出し位置決め装置は、単
一)交換ステーションと複数の保管ステーションとの間
で工作物を選択的に交換するよう作業しうる。
従って、工作物担持パレットは交換ステーションから一
対の割出し自在な保管ステーションのうちの空席のステ
ーションまで移動される。
その後、保管ステーションは、完成工作物を担持するパ
レットを遠隔側の保管位置に戻し、同時に遠隔側位置に
保管されていたパレットを交換ステーションに隣り合う
位置へと位置づけるよう割出される。
その後、保管されていた工作物を担持するパレットが交
換ステーションに移される。
しかし、工作物担持パレットを保管ステーションと交換
即ち移送ステーションとの間で割出し自在に位置決める
ための、現在入手しうる手段においては、きわめて複雑
な機械的割出し制御手段が、複雑な歯車列又は同等の複
雑なラック及びピニオン作動体により構成されている。
通常、そのような機械的割出し装置は、交換ステーショ
ンから一つの空席状態にある保管ステーションへと完成
した工作物を戻しそして次の工作物を保管ステーション
から交換ステーションへと進行せしめるための付加的な
直線運動用機械的作動体と連結されている。
本発明に従えば、特別な精密さを要しない部品ないし要
素でもって構成されそしてきわめて高い精度を達成しう
るようになされた、高精度二位置回転シャトル即ち割出
し装置が提供される。
本発明の装置は特に、工作物交換機用の、工具交換機用
の或いは両者の兼用の移送交換装置内に組入れられるよ
うになされている。
時計方向或いは反時計方向〜・ずれの回転にお(・でも
所要の精度を与えるために、一対の、各々独立して伸縮
しうるピストン・シリンダ装置が、それぞれの直線方向
駆動力を回転割出し運動に変換するよう協働的に配置さ
れている。
以下に説明する本発明による工作物交換機構の実施例に
おいては、上述した1対のピストン・シリンダ装置は、
それらの一端が、工作物保管用支持体を回転可能に軸支
したフレームに、工作物保管用支持体の回転軸線のまわ
りで互いに所定の角間隔(例えば900)を保って枢動
自在に連結され、かつそれら1対のピストン・シリンダ
装置の他端は、工作物保管用支持体にその回転軸線から
変位した点に枢動自在に連結されている。
工作物保管用支持体には半径方向腕が設けられ、またフ
レームには、この半径方向腕に当接して工作物保管用支
持体の回転範囲を半回転すなわち約1800に限定する
ための1対の止め部材が固定されている。
この上うな構成において、1対のピストン・シリンダ装
置があらかじめ定められたシーケンスに従って伸縮運動
をなすことにより、工作物保管用支持体がその軸線のま
わりで時計方向または反時計方向に半回転せしめられる
この工作物保管用支持体上にはその軸線のまわりで約1
800の角間隔を保って工作物保管ステーションが設け
られ、1対のピストン・シリンダ装置の協働動作による
工作物保管用支持体の時計方向または反時計方向への半
回転運動と、工作物保管用支持体の互いに1800隔た
った2つの停止位置における工作物の直線運動とによっ
て、工作物の交換がなされるように構成されている。
本発明の目的は、工作物保管用支持体に対する大幅に改
善された割出し自在な位置決め装置を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、工作物保管用支持体を時計方向或
いは反時計方向に所定の距離だけ割出し運動せしめるよ
う協働的に連結される一対の直線方向に伸縮自在なピス
トン・シリンダ装置を提供することである。
本発明の他の目的は、工作物交換装置或いは工具交換装
置用の改善された速度制御機構を提供することである。
本発明の更に他の目的は、直線運動を完全に180°の
廻動割出し運動に選択的に変換するよう液圧で作動され
るピストン・シリンダ装置の選択的な収縮及び伸延作動
をもたらすための改善された制御手段を提供することで
ある。
本発明の更に他の目的は、時計方向或いは反時計方向い
ずれの方向においても完全な18000半円をなす工作
物保管用支持体の割出し運動を制御することである。
本発明の特徴や利点は、添付図面を参照しつつ後述する
ところにより当業者には容易に明らがとなるであろう。
ここで第1図を参照すると、本発明の特徴を具体化した
フライス盤が示されている。
そこに示されているように、このフライス盤は、一対の
水平テーブル軌道21及び22を前方部で支持する主水
平ベッドないしベース20を包含する。
主テーブルすなわちワークテーブル24には、第1図に
示される前方ジブ25のような一対の前後ジブによって
周知の態様でテーブル軌道21及び22と常時摺動係合
状態に維持されている、通常の、軌道と相補的な即ち嵌
合関係にある溝路が設けられている。
主テーブル24は、その上面26上に、3600を通し
て選択的に回転自在である割出し可能なパレットテーブ
ル2Tを支持している。
後に説明するように、工作物担持パレット30が、パレ
ットチーフル2Tと共に選択的な割出し運動をなしうる
ようそこに脱着自在に係止される。
上水平ベッド即ちベース20は、水平軌道21及び22
を具備していることに加えて、垂直方向に直立している
コラム35を摺動自在に支持するよう配置された後方に
伸成する横断駆動(図示なし)を設置しうる方向に拡張
されている。
詳細には図示されていないけれども、コラム35が、横
断軸即ちZ軸に沿っての動力駆動横断運動をなしうるよ
うジブ(図示なし)による周知の態様で横断軌道に摺動
自在に取付けられていることを理解されたい。
垂直軸即ちY軸に沿う運動を与えるため、垂直コラム3
5には、通常の平行関係で離間されている垂直コラム軌
道が取付けられており、第1図ではその前側垂直コラム
駆動36のみが示されている。
主軸ヘッド37は、通常の態様においてジブにより、前
記前側垂直コラム軌道36を含めての前側及び後側垂直
コラム軌道に摺動自在に取付けられている。
同様に、水平な工具嵌着用主軸40が、選択的な動力駆
動回転運動をなしうるよう主軸ヘッド37内に回転自在
に支承されている。
パレット30に固定された工作物(図示せず)に加工作
業を行うために、主軸40により担持されるフライス乃
至カッタ(図示せず)は、主軸40とパレット30との
間に相対的な運動をもたらすことにより周知の態様で選
択的に運動できる。
主軸40の選択的回転、Y軸に沿う主軸ヘッド37の垂
直運動及びZ軸に沿う垂直コラム35の横断運動をもた
らすために、通常の動力駆動伝達装置(図示なし)が周
知の態様で連結されている。
第3軸即ちX軸に沿う主テーブル24の相対運動は、ね
じ及びナツト機構(図示せず)を選択的に作動するよう
に駆動上連結され且つテーブル24の軌道21及び22
に沿ってのいずれもの方向への相対水平運動をもたらす
ように駆動上連結されている可逆モータ42によりもた
らされる。
モータ42は、主軸40に対するチーフル24及びそれ
により支持される工作物担持パレット30の加工ステー
ジョン31においてのX軸運動をもたらすことに加えて
、工作物或いはパレット交換作業に対する準備としてテ
ーブル24をX軸運動のその右限位置まで移動せしめる
ことができる。
ワークテーブル24の、その加工ステージョン31から
右方へのX軸運動は、第2及び3図かられかるように、
それにより支持されている工作物担持パレット30のパ
レット交換機構44に直ぐ隣り合う位置への位置づけを
もたらす。
第2〜6図はパレット交換作業の態様を順次示すもので
ある。
パレット交換即ち工作物交換機構44は、主ベースすな
わちフレーム45と、そσ)ベースにより回転自在に支
持された割出しテーブル46と、180°割出し運動を
なしうるように割出しテーブル46によって支持された
工作物保管用支持体すなわちパレット支持体47とから
なるものとして第1図に示されている。
工作物交換機の主ベース45を第1図に示されるように
工作機械のベース20に隣り合って設置してもよいし、
またこれら両ベースを組合せて単一の構造体となしても
よいことは容易に明らかであろう。
いずれの場合においても、チーフル24と割出し自在の
パレット支持体47とは、X軸運動用の駆動モータ42
の作動により互いに近づ(方向に相対移動されて、X軸
線に沿っての最近接状態にもちきたされる。
これに続いて、後に説明するように、パレット交換機4
4が作動されて、工作機械パレットテーブル27に取付
