JPS5851289Y2 - 建物用埋込具の台座 - Google Patents

建物用埋込具の台座

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JPS5851289Y2
JPS5851289Y2 JP15439780U JP15439780U JPS5851289Y2 JP S5851289 Y2 JPS5851289 Y2 JP S5851289Y2 JP 15439780 U JP15439780 U JP 15439780U JP 15439780 U JP15439780 U JP 15439780U JP S5851289 Y2 JPS5851289 Y2 JP S5851289Y2
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JP
Japan
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pedestal
view
mold
formwork
projecting pieces
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JP15439780U
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JPS5782502U (ja
Inventor
清 小原
Original Assignee
丸井産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建物用埋込具の台座に関するものである。
従来、建物用埋込具は使用される形態により、大別して
コンクリートスラブに埋込んで下側に天井下地材や配管
等を吊下するものと、スラブ型枠上に固定して上側に、
バタ角、壁型枠、床大引材等支承するものとに分けられ
る。
いずれの場合も、第11図に示すように、共通して、合
成樹脂製台座a(以下台座と呼ぶ)は、胴部す軸心に沿
って挿入部Cを有し、胴部す下端には複数の釘孔dを有
する座部eと、胴部上端には外周に連続した鍔部すを有
する形態((通称アンダーカットタイプという)である
このため成形金型の構造は第12図に示すように、固定
側型板Xと挿入部用ピンVと釘孔用ピンWとを埋め込ん
で一体とした可動側型板Yとの間において左右に割型ブ
ロックz、z’を固定側型板Xに沿って可動自在に設置
してあり、台座aを成形後、可動側型板Yは固定側型板
Xより離れ、かつ左右の割型ブロックz、z’は互に反
対方向に開動して製品(台座a)を取出す構造である。
この割型ブロックを使用する場合は、これを可動側型板
の動きに連動してカム等で可動しなければならず、金型
構造が大型化と共に複雑となり、金型維持管理も難しく
、金型寿命も短くなり、かつ成形サイクルが長いので、
量産ができない。
従って製品単価に跳ね返って安価に提供できない欠点が
あった。
この考案は上記の欠点を解消すべくなされたもので、そ
の目的は、成形金型を簡素化して量産性を向上し、もっ
てコストダウンが得られる建物用埋込具の台座を提供す
ることにある。
上記目的を達成するために、この考案は、胴部の上端外
周に水平方向の突片を設け、胴部下端の座部に、前記突
片と対向した同一垂直線上にその突片と同形、同大の通
孔を設けたことを特徴とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の第1実施例による台座の斜視図、第2
図は中央縦断面図で、1はコンクリートスラブに埋込ん
で下側に天井下地材や配管等を吊下する形態の建物用埋
込具の台座で、胴部4の軸心に沿って挿入部6を有し、
胴部4の上部外側に複数の突片2,2′を突設し、胴部
4の下端には複数の釘孔7を有する座部5に、前記突片
2,2′に対向した同一垂直線上にその突片2,2′と
同形、同大の通’TL3,3’を穿設する。
8は胴部4と座部5をつなぐ複数のリブを示す。
上記構造による本考案の台座は、第3図に示すように例
えばアンカーAを挿入部6の所定位置まで挿入して先端
を突出し、断熱材Sの通孔りにアンカーAの先端を挿入
し、座部5を、断熱材Sを経てスラブ型枠Fに釘止め固
定する。
コンクリート打設、養生後び型枠脱型後は、アンカーA
の雌ネジ部Jに吊ボルトを螺入して、天井下地材や配管
等を吊下する。
そこで突片2,2′は型、枠脱型時の釘からの引抜力に
よって台座がコンクリート内から脱は出るのを防止する
第4図、第5図のものは、この考案の第2実施例で、天
井下地材や配管等を吊下する形態を示し、胴部14の軸
心に沿って貫通した挿入部16を有し、胴部14の上部
外側に複数の突片12,12’を突設し、該突片12,
12’には釘挿入孔19.19’を有し、胴部14の下
端には複数の釘孔17を有する座部15に、前記突片1
2,12’に対向した同一垂直線上にその突片12,1
2’と同形、同大の通孔13,13’を穿設したもので
ある。
この形態のものは第6図に示すように、突片12.12
’の釘挿入孔19.19’に釘N、N’を挿入し、アン
