JPS58500004A - 薄壁の可塑剤含有量の低い再生セルロ−ス製ソ−セ−ジケ−シング - Google Patents
薄壁の可塑剤含有量の低い再生セルロ−ス製ソ−セ−ジケ−シングInfo
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- JPS58500004A JPS58500004A JP50091882A JP50091882A JPS58500004A JP S58500004 A JPS58500004 A JP S58500004A JP 50091882 A JP50091882 A JP 50091882A JP 50091882 A JP50091882 A JP 50091882A JP S58500004 A JPS58500004 A JP S58500004A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
薄壁の可塑剤含有量の低い再生
セルロース製ンーセーシケーンンダ
発明の背景
発明の分野
本発明は、セルロース及び可塑剤含量の少ない再生セルロースのソーセージケー
シング及びそのケーシングの製造方法に関する。
従来技術
再生セルロースで全面的に製造された人造ソーセージケーシングは、多年jcゎ
たり、フランクアルトソーセーノ及び関連ソーセージ類品の加工に広く使用され
てきた。
再生セルロース小径ケーシング壁造の基本方法は、「ビスコース法コとして既知
であり、例えば米国特許第2.999.756号及び同第6.835.113号
に記載されている。該法は、セルロースキサントゲン葭ナトリウムの苛性ソーダ
溶液なるビスコースを、環状グイを通して凝固浴に押出し、管状ケーシングを形
成することからなる。
ビスコース浴液の調製は、化学的に純粋のセルロース、代表的には木材又は綿か
らのものをa厚苛性ソーダ溶液に浸漬し、その溶液からアルカリセルロースのク
ラムlrumb)を得ることにより行なわれる。アルカリセルロスタラムは、二
硫化炭素との反応により、セルロースキサントゲン酸塩のクラムに転化される。
反応後、セル口2 ff云り、58−5L31JOO4(2)−スキサントゲン
酸塩を稀苛性ソーダ水溶液でスラリーにするが、その割合はセルロース約7乃至
8%、全アルカリ量約6乃至7%のビスコースを形成するものである。
ビスコース中のセルロースの重合度(D、P、)は約45o−750の範囲であ
る。
押し出された管状ケーシングは、硫酸ナトリウム約250 Vt及び硫酸約10
0−135 P/7 を含む約42Cに維持された水浴に通され、はぼ瞬間的に
凝固される。
この塩/酸混合物はキサントゲン酸塩を分解し、押出し製品を凝固させる。凝固
液は外壁面及び内壁面の双方に塗布され、ビスコースを再生する。次にケーシン
グを洗浄し、グリセリン又は食品に許容されるグリコール類例えばプロピレング
リコール又はジグリ七ロール等の可塑剤を含有する水浴に通して可塑化する。可
塑化されたゲルフィルムを十分な空気圧下で膨張させ、乾燥器に通して水分を実
質的に除去し最終ケーシング壁品とする。
ソーセージ類の加工に用いられるケーシングフィルム壁の厚みは、通常約1.0
乃至14ミルである。ソーセージケーシングの技術分野では、便宜上乾燥ケーシ
ング単位長当りのセルロース材料の量が指標として用いられており、所与ケーシ
ング幅範囲のものに対し1oメートル長当りのセルロースクラム数(y/10m
)で表現されろ。
これが「絶乾ゲージJ (Bone Dry Gauge、BDc) テアル。
ケーシングのBIXl、はケーシングの直径及び厚みによって変化する。商業的
性能試験では、フランクアルトソーセ−ジ加工用の乾・燥半幅(折り径flat
wicith) 22.0−230闘(コー1−゛25 )ケーシングのBD
Gは、通常20’;l/10mである。乾燥した再生セルロースケーシングの平
、賜は、通常およそコード1ろ(21,0mm)乃至コー1’40(乾燥小幅5
1.3mm)の範囲である。この乾燥半幅範囲でのケーシングの基本重量(ba
sls welght)は通% 24乃至ろ4クラム/平方メートル(7/m)
