JPS5852092A - 給油装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等のガソリン給油所で使用する給油装置
に関するものである。

かかる給油装置はノズル掛けよシノズルバルプを外すと
、自動的にポンプ駆動モーターのスイッチが閉じて、ノ
ズルパルプを開けばすぐに給油ができる状態となる。

上記ノズルパルプは引金を引くことにより内部に設けた
一弁を開くようにしたものであるが、ノズルパルプをノ
ズル掛けから外す際に誤ってこの引金を引くと自動車の
タンクの給油口に挿入する前に油が吐出されてしまい危
険である。

また、あらかじめ定１を設定して給油を行なうプリセッ
ト給油の場合は、設定量まで給油されると、元弁が閉じ
るかポンプ駆動モーターが停止するのでノズルパルプの
引金を引いた状態でも油は出ないから、引金を引金係止
片に係止した状態のｉｔ引金先端の係止を解除せずにノ
ズルパルプをノズル掛けに掛け、次に使用する作業員が
知らすにノズルパルプを外した場合にも上記誤って引金
を引いたのと同じ状態が起こりすぐに油が吐出されて危
険である。

本発明の目的は上記不都合を解消し、ノズルパルプの引
金が引かれていない定位置にあることを確認した上で初
めて給油可能状態となるので、誤った引金操作で予想外
の所に油を吐出することを防止できる給油装置を提供す
ることにある。

しかしてこの目的は本発明によれば、ノズルパルプをノ
ズル掛けから外した時に、ノズルパルプのレバー位置を
検知し、その位置検知信号により給油用の弁若しくはモ
ーターを制御することによシ達成される。

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明を用いた給油機の一部切欠いた正面図、
第２図はノズルパルプとノズル掛は部分の縦断正面図で
、給油機１内には地下タンク（図示せず）に連通ずる給
油管２の途中に給油ポンプ３、流量計４及び元弁５を順
次設け、この給油管２に給油ホース６を介してノズルパ
ルプ７を連結する。

給油ポンプ３にモーター８を連結し、流量計４に流量パ
ルス発、信器９を取付け、また給油機１の上部正面に、
プリセット量設定押釦スイッチ］０と給油表示計１１、
ブザー１２α及び点灯表示器１２ｂからなる報知器１２
とを設ける。

給油機１の側面にはノズル掛けＩ３を設け、第２図に示
すようにこのノズル掛け１３に近接してノズルパルプ７
の掛は外しでリンク機構１４を介して動作し、信号を発
するノズルスイッチ１４を配設する。

ノズルパルプ７には内部の弁を開閉する引金７ａが設け
られているが、この引金７αの先端に永久磁石１５を取
付け、また引金のガイドフレーム７ｂの水平部分に、上
記永久磁石１５の接近で動作し、引金７αを開放した時
に閉じるリードスイッチ１６、込を設け、この磁石とリ
ードスイッチによりレバ；−の位置を検知している。ま
たこのリードスイッチ１６の横手に引金７αを引いた状
態で引金を係止する係止片】７とを設ける。

第６図は本発明の実施例を示すブロック回路図で、ノズ
ルスイッチ１４が人ズル掛け１３からノズルパルプ７を
外した際に発するノズル外し信号Ａをアンド回路１８と
１９とに導入し、このアンド回路１８にはノズルパルプ
７の引金７αが、引かれていない時にガイドフレーム７
ｂに設けたリードスイッチ１６から発せられる引金開放
信号Ｂを導入する。

アンド回路Ｉ８の出力信号Ｃをインバータ２４を介して
アンド回路１９に、及び計数回路２０と、給油モーター
制御回路２１と、弁制御回路２２とに導入する。

この出力信号Ｃは計数回路２０へはリセット信号Ｃ−１
として、モーター制御回路２１へはオン信号Ｃ−２とし
て、弁制御回路２２へは弁開信号Ｃ−３として導入され
るもつである。アンド回路】９の出力信号を動作信号り
として報知器１２に導入する。

