JPS58525Y2 - コンクリ−ト構造物用防水シ−ト - Google Patents
コンクリ−ト構造物用防水シ−トInfo
- Publication number
- JPS58525Y2 JPS58525Y2 JP1978154452U JP15445278U JPS58525Y2 JP S58525 Y2 JPS58525 Y2 JP S58525Y2 JP 1978154452 U JP1978154452 U JP 1978154452U JP 15445278 U JP15445278 U JP 15445278U JP S58525 Y2 JPS58525 Y2 JP S58525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- concrete structures
- fibers
- waterproof sheet
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンクリート構造物用防水シートに関するもの
である。
である。
コンクリートを打ち込むことによって構築される建築物
、水路その他のコンクリート構造物に必要な防水にはア
スファルトフェルト或いはアスファルトルーフイングな
どが従来広く使用されているが、気温の変化によって耐
久性に影響されやすいほか膨張収縮による損傷が多く、
逐次その防水効果が失われる難点がある。
、水路その他のコンクリート構造物に必要な防水にはア
スファルトフェルト或いはアスファルトルーフイングな
どが従来広く使用されているが、気温の変化によって耐
久性に影響されやすいほか膨張収縮による損傷が多く、
逐次その防水効果が失われる難点がある。
そこで、耐久性の犬な合成樹脂製膜体の外面にコンクリ
ートとの接着性をよくするために滑り止めとして石綿、
ガラス合成繊難などの短繊維または軽石、ビル石、鉱滓
、ガラスなどの無機物の粉体を各短繊維筐たは粉体の相
互間に若干の空隙を設けて接着した防水シートも提案さ
れているが、外面に接着（−た短繊維筐たは粉体はコン
クリートの打ち込みに伴う大きな衝撃によって離脱しや
すく、しかも、短小な短繊維や粉体はその相互間に設け
た空隙に介在するコンクリートに対して大きな抵抗とな
らないために逐次剥離して水の浸入を充分防止すること
ができないほか安直な量産が困難であるなどの難点があ
る。
ートとの接着性をよくするために滑り止めとして石綿、
ガラス合成繊難などの短繊維または軽石、ビル石、鉱滓
、ガラスなどの無機物の粉体を各短繊維筐たは粉体の相
互間に若干の空隙を設けて接着した防水シートも提案さ
れているが、外面に接着（−た短繊維筐たは粉体はコン
クリートの打ち込みに伴う大きな衝撃によって離脱しや
すく、しかも、短小な短繊維や粉体はその相互間に設け
た空隙に介在するコンクリートに対して大きな抵抗とな
らないために逐次剥離して水の浸入を充分防止すること
ができないほか安直な量産が困難であるなどの難点があ
る。
本考案は前記のような従来のものにみられる難点を解消
するためになされたもので、図示の実施例に示すように
、熱可塑性樹脂よりなるシート主体１の上下面に長繊維
の合成繊維よりなる不織布２．２を夫々積層して各不織
布２が接するシート主体１の上下面から肉牛に向は夫々
の長繊維の一部を埋め込１せてなるものである。
するためになされたもので、図示の実施例に示すように
、熱可塑性樹脂よりなるシート主体１の上下面に長繊維
の合成繊維よりなる不織布２．２を夫々積層して各不織
布２が接するシート主体１の上下面から肉牛に向は夫々
の長繊維の一部を埋め込１せてなるものである。
このように構成されたものは、第３図に示すように、コ
ンクリートを打ち込むことによって構成された例えば建
築物の屋根Ａのモルタル仕上面Ｂにモルタルが硬化しな
いうちに展延して均斉に軽く押圧すれば、熱可塑性樹脂
よりなるシート主体１の下面に積層された長繊維の合成
繊維よりなる不織布２の錯綜した長繊維中にモルタルの
一部が侵入することとなるから、次いで該シート主体１
の上面に積層された長繊維の合成繊維よりなる不織布２
の上からモルタルを塗ってモルタル仕上面Ｃに仕上げれ
ば、該モルタルの一部はシート主体１の上面の不織布２
の錯綜した長繊維中に侵入することとなるから、あとは
すべてのモルタルを硬化させれば、ここに建築物の屋根
Ａは防水されたものとなるものである。
ンクリートを打ち込むことによって構成された例えば建
築物の屋根Ａのモルタル仕上面Ｂにモルタルが硬化しな
いうちに展延して均斉に軽く押圧すれば、熱可塑性樹脂
よりなるシート主体１の下面に積層された長繊維の合成
繊維よりなる不織布２の錯綜した長繊維中にモルタルの
一部が侵入することとなるから、次いで該シート主体１
の上面に積層された長繊維の合成繊維よりなる不織布２
の上からモルタルを塗ってモルタル仕上面Ｃに仕上げれ
ば、該モルタルの一部はシート主体１の上面の不織布２
の錯綜した長繊維中に侵入することとなるから、あとは
すべてのモルタルを硬化させれば、ここに建築物の屋根
Ａは防水されたものとなるものである。
即ち、コンクリートよりなる建築物の屋根Ａはそのモル
タル仕上面Ｂと最上層どなるモルタル仕上面Ｃとの間に
介装された本考案に係るコンクリート構造物用防水シー
トがその熱可塑性樹脂よりなる耐水性のシート主体１を
もって最上層のモルタル仕上面Ｃから徐々に浸透する雨
水を遮断するために防水されるものである。
タル仕上面Ｂと最上層どなるモルタル仕上面Ｃとの間に
介装された本考案に係るコンクリート構造物用防水シー
トがその熱可塑性樹脂よりなる耐水性のシート主体１を
もって最上層のモルタル仕上面Ｃから徐々に浸透する雨
水を遮断するために防水されるものである。
しかも、シート主体１の上下面に夫々積層された長繊維
の合成繊維よりなる不織布２，２は各不織布２が接する
シート主体１の上下面から肉牛に向は夫々の長繊維の一
部を埋め込１せて一体化されているためにコンクリート
の打ち込みに伴う大きな衝撃によってもシート主体１か
ら離脱することなく、夫々の錯綜した長繊維中に侵入し
たモルタルに対し耐水性をもった大きな抵抗となって硬
化後のモルタル仕上面Ｂおよびモルタル仕上面Ｃの各モ
ルタルが剥離したり亀裂を生じたりすることをよく防止
できるため、シート主体１がポリエチレン樹脂、塩化ビ
ニール樹脂その他の耐水性、耐食性、耐膨張収縮性など
を兼備した熱可塑性樹脂よりなるとともに長繊維の合成
繊維よりなる不織布２．２の繊維もポリプロピレン繊維
、ポリアミド繊維その他の耐水性、耐食性、耐膨張収縮
性などを兼備した合成繊維よりなるものであるのと相俟
ち長期に亘って常にその防水効果を適確に発揮できるも
のである。
の合成繊維よりなる不織布２，２は各不織布２が接する
シート主体１の上下面から肉牛に向は夫々の長繊維の一
部を埋め込１せて一体化されているためにコンクリート
