JPS5850962Y2 - チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ - Google Patents

チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ

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Publication number
JPS5850962Y2
JPS5850962Y2 JP1975086422U JP8642275U JPS5850962Y2 JP S5850962 Y2 JPS5850962 Y2 JP S5850962Y2 JP 1975086422 U JP1975086422 U JP 1975086422U JP 8642275 U JP8642275 U JP 8642275U JP S5850962 Y2 JPS5850962 Y2 JP S5850962Y2
Authority
JP
Japan
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cover
engine
handle
respect
supported
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975086422U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS524590U (ja
Inventor
修一 宮沢
孝司 妻島
弘一 船越
Original Assignee
ゼノア カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by ゼノア カブシキガイシヤ filed Critical ゼノア カブシキガイシヤ
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Publication of JPS524590U publication Critical patent/JPS524590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850962Y2 publication Critical patent/JPS5850962Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチェンソー等携帯作業機においてエンジンの振
動が作業者の手に伝導することを防止するためのチェン
ソー等における防振装置の改良に係るものである。
一般にチェンソー等においては、作業者がバンドル等を
手で握って作業を行うためエンジンの振動が手に伝り作
業者の健康を害しまた作業がやりにくい状態となってい
た。
このため把手とエンジンの間にゴム等の緩衝材を設けて
前記振動を防止する方法が行われていた。
従来把手は鋳造によりエンジンと1体的に形成されたカ
バーにゴム製の緩衝材を介して装着され、あるいは把手
と一体的に設けたカバーがエンジンに直接ゴム製の緩衝
材を介して装着されていたため、防振効果を良好にする
ために緩衝材の柔軟性を大にすると切断作業時に刃部を
安定して保持することができず作業に支障を生じ、また
刃部を安定して保持するために緩衝材の硬度を大にする
と防振効果が低下するために、防振効果が大にし、しか
も切断時に刃部を安定して保持することを両立せしめる
ことが困難であった。
また他の附属装置の取付けはエンジン部と切離してカバ
ーの外部に設けられていたので、構造複雑でまたスペー
スに無駄を生じていた。
本考案は上記のごとき従来の問題に鑑み考案したもので
、以下図面を用いて、その1実施例について詳細に説明
する。
1はチェンソーのエンジン、3はピストン、5はクラン
ク軸、7は連結杆、9はキャブレタ、11はエンジン本
体である。
13は点火装置、15は燃料タンク、17は潤滑油タン
クである。
19はエンジン1および燃料タンク15、潤滑油タンク
17等を包んで内蔵支持するエンジン1とは別体に設け
られた薄板状のカバーである。
カバー19は、その板面が比較的大きな湾曲弾性を有す
るように、曲げ方向に対して良好な弾性を有する材料よ
り彎曲形成されており、その1部には、前記キャブレタ
9が貫通した比較的大きな孔が設けである。
21はエンジン1をカバー19に取付けるボルトで、こ
のボルト21によって、エンジン1のクランク室が、第
1図に示されるごとく、カバー19内に片持式に支持さ
れて、エンジン1のシリンダーヘッドはカバー19から
離隔した状態に保持されているものである。
したがって、エンジンにおいて最も振動の激しいシリン
ダーヘッドはカバー19に対して比較的容易に移動し得
るものであり、大きな振動エネルギーは、シリンダーヘ
ッドが揺動することによって吸収されるものである。
ために、エンジン1からカバー19への振動の伝達は小
さくなるものである。
23は把手で、その1端は取付部25を介してカバー1
9に支持された支持体26に適宜な手段で支持され、他
端は取付部27を介してカバー19に支持されている。
なお、前記面取付部25.27とカバー19に対するエ
ンジン1の取付部とは離隔しであるものである。
したがって、エンジン1からカバー19へ伝達された振
動は、カバー19に対するエンジン1の取付部と把手2
3に対するカバー19との間において、カバー19が、
板ばねのごとく弾性変形することにより吸収されるもの
である。
31は握り部、32はハンドルバー、33はキャブレタ
9を操作するレバーである。
又、37はチェンソ一部で図示を省略されているが通常
の構造の如くクランク軸5に連動して回転するようにな
っている。
以上の構造において前記取付部25の詳細は次のように
構成されている。
すなわち39は把手23に固着した軸、41はゴム等の
緩衝材で作られたもので軸39に嵌合しネジ43.44
によりカバー19に備えたフランジ42に固着され、エ
ンジン1の振動を緩衝するように設けられている。
また取付部27は次のように構成されている。
すなわち45はゴム等の緩衝材でネジ47により把手2
3に固着し、またネジ49.49によりカバー19に備
えたフランジ48に固着しエンジン1の振動を緩衝する
ようになっている。
以上のごとく本考案においては、複数個所に設けた緩衝