けられたパレット30とパレット支持体4Tの右側保管
ステーション47Bに固定状態で置かれているものとし
て第1図に示されるパレット50とをそっくり交換せし
める。
交換終了後、今やパレットテーブル27上に移されたパ
レット50は、そのテーブルに載せられて加工ステージ
ョン31へとそっくり移送されることになろう。
操作の態様を詳細に説明する前に、パレット交換機44
を構成する主な協働部品を簡単にまとめておく方が都合
が良いと思われる。
第1図に見られるように、パレット支持体47には、そ
の対向両端において、直線方向に整夕1ルている2つの
パレット受取り軌道対51及び53がそれぞれ設けられ
ている。
平行直線運動をなしうるように支持されているパレット
保合腕55(第9図参照)が、パレット軌道対51と関
連している。
同様に、パレット支持体47の反対側端において、直線
運動をなしうるパレット係合腕65が軌道対53と関連
している。
第9,10及び11図に示されるように、パレット係合
腕55はオフセットブラケット58によりピストン棒5
9に固着され、そしてこのピストン棒59は、関連する
固定液圧駆動シリンダ61内に設けられたピストン60
に取付けられている。
ピストン60に選択的な直線運動をなさしめるために、
シリンダ61は両端部において管路62及び63がそれ
ぞれに接続されていて、それら管路の一方を通じて圧力
流体を受取るようになされている。
シリンダ61の左端に管路62を通して圧力流体を供給
し、そしてシリンダの右端から管路63を通して流体を
排出するようにした状態で、ピストン60はシリンダ6
1内の最内側収縮位置へと推しやられる。
(第9図)。このような液圧的に引き起されるピストン
60の移動は、ピストン棒59及びそれに固着されるパ
レット係合腕55の相応する右方への移動をもたらす。
パレット支持体47がその180°だけ左方へすなわち
時計方向に割出された位置に維持されている時はいつで
も、関連パレット軌道51及びパレット係合腕55は第
1,2及び9図に示されるように、テーブル24すなわ
ち交換ステーション32に対して常に左方へ割出された
位置にある。
先ず、パレット30が未完成工作物(図示せず)を支持
している状態で加工ステージョン31に固定されている
場合、パレット係合腕55は、第9図に示されているよ
うな液圧的に後退せしめられた空席の位置に維持されて
いる。
次いで、加工が完了すると、空席状態のパレット係合腕
55は、後に説明するように、パレット30と確実な掛
けどめ係合状態へと外側に伸延され、そして後再度図示
位置までパレット30及びそれにより担持された今や完
全に加工の終った工作物(図示せず)と共に内方に逆転
して後退される。
第2,9,10及び11図における割出し自在に位置決
めされうるパレット保管ステーション47A及び47B
は機能の面で同等であるから、対応部品は同様の番号に
より識別されている。
このため、番号65,68,69及び70はそれぞれ、
保管ステーション47Bに現在位置づけられている部品
と関連するパレット係合腕、連結用ブラケット、ピスト
ン棒及びピストンを識別する。
ステーション47Bにおける先に番号をつけられた部品
に加えて、シリンダ71ならびにそれと関連する管路7
2及び73が保管ステーション47Aと関連して述べら
れた同様の部品に相当する機能を達成する。
パレット係合腕55及び65を第9図に概略的に示され
ているような前述した液圧的な後退位置に保持するため
に、作動限制御係合部56及び66が、ベース45内に
取付けられている固定リミットスイッチ57及び67の
関連する方と係合状態に先ず移動されそしてそれぞれそ
の係合状態に維持される。
パレット係合腕55の後退運動は下記のように行なわれ
る。
すなわち、弁スプール78を中立位置から右方付勢位置
まで変位するべくソレノイド77を付勢するよう電気制
御回路が接続される。
主供給管路82から、加圧流体は、右方に変位された弁
スプール78におけるその斜行管路80を通じて図示の
如き後退位置までピストン60を推しやるべく管路62
に送られる。
この時点で、シリンダ61の前方外端部は、管路63を
通じ、更には右方に変位されたスプール78内の斜行管
路を通じて管路83へと流体を放出する。
同時に、パレット係合腕65は、パレット50との保合
状態に掛けどめされている状態で、右側保管ステーショ
ン47Bにおける内側後退位置に維持される。
パレット50をパレット保合腕65に掛は留めるのに垂
直方向に離脱自在の掛は留め機構即ちラッチ機構が使用
されており、そしてこれは、パレット30を腕55に掛
は留めるのに使用されるものとして第10〜12図に示
されているようなラッチ90及び91と同様に作動する
腕55に関連して記載したのと同様の態様で、パレット
係合腕65の後退運動は下記のように行なわれる。
すなわち、ソレノイド87が付勢され、その結果弁スプ
ール88が、中立位置からその内部の斜行管路89を供
給管路82から管路72への圧力流体を送りうるよう両
管路に繋ぐ位置まで右方に変位される。
圧力流体の流れは、管路72からシリンダ71内へと進
行して、ピストンTOをその完全に後退された内側位置
へと推しやり、その際ピストン後側の流体は右方に変位
した弁スプール88内のもう一方の管路に接続される管
路T3によって排出管路83に排出される。
第9図に示されている液圧的に後退された位置から、パ
レット係合腕55及び56は外側伸延位置へと選択的に
かつ順次進められ、そしてそこから図示位置へと順次後
退される。
交換ステーション32とパレット支持体47との間での
完全なパレット相互交換をもたらしうるようパレット交
換機44を操作するために、協働的に係合可能なラッチ
90及び91が、第10〜12図に示されるように、パ
レット30及びパレット腕55にそれぞれ取付けられて
いる。
第12図の拡大部分図においては、ラッチ90及び91
は垂直方向に離脱された位置にあるものとして示されて
いる。
この離脱位置から、互いに近づく方向への両ラッチ90
及び91の垂直方向相対変位が両者間の相互噛み合い係
合をもたらす。
ラッチ90及び91が相対的な垂直噛み合い係合状態に
変位されると、ラッチ91及び関連する腕55の収縮な
いし伸延いずれかの直線運動がなされ、その際係合され
ているパレット30の相応する直線運動をもたらす。
パレット30が垂直方向に変位可能なパレット固定材9
3により係合されるに先立って、即ち成るパレットが固
定材上の位置へと直線的に進行されるに先立って(例え
ば第9図)、パレット固定材93は垂直方向上方に押し
下げられそして完全ニ解放される即ちパレット固定材9
3に対して摺動可能となる。
同時に、パレット受取り路95及び96も同様に、対応
する垂直上方解放位置へと変位され、そして第9図に収
縮パレット保合腕55により支持されるものとして破線
により部分形態で示されているようなパレットと直線的
に整列される。
上記説明において、パレット30の交換ステーション3
2への直線的進行に先立ってパレット固定材93は破線
解放位置93Rへと垂直方向上方に押し上げられるだけ
でなく、後退位置にあるパレット係合腕55と一直線上
に整列せしめられるように、割り出しパレットテーブル
27と共に水平面内で回転せしめられることが理解され
るであろう。
又、割出しパレットテーブル27及びそれにより支持さ
れている垂直方向に解放されたパレット固定材93の上
記のような最初の位置回転によって、該固定材93によ
り与えられた離間して設けられている平行パレット受取
り路95゜96も同様に回転され、パレット30を支持
する軌道対51と整列せしめられていて外方への伸延運
動をなしうるようになされていることが理解されるであ
ろう。
制御弁9Tはそこに連結されるばね99により左方に弾
性的に押しやられていて、供給管路82から圧力流体を
パレットチーフル27に送り、それを図示されるような
垂直下方位置へと押しやっている。
ソレノイド103の付勢は制御弁97の右方への変位を
もたらし、管路82からの圧力流体をテーブル27に送
り込んで、それを移動せしめる。
その後側出し機構(図示せず)が作動されて、周知の態
様でのテーブル27の割出し運動をもたらす。
パレット保管ステーション47Aに保管されているパレ
ット30をパレットテーブル27に移す動作は下記のよ
うにして行なわれる。