の節回にあり、BDGは102乃至ろt2g/lomの範囲にある。
再生セルロースケーシング壁の形態すなわちマクロ構造は、壁の内外両壁共生と
して表皮部分からなる。表皮の特徴は、配列性に乏しい非晶質領域の大部分と不
完全結晶領域の小部分てあり、内心部分の特徴は、配列性がかなり高い非晶質領
域にて分離された大結晶領域であり、壁構造の表皮層及び内心部は、脱水物を引
裂いて断面をだした試料を走査電子he鏡(SEM)で験べると容易に相互識別
でき、表皮部分は内心よりも強靭てある。
通nのビスコース法条件下で製造したBDG20 ’ij/ 10 mのセルロ
ースケーシングの壁を測定した結果では、表皮層はケーシング壁全断面積の約7
乃至25%を占めていた。
凝固−再生したゲルケーシングに可塑剤を含浸後、乾燥して最終ケージング製品
を形成する。その後ケーシングをリール」二に巻取り、続いて米国特許第21口
10.626号、同第2586,654号、同第2,722.714号、同第2
.722.715号、同第2.723.201号及び同第6.451.827号
に記載のような高速シャーリング機(shirring rnachine)上
でシャーリングする。シャーリング工程では、長さ12−16m(40−200
フイート)のケーシングを、ろ乃至46m/秒(10乃至15フィート/秒)の
速度で、数インチ例えば1O−76Crn(4−30インチ)のひだ付きストラ
ン)パに緊縮する。
ケーシングを/ヤーリング力ロエ後、包装して食肉包装工場に出荷し、そこで各
シャーリング加工ストランドを充填ホーン(stuffing horn)上に
配置し、肉エマルジョンをケーシングにいっばいまで押出し充填する。ケーシン
グの充填は通常数秒以内に行なわれ、その結果ケーシングはシャーリング加工長
の2O−69Crn(8−2フインチ)から伸長した長さの12−49m(40
−160フイート)以上にまで、ロ6−1.8m/秒(2−6フィート/秒)の
速度で伸長する。
シャーリング工程では極度の高速でフィート当り数個の刻みひだ(score
pleat、s)を付けるので、ケーシングは十分柔軟で斯かるひだ付けに耐え
るものでなければならず、後の高速充填操作時にピンホールを生ずる等ケーシン
グ壁が損なわれるものであつ℃はならない。充填時にはケーシングは急速に伸長
するので、特に強靭且つ引裂きに対し抵抗あるものを要する。たとえ小さな孔が
ケースに発生しても、充填中にはがれ或いは破断が生じ、肉製品の損失をもたら
す。
5
従って、ケーシングが十分柔軟で損なわれろことなくシャーリング加工可能なこ
と、及び得られたジャーシンク゛加工ストランドが高速充填操作下で実質的に破
断又はピンホールの発生を伴なうことなく容易に除シャーリング可能でなければ
ならぬことは、再生セルロースケーシングの商業的有用性に関し重要なことであ
る。シャーリング加工ケーシングのストランドは、ケーシングの末端閉鎖及び高
速充填機への配置等通常の操作に耐えるに十分な強度を有するものでなければな
らない。
代表的再生セルロースケーシングは、セルロース65%、非揮発性可塑剤約20
%を含有し、残りが水である。
可塑剤をケーシング製品に添入するのは、ケーシングを十分柔軟にして損するこ
となく高速ンヤーリング加工を可とすること、及びピンホール破断その他商業的
に許容できぬ挙動を伴なうことなく高速充填を可とすることのためである。シャ
ーリング操作中、ケーシングを湿潤して最終湿分を16乃至20%にする。この
湿分はケーシングに可塑性を追加し、以降の高速充填操作に耐えるよう、ケーシ
ングを更に柔軟にする。
経済的な観点からは、ケーシングの基本重量を実質的に減少させること並びに可
塑剤成分を減少乃至無にすることが要求される。通常のビスコース法条件下で製
造される再生セルロースでは、基本重量を減少せんとすると、近代的商業条件下
で行なわれるシャーリング及び充填に対して強度が不十分なケーシング製品とな
る。基本重量を標準量とし可塑剤を除いてケーシングを製造すると、シャーリン
グ加工ケーシングの引張り強度は50%程失なわれ、高速の商業的食肉充填時に
許容できぬ程の破断本発明により、基本重量が実質的に減少しく例えば20−4