カーAを所定位置まで挿入した状態で、アンカーAの頭
部をハンマーで打撃してスラブ型枠Fに固定する。
コンクリート打設、養生及び脱型後は、アンカーAの雌
ネジ部Jに吊ボルトを螺入して天井下地材や配管等を吊
下する。
第7図はこの考案の第3実施例で突片22,22’を胴
部24の中間部に設けたもので、アンカー頭部は胴部2
4の上端にて支える。
上記第2、第3実施例のものも前記第1実施例と同様、
突片22 、22’はコンクリート打設、養生及び脱型
する時に、型枠とともにコンクリート内より抜は出るの
を防止するものである。
第8図に示すものは第1実施例の挿入部6を有底のもの
としたものであり、第9図に示すように適当長さの鉄製
の芯枠Iの両端に台座1を挿入して上端をバタ角B、壁
型枠等に釘止め固定し、下端をスラブ型枠Fに釘止め固
定してバタ角又は壁型枠をスラブ型枠上に適正間隔おい
て支持したり、第10図に示すように上端に雄ネジ部を
有する適当長さの鉄製芯枠I′の下端に台座■を挿入し
、スラブ型枠Fに釘止め固定し、コンクリート打設養生
後、コンクリートスラブ上面に突出した芯枠I′の先端
を床大引材Oの通孔りに貫通しナツトnを雄ネジ部に螺
合して床大引材をコンクリートスラブ上面に固定するこ
とができる。
この考案は以上の構成及び使用状態を呈し、型枠脱型時
に型枠とともに脱は出ない為のアンカーとして突片を不
連続とし、かつ座部にその突片に対向する通孔を穿設し
たので成形金型構造は第13図に示すように、固定側型
板Xに対向する可動側型板yに前記台座1の突片2,2
′と通孔3,3′に適応したピンP、P’を植設した単
純な二つ割の金型構造とすることができ、比較的小さい
金型で製品取数も多く、量産が可能であり、金型の維持
管理も容易で、又金型寿命も延びる等の効果がある。
従って台座を安価に提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の斜視図、第2図は第1
図の中央縦断面図、第3図はこの考案の台座の使用状態
を示す断面図、第4図はこの考案の第2実施例を示す斜
視図、第5図は第4図の中央縦断面図、第6図はこの考
案の第1実施例の使用状態を示す断面図、第7図はこの
考案の第3実施例を示す斜視図、第8図は第1実施例の
挿入部を有底としたものの中央縦断面図、第9図、第1
0図は第8図の台座の使用状態図、第11図は従来のも
のの一例を示す斜視図、第12図は従来品の成形金型の
概要を示す断面図、第13図は本考案に係る台座の第1
実施例による成形金型の概要を示す断面図。 1・・・・・・台座樹脂製台座、2,2′・・・・・・
突片3,3′・・・・・・通孔、4・・・・・・胴部、
5・・・・・・座部、6・・・・・・挿入部、7・・・
・・・釘孔、A・・・・・・鉄製アンカー、F・・・・
・・スラブ型枠、N、N・・・・・・釘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部4の軸心に沿って挿入部6を有し、胴部4の上部外
    側には不連続に突片2を水平方向に突出し、下端には複
    数の釘孔7を有する座部5を形成し、該座部5には上記
    突片2に対向した同一垂直線上にその突片2と同形、同
    大の通孔3を穿設してなることを特徴とする建物用埋込
    具の台座。
JP15439780U 1980-10-27 1980-10-27 建物用埋込具の台座 Expired JPS5851289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15439780U JPS5851289Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 建物用埋込具の台座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15439780U JPS5851289Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 建物用埋込具の台座

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5782502U JPS5782502U (ja) 1982-05-21
JPS5851289Y2 true JPS5851289Y2 (ja) 1983-11-22

Family

ID=29513622

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15439780U Expired JPS5851289Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 建物用埋込具の台座

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JPS5782502U (ja) 1982-05-21

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