すなわち、固定材パレット受取り路95及び96とパレ
ット係合腕55及びそのための軌道との上述した回転位
置整列後、パレット係合腕55は第9図に示されるその
後退位置から前方へ前進せしめられる。
この場合、パレット受取り路95及び96が固定材93
の上昇に伴なって上昇せしめられていることにより、パ
レット受取り路95及び96は、パレット保管ステーシ
ョン47Aに保管されているパレット300通路に整合
せしめられており、したがって、パレット係合腕55の
前進に伴なって前進して受取り路95及び96に係合せ
しめられる。
まだ掛は留め状態にあるパレット30をパレット受取り
路との係合状態に進めるための後退位置から上記のよう
な最初の前進位置へのパレット係合腕55の前進運動の
一例が第10図に示されている。
パレット30が上方解放位置にある受取り路95及び9
6との完全な係合位置へと摺動して進められた後、パレ
ット固定材93は第9図に示されている実線位置まで垂
直下方に押し下されて、パレット割出しテーブル2Tに
より与えられている位置決めボタン103及び104に
パレットを固定する。
上方破線位置93Rから下方実線位置93へのパレット
固定材の垂直下方変位は、パレットラッチ90をパレッ
ト係合腕ラッチ91との係合状態から離脱せしめ(第1
1図)、そしてパレット30を割出しテーブル27に緊
定するという2つの作用を持っている。
パレット30が交換ステーションにおいてテーブル27
に下方に固定されると、結果的に上方離脱位置に残され
たラッチ91(第11図)及びそれに関連するパレット
係合腕55は、その外方位置から第9図に示されている
内方の空席保管位置へと引込められる。
テーブル27には、4つの垂直位置決めボタンが設けら
れており、そのうち2つが第9図に103及び104で
示されている。
切粉の除去を促進するため、加圧空気管路が、例えば1
07で示されているように、自動空気制御108に対答
して各ボタンに加圧空気を供給するように接続されてい
る。
腕55の収縮位置からの最初の伸延前進運動は、弁スプ
ール管路102を接続して供給管路82からの圧力流体
を管路63へと送り込む位置まで弁スプール78を左方
に変位すべくソレノイド101を付勢することによって
なされた。
管路63からの圧力流体はシリンダ61の後端部に侵入
するから、ピストン60は外方突出位置へと推しやられ
、その結果パレット係合腕55及びパレット30を含め
ての関連部品の交換ステーション32への同様の伸延運
動がもたらされたのである。
その際ピストン60の前進運動により、変位されている
弁スプール78によって排出管路83に接続されている
管路62を通じて流体が排出される。
しかしパレット30が最初に交換ステーション32まで
進行され終るとすぐ、ソレノイド101は消勢されそし
てソレノイド77が再付勢されて、今や空席状態になっ
たパレット係合腕55を第9図に示される位置まで再度
後退させる。
その後、ソレノイド77は今やテーブル27に固定され
ているパレット30とのパレット相互交換を助長するた
めに保管位置に空のパレット係合腕55を減圧的に維持
しておくよう、付勢状態に続けて保持される。
パレット係合腕65及びそれに掛は留めされる関連パレ
ット50の外方伸延運動は、ソレノイド87を消勢し同
時にソレノイド105を付勢して、弁スプール88を左
方位置へと変位することによって上記と同様の態様でも
たらされる。
弁スプール88の左方付勢位置への変位により、圧力流
体管路82が、シリンダ71の後側内端部に接続された
管路T3に弁内管路106を通じて接続される。
而して、圧力流体は、シリンダ71の前端部から管路T
2を通じそして弁スプール内管路を通じて排出管路83
に戻される。
パレット係合腕55とそこに掛め留めされたパレット5
0との一体的な外方伸延運動は、パレット支持体47が
第1.2及び9図に示されるように割出し位置決めされ
ている時はいつでも、内側収縮位置から選択的に行なわ
れうる。
しかし、通常は、そのような外方伸延運動は、パレット
交換サイクルの順次的な一段階を構成するものであり、
第4図に示される位置から第5図に示される位置までパ
レット支持体4Tが1800回動して割出された後部ぐ
に所定の順序(シーケンス)で行われる。
完全なパレット交換サイクルをもたらすべく、パレット
係合腕55及び65を伸延状態に移動する相続く段階の
間においては、パレット支持体47は時計方向或いは反
時計方向に180°回動されて割出し配置される。
第9図に関連して後に説明するように、枢着され且つ選
択的に伸縮されうるようになされた2つの駆動シリンダ
120及び121が互いに協働関係に連結されていて、
パレット支持体47を時計方向或いは反時計方向のいず
れかに完全に180°だけ割出すようになされた簡潔な
回動駆動源を構成している。
更に、本発明の双子式枢動シリンダ割出し装置が、交換
装置においてはこれまで得られていなかった可変速度制
御を提供する。
組合された枢動及び伸縮駆動シリンダ120及び121
により回転駆動される割出し自在の構造体についての説
明の前に、固定された直線運動用動力シリンダ61及び
71が横方向平行位置に設置されていることに注意すべ
きである。
この関係は第2〜6図に明示されており、そこには工作
機械割出しテーブル27とパレット交換機44との間で
パレットの交換を行なう場合における一連の段階が簡略
的な形態で示されている。
第2図において、パレット割出しチーフル24はそこに
固定されているパレット30とともに、スピンドル40
に隣り合う加工ステージョン31にまだ在り従ってパレ
ット交換機44からは相当な距離だけ離間されている。
パレット支持体47は、空の保管ステーションAがテー
ブル2Tに固定されているパレット30を受取りうるよ
うになされた状態で、時計方向位置に割出し保持されて
いる。
同じく、保管ステーション47Bはテーブル27へ次に
移送するためのパレット50を支持している。
第2図に示されているように、パレット制御シリンダ6
1及び71はそれぞれ、パレット支持体4Tによって固
定状態に支持され、そして縦列関係で同時に横方向に離
間した関係で設置されている。
従ってパレット30用の固定シリンダ61は、ステーシ
ョン47B及び且つ現在それにより支持されているパレ
ット50の下側において右方に延在している。
既に説明したように収縮された即ち後退されたパレット
係合腕ラッチ91は、シリンダ61内に引込められたピ
ストン棒59にブラケット58によって連結される。
又、第2図に示されているように、パレット50を制御
するための固定シリンダ71は、現在空席となっている
保管ステーション47A内で左方に延在している3かく
して、シリンダ61及び71は、保管ステーション47
B及び47A内に、平行な横方向に離間した位置及び長
手方向に離間した位置で固定的に取付けられている。
パレット間の完全な交換が行われた後には、パレット3
0は保管ステーションに戻されそしてパレット50はテ
ーブル27に固定されている。
例えば第6図において、パレット保管ステーション47
A及び47Bの相互交換割出し位置が例示されており、
ここではパレット50はテーブル2Tに固定されている
更に、固定パレット制御シリンダ61と71もまた、交
換ステーション32に対して相互交換された割出し位置
にある。
かくして、この時点で空席となりそして後退されている
パレット・ラッチ98(パレット50に対する)は、ス
テーション47A内で右方に延在しているシリンダ71
内に完全に引込められたピストン棒69にブラケット(
図示せず)によって取付けられている。
パレット相互交換を実際に開始するに先立って、ワーク
テーブル24は、モータ42を作動することにより加工
ステージョン31から交換ステーション32までX軸に
沿って移動されそして今や空となっているパレット保管
ステーション47Aになるだけ近接した位置に持ちきた
される。
テーブル24がそれの最右方位置に到達すると(第3図
)シリンダ61が作動されて、ピストン棒59及びラッ
チ91に最大限の伸延運動をなさしめてパレットチーフ
ル27により与えられているボタン103.104とと
もに下方固定位置状態にあるパレット30との外方係合
位置にそれらのピストン棒及びラッチをもちきたす。
その時点で、テーブル24は、パレット30を上方に押