の打ち込みに伴う大きな衝撃によってもシート主体１か
ら離脱することなく、夫々の錯綜した長繊維中に侵入し
たモルタルに対し耐水性をもった大きな抵抗となって硬
化後のモルタル仕上面Ｂおよびモルタル仕上面Ｃの各モ
ルタルが剥離したり亀裂を生じたりすることをよく防止
できるため、シート主体１がポリエチレン樹脂、塩化ビ
ニール樹脂その他の耐水性、耐食性、耐膨張収縮性など
を兼備した熱可塑性樹脂よりなるとともに長繊維の合成
繊維よりなる不織布２．２の繊維もポリプロピレン繊維
、ポリアミド繊維その他の耐水性、耐食性、耐膨張収縮
性などを兼備した合成繊維よりなるものであるのと相俟
ち長期に亘って常にその防水効果を適確に発揮できるも
のである。
なお、本考案に係るコンクリート構造物用防水シ・−ト
は例えばポリプロピレン繊維の長繊維をもって製造され
た長尺の２枚の不織布を対向する２個のローラー間に送
り込みつつ該不織布の相互間にポリエチレン樹脂を溶融
薄層として送り込んで該２個のローラーにより適度に加
圧することによって連続的に容易に量産できるものであ
る。
は例えばポリプロピレン繊維の長繊維をもって製造され
た長尺の２枚の不織布を対向する２個のローラー間に送
り込みつつ該不織布の相互間にポリエチレン樹脂を溶融
薄層として送り込んで該２個のローラーにより適度に加
圧することによって連続的に容易に量産できるものであ
る。
本考案は以上の説明によって明らかな′ように、建築物
その他のコンクリート構造物に従来使用されたアスファ
ルトフェルト、アスファルトルーフイング或いは合成樹
脂膜体をもってした防水シート類の難点をよく解消した
ものとして実用的価値きわめて大なものである。
その他のコンクリート構造物に従来使用されたアスファ
ルトフェルト、アスファルトルーフイング或いは合成樹
脂膜体をもってした防水シート類の難点をよく解消した
ものとして実用的価値きわめて大なものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図、第２図
は同拡大断面図、第３図は使用状態において示す同拡大
断面図である。 １：熱可塑性樹脂よりなるシート主体、２：長繊維の合
成繊維よりなる不織布。
は同拡大断面図、第３図は使用状態において示す同拡大
断面図である。 １：熱可塑性樹脂よりなるシート主体、２：長繊維の合
成繊維よりなる不織布。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂よりなるシート主体１の上下面に長繊維の
合成繊維よりなる不織布２，２を夫々積層して各不織布
２が接するシート主体１の上下面から肉牛に向は夫々の
長繊維の一部を埋め込筐せてなるコンクリート構造物用
防水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978154452U JPS58525Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | コンクリ−ト構造物用防水シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978154452U JPS58525Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | コンクリ−ト構造物用防水シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5570235U JPS5570235U (ja) | 1980-05-14 |
| JPS58525Y2 true JPS58525Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29142583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978154452U Expired JPS58525Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | コンクリ−ト構造物用防水シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58525Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008207516A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Nitto Boseki Co Ltd | 多層シート材、コンクリート用防食板及びその製造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59177616U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | 三ツ星ベルト株式会社 | 防水構造 |
| JP2510468Y2 (ja) * | 1990-08-31 | 1996-09-11 | 前田建設工業株式会社 | 遮水シ―ト用保護材 |
| KR20010077564A (ko) * | 2000-02-03 | 2001-08-20 | 한동운 | 결로방지시트 및 그의 시공방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415070A (en) * | 1977-07-04 | 1979-02-03 | Kajikawa Akira | Water proof shee covered with nonwoven fabric |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP1978154452U patent/JPS58525Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415070A (en) * | 1977-07-04 | 1979-02-03 | Kajikawa Akira | Water proof shee covered with nonwoven fabric |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008207516A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Nitto Boseki Co Ltd | 多層シート材、コンクリート用防食板及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5570235U (ja) | 1980-05-14 |
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