5%以下)且つ可塑剤含量が実質的に減少しく例えば10%以下)、しかも物理
的諸性質が改善された低コストの再生セルロースケーシングが提供される。
該ケーシングは、実質的な破断及びピンホールを伴なうことなく、商業的シャー
リング及び食肉充填操作に必要な強度及び柔軟性を有する。
本発明の高強度、低可塑剤含量、薄壁のシャーリング加工可能な再生セルロース
製ソーセージケーシングは、既知ビスコース法を修正することにより製造される
。すなわち、セルロースキサントゲン酸塩環状押出物の再生速度を凝固速度より
相対的に減少させるように、押出し環状ケーシングの凝固条件を変更するのであ
る。斯かる修正は一般に、凝固浴温を低下させること、すなわち22°乃至68
浚ましくは28°乃至64cの範囲にすること凝固浴中の、酸濃度を90乃至1
ろOVt好ましくは100乃至130 Vtに減少させること及び脱水塩(de
hydrating 5alt )濃度を200乃至300 f!−/を好まし
くは250乃至28 D Vtに増加させることからなる。
本発明の実施により、壁厚みが従来技術ケーシングの10乃至14ミル厚から約
0.44乃至約087ミルに減少し、且つ、可塑剤含量が従来技術ケーシング可
塑剤含量の18−25重量%から0−10重量%に減少し商業的シャーリング及
υ・食肉充填操作に耐える柔軟性と強度を有する再生セルロースソーセージケー
シングが得られる。本発明のケーシングの基本重量は実質的に低下したものてあ
る。例えば本発明のコード25ケーシングのBIXCは、コード25ケーシング
での標準BDGである2DP/IQmに対し、12乃至15P;/l11mであ
る。
本発明のケーシング製品は、ピンホール発生又はストランド破断等の欠陥水準が
それほど増大せずに、シャーリング加工及び充填が可能である。本発明のケーシ
ングは、可塑剤が存在せぬこと及び従来技術ケーシングには通常存在する空隙が
認められるほどに存在せぬことのだめ、従来技術ケーシングよりがなり密である
。斯かる空隙は、ケーシング製造の凝固及び再生工程中に気体副生物が発生し、
ゲルケーシングの壁が比較的厚めであると、斯かる気体が通常のケーシング製造
工程中速かに拡散逸出できなくなるため生ずるのである。
本発明の実施により、ケーシング壁皮層は全ケーシング壁の30−50%程度の
水準ま、で増大し、表皮層水準は浴濃度一定のとぎ凝固浴温度の減少につれ増大
する。
表皮層含量が増大すると、低分子量物質に対するケーシングの浸透性は減少する
。
好ましい態様
前述のように本発明の再生セルロースソーセージケーシングは、従来組成のアル
カリ性ビスコース溶液の薄厚押出物を、比較的酸含量が低く比較的脱水塩含量が
高い低温の凝固浴中に押出すことにより製造される。アルカリ性ビスコース溶液
は当技術分野に周知の従来方法にて調製されるものであり、セルロース約6乃至
約8重量%及び全アルカリ約5乃至約8重量%含有するものが有利であり、セル
ロースキサントゲン酸塩はDP 4507”f750程度、好ましくは550乃
至650程度のアルカリセルロースのクラムから得られる。
調製されたビスコース溶液は、従来管状ケーシングの押出し用に用いられる型の
環状ダイを経て、60乃至55m/分(100乃至180フィート/分)好まし
くはろ65乃至45.7m/分(110乃至150フィート/分)の速度で、2
2°乃至38Cの温度、好ましくは28゜乃至64Cに維持され、硫酸ナトリウ
ム約200乃至600g−/l、好ましくは約250乃至280 P/を及び硫
酸90乃至130 f/l、好ましくは100乃至1ろOg−/lを含有するミ
ュラー(Muller)凝固浴に押出される。凝固浴内の接触時間を一定にする
と、浴温の低下と共に、塩濃度の増加と共に、酸濃度の減少と共に、ビスコース
のキサントゲン酸含量の増加と共に表皮層形態の割合は増加する。
本発明の薄壁ケーシング製品を調製すべくケーシング9
壁厚ツメを減少させるため(では、ビスコースを押出ずダイの元の幅、を、従来
の薄壁ケーシング用グイオリフィス幅よりも狭くすればよい。すなわちオリフィ
ス幅を約115−120ミルから約9ミルに減少させる。ケーシング壁Jワゐを