しやることによりそれを固定位置から解放すると同時に
外方伸延ピストン棒59のラッチ91との掛は留め係合
状態に持ちきたし、しかる後そのピストン棒59が引込
められ、その際、掛は留め保合下にあるパレット30を
第4図に示されるような保管ステーション47Aにおけ
る一時保管位置へと移動する。
両パレットが図示のごとく保管ステーションに戻された
後、パレット交換機割出しテーブル46は反時計方向に
180°だけ割出され(第5図)、パレット支持体47
及びそれにより支持されているそれぞれのパレットの同
様の割出し運動をもたらす。
その後、シリンダT1が作動されて、ピストン棒69及
びパレット50と係合しているラッチ98を前進せしめ
、それによりパレット50がテーブル27上での固定位
置へと進められる。
パレット50がパレットテーブル2Tに固定されると即
ぐ、もはやパレット50から離脱されているランチ98
およびピストン棒69は、第6図に示されるような空の
保管位置47Bまで引込められる。
パレットの相互交換が完了すると、テ−フル24はその
上に固定状態に置かれているパレット50と共に(そし
て図示してはいないが工作物と共に)加工ステージョン
31へと戻っていくことができる。
第7,8及び9図に示されるように、パレット支持割出
しテーブル46は一体的に構成された垂直コラム109
によって支持されており、その垂直コラムは工作物交換
機主ベース45内で垂直方向に離間して設けられている
軸受110及び111内に回転自在に支承されている。
半径方向腕114′が垂直コラム109の中央位置に固
着されて、ベース45の対向内壁に固着された確実停止
用止め材116と117とにより画定される位置間を1
80°にわたってコラムと共に回動しうるようになって
いる。
垂直コラム109及びそれに付属される半径方向腕11
4を止め材116と117との間でのいずれかの方向に
選択的に回動するための駆動力を与えるために、コラム
109の半径方向及び垂直方向に隔置された部分が、ベ
ース45の離間した部分に枢着された直線的に伸縮可能
な作動シリンダ120及び121によって調和的に駆動
される。
上方に位置する主作物シリンダ120はその外端部を垂
直枢動ピン123によってベース45に支持されており
、その枢動ピンは工作物交換機ベース45の背壁127
の内面に固着されているブラケット124内に支承され
ている。
駆動力を与えるために、枢着シリンダ120内に摺動自
在に設けられた作動ピストン125がピストン棒126
の後端に取付けられている。
この場合ピストン125がピストン棒126のいずれの
方向の行程限界にある時でも、そのピストンがシリンダ
の対向両端面のいずれにも突き当らないように即ち衝動
しないようになされている。
直線運動をなすピストン棒126の前端に固着されてい
る取付はブラケット129は平行な垂直枢動ピン130
によって枢動自在に支持されており、その枢動ピンは枢
動可能なコラム109に固着された半径方向腕114に
固定状態に取付けられている。
第9図に示されているように、液圧制御回路が先ず確立
されそして後シリンダ120の後端口131に圧力流体
を供給するようにその回路が維持され、同時に前端口1
32は排出路に接続される。
この状態において、後端口131を通じて導入された圧
力流体はピストン125及びピストン棒126を図示の
ように前方に押しやる。
既に説明した通り、シリンダ120及びそれと協働的に
可動のピストン棒126の各端は、平行関係で隔置され
そして枢動ピン123及び130により枢動自在に支持
されている。
半径方向腕114の前面は、ピストン125とシリンダ
120の前方内端面との間に余裕部が残されているので
、圧力流体が図示されるように後端口131に流入する
時はいつでも、止め材116に勢いよく当接する。
半径方向腕前面135を強制的に押しやって時計方向(
CW)の止め材116と当接位置決め係合をなさしめる
上述の流体回路が維持されるのと同時に、協働関係で配
置される枢動シリンダ121に対する後端口137に圧
力流体を供給するため上記流体回路と協働する流体回路
が維持される。
その場合、シリンダ121の前端口138からの排出回
路が確立される。
シリンダ121の後端口137に流入する圧力流体は、
関連するピストン141及びピストン棒142を図示の
ように前後直線運動の前方行程限界までおしやる。
補足的に説明すると、作動シリンダ121は、その外端
においてベース45の側壁内面に、好ましくはシリンダ
120を支持するピン123から約90°隔てられて固
着されているブラケット144内に取付けられた固定枢
動ピン143によって枢動自在に支持されている。
直線運動をなしうるピストン棒142の前端即ち内側端
はブラケット147に固着されており、且つそのブラケ
ット147は、垂直コラム109の下端に偏心した状態
で固定状態に取付けられた垂直枢動ピン148に支承さ
れている。
コラム109により与えられている枢動ピン148とピ
ストン141との間のピストン棒142の長さはピスト
ンがいずれの方向の行程限界にある時でも、ピストンの
端面がシリンダ121の内端面と当接しないように選定
されている。
CW角度位置を維持するために、1つの制御回路が2つ
のシリンダ後端口137及び131に圧力流体を同時に
供給し続け、その場合、作動シリンダからの伸延運動圧
力だけが完全な位置決め制御を与える。
図示されるような時計方向角度位置を維持している間、
ピストン141及びピストン棒142をおしやって平行
な隔置枢動ピン143及び148間に伸延圧力を与える
べくシリンダ121の後端口137に流入する圧力流体
は、位置持続に関して作用を及ぼさない。
しかし、図示されているコラム109のCW色位置らの
1800反時計方向(CCW)回転運動中、作動シリン
ダ121は作動シリンダ120と協同して回転駆動力を
与える。
同様にそのCCW位置からのコラムの戻り180゜CW
回転運動をもたらすのに際し駆動力を供給するためにも
、両枢動シリンダ121及び120は必要である。
CW及びCCW止め材116及び117間でのコラムの
1800回動運動をもたらすに当って、枢着された2つ
の伸縮運動自在な作動シリンダ120及び121の協働
態様を説明する前に、第7図に示されるようにパレット
係合腕55及び65間に長手方向及び横方向空隙が存在
していることに再度注意すべきである。
外端にそれぞれのパレットラッチ91及び98をそれぞ
れ具備するパレット係合腕55及び65の横方向及び長
手方向に空隙が存在することについては、既に第2,6
及び7図において簡単に説明したことを想起されたい。
しかし、パレット係合腕55及び65が有する矩形状の
形態及び離間して設けられている直線運動案内軌道11
2,115及び118並びにそれらの間の平行な横方向
空隙部により与えられる矩形断面の様相が、第7図に詳
細に示されている。
これ等部品の現在位置に至るまでの先行運動を考えるに
当って、垂直コラム109及びそれにより支持されるパ
レット支持体47の液圧的に維持された時計方向位置へ
の回転配向は第3,7゜8及び9図において同じである
ものと仮定されよう。
その結果として、これらの図面においては、それぞれの
枢動ピン130及び148は共に、コラム109及びそ
こに固着されている半径方向腕114に対して時計方向
で且つ、半径方向に横断する方向に同心的に離間せしめ
られている。
更に、ピストン125はシリンダ120内のその前方行
程の伸延限界までおしやられて、腕114の外面135
を止め材116との時計方向位置決め係合状態にしっか
りと保持されている。
同時に、ピストン141は、関連枢動シリンダ121内
でその前方伸延行程限界までおしやられつつあり、関連
枢動ピン148をコラム109の軸線150に対する回
動運動限界にしっかりと維持している。
CW止め材116との係合位置からコラム109をして
180°反時計方向回動をなさしめるためには、シリン
ダ121内でのピストン141の一つの連続した駆勤行
程と協働してのシリンダ120内でのピストン125の
2つの独立した完全な駆勤行程が必要とされる。
独別の枢着作動シリンダ120及び121が調和して液
圧制御されるが故に、一方の止め材から他方の止め材へ
のコラムの1800回動は連続的に行なわれ、その場合
速度は自動的に且つ相関的に変化される。
コラム109のCCW運動の最初の90°の間、ピスト
