JPS58501934A - 布類、衣服および家具などの対象物から塵、毛髪もしくは粒体などを除去する除塵器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 布類、衣服および家具などの対象物から塵、毛髪もしくは粒体などを除去する除 塵器この発明は布類、衣服および家具などの対象物の表面から塵、毛髪もしくは 粒体などを除去する除Ｎ器に関するものであって、支坏上に回転可能に支持され た実質的に円筒状のローラーを含んでなり、該ローラーの円周面には粘着層が設 けられていて、清掃されるべき対象物の表面とローラーが回転接触したときに、 付着にまり層粒等を除くようにしたものである。

上記したような種類の除塵器は以前から公知であって、市場では「クロス・ケア ローラー」もしくは「ダストローラー」などと呼ばれている。これらの除塵器は それぞれ所定の目的如関しては効果的な手段を供するものであって、支体上に架 設された実質的に円柱状のローラーを有しており、このローラー上に数層に巻か れた紙帯の外面には非乾燥性の高粘着性物質が塗布されている。例えば衣服類な どの清掃されるべき対象物と回転接触に入ると、対象物の表面上の層粒や毛髪な どはローラーの粘着層に付着して、対象物が効果的に清掃される。使用していな いときには、粘着面を保護して層粒で一体にならないようにし、ローラー近（の 対象物に不用意に粘着しない１うにしなければならない。市場で得られるこの種 除塵器の最も一般的なものにあっては、滑らかな保護紙もしくはフィルムをロー ラーの周りに巻つけるか、ローラーの一端から筒状の保護カバーを嵌挿するかし て、これを行っている。ローラーの粘着層の保護に滑らかな保護紙を用いると、 清掃のためにローラーを使用するに先Ｖって保護紙を取除いてやらなければなら ないという、不都合がある。しかも取除いた後はこｒ′ｌ−を収納し、粘着紙の 使用された部分が仮げたときには再び包んでやらなければならない。保護紙を取 除くときＫは仮ける＃：倹があり、特にポケットなどに収納したときには収納中 に破ける危険もある。別体のローラーに嵌挿する筒状の保護カバーの場合にはも う少し取扱いが容易であるとしても、清掃のためにローラーを使用するときには 筒状のカバーを適当な方法で収納しておかねばならず、清掃が終って粘着紙帯が 破けた後は再びローラー上に嵌挿しなければならない。加えての欠点は、ローラ ーの一端から筒状カバーを嵌挿しなげればならないということであり、このこと はフォーク状の支体の脚部間にローラーが架設されているような除塵器には使え ないというゝとを意味している。かて＼加えて、これはローラーの表面に粘着し 易く、ローラ〜を再使用する際にカバーを取外しできないか、取外しにくいとい う欠点がある。

これとはまた別の型式の除塵器であっては、円筒状の匹ローラーが保護ケース内 に収容されてぢり、このケースの両端壁を有したトレイ状部分にローラーが回転 可能に支持されており、カバーが２個の部分に分割されて（・てこれらが１対の リンクを介してトレイ状部分に揺動可能に連結さｎており、これらのカバーがロ ーラーの長手方向について反対側に揺動できるようになっており、トレイ状部分 の上方の位置にあるときはローラーを収納し、トレイ状部分の下側の泣直にある ときはそこから直交状に突出して使用時に除塵器を支えるハンドルを構成するよ うになっている。

その他面型式の除塵器圧あって（・ま、カバーはトレイ形状を有した一体構造に 構成されており、カバーの一端がローラーを支持するトレイ状体に揺動可能に連 結されていて、２個のトレイ状体が一体になってローラーに対する閉鎖体を構成 する位置とカバーがローラーに対して長手方向１８０°揺動されて補助突出ハン ドルを構成する位置との間を揺動するようになっている。

ローラーの為の保護カバーをローラーの使用中取外して収納する必要がない点は 有利であるが、上記した除塵器は構造的に複雑である。第１の例のものにあって は、ローラーの為のトレイ状支体、２個のカバー片、一端をカバー片に他端を支 体に軸承した１対のリンクなどを必要とする。第２の列のものにあっては、ロー ラーの為のトレイ状支体とトレイ状カバーとを必要とし、該カバーの一端は支体 の一端に軸承されており、ローラーを閉鎖する閉状態にあっても・・ンドルを構 成する開状態にあってもカバーを固定する手段を必要とする。