流量計４のパルス発信器９から発せられる流量信号Ｅを
計数回路２０に導入し、計数された給油量信号Ｅ−１を
給油量表示計１１に導入し、また同流量信号Ｅを減算信
号Ｅ−２として設定回路２３に導入する。この設定回路
２３にプリセット量設定押釦スイッチ１０からの設定信
号Ｆを導入する。上記設定回路′２３は信号Ｆを受けて
設定した数値から減算信号Ｅ−２による流量数値を減算
する機能を有するものである。

設定回路２３の出力信号を閉弁信号Ｇとして弁制御回路
２２に導入し、弁制御回路２２の出力信号である弁駆動
信号Ｈ１！：弁５に導入する。

モーター制御回路２Ｉのモーター駆動信号Ｉをモーター
８に導入し、ノズル掛け３にノズルパルプ７を掛けた時
にノズルスイッチ１４が発するノズル掛は信号Ｊを停止
信号Ｊ−１として報知器】２に、オフ信号Ｊ−２として
モーター制御回路２１にそれぞれ導入する。

次に使用法及び動作について説明する。

まず、プリセットしない一般給油の場合、ノズルパルプ
７をノズル掛け１３から外すと、ノズルスイッチ１４か
らノズル外し信号Ａがアンド回路１８゜】９に導入され
、ノズルパルプ７の引金７αが開放されている場合には
、永久磁石１５がリードスイッチ１６に近接しているの
で、リードスイッチＩ６が作−１亀 動し、その出力信号である引金開放信号Ｂもアンド回路
１８に導入される。

アンド回路１８は両信号Ａ、Ｂを受けて、計数回路２０
にリセット信号Ｃ−１を導入して前回の計数値を消却し
、モーター制御回路２１にオン信号Ｃ−２を導入し、制
御回路２１より駆動信号■が出てモーター８は始動する
。

また開弁信号Ｃ−３として弁制御回路２２に導入されこ
の弁制御回路２２は信号Ｃ−１を受けて弁５に駆動信号
Ｈを送り弁５は開く。さらに、アンド回路１８の出力信
号Ｃはインバータ２４で反転されてアンド回路１９に導
入される。

なお、アンド回路１９では受ける信号Ａ、Ｃのうち、Ｃ
はインバータ２４により反転されたロー信号である（他
はすべて・・可信号を基準とする）ので報知器１２への
作動信号りは発せられない。

一方ノズルバルブ７をノズル掛け１３から外す際に引金
７αが引かれた誤操作の状態（手で握っていたり、先端
が係止片１７で係止されている場合）にあるときは、リ
ードスイッチ１６から永久磁石１５が離れているのでス
イッチ１６は作動せず、スイッチ１６からの引金開放信
号Ｂも出ない。

従って、アンド回路１８からの出力信号はローとなり、
モーター８は始動せず、また弁５は開かない。

さらにアンド回路１８のローの出力信号Ｃはインバータ
で反転されノ・可信号となるので、アンド回路１９はノ
ズルスイッチ１４からの外し信号Ａと上記ハイ信号であ
る出力信号Ｃを受けて１、報知器１２に作動信号りを発
、シ、ブザー１２αが鳴り、表示器１２ｂが点灯する。

この報知器１２の警報表示によシ、作業員は引金７αが
開放状態にないことを知ることができるので、引金７ａ
を元の位置に戻し開放状態としてノズルパルプ７をノズ
ル掛け１３に掛は戻す。

′その際、ノズルスイッチ１４からはノズル掛ケ信号Ｊ
が発せられ、これが停止信号Ｊ−１として報知器１２に
導入され、ブザー１２αは止まシ、表示器１２　ｂは消
灯する。

以後島再びノズルパルプ７をノズル掛け１３から外せば
パルプ７の引金７αは開放された正常状態なので、前記
動作に移行される。

前記正常動作において、ノズル掛け１３から外したノズ
ルパルプ７の先端を自動車のガソリンタンク給油口に挿
入して給油すれば、流量計４が回転し、流量パルス発信
器９からの流量信号Ｅが計数回路２０に入シここで計数
記憶され、計数回路２ｏは給油量信号Ｅ−１を表示計１
１に発して、表示計１１は当該給油量を表示する。