減少させる別法として、環状隙間11.5−12.0ミルの通常押し出しダイを
単((用いる方法もあり、これは容積速度を比例的に例えば25乃千409オ低
下させてビスコースをグイ′に、ポンノ゛輸送し、一定機械速度のもとに押出し
ケーシングを厚物ケーシングの線速度と同一速度てグイから延伸して単位長当り
の材料容積を減少させろものであり、これも好適である。
押出後、凝固した管を凝固浴から取り出し、水洗浴に通して、凝固浴から持越し
できた塩を除去する。斯く形成されたシームレスのセルロースゲル管を、低濃度
の凝固塩及び酸の水溶液を含有する一連の従来再生浴に継時的に通し、そのあと
一連の向流水浴に通してケーシングに残留する酸及び塩を除去する。未だゲル様
状態にある洗浄したセルロース管は、所望ならば、グリセリン、ソルビトール又
はプロピレングリコール等グリコールの水溶性可塑剤溶液を通過させることもで
きる。ケーシングの可塑剤浴の通過は、可塑剤がゲルケーシングに約10重量%
を越え℃付着しない様に調節されろ。ソーセージケーシング用迩では、可塑剤浴
を全く取外す場合が多数である。本発明の再生セルロースケーシング製品中の可
塑剤濃度は一般に約10%未満であり、ケーシングの口乃次に水洗したゲル管を
乾燥し、最終ケーシング製品を得る。乾燥は、ビスコース法で通常使用される型
の熱風乾燥器にケーシングを通して行なわれろ。斯かる乾燥器は、その入口及び
出口ステーションに一対の回転絞りロールを設けたυn熱トンネルからなる。加
熱空気はトンネル内を循環し、ゲルケーシングは入口と出口の一対の回転ローラ
ーにより連続的に前進する。膨張量の空気を、入[]及O・出口ロール間で伸張
しつつあるケーシングの内部に閉じ込めろ。縦方向に配向させるため、出口ロー
ルを入口ロールより同−又は若干遠目の周速で駆動する。
ケーシングの膨張は、代表的には外周直径の12乃至60%の範囲内で行なわれ
る。乾燥温度は通常約107′)777至12111:”(225°乃至250
F)である。しかしながら、本発明のケーシングの厚みは薄くなっているので、
従来の熱風乾燥器を用いる際の乾燥温度は、17乃至44C(600乃至80F
)低くともよく、絹655C乃至96.6C(150°7勺至200F)である
。ゲル管は湿分が約6乃至約12重量%、好ましくは約9乃至11重量%となる
まで乾燥される。
乾燥後、出口ロール通過時にセルロースケーシングを乎らにしてリールに巻取る
。乾燥した平らなケーシングは、次に前記の既知方法による通常のシャーリング
操作が施され、シャーリング加工されたケーシングはソーセージ肉加工のため食
肉包装業者に出荷される。
1
Kfr < 製造された再生セルロースのソーセージケーシングは基本4(量が
少なくて壁が薄<(0,44−0,87ミル)可塑剤含量の低い(0−10重量
%)ケーシングであるが、可塑剤含量が低い(でもかかわらず非常に柔軟で、更
なる処理すなわち7ヤーリング、ソーセージ肉の充填及び最終ソーセージ結束の
際の取扱いが容易である。
本発明の低基本重量ケーシングは、可塑剤をaまずとも横部を伴なわずにシャー
リング加工可能て・あり、且つ商業的(C許容可能な低欠陥水準で充填【可能で
あるが、ストランドを低湿分条件(で露出した際に7ヤーリンダカロエストラン
ド
湿潤性をイー」与するため1τ、可塑剤を約ろ乃至10重量%の濃度にてケーシ
ングに添入してもよい。しかしながら、包装カ適切であり、包装プラント内での
ケーシングの使用が適切に調節されているならば、可塑剤の添加は必要でない。
本発明のケージングは壁厚が薄いため、一定長のケーシングに対し従来のツヤ−
リンク加工ストランドより10乃至40?bも短いンヤーリング加工ストランド
にすることができる。その結果取扱いが容易で包装及び貯蔵に要する空間が少な
いシャーリング加工製品が得られる。
本発明の低基準重量ケーシング製品は、「冷凍」すなわち−5.6C乃至Or(
22男至32F)の肉エマルジョンを非常な低欠陥水準で充填することがてきる
。冷凍肉エマルジョンは、七面鳥又は鶏肉ノーセーン製品を充2
填するためIC用いられる。冷凍エマルジョンの使用は、ソーセージ加工時の微
生物活動を最小((するために必要である。可塑化再生セルロースから形成され