この発明の目的は、上記したような型式の除塵器であって、ロー２−の支体に付 設された力）Ｚ−を用いながらも上記したような不都合がなく、該カッく−はロ ーラーが清掃されるべき対象物と接触し得る状態に容易に調節でき、清掃作東児 了佐は簡単にローラーの粘着層を保護する状態にできるようなものを、提供する ことにある。

この発明の他の目的は、容易に製造および使用することりできる構造簡単な除塵 器を提供することにある。

以上記載したような諸口的は、後記する請求範囲に定めたような待機を有すべく 除塵器を設計することにより、達成されるものである。

以下添付の図面に示す実施態様【より、更に詳細にこの発明について記載する。

第１図はこの発明による除塵器の長手方向断面図であって、ローラーの粘着面が 保護ケース内に完全に収納された状態を示したものであり、 第２図は同様な長手方向断面図であって、該ケースの力・く一部分が開いたとこ ろを示したものであり、第３図は第１図中Ａ−ＡＫ浴ってとった断面であり、第 ４図は第２図中Ｂ−ＢＫ沿ってとった断面であり、第５図は保護ケース各部間の 相対運動をガイドするガイド構造の他の例を示すものであり、 第６図はこの発明による除塵器の他の実施態様の斜視図であって、開いた状態を 示しており、 第７図は集塵ローラーを完全に収納した閉鎖状態にある第１図の除塵器の斜視図 である。

図示の除塵器は円筒状のローラー１を有しており、その筒状のコア２は半径方向 に延在するフラッジ６によってボス４に連結されてぢり、このボス４は各端部に 軸方向に突出する端軸５を有している。筒状コアの周面には外衣面に高粘着性で かつ非乾燥性の粘着剤を塗布した紙帯層６が多層状に巻回されている。従って衣 類や衣服などの対象物とローラーが回転接触すると塵粉、毛髪などがローラー１ ０周面に付着する。

ローラー１は、トレイ状の第１のケース部分７と端壁８を有した半円筒体９から なる支体によって支持されている。ローラー１から物方向に突出している端軸５ はこれらの端壁８に刻設された溝もしくは長孔中に収受されており、これらの溝 もしくは長孔の底部に向けてローラー１に圧力が作用したときに端軸５が溝もし くは長孔内の錠止位置に摺動するような形状Ｋｇもしくは長孔を形成するのが望 ましい。またこれらの溝もしくは長孔は弾性的な錠止機能を発憚するように構成 して、ローラーが使用中にケース部分７から脱落しないようにする。第１〜４図 に示す実施態様にあっては、前記の端壁は半円筒体９の外表面を越えて半径方向 に突出しており、端壁８の該突出部の互に対向する部分には半円溝１０が形成さ れて第２のケース部分１１に対して案内溝となり、この第２のケース部分はこの 半円溝内で摺動して第１のケース部分７に対して相対回転をする。

第２のケース部分１１は、若干の隙間を残してはソ端壁８の半円溝１０間の距離 例相当する幅を写した略半円状の殻体を荷している。既述した・ように、第２の ケース部分１１は半円溝によって構成される案内構造中で移動可能であり、第１ のケース部分７の半円筒体９の周りに回転することにより、第３図に示すような ローラーの局面を閉鎖する状態になったり、第４図に示すような状態になり、ロ ーラー１０局面の−３部が塵、毛髪その他を除くべき衣服などの対象物の表面と 回転接触できるようになる。第２のケース部分１１０周長は、該ケース部分１１ が第６図に示す閉鎖状態にあるときにその縁部１２が半円溝１０内に迄延在する ように、充分に長（とらなければならない。更に該周長は、第２のケース部分１ １が第４図に示すよ５に完全に溝内に入ったときでもその縁部１２が爾１のケー ス７から若干突出するように、光分長（とらなければならなし・。この縁部１２ は鋭端状に形成して、塵粒が詰ったときに紙帯を切取ることができるようにする と好都合である。第２のケース部分１１の縁部の代りに第１のケース部分７の縁 部を鋭端状としてもよいし、両者の縁部を共に鋭端状としてもよ（・。第１と第 ２のケース部分７，１１は、第６図に示す開放状態および第４図に示す閉鎖状態 のいずれにあっても、両者間に設けたスナップ式構造如よって互いに錠止される ようにするのが好ましい。第５図に第１と第２のケース部分７，１１間の回転運 動のための案内構造の他の例を示す。この構造にあっては、端壁８は半径方向半 円筒体９の内表面に迄しか延在していない。代りに半円筒体９の方が端壁８を越 えて延在して、第２のケース部分１１の端部にある案内溝１４に対応する案内端 １３を構成している。