給油終了後ノズルパルプ７をノズル掛ケ１３に掛けると
、ノズルスイッチ１４よりノズル掛は信号Ｊが発せられ
、オフ信号Ｊ−２としてモーター制御回路２１に導入さ
れ、回路２１からの駆動信号■を介してモーター８は停
止する。

次にプリセット給油の場合は、まずプリセット量設定押
釦スイッチ１０を押して給油予定量を設定すると、その
設定値（例えば２０ｔ）は設定信号Ｆとして設定回路２
３に記憶される。

ノズルパルプ７をノズル掛け１３から外した場合、ノズ
ルスイッチ１４から外し信号Ａが発せられ、引金７αが
正常に解放されていれば計数回路２０がリセットされ゛
、モーター８が始動し、弁５が開いて給油可能状態とな
る点は上記一般給油の場合と同じである。

また、同じく引金７αが絞られた状態であれば給油可能
とならず、報知器１２が作動する。

ノズルパルプ７を開いて給油すると、パルス発信器９よ
シ流量信号Ｅが出て表示計１１が給油量を表示する点も
一般給油の場合と同じであるが、この流量信号Ｅは減算
信号Ｅ−２として設定回路２３に導入され、設定回路２
３は刻々の給油量を設定値から減算し、その値が零にな
ると弁制御回路２２に閉弁信号Ｇを発する。

弁制御回路２２はこの信号Ｇを受けて駆動信号Ｈを弁５
に発し、弁５は閉じ、給油は停止する。

その後、ノズルパルプ７をノズル掛け１３に掛けてノズ
ルスイッチ１４から発せられる掛は信号Ｊによりモータ
ー８が停止する点は上記一般給油の場合と同じである。

以−ト述べたように本発明の給油装置は、ノズルパルプ
をノズル掛けから外した時に、ノズルパルプのレバー位
置を検知し、その位置検知信号により給油用の弁若しく
はモーターを制御するようにしたので、ノズルパルプの
引金が定位置に戻っているときにのみ給油可能となり、
誤った引金操作で予想外の所に油を吐出してしまうこと
を防止できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を用いた給油機の一部切欠いた正面図、
第２図はノズルパルプとノズル掛は部分の縦断正面図、
第３図は実施例を示すブロック回路図である。 １・・・・・・給油機　　２・・・・・・給油管３・・
・・・・給油ポンプ　　４・・・・・・流量計　５・・
・・・・弁６　・・・・給油ホース　　７・・・・・・
ノズルバルブ７α・・・・・・引金　　７ｂ・・・・・
・ガイドフレーム８・・・・・・モーター　　９・・・
・・・流量パルス発信器ＩＯ・・・・・・プリセット量
設定押釦スイッチ１１・・・・・・給油量表示計　　１
２・・・・・・報知器１２α・・・・・・ブザー　　　
１２６・・・・・・点灯表示器１３・・・・・・ノズル
掛け　　１４°・・°・・ノズルスイッチ１５・・・・
・・永久磁石　　　１６・・・・・・リードスイッチＩ
７・・・・・・係止片　　　１８　、１９・・・・・・
アンド回路２０・・・・・・計数回路　　２１・・・・
・・モーター制御回路２２・・・・・・弁制御回路　　
２３・・・・・・設定回路２４・・・・・・インバータ
　　Ａ・・・・・・ノズル外し信号Ｂ・・・・・・引金
開放信号　Ｃ・・・・・・出力信号Ｃ−１・・・・・・
リセット信号　Ｃ−２・・・・・・オン信号Ｃ−３・・
・・・・開弁信号　Ｄ・・・・・・動作信号Ｅ・・・・
・・流量信号　　　Ｅ−１−・・・・・表示計駆動信号
Ｅ−２・・・・・・減算信号　Ｆ・・・・・・設定信号
Ｇ・・・・・・閉弁信号　　Ｈ，Ｉ・・・・・・駆動信
号Ｊ・・・・・・ノズル掛は信号　Ｊ−１・・・・・・
停止信号Ｊ−２・・・・・・オフ信号 出願人　　株式会社　東京タツノ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ノズルパルプをノズル掛けから外した時に、ノズルパル
   プのレバー位置を検知し、−その位置検知信号によシ給
   油用の弁若しくはモーターを制御することを特徴とする
   給油装置。