ン125は枢動シリンダ120内でその完全に後退され
た位置までおしやられ、その場合圧力流体は前端口13
2を通じて導入されモして後端口131を通じて排出さ
れる。
その900中点位置にシリンダ120が枢動してきて到
達すると、ピストン125はその行程の内方の後退限界
にあることになり、それにより引込められてきたピスト
ン棒126における枢動ピン130をそれの対応する9
0°中点位置130Mに変位せしめる。
シリンダ120が90°中点位置に達すると即ぐ、そこ
への制御圧力流体の流れが逆転されて、今度は後端口1
31が圧力流体を受取り且つ前端口132が加圧流体を
排出するように接続がなされる。
こうして、CW色位置らの連続した18o0運動の次の
900部分の間、枢動シリンダ120が伸延駆動工程を
与えるように接続される。
コラム109のそれの1800回動位置への到達は、シ
リンダ120の破線位置120Aへの枢動前進運動とそ
れと同時に起るピストン125及びピストン棒126A
の前方行程限界への伸延運動とが協同して行なわれるに
際してもたらされる(第8図)。
この状態になると、ピストン棒126に固着されそして
枢動ピッ130周囲に支承された取付はブラケツ)12
9Aが、半径方向腕114の外面136をCCW止め材
117との連続した当接係合状態へと勢いよくおしやる
つまり、駆動シリンダ120は、二方向駆動工程を与え
るものであり、そしてそれはCW及びCCWの両方向に
おける完全な180°運動によって出力を単方向性とす
るための逆転手段を含んでいる。
そしてこれがシリンダ121による単一の単方向駆動工
程と相応している。
CW止め材116からCCW止め材117まで0180
°回動運動の一様な連続性を確保するため枢動シリンダ
121が、9o0後退及び9o0前進行程において相続
いて駆動される枢動シリンダ120と協働して一つの後
退駆動行程によって作動される。
コラム109がその中点位置に達すると、ピストン棒1
42の外端における枢動ピン148は第8及び9図に1
48Mとして示されているそれの中点位置にある。
これは、外側作動シリンダ120の第1駆動工程端に当
る枢動ピン130の900位置130Mと同心関係にあ
る。
しかし、内側枢動ピン148Mの90°中点位置への到
達は、900隔置シリンダ121内での単一後退駆動工
程の始点と終点との中間にピストン141が達するに際
して起る。
全体的に回転可能な枢動ピン130M及び148Mが上
述の中点位置に同心状態で到達することは、関連作動シ
リンダが対応する中点位置120M及び121Mに到達
することに付随して起るものである。
シリンダ120内でのピストン125の完全な単一駆動
後退行程は、外側のシリンダが中点位置120Mまで枢
動されている場合に外側枢動ピン130をそれの中点位
置130Mまで同時に回動させる。
それと調和してシリンダ121内のピストン141の駆
動後退行程の最初の半分によって、そのシリンダが点線
121Mで部分的に示されている中点位置まで移動され
る場合、内側枢動点148が破線で示されている中点位
置148Mまで回動せしめられる。
反時計方向への割出し運動を継続させることはCCW割
出し運動時に連続した180°収縮行程を与えるように
シリンダ121内で関連ピストン141を内方に押しや
るために圧力流体が前端口138に供給されることによ
り確保される。
シリンダ120をしてCCW運動の相続く2つの四分円
に相当するだげ回動せしめるための上述した状態と同時
に、流体が導入される前端口138及び流体が放出され
る後端口137を通じて−っの圧力回路が確立される。
かくして、コラム1090反時計方向割出し運動が、内
側枢動点を中点148Mから完全CCW位置148Rま
で連続的に回動させるべくピストン141を枢動シリン
ダ121内で後退行程の限界までおしやるために前端口
138に導入される圧力流体によって継続される。
内側枢動ピンがそれのCW位置148からCCW位置1
48Rまで180°の円弧距離だけ移動されると、ピス
トン141はシリンダ121内で後退行程の限界に液圧
的に維持されることが明らかであろう。
上述したCW位置からのコラム109の180゜CCW
運動が開始されてから、コラム109とパレット支持体
47とは、各枢動シリンダ120及び121に対するシ
リンダ口131及び138に連続的に供給されている加
圧流体によって、選択されたCCW位置に強制的に維持
される。
コラム109とそれにより支持されている割出しテーブ
ル46とが反時計方向回動位置まで180°回動して割
出された状態においては、割出しテーブル46により支
持されているパレット支持体47もまた反時計方向回動
位置に割出されていることが明らかであろう。
更に、パレット支持体47のCCW方向への1800割
出し運動は、パレット保管ステーション47A及び47
BのCW位置(第4図)からCCW位置(第5図)への
割出し自在の相互交換に相当するものであり、そしてこ
れは連続したパレット交換サイクルの一部分を構成する
ものである。
上述したCCW割出し運動が完了すると、コラム109
は、各枢動シリンダ120及び121をして同様の調和
した作動をなさしめることにより流体圧力で維持されて
いるCCW位置から割出し自在に復帰せしめられうる。
シリンダ口131及び138への継続的な圧力流体の供
給によりまたピストン125及び128の前面とシリン
ダ内面との間に存在する間隙により、コラム109及び
それによって支持されているパレット支持体47が止め
材117との係合状態に液圧的に維持されていることに
再度注目すべきである。
これらの回路条件が確立されると、外側流体人口131
及び138を排出管路側に同時に接続することにより、
CCW位置からの選択的な1800戻り運動が開始され
る。
これと調和して、右方枢動位置にあるシリンダ120に
対するシリンダ口132と、ピストン141が完全に引
込んだ位置にあるシリンダ121に対するシリンダ口1
37とに圧力流体を供給するための回路が確立される。
かくして、コラム109の上記CCW位置から最初に例
示したCW位置への圧力作動180°回動戻り運動は、
2回の90°行程を与えるようなシリンダ120の相続
いての作動及び単一の1800外方伸延駆勤行程を与え
るようなシリンダ121の作動によりもたらされる。
換言すれば、CCW位置から、シリンダ120は再度9
0°収縮行程を与えるべく作動されて、外側枢動点13
0をCW力方向それの中点位置130Mまで移動する。
その位置に達しそしてCCW位置からの900収縮行程
が終ると、シリンダ120への圧力回路は、シリンダ口
132を排出側にそしてシリンダ口131を圧力流体導
入側に接続することにより逆転される。
次の90°の回動によってコラム109をCW止め材1
16との位置決め係合状態にまで続いて戻り運動せしめ
ることは、伸延駆動工程を与えるように枢動シリンダ1
20を接続することによって再度もたらされる。
コラム109を時計方向又は反時計方向180゜だけ割
出す場合には、枢動される作動シリンダ120の出力を
逆転する瞬間に「死点」が存在しうろことが明らかであ
ろう。
これは、例えば、伸延駆動工程から収縮駆動工程へとシ
リンダ120を切換えるために流体の供給を逆転する時
点で起るであろう。
従ってCW或いはCCWいずれの割出し運動においても
このような僅かの停滞ナイシ中断を排除するために、作
動シリンダ121はシリンダ120による2回の90°
駆勤行程と一致して1回の1800駆動工程を与えるよ
うに作動するものとされる。
CCW位置からCW位置までの戻り運動をもたらすに当
って、圧力流体の流れは、ピストン141をその最後退
位置から左方におしやるべくシリンダ口137に差し向
けられる。
換言すれば、ピストン141は、収縮即ち後退位置から
シリンダ内の圧力作動前方位置へと戻される。
こうして、シリンダ口138の排出側へのそしてシリン
ダ口137の流体供給側への接続を継続することにより
、ピストン棒142を外方に変位せしめるべくおしやり
そして単一の180°伸延駆動工程を与えることができ
る。
ピストン棒142により適用されるCW方向回動圧力が
その後ずつと作用することにより、内側枢動ピンは、C
CW最収線収縮位置148R中間位置148Mを通って
最終的にCW位置まで、実線148によって示されるよ