第１〜７図に示すように第〕のケース部分７はローラーの軸方向に突出する／・ ンドルと固定連結されている。図示しない実施態様にあっては、−・ンドルはＵ 字形であって２本の平行な分肢を有しており、その自由端は端壁８に固定され、 他端はバーなどによって連結されてそこから７−ンドルがローラーに対して直交 方向に延在している。

第６．７−図にこの発明の更に他の実施態様を示す。この実施態様の場合にも、 第２のケース部分１１は１対の端壁８′を有した半円筒殻形状を有している。第 ２のケース部分１１の内部寸法は第１のケース部分７の外部寸法より大きくて隙 間が残されており、互に干渉することなく相対回転ができるようになっている。

第６．７図に示す実施態様においては、前記の実施態様におけるような円形の案 内溝によ−って相対回転運動を与えるものではない。代りに、第２のケース部分 １１が、第１のケース部分７の端壁８を透通して突出する端軸５もしくは端壁８ の外側ばおいて端軸゛５を囲繞するカラーの外表館によって、一端を回転可能に 支持されている。第２のケース部分１１の他端は、第１のケース部分７０Ｒｊ＋ Ｎから軸方向に突出するー・ンドルによって回転可能に支持されている。

このために、第２のケース部分１１には部分的に筒状の付設手段が具えられて２ つ、これが−・ンドル１５の対応する部分の外径より僅かな隙間を直いて小さな Ｃ字状の断面を有した一種のブツシュとして作用し、これを７１ンドル（Ｃ対し て横断方向に押圧することにより付設が可能となり、第２のケース部分１１をハ ンドル１５土に回転可能に支持させるのである。

第６．７図に示す実施態様は他の点では既述した実施態様に対応するものである ので、これ以上は説明を省略する。第６．７図に示す除厘器は製造面からみて有 利であり、この発明の実施態様として誠に好ましいものである。

この発明は以上記載した実施態様に限定されるものでなく、請求範囲（（記載の 範囲内において種々の変更が可能である。

ＦＩＧ、　１ ＦＩＧ、　４ 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　文体上に実質的に円筒状のローラーが回転可能だ支持されており、ローラ ーの周面にはローラーが清掃されるべき対象物の表面と回転接触したときに付着 によって態位等を除去する粘看層が設けられて２つ、上記の支体が分割ケースを 有しており、ケース部分（７，１１）がローラーの周面を完全に閉鎖する位置と 前記の対象物との回転接触のために前記の周面が一部露出される位置との間を相 対回転運動すべ（配設されており、かつ、 前記のケースが２個のケース部分（７，１１）を有しており、 ローラーの回転軸と平行でかつ好ましくは同心状の共通軸についての相対回転運 動により、これらのケース部分が相対可動状である ことを特徴とする布類、衣服および家具などの対象物から塵、毛髪もしくは粒体 などを除去する除塵器。 ２、　第１のケース部分（７）が端壁（８）を具えたトレイの形状に成形されて おり、 該トレイが部分円筒状の殻（９）を有しており、ロー゛ラー（１）が、ローラー の局面と殻（９）の内表面間に生機方向の隙間を置いて、上記の端壁（８）によ って回転可能に皮付されて左り、かつ、 第２のケース部分（１１）が部分円筒殻として成形されており、ローラー（１） の回転軸と同心状の回転軸を中心ことを特徴とする請求範囲１の除塵器。 ３　第２のケース部分（１１）の回転運動が、各端壁（８）に設けられた案内要 素（＋Ｏ，１Ｘ）によって、制御されている ことを特徴とする請求範囲２の除塵器。 ４、　前記の案内要素が端壁の互に対向する表面内に形成された円形溝（１０） の形をとる ことを特徴とする請求範囲３の除塵器。 ５　前記の案内要素が端壁土に設けられた円形案内端（１６）の形をとり、かつ 第２のケース部分（１１）が該案内端（１３）を越えて延在し端部において案内 溝（＋４）に構成されて案内端と共に案内構造を構成する ことを特徴とする請求範囲６の除塵器。 ６一方のケース部分（７，Ｉ＋）の長縁部（１２）が鋭端状に成形されて、これ により態位で詰った粘着紙帯を切除できる ことを’ｌ＝１’とする請求範囲１〜５のいずれかの除塵器。 ７　双方のケース部分（７，Ｉ＋）の長縁部（１２）が鋭端状に成形されて、こ れにより塵粒で白話った粘着紙帯を切除できる ことを特徴とする請求範囲１〜５のいずれかの除塵器。