る従来のソーセージケーシングに冷肉エマルジョンを充填する際の欠陥率は、例
えび20乃至40%といったような高率である。
本発明を以下の特定の実施例にて更に説明する。
実施例 I
一連のヨー1−゛25ケーシング調製試験では、セルロース77重量%及び計算
量水酸化ナトリウム6、5重量%を含有し、18Cに於ける落球粘度が72秒で
あるDP600のビスコース溶液を、加圧下に665m/分(110フィー1−
/分)の速度で環状スロットグイを通I−で押出し、管状体を形成した。基本重
量を減少させるため、ビスコースを通常容量速度の25乃至40%低目にしてグ
イリッフニホンプ輸送した。例えばコード25ケーシングの調製は通常8 7
0 ’i1分にて行なわれるが、本例では522乃至6 5 3 P/分にて調
製した。
管は、各実験毎に602乃至ろ6.Ot?の夫々異なる温度に維持した凝固液内
に押出し、凝固浴は硫酸約100−1ろog−7を及び硫酸ナトリウム255−
272P/lを含有する水溶液であった。凝固したゲル管を665m/分(11
0フィート/分)の速度で凝固浴から引出し、25I’の水浴に通して吸蔵され
た凝固浴塩をケースから除去した。続いて数個の直列配置の再生浴に通した。
13
再生浴の組成は、最初の浴がは酸35 P/を及び俳酸ナトリウム100 ’i
/lであり、次第に濃度を増加させて最後の浴が硫酸75P/l及び硫酸ナトリ
ウム120 P/lであった。最後の再生浴からゲルケーシングを引出し、温度
65°−60?Tの一連の向流水洗浴に通した。水洗されたケーシングを、硫酸
でpHを70に調節した11重量%グリセリン水溶液の浴に通した。ケーシング
の浴内浸漬時間は、最終クーシング製品のグリセリン含量が〇−20重量%とな
るように調節した。
可塑化された管を膨張状態で熱風乾燥器に通して乾燥した。空気温度は、乾燥型
入口では65.5−126.6C(150−260F)の範囲で変え、中間点及
び最終ステーションでは夫々54.40(1ろ07’)及び478C(118F
)に維持した。乾燥器を出たあとの乾燥ケーシングはリール上に巻取った。
乾燥ケーシング製品はコート’25(22,0−23,0罷径)で、湿分は約9
%であり、全く柔軟であった。BDCの測定結果は12.2−15g−/10m
であった。ケーシング製品脱水物の壁引裂き部をSEM検査した結果、ケーシン
グ壁の表皮層面積はケーシング全断面ミノ32.: −408%の範囲であった
。
斯かるケーシングの調製に用いた条件を下記第1表に要約する。ケーシングの物
理的諸性質を第■、■表に要約する。
第8表の引張りその他の物理的性質の測定は、インストロン試1−機を用いて一
組の調湿(cond i tlo]:Ied )ケーシングに対して行なった。
ケーシングの調湿は、ケーシングを温度2ろ9U(75″F)相対湿度60%の
室内に湿分が雰囲気と平衡に対するまで維持することにより行なった。調湿ケー
シングの物理的諸性質は、湿分含量調節下でのケーシング諸特性に近いものであ
った。
第■表は再湿潤ケーシングの引張りその他の物理的性質を記したものである。再
湿潤ケーシングとは、水に湿らせたケーシングのことであり、その引張り特性は
包装された肉製品にて浸潤(wet、−out)された後の充填時ケーシング特
性に近似していた。
比較対照のため、下記点を除き実施例1の方法を繰返して調製した。凝固浴温4
2.Ot?(ビスコース法凝固浴の通常維持温度)でケーシングを20%グリセ
リンで可塑化(試験X)、又は凝固浴温度42.OUでケーシングをグリセリン
で可塑化せず(試験E)、又は凝固浴温を66Cに下げケーシングを20%グリ
セリンで可塑化(試験K)、これ等比較ケーシングの物理的性質も下記第1−1
[[表に要約する。
1
17
第1表及び第■表で参照すると、従来ビスコース法にて製造した調湿ケーシング
(試験X)の51張り性質は、横方向の引張り強度が縦方向のそれよりもかなり
低いことである。(例えば60−90%)
本発明にて製造したケーシングの場合、縦及び横方向いずれの引張り強度も実質
的に同一、すなわち等方性である。ケーシングが等方性なることは望ましいこと