うに円弧を描いておしすすめられていく。
機能の点から要約すると、パレットの相互交換はほぼ7
つの主なる作動順序段階即ちシーケンシャル段階で行な
われうる。
出発状態は、第3,9及び11図と関連して例示した状
態であると仮定される。
つまり、パレット30は、パレット交換機44に近接し
て位置決めされているチーフル24に支持されたパレッ
トテーブル27に固定されている。
次いで、パレット支持体47が、パレット保管ステーシ
ョン47Aを空にしそして保管ステーション47Bにパ
レットチーフル27に移されるべきパレット50を然る
べく担持せしめた状態で、図示のように割出される。
第3,9及び11図に簡単に示されている状態を出発と
して、パレット相互交換に必要な主なる段階としては次
の事項が挙げられる。
1、手動、数値制御或いは他の型式の始動により、ソレ
ノイド101を付勢して、パレットテーブル27に固定
されているパレット30(第11図)と係合するよう空
のパレット係合腕55及びラッチ91を直線的に外方に
伸延せしめること。
2、パレット30を外方に伸延するラッチ91と掛は留
め係合される状態にまで垂直上方に変位するため、パレ
ット固定材93を点線位置93Rまで揚上げるようソレ
ノイドを自動的に付勢すること(第10図)。
3、係合ラッチ90,91(第10図)によってパレッ
ト30を掛は留めた腕55を引込めそしてパレット30
を保管ステーション47Aに戻すこと。
4、ソレノイド29を付勢して、保管ステーション47
A及び47B(及びそれらにより担持されるパレット)
の位置を第5図に示されるように割出し交換すること。
5、パレット係合腕65を伸延して、そこに掛は留めさ
れたパレット50を今や空席状態となっているパレット
テーブル27と係合するようになるまで外方に直線的に
変位せしめること。
6、パレット固定材93を垂直下方に変位して、パレッ
ト50を腕65との掛は留め係合状態から外しそしてそ
のパレット50を爾後の割出し運動のためパレットテー
ブル27に固定すること。
7、今や空席状態となったパレット係合腕65を空席状
態にある保管ステーション47Bにおげる保管位置に引
込めること。
第9,10及び11図に例示される制御装置を構成する
様々なソレノイド、弁及びスイッチを相互に接続する非
常に詳しい電気回路を提供する必要性を回避するために
、先に列挙した7つの作動機能の各々が電気的に確立さ
れていることをもう一度説明する。
更に、7つの段階をそれぞれ順次的に完結させるだけで
、実施されつつある段階を終了させ且つ一つのパレット
相互交換サイクル時における各一連の機能に対する同様
のスイッチ動作式付勢を終了させることになる。
しかし、一つの段階の完了は通常、液圧制御系統により
丁度完結した先の段階の電気的付勢を続けることを含む
従って、連続した動的ブレーキング作用が次の7つの段
階の相互交換サイクルを開始するのを助長するのに特に
適応した状態に維持される。
選択されたパレット或いは工作物の相互交換を行なうた
めの電気制御回路についての説明を簡単にするために、
第9,10及び11図の制御回路には幾つかの異った方
式で識別表示がつげられている。
通常の参照数字に加えて、パレット交換における7つの
作動段階の順序が、単一文字の添字及び必要な場合には
2文字の添字をつげた番号により数値シーケンスを区別
される(例えば、IA。
2A、2AA)。
更に、出発状態を最初に確立するための動作を必要とす
る動的に付勢されたソレノイド及び作動スイッチは文字
Eに添字を付して区別されている。
付勢された出発ソレノイド及び動作されたスイッチは次
のものを含んでいる。
EA−ソレノイド173は、枢動シリンダ121及び1
20を現在例示されているcw回動位置まで同時におし
やるための動的状態を確立するように付勢されている。
ソレノイド173が付勢されると、弁スプール180は
右方へ変位される。
その結果、弁スプール内管路203も同様に右方に変位
されて、圧力管路82を出口管路205に接続し、これ
によって2つの回路が同時に確立される。
まず、管路205からの液体は分枝管路137を通じて
シリンダ121の後端部に圧力を供給するよう接続され
、これによってピストン141をその前方CW位置にし
っかりと維持する。
次の管路205からの圧力流体ρ末、それをシリンダ1
20の後端部に差し向けるよう現在接続がなされている
左方変位弁スプール内管路208へと流れる。
EB−付属的な四分円運動制御ソレノイド172は、四
分円運動制御スイッチ188がまだ動作されていないと
いう事実により、図示されているようにそのA1スイッ
チ位置に弁スプール191を維持するため現在付勢され
ている。
従って、管路131から受取られた圧力流体はピストン
125を前方に押しやって、半径方向腕114をCW止
め材116との当接係合状態にしっかりと維持している
EC−制御スイッチ179は、コラム109に取付けら
れている制御係合材178をそれの現在あるCW回動位
置での保持によって、図示されるように動作状態に維持
され、それによりソレノイドED及びEGを付勢状態に
維持するために必要な回路条件を確立する。
ED−ソレノイド77の付勢は弁スプール78の右方へ
の変位をもたらして、ピストン60を右方におしやるよ
う圧力流体を管路62に供給して空席状態のパレット係
合腕55を現在空席状態のパレット保管ステーション4
7A内に完全に引込めた状態に保持する。
EF−制御係合部(パレット係合腕)56は、現在固定
IJ ミツトスイッチ5Tと作動係合状態に維持されて
いる。
EG−ソレノイド87の付勢は弁スプール88を右方へ
変位せしめて、ピストン70を左方に押しやるべく管路
72に圧力流体を供給し、それによりパレット係合腕6
5及びそこに掛は留めされているパレット50を保管ス
テーション47B内に完全に引込めた状態に維持する。
EH制御係合部66は固定リミットスイッチ67との作
動係合状態に保持されている。
EI−弁スプール154はばね157により左方へ変位
された状態にある。
パレット相互交換を完結するのに必要とされる7つの作
動順序段階を第9,10及び11図との組合せにおいて
以下に幾分詳細に説明する。
先に説明したように、ソレノイド101を手動で又は電
気的に付勢してパレットの相互交換を開始する。
1人−ソレノイド101を付勢しそしてソレノイド77
を消勢し、弁スプール78は左方に変位しそして管路1
02を圧力流体を管路82から管路63に供給するよう
に接続する。
その結果、パレット係合腕55及びラッチ91は、現在
パレットテーブル27に下降位置で固定されている。
パレット30との係合位置まで外方に伸延される。
2人−腕55の伸延運動は、それにより支持されている
背後側制御係合部152をスイッチ57との圧力作動係
合状態に移動して、ソレノイド153を付勢して弁スプ
ール154を弾性作動体157に抗して右方に変位する
よう接続されている制御回路を確立する。
弁スプール154の右方への変位は、斜行弁スプール内
管路156を右方へ変位し、圧力源管路82から管路1
60への回路を確立して、そこに圧力流体を供給する。
管路160への流体圧力は、パレット固定材93をそれ
の点線位置93Rまで垂直上方に押し上げる。
同時に、パレット固定材93の下面163から、右方変
位弁スツール管路165を通じて排出路166に接続さ
れるようになっている管路164によって圧力流体は排
出される。
パレット固定材の点線位置93Rまでの上方移動は、パ
レット30を外方伸延パレット係合腕ラッチ91との上
方掛は留め係合状態へと変位し、そして腕55の収縮即
ち後退行程を開始しうるよう作動上接続されている制御
スイッチ168 (2AA)を動作せしめる。
3A−スイッチ168の動作に応答して、ソレノイド1
01を消勢しそしてソレノイド77を再付勢するための
制御回路が再確立され、それにより弁スプールを最右端
位置へと戻す。
その結果、弁スプール管路80は再度右方へ変位されて
、腕55及びそれに掛は留めされるパレット30を完全
に引込めるよう圧力管路から管路170へと接続される
制御回路を確立し、それによりパレット30を保管ステ
ーション47Aに戻す。
掛は留めすしたパレツ)30の保管ステーション47A
への返送は再度制御係合部56をスイッチ157との動
作用係合状態へと移動する。
4A−スイッチ57の動作は作動上、シリンダ120及