材41.45を介してエンジン1を把手23に支持せし
めてなるチェンソー等における防振装置において、前記
複数個所の緩衝材41.45を介して前記把手23に支
持されたカバー19を、弾性を備えた板状材より彎曲形
成して設け、前記カバー19内に収容したエンジン1の
クランク室を前記カバー19に片持式に支持してシリン
ダーヘッドをカバー19から離隔した状態に設けたもの
であるから、エンジン1において最も振動の激しいシリ
ンダーヘッドはカバー19に対して比較的容易に揺動し
得ることとなり、大きな振動エネルギーは、シリンダー
ヘッドが揺動することによって吸収されるものである。
したがって、エンジン1からカバー19へ伝わる振動は
小さなものとなるものである。
また、本考案においては、前記カバー19が弾性変形し
て振動を吸収し得るように、前記カバー19に対するエ
ンジン1の支持個所と前記把手23に対するカバー19
の支持個所とを離隔して設けたものであるから、エンジ
ン1からカバー19に伝達された振動は、カバー19に
対するエンジン1の支持個所と把手23に対するカバー
19の支持個所の間において、カバー19が弾性変形す
ることによって吸収されるものである。
すなわち、カバー19は板バネの作用を具備しており、
板バネ同様に振動を吸収するものである。
したがって、エンジン1から把手23への振動の伝達は
極めて小さなものとなるものである。
すなわち本考案は、従来構造のごとく、全体的構成を剛
体構造として各部の連結部に弾性ゴム等の緩衝材を介在
して振動を吸収しようとするのみのものではなく、全体
的構成にある程度の柔軟性を保持せしめて、カバー19
等にも振動を吸収せしめようとするものである。
したがって、弾性ゴム等を介在する個所が少なくなり、
全体的構造が簡素化できるものであるd また、本考案においては、前記エンジン1に近接して燃
料タンク15および潤滑油タンク17を前記カバー19
内に内装して設けるとともに、前記カバー19に設けた
比較的大きな孔を貫通してキャプレタ9を前記エンジン
1に装着して設けたものであるから、全体的構成を極め
てコンパクト化することができ、かつエンジン1におけ
るシリンダーヘッドの揺動によってもキャブレタ9がカ
バー19と干渉するがごとき問題は全くないものである
特に、カバー19内にエンジン1、燃料タンク15等を
組込んだ後に、カバー19と把手23とを組立てれば良
いので、組立て作業が極めて容易である。
しかも、カバー19と把手23との間に介在する防止ゴ
ム等が劣化したような場合には、把手23とカバー19
との間に燃料パイプ等の配管がないために、その交換作
業を容易に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 1・・・・・・
エンジン、15・・・・・・燃料タンク、19・・・・
・・カバー23・・・・・・把手、41.45・・・・
・・緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個所に設けた緩衝材41.45を介してエンジン1
    を把手23に支持せしめてなるチェンソー等における防
    振装置にして、前記複数個所の緩衝材41.45を介し
    て前記把手23に支持されたカバー19を、弾性を備え
    た板状材より彎曲形成して設け、前記カバー19内に収
    容したエンジン1のクランク室を前記カバー19に片持
    式に支持してシリンダーヘッドをカバー19から離隔し
    た状態に設け、前記カバー19が弾性変形して振動を吸
    収し得るように、前記カバー19に対するエンジン1の
    支持個所と前記把手23に対するカバー19の支持個所
    とを離隔して設け、前記エンジン1に近接して燃料タン
    ク15および潤滑油タンク17を前記カバー19内に内
    装して設けるとともに、前記カバー19に設けた比較的
    大きな孔を貫通してキャブレタ9を前記エンジン1に装
    着して設けたことを特徴とする・チェンソー等における
    二重防振装置。
JP1975086422U 1975-06-24 1975-06-24 チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ Expired JPS5850962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975086422U JPS5850962Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ

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JP1975086422U JPS5850962Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS524590U JPS524590U (ja) 1977-01-13
JPS5850962Y2 true JPS5850962Y2 (ja) 1983-11-21

Family

ID=28568820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975086422U Expired JPS5850962Y2 (ja) 1975-06-24 1975-06-24 チエンソ−トウニオケルボウシンソウチ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126426A (en) * 1980-03-10 1981-10-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Desulfurized gas reheater

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726092U (ja) * 1971-04-07 1972-11-24

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Publication number Publication date
JPS524590U (ja) 1977-01-13

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