である。何故なら、ケーシングを高速充填機で充填・リンクする際、節付け(l
inking)に用いる捩り作用にてケースに生ずるリンクは、ケーシング上で
周辺に向かう応力を4えるからである。横方向の引張り強度が大であると、ケー
シングは斯かる節付は応力IG能く耐え得ろものとなる。
べ
唄
9
エネルギーは試1験条件下でのケーシングの強靭度尺度であり、引張り応カー伸
ひ曲線の下側の面積である。
第■表のデータは、本発明(て従って製造した低基本重量ケーシングの再湿潤引
張り性質が、従来ビスコース法にて製造したセルロースケーシングのそれと比較
し同等以上なることを示している。
実施例 ■
実施例Iにて調製したケーシングに以下の評価試験を行なった。浸透性、見損は
孔度及び密度。これらの試験の結果を第1V表に要約する。
A O,2273,081,4652
B O,2182,661,5222
CD、220 2.40 1.4904D 口258 2.08 1.5014
E O,2203,251,5102
F D、265 3.32 1.4712X O,175−0,2146,15
−3,851,642−1,359浸透性はフェリシアン化カリウム1%溶液の
拡散速度(α/時)で測定し、低分子量化合物に対するケーシング壁の孔度指標
として用いた。
浸透性は、包装肉製品の加熱処理及びくん煙中に煙が肉にどの程度接近するかの
尺度であると同時に、加工中のフランクフルトソーセージからの湿分蒸発の尺度
でもある。
浸透性はケーシング上を経る浸透速度の絶対測定値であって、壁厚に関する補正
は行なっていない。見掛は孔度はケーシング壁の相対固有孔度の尺度である。見
掛は孔度は浸透性測定値にケーシング壁の湿潤厚みを乗することにより得られろ
。
密度はケーシングの断片をピコメーター内のキシレンに浸漬することにより測定
される。密度が大なるほどケーシング中に存在する微少空隙は少ない。また高密
度であることは、セルロース中の高秩序容積要素の度合が大なることも反映する
。
第■表のデータは、本発明の低基本重量ケーシングは従来ケーシング(試験X)
よりも密で且つ浸透性測定値が小ではあるが、壁が薄いため見掛は孔度は同等で
あり、煙その他ソーセージ肉製造に用いられろ気体ケーシング剤に対する受容性
は保持したままである。
実施例 ■
実施例Iにて調製したケーシングに以下の評価試験を追加した。再湿潤乎幅(R
ewet Flat Width、 RWFW)、21
推奨充填従圧(Recommended Rtuffing Diameter
Pressure、R3D)、破裂圧及び破裂径。結果を下記第V表に要約する
。
第V表
RWFW R8D圧 破裂圧 破裂後
試験 (mm) (cmH5’) (c+f(?) (mmHP)A ろ1.9
10,9 24.9 ろ6ろB ろ2ろ 10.9 27.0 645C6ろ
6 7.8 26.7 ろろ、2D 33.5 6.4 2059 65.5E
ろ3.4 9.6 35.8 669K 26.6 15,0 29.7
L 27.5 14.2 ろ1.2
M 28.6 11.5 .31.1 −N 32−63.5 19.8 2−
7.3 −Oろ2−ろろ5
P ろ2−ろろ、5 21ろ 28,5X ろ8.2 12.8 625
RWFWは再湿潤半幅であり、ケーシングを電源で20分間水に湿潤させた際の
幅をミリメートルで表わしたものである。
第V表のRWFWデータは、本発明を用いて調製したケーシングのRWF’Wが
商業標準たり得るほど調節可能なることを示している。
推奨充填径(R8D)は、再現性ある要求M量を有し、ソーセージ肉とケーシン
グの剥取りが容易な状態にあってしっかりとリンクで固定するように充填すべき
ケーシングの直径である。過充填するとケーシングの破断が過度となり剥取り性
も乏しくなる。コード26の推奨充填径は205關であり、コード25は225
闘である。R3D圧は、推奨充填径に充填した際ケーシングにかがる圧力であり
、コード毎に異なる。
破裂圧は、破裂前にケーシングが受け得る圧力である。
破裂径は、破裂時IC於けるケーシングの平均径である。
破裂径は推奨充填径よりかなり犬であり、充填機の圧力変化に対し余裕を与える
ものである。
