JPS5852778B2 - 電気加工における加工液供給装置 - Google Patents
電気加工における加工液供給装置Info
- Publication number
- JPS5852778B2 JPS5852778B2 JP9829182A JP9829182A JPS5852778B2 JP S5852778 B2 JPS5852778 B2 JP S5852778B2 JP 9829182 A JP9829182 A JP 9829182A JP 9829182 A JP9829182 A JP 9829182A JP S5852778 B2 JPS5852778 B2 JP S5852778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- fluid
- nozzle
- liquid
- jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/101—Supply of working media
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば、ワイヤーカット放電加工においてノ
ズルから加工部分に加工液（水）を供給するが、ノズル
から噴流する加工液が周囲に飛散しないようにし、高圧
力で高流速の噴流し加工部分に充分な加工液が供給流通
介在できるようにすることを目的とする。
ズルから加工部分に加工液（水）を供給するが、ノズル
から噴流する加工液が周囲に飛散しないようにし、高圧
力で高流速の噴流し加工部分に充分な加工液が供給流通
介在できるようにすることを目的とする。
本発明の電気加工はワイヤーカット放電加工ばかりでな
く電解液を使用した電解加工、電解パリ取り加工、電解
研摩加工、電解放電加工等、加工液に水、油、電解液、
その他混合液等を使用し、電気と被加工体間に通電して
電解作用、放電加工作用、放電電解加工作用によって加
工する電気加工全てに適用されるものである。
く電解液を使用した電解加工、電解パリ取り加工、電解
研摩加工、電解放電加工等、加工液に水、油、電解液、
その他混合液等を使用し、電気と被加工体間に通電して
電解作用、放電加工作用、放電電解加工作用によって加
工する電気加工全てに適用されるものである。
従来、前記ワイヤーカット放電加工において、ノズルか
ら加工液の水を噴流するが、噴流時に水が周囲に飛び散
り噴出圧力を高めることができず、従ってワイヤー電極
と被加工体の狭い溝間加工間隙に多量の水供給ができず
、気中放電が発生したりして加工速度は低く、ワイヤー
が加熱断線する欠点があった。
ら加工液の水を噴流するが、噴流時に水が周囲に飛び散
り噴出圧力を高めることができず、従ってワイヤー電極
と被加工体の狭い溝間加工間隙に多量の水供給ができず
、気中放電が発生したりして加工速度は低く、ワイヤー
が加熱断線する欠点があった。
またワイヤーの通電部分が気中にに晒されるために加熱
して伸張したり、断線し、気泡が混入して通電妨害する
といった多くの欠点がありｔも このような欠点を除去するために本発明は加工液供給ノ
ズルの周りに加工液と同一または他の液を噴出するノズ
ルを設け、該ノズルの噴流液によって噴流加工液の周り
に液流カーテンを形成せしめ、加工液の飛散防止と空気
遮断を行わせるようにしたものである。
して伸張したり、断線し、気泡が混入して通電妨害する
といった多くの欠点がありｔも このような欠点を除去するために本発明は加工液供給ノ
ズルの周りに加工液と同一または他の液を噴出するノズ
ルを設け、該ノズルの噴流液によって噴流加工液の周り
に液流カーテンを形成せしめ、加工液の飛散防止と空気
遮断を行わせるようにしたものである。
以下図面の一実施例により本発明を説明する。
１はワイヤー電極で、図示しないリールから繰り出され
他方に向けて移動する。
他方に向けて移動する。
この間ワイヤー１は張力をかげられガイド２間を一本線
状に緊張した状態で矢印（図では下から上）方向に移動
する。
状に緊張した状態で矢印（図では下から上）方向に移動
する。
このガイド間のワイヤー１に対して被加工体３を対向さ
せ、対向間隙にパルス放電を行わせて加工する。
せ、対向間隙にパルス放電を行わせて加工する。
４が加工電源の接続端子、被加工体３は図示しない加工
テーブルに固定され、加工テーブルにはワイヤー１軸に
対して通常は直角平面の加工形状送りが与えられる。
テーブルに固定され、加工テーブルにはワイヤー１軸に
対して通常は直角平面の加工形状送りが与えられる。
５は加工液供給ノズル、６が加工液で、この液はノズル
５の先端から噴流流下し、ワイヤー電極１に沿ってワイ
ヤー１と被加工体３０対向する加工間隙に供給介在せし
められる。
５の先端から噴流流下し、ワイヤー電極１に沿ってワイ
ヤー１と被加工体３０対向する加工間隙に供給介在せし
められる。
７は前記ノズル５０周りに同軸状に設けられたノズルで
、このノズルからは前記加工液６と同一または他の液が
噴出せしめられ、噴流加工液６を周囲から包むようにし
て液が噴流され液流を形成し、液流カーテン８を形成す
る。
、このノズルからは前記加工液６と同一または他の液が
噴出せしめられ、噴流加工液６を周囲から包むようにし
て液が噴流され液流を形成し、液流カーテン８を形成す
る。
液流カーテン８部分の液流噴流圧は液の飛散がないよう
充分低圧で、約１ ＃／Ｃｍ以下にし、低流速で多量に
流して充分なカーテン作用を働せる。
充分低圧で、約１ ＃／Ｃｍ以下にし、低流速で多量に
流して充分なカーテン作用を働せる。
このような液流カーテン８を形成しておくことによって
、ノズル５から噴流する加工液６の噴流圧力を高めるこ
とができ、例えば１〜５ｋｇ／ｃｉ程度に高圧にして高