び121への制御回路を確立して、コラム109及びそ
れによ−り支持される保管ステーション47A及び47
Bの1800CCW回動運動をもたらす。
この回路はCW回回路制御ツレノイド1フ3すぐに消勢
しそしてCCW廻動制御ソレノイド174を付勢する。
ところで、シリンダ120及び121の現在例示されて
いるCw位置での最初の保持は、四分円廻動制御&1ソ
レノイド172及びCW制制御ツレノイド1フ3付勢に
よりもたらされたものである。
これらのソレノイドを付勢するための最初の回路は、コ
ラム109に取付げられたCW匍側脚係合部材178工
作物交換機ベース45Aに取付げられているスイッチ1
79との動作用係合状態へと回動されたことにより開始
されそして維持されていたものであった。
CW回回動制御ツレノイド1フ3、スイッチ57の最初
の再動作に応答してCCWソレノイド174の付勢に際
してすぐに消勢されるが、ソレノイド172はコラム1
09のCCW方向への最初の四半分回動を通じて付勢さ
れたままである。
ソレノイド174の付勢は弁スプール180を左方に変
位して、弁スプール内管路182を圧力源管路82から
両シリンダ120及び121へ圧力を供給する管路18
3への回路を確立するよう接続せしめる。
シリンダ121の1800後退駆勤行程を開始するため
、管路183からの圧力流体はシリンダ口138にすみ
やかに流入する。
ソレノイド172を付勢状態に維持した状態では、弁ス
プール管路185は管路183から管路132への回路
を確立するように位置づけられており、(図示のように
)、ピストン125をシリンダ120内のその右方行程
限界まで押しやることによってCCW位置決め回路を確
立するようになっている。
既に説明したように、このCCW回路は最初の9000
回動を通して維持される。
シリンダ120が点線120Mにより示されるその90
゜位置を通して移動するにつれ、離間して設けられたコ
ラム部分109Aに取付けられている四分円回動制御カ
ム187の前縁は、四分円回動制御スイッチ188との
動作用係合状態へと変位される。
第9図に示されるように、スイッチ188は工作物変換
機の隔置部分45Bに固定状態で取付けられている。
1800位置決め運動を明示するため、コラム部分10
9Aにはまた、ベース45により与えられる止め材11
6及び117間を円弧状に可動の腕部分114Aが設げ
られている。
ひとたびスイッチ188が制御カム187により動作せ
しめられると、この動作状態はコラム109の残りの9
0°CCW回動を通して維持されることが明らかであろ
う。
上述したようにスイッチ188の動作はソレノイド17
2を消勢しそしてソレノイド190を付勢する回路をす
ぐに確立して、弁スプール191の現在位置から最右端
位置への右方変位をもたらす。
その結果、相応して右方に変位した弁スプール内管路1
92は、圧力供給管路183(まだ尚付勢されているソ
レノイド182によりもたらされる)を圧力流体の流れ
がシリンダ120に対するシリンダ口管路131へと再
接続されるように接続する。
さきに説明したように、管路131からの導入圧力流体
はシリンダ120(現在点線中央位置にある)の後端に
接続され、それによりピストン25の運動をすみやかに
逆転して、同じ1800CCwサイクルの連続部分とし
てコラム109の残りノリ00CCW回動を始める。
従ってソレノイド174の付勢は、管路183から管路
138への圧力流体の供給を継続し、それによりピスト
ン141は、同一の1800CCW行程の一部を構成す
るビントン125の残りの90°行程における逆転運動
と一致した状態で、単一のCCW行程において移動を続
ける。
CCW運動の完了は半径方向腕114のCC前止め材1
17との係合状態への円弧運動及びそれと同時のCCW
匍Jffiill係合部材196のベース45Aに取付
けられている固定制御スイッチ179を動作する位置へ
の1800にわたって円弧運動により決定される。
コラム109及びそこに設置されているパレット支持体
47A及び47Bの選択された1800CCw割出しは
上述のようにして完了される。
ひとたびこの状態が確立されると、上述の回路状態は、
弁スプール180をその最左端位置にそしてソレノイド
190をその最右端位置に維持するよう両ソレノイド1
74及び190を続けて付勢することにより液圧的に維
持される。
このため、この確立された回路は、ピストン141をそ
のCCW駆勤行程の上限にそしてピストン125をその
協働駆動行程の内側上限に液圧的に押しやるように持続
され、その結果半径方向腕114はCC前止め材117
との位置決め係合状態に動的に維持される。
5A−同時に、CCW係合部材196による固定リミッ
トスイッチ179の動作は、1800割出し再位置決め
されたパレット保合腕65及びそこに係止されるパレッ
ト50の外方伸延運動を開始する。
パレット係合腕65の外方伸延運動は、そこに掛は留め
されたパレット50をいまだ空席状態となっているパレ
ット割出しテーブル27上方の係合位置へと移動せしめ
る。
6A−パレット50の係合位置への外方直線運動は、係
合部198を制御スイッチ67との動作用係合状態へと
外方に移動せしめる。
この状態で制御スイッチ67はソレノイド153を消勢
するよう接続されており、その結果関連する弁スプール
のばね57による弾性的な左方変位がもたらされる。
圧力源管路82からの圧力流体は左方に変位されている
弁スプールの管路199を通シてパレット固定材93の
下面側163に接続される管路164に送られる。
圧力流体が戻り管路160により排出されている状態で
、パレット固定材93は垂直方向にしっかりと降下され
て、パレット50を割出しテーブル27との下方固定係
合状態に押しつげる。
7A−パL/ット割出しチーフル27上へのパレット5
0の垂直下方再固定作動は、パレットスイッチ168の
続いての動作をもたらす。
これカ起ると、ソレノイド105を消勢しそしてソレノ
イド87を再付勢するための順序制御回路が確立され、
その結果第6図と関連して既に説明したように、今や空
席状態となったパレット係合腕65はその空席状態の保
管ステーション47Bへと戻される。
反時計方向割出し運動をもたらすように動作される制御
ソレノイド及びリミットスイッチの順次的な動作につい
て相当詳細に説明したので、時計方向戻り割出し運動に
対するこの順序全体を繰返して述べる必要はないであろ
う。
その代り、CW及びCC前割出し運動の僅かな相違点を
簡単に列記してみよう。
コラム109とパレット支持体47の完全なCCW位置
への割出し運動がもたらされた後、その状態を確立する
のに必要な回路条件が、CW位置への戻り運動を容易に
するよう液圧的に維持されている。
簡単に述べるなら、ソレノイド174が付勢状態に維持
されて、弁スプール180を完全左方CCW位置に変位
し、同時にソレノイド190が付勢状態に維持されて、
弁スプール191を右方A2スイッチ位置へ切換える。
CCW位置決めが、枢動シリンダ120のその180°
右方CCW作動位置(第EKKI20A。
126A、129Aにおいて示されるように)への保持
とピストン125のシリンダ120A内での最前方移動
限界への保持とを同時に必要とする。
同時に、ピストン141は協働枢動シリンダ121内で
のその単一収縮行程の最後方限界にしっかりと保持され
る。
CCW位置からCw位置への戻り運動は、ソレノイド1
74を消勢しそして同時に時計方向回動ソレノイド17
3を再付勢することによりもたらされる。
ソレノイド173の付勢は再度弁スプール180の最右
端への変位をもたらし、弁スプール内管路203を圧力
流体を分枝管路205に直接送り込むように接続する。
しかし、ccw位置が今確立されている状態では、分枝
管路205への圧力流体は、シリンダ120を90°収
縮行程及び90°伸延行程を相続いて行わせるよう接続
していることを協働してシリンダ121を単一の180
0伸延行程を開始させるよう接続する。
分枝管路205が先ずシリンダ121の最後端に直接接
続されている管路137に圧力流体を供給する回路を確
立して、今や完全に収縮即ち後退状態にあるピストン1
41を押しやって180°伸延回路を進行せしめていく
既に説明したように、本発明の主なる重要な結果は、本
発明の液圧制御回路に作動上接続される流量制御弁16