流速で噴流できる。
、ノズル５から噴流する加工液６の噴流圧力を高めるこ
とができ、例えば１〜５ｋｇ／ｃｉ程度に高圧にして高
流速で噴流できる。
加工液６は周りがカーテン８で包まれていることにより
中心部分に集束して流れ、ワイヤー１に沿って流下し、
加工部分に流通介在する。
中心部分に集束して流れ、ワイヤー１に沿って流下し、
加工部分に流通介在する。
加工液６は噴流圧力を高めたことによって加工部分に多
量に供給され、充分に流動し、常に新しい液が循環する
ようになり、したがってこの液を介して行われる放電加
工作用が安定して高効率で働き、加ニスピードが著しく
向上する。
量に供給され、充分に流動し、常に新しい液が循環する
ようになり、したがってこの液を介して行われる放電加
工作用が安定して高効率で働き、加ニスピードが著しく
向上する。
第２図は液流カーテンを形成した中で加工液を噴流し、
噴流圧力を変えたときの加ニスピードｍＩＬ／１ｎｉＩ
Ｌを実験結果よりプロットしたグラフ図である。
噴流圧力を変えたときの加ニスピードｍＩＬ／１ｎｉＩ
Ｌを実験結果よりプロットしたグラフ図である。
加工は０．２關φのＣｕワイヤー電極を用い、厚さ６０
ｍ１ｔの５５５Ｃ材をワイヤーカットしたものであり、
加工液の供給は噴流口径１０關φのノズルの中に噴流口
径２關φのノズルを同軸に挿入し、ワイヤー電極が内部
ノズルの中心を移動するように組込み、外側ノズルに蒸
溜水を流速約０、８ ｍ／ ｓｅｃで流しておき、内側
ノズルに同一の蒸溜水を液圧約０．５ｋｇ／ｃａ、流速
約５ｒＩＬ／ｓｅｃで噴流したとき加工速度は約３２ｍ
！Ｌ／ｍｍであった。
ｍ１ｔの５５５Ｃ材をワイヤーカットしたものであり、
加工液の供給は噴流口径１０關φのノズルの中に噴流口
径２關φのノズルを同軸に挿入し、ワイヤー電極が内部
ノズルの中心を移動するように組込み、外側ノズルに蒸
溜水を流速約０、８ ｍ／ ｓｅｃで流しておき、内側
ノズルに同一の蒸溜水を液圧約０．５ｋｇ／ｃａ、流速
約５ｒＩＬ／ｓｅｃで噴流したとき加工速度は約３２ｍ
！Ｌ／ｍｍであった。
次に内側ノズルの液圧を約２ ｋｇ／ｃｒＡに高めたと
き加工速度は４６ｍ１ｔ／ｍｉｎになり、液圧が３に９
／ｃＡで加工速度が５０ｉ４／ｍｍ、液圧が４に／ｃｒ
ｒｒで加工速度が約５２１ｆｔｆｔ／ｍとなった。
き加工速度は４６ｍ１ｔ／ｍｉｎになり、液圧が３に９
／ｃＡで加工速度が５０ｉ４／ｍｍ、液圧が４に／ｃｒ
ｒｒで加工速度が約５２１ｆｔｆｔ／ｍとなった。
この加工速度は従来の口径４〜６１１ＬｒＩＬφ程度の
単一のノズルから噴流するものに比べて加工速度が約１
．５倍以上に高まる効果が得られたものである。
単一のノズルから噴流するものに比べて加工速度が約１
．５倍以上に高まる効果が得られたものである。
以上のように少なくとも内側加工液の流速よりも低速の
液流カーテンを形成したことによって加工液噴流圧を高
めて流速を増大制御でき、加ニスピードを向上できるが
、更に加工液の周囲の飛散を防止でき、特に加工液とし
て水又は腐食性の電解液を使用する加工においては効果
的である。
液流カーテンを形成したことによって加工液噴流圧を高
めて流速を増大制御でき、加ニスピードを向上できるが
、更に加工液の周囲の飛散を防止でき、特に加工液とし
て水又は腐食性の電解液を使用する加工においては効果
的である。
またワイヤー電極１は加工部分、通電部分で液流に包ま
れた状態にあり、発熱による伸び、破断がなくなり外気
と遮断状態で気泡等の混入を排除せしめ、加工部へ加工
液供給が円満に且つ大量に供給でき、液抵抗を低くして
電流密度を増大でき、冷却効果が高く得られる等により
加工速度と共に加工精度も向上する効果が得られる。
れた状態にあり、発熱による伸び、破断がなくなり外気
と遮断状態で気泡等の混入を排除せしめ、加工部へ加工
液供給が円満に且つ大量に供給でき、液抵抗を低くして
電流密度を増大でき、冷却効果が高く得られる等により
加工速度と共に加工精度も向上する効果が得られる。
なお加工液供給ノズルは被加工体の片側だけでなく上下
の両側から供給するようにしてもよく、各々のノズルに
液流カーテンを形成作用することによって同様に効果が
得られる。
の両側から供給するようにしてもよく、各々のノズルに
液流カーテンを形成作用することによって同様に効果が
得られる。
加工液噴流ノズルは電極を兼用し、ワイヤーカット以外
の放電孔明加工に、電解加工等する場合でも噴流加工液
の周囲に液流カーテンを形成するコトによっても同様の
加工効果が期待できる。
の放電孔明加工に、電解加工等する場合でも噴流加工液
の周囲に液流カーテンを形成するコトによっても同様の
加工効果が期待できる。
第１図は本発明の一実施例構成図、第２図は一実施例の
加工特性グラフ図である。 １・・・・・・ワイヤー電極、２・・・・・・被加工体
、４・・曲加工電源接続端子、５・・・・・・加工液ノ
ズル、Ｔ・・・・・・液噴出ノズル、８・・・・・・液
流カーテン。
加工特性グラフ図である。 １・・・・・・ワイヤー電極、２・・・・・・被加工体
、４・・曲加工電源接続端子、５・・・・・・加工液ノ
ズル、Ｔ・・・・・・液噴出ノズル、８・・・・・・液
流カーテン。
Claims (1)
- １ 電極と被加工体とが対向する加工間隙に加工液を供
給し介在させると共に通電して加工する電気加工におい
て、前記加工液を噴流供給するノズルを設け、且つ前記
噴流加工液の周りに加工液と同一または他の液を少なく
とも前記噴流加工液よりも低流速で流して液流カーテン
を形成するノズルを設けて成る電気加工における加工液
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9829182A JPS5852778B2 (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 電気加工における加工液供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9829182A JPS5852778B2 (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 電気加工における加工液供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS584322A JPS584322A (ja) | 1983-01-11 |
| JPS5852778B2 true JPS5852778B2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=14215817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9829182A Expired JPS5852778B2 (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 電気加工における加工液供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852778B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59166425A (ja) * | 1983-03-12 | 1984-09-19 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカツト放電加工用ノズル装置 |
| JPH0677884B2 (ja) * | 1984-06-07 | 1994-10-05 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | ワイヤカツト放電加工装置 |
| JP2559224B2 (ja) * | 1986-11-21 | 1996-12-04 | 株式会社ソディック | ワイヤカット放電加工用ノズル装置 |
| JP2571053B2 (ja) * | 1987-04-20 | 1997-01-16 | 西部電機株式会社 | ワイヤ放電加工機の加工液供給装置 |
| US11215481B2 (en) | 2018-03-23 | 2022-01-04 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Diaphragm-based fiber acoustic sensor |
-
1982
- 1982-06-08 JP JP9829182A patent/JPS5852778B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS584322A (ja) | 1983-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS56126533A (en) | Wire cut spark machining device | |
| JPH0123701Y2 (ja) | ||
| JPS5852778B2 (ja) | 電気加工における加工液供給装置 | |
| JPS6147648B2 (ja) | ||
| JPS5748431A (en) | Wire-cut electric discharge machining device | |
| JPS61182725A (ja) | ワイヤカツト放電加工用電極ガイドユニツト | |
| JP2015091613A (ja) | ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法 | |
| GB2077171A (en) | Electroerosive wire-cutting method and apparatus | |
| JPS563148A (en) | Wire cut electric discharge machine | |
| JPS5993240A (ja) | ワイヤカット放電加工方法 | |
| JPS6094223A (ja) | ワイヤカツト放電加工機におけるワイヤ電極冷却装置 | |
| JPH0319016B2 (ja) | ||
| JPS5789527A (en) | Method of wire-cut electric discharge machining | |
| JPH0246326B2 (ja) | Waiyakatsutohodenkakosochi | |
| JPS60186320A (ja) | ワイヤカツト放電加工装置 | |
| JPH01234118A (ja) | ワイヤ放電加工装置 | |
| JPH0271924A (ja) | ワイヤカット放電加工装置 | |
| JPS63306826A (ja) | ワイヤカット放電加工装置の加工液供給装置 | |
| JPS6218288B2 (ja) | ||
| JPS5837545Y2 (ja) | ワイヤ電極の電解前処理装置 | |
| JPH01228729A (ja) | ワイヤ放電加工装置 | |
| JPH0248114A (ja) | ワイヤカット放電加工装置 | |
| JPS6090630A (ja) | ワイヤカツト放電加工機 | |
| JPS59227333A (ja) | ワイヤカツト放電加工用加工液噴射ノズル | |
| JPS61103724A (ja) | ワイヤカツト放電加工用加工液供給装置 |