2(第9図)により実質上達成される速度制御における
改善をなしたことである。
簡単に述べるなら、CW或いはCCWいずれの方向でも
の180°円弧運動中、速度は最初の900中漸時増加
しそして900中点位置(シリンダ120の逆転運動点
に一致する)において最大速度に達するように構成がな
されている。
先に説明した通り、運動は900中点位置を通して連続
的であるけれども、移動されつつある部材の慣性質量に
由り、流量制御弁162は、シリンダ120とその第2
の90°を通しての運動を直接修正するよう協働しそれ
によりシリンダ120は第1の900中の増加率に比例
した漸時的な減少率において運動を継続する。
CCW運動を開始することを参照としての別の説明にお
いて、シリンダ120の最初の900収縮工程が図示C
W位置から900中点位置130Mへの運動をもたらし
たことが思い出されよう。
この時点で、最初の9o0ccw収縮行程においてシリ
ンダ120のピストン125を駆動するための供給管路
82から管路132への導入圧力は一定である。
従って、この時点でも同じく、速度を増加するための一
次力が液圧により発生されている。
CCW方向での90°中点位置において、ピストン12
5はその収縮行程の最内端にあり、そして逆転の時点で
1800の残余部の間前方伸延圧力行程を始める。
この逆転をもたらすために、供給管路82はピストン1
25を一定圧力下で前方に移動するよう接続された管路
131に一定圧力を提供している。
しかし、この時点でそして第2の90°運動中、現在前
方に移動しつつあるピストン125の前面にある排出圧
力流体は、管路132から外へ出て現在付勢されている
A2ソレノイド190の弁スプール内斜行管路193を
通って流れていく。
排出圧力流体の流れは、斜行管路193から現在付勢さ
れているソレノイド174により制御される弁スプール
155内の管路158により現在接続されている管路2
05へと流れ、更に管路159を通して流量制御弁16
2へと流れ、そしてこの流量制御弁は戻り流体の流れを
減速するよう周知の態様で働く。
逆転方向におけるこの分枝制御回路をその出発点まで、
即ち18o0cCW行程における上記第2900四分円
回動運動中前方に移動しつつあるピストン125の前面
まで再吟味すると、排出圧力が漸時増大して漸時増加す
る減速効果を及ぼしていることがわかる。
第2の90°分の移動中、流量制御弁162により前方
に移動しつつあるピストン125の前面に及ぼされる圧
力即ち減速力は、管路131からそのピストンの反対面
に現在与えられている供給圧力を実際上越える。
上述したような新規な態様で自動的に変化される減速圧
力に伴い、減速率も同じく上述したように自動的に変化
する。
逆転作動されうる二方向作動シリンダ120により提供
される18o0駆動力の2つの別々の900四分円間の
新規な相互接続により、この構成が大幅に改善された速
度制御を与えるものであることが容易にわかるであろう
本発明を例示的に説明するためここに示した具体例につ
いての以上の詳細な記載から、18o0時計方向及び反
時計方向割出し運動をもたらすための、改善された割出
し制御機構と組合せて、改善されをパレット及び工作物
交換機構が提供されたことが明らかであろう。
更に、別個の四分円回動制御ソレノイドを交互に制御す
るよう働くスイッチ応答四分円回動制御カムの代りに、
例えば、これらの制御機能は切換弁により直接的に且つ
液圧的に制御されうる。
このような切換弁は、シリンダの中間行程においてその
一方側の口に対する他方側の口の接続関係を自動的に逆
転するよう選択的に接続されることにより、制御回路を
もつと簡単なものとするのに有用であろう。
同様の態様でこの切換弁は、18000割出し運動をも
たらすよう協働的に作動する2つの枢動シリンダにおい
て一方の枢動シリンダに対する他方の枢動シリンダの接
続口関係を変えるよう接続可能であるしまた選択的に回
転自在である。
いずれの場合にも、その目的及び結果は、構体全体の1
80°方向行程を選択的に逆転するような態様で供給・
排出関係を選択的に逆転することにより口の方向関係を
選択的に変える点で同様である。
そQ結果として、本発明に組入れられたきわめて新規な
機構が、きわめて高い精度を有した180°割出し運動
を作動しそして制御するための簡単且つ程々の精度で製
造しそして配置づけされる枢動シリンダの使用を許容す
ることが特に強調される。
加えて、この改善された割出し自在な直線運動制御は、
高価な歯車係合される伝達装置を使用する必要なく構成
部品のそれほど厳密さの要らない関係を使用してもたら
しうる。
以上本発明の具体例について、本発明を有効に実施しう
る実際的な構成を示す目的で詳細に説明したが、本発明
の範囲内で種々の変形変更が可能であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図に本発明O特徴を具備した工作機械の斜視図であ
り、第2〜6図は工作物担持パレットの相互交換をもた
らすに際しての交換機の選択された種々の装置を例示す
る一組の正面部分図であり、第7図は交換機の側面を一
部垂直コラムを通しての垂直断面で示す図面であり、第
8図は第7図の8−8線により示される水平面に沿5断
面図であり、第9図は2つの対のピストン・シリンダ装
置を含む液圧制御回路の概略図であり、第10図はパレ
ットが交換ステーションにおいて離脱解放位置へと垂直
上方に変位されそしてパレット係合腕と掛は留め係合状
態に変位された後の固定状態から解放されたパレットを
例示しており、第11図はパレット係合腕が交換ステー
ションにおいて垂直下方固定状態に維持されているパレ
ットに設けられた開口内へ挿入されている状態を例示し
ており、第12図は相補的な形状のラッチの部分拡大斜
視図である。 24:ワークチーフル、47:保管支持体、45:フレ
ーム、47A、B:パレット保管ステーション、120
,126,12L142:ピストン及びシリンダ装置、
109:垂直コラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工されるべき工作物を受取るためのワークテーブ
    ルと、工作物を保管するためフレームに軸線のまわりで
    回転自在に取付けられている工作物保管用支持体と、工
    作物を前記ワークテーブルおよび工作物保管用支持体間
    で移送するための手段と、流体圧力源とを有する工作機
    械用工作物交換機構において、 前記工作物保管用支持体に設けられた半径方向腕と、 この半径方向腕に当接して、前記工作物保管用支持体の
    回転範囲を第10回動位置とこの第1の回動位置に対し
    前記軸線に関して実質的に180゜異なる第2の回動位
    置との間の半回転範囲に限定するために前記フレームに
    固定された第1および第2の止め部材と、 一端を前記フレームに枢動自在に連結されかつ他端を前
    記工作物保管用支持体にその前記軸線から変位した点に
    おいて枢動自在に連結されている第1のピストン・シリ
    ンダ装置と、 前記第1のピストン・シリンダ装置の一端が連結された
    前記フレーム上の位置に対して前記軸線のまわりで所定
    の角間隔を隔てた位置において一端を前記フレームに枢
    動自在に連結されかつ他端を前記工作物保管用支持体に
    その前記軸線から変位した点において枢動自在に連結さ
    れている第2のピストン・シリンダ装置と、 前記流体圧力源からの前記第1および第2のピストン・
    シリンダ装置に対する流体の流れを制御して前記第1お
    よび第2のピストン・シリンダ装置を伸縮せしめ、これ
    により前記工作物保管用支持体を前記第1の回動位置と
    前記第20回動位置との間における時計方向または反時
    計方向の回動をなさしめるための複数の制御弁と、これ
    ら複数の制御弁を作動せしめるための制御手段とよりな
    る制御装置とを具備することを特徴とする工作機械用工
    作物交換機構。
JP4604473A 1973-04-23 1973-04-23 コウサクキカイヨウ コウサクブツコウカンキコウ Expired JPS5852781B2 (ja)

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