破裂圧及び破裂径は、ケーシングの両端を締付け、ケーシング内に空気を急速に
導入することにより測定される。膨張径は非接触手段で測定され、ケーシングが
破裂する圧力は水銀柱儒で記録され、破裂時のII径は水銀ミリメートルで記録
される。
第V表のデータは、本発明に従って製造したケーシングの破裂径が広範囲の破裂
圧にわたりほぼ一定であることを示している。
実施例 ■
実施例Iにて調製したコード25ケーシングを調湿し、次に通常のシャーリング
装置を用いてシャーリン加工した。シャーリング加工ケーシングの引張り性質を
測定3
したが、その結果を下記第■表に要約する。
「調湿ケーシング」とは、一定の湿度及び温度に、ケーシングが加湿された雰囲
気と平衡な湿分となるに十分な時間露出したケーシングを意味する。ケーシング
を相対湿度(RH) 60%で調湿の際は20U(72F)24時間後に平衡に
達し湿分は約12乃至14%となり、80%RH12CI(72F)24時間で
は湿分はコ8乃至20%となる。
従来ビスコース法のシャーリング加工を施さぬケーシングの破断引張り強度は、
通常、縦(L)方向て1260−13ろOkg/、2(18,000−19,O
Do psi )、横(T)方向で1120−1190kg/、2 (16,0
00−17,000psi)の範囲にあり、伸びは縦方向で45−50%、横方
向は70%である。従来ケーシングの未シャーリング品を再湿潤条件下に置くと
、縦方向破断強度ろ6ろに9/CTL2(5192pS1)、横方向破断強度6
29Kg/工2(4698psi)、縦方向の伸び81%、横方向の伸び146
%となる。
第■表
引張り性質に及ぼすシャーリングの影響ケーシング製造時
E” −−9,67411,626−−34,232,8(680) (817
)
N 17,400−15,020 − 28.7−32.0 −(1223)
N056)
0 22.140−19,340 − 16.2−’22.0(1557) (
1ろ60)
X −−18,000=16,000− − −40.0− 65.019.0
00 17,000 45.0(1266−(1125−
1ろ36) 1195)
再湿潤条件下
8未シヤーリング状態の破断引張り強度及び伸びは以下の通りであった。
破断引張力強度 伸び%
L T LT
2ろ、690 23,773 14.4 390(1666) (1671)
25
第■表のデータが示すところでは、従来ケーシング(試1験X)及び本発明にて
調製した低基本重針ケーシング(試験N、○、P)は、シャーリンフカ1工後も
引張り性質に実質的損失はなく、これに対し通常BDC水準例えば20.4g/
10mのグリセリン非含有セルロースケーシング(試験E)は、シャーリング後
に引張り強度が実質的に例えば50%減少した。
第■表の再湿alデータが示すところでは、本発明の薄壁ケーシングは再湿潤状
態てすら適切な引張り強度を有する。
実施例 V
実万(・例Iにて調製したケーシングの一部をシャーリング加工し、肉充填操作
を施した。
フランクフルトソーセージの製造に際しては、肉エマルジョンをンヤーリング加
エケーシングにポンプ充填し、肉をケーシング中で煮沸・硬化し、次に煮沸肉の
皮を剥いで「皮なしJ (skinless)フランクフルトソーセージとする
。ケーシングの剥離性を良(するため、シャーリング操作時に「剥離被覆」じp
eal coating”)をケーシングの内面に散布する。
ンヤーリング操作時に、カルボキシメチルセルロース075%、ソルビタントリ
オレエート10%、ポリオキシエチレン(26)ラウリルニーテルロ05%及び
残部が水からなる剥離組成物を、米国特許第4,167、947号に開示の方法
に従い、実施例IVc″C調製したケーシングの一部の内面に散布した。続いて
米国特許第3.451.827号に記載の装置を用いてケーシングのシャーリン
グ加工を行なった。
充填条件下での破裂に対するケーシングの抵抗性は、シャーリング加工材並びに
平材の両者共、ミューレン(Mullen)破裂試験にて測定した。
ミューレン破裂試験は、乾燥ケーシングすなわち湿分10%のケーシング及び、
調湿ケーシング(充填用シャIJング加エケーシングの代表的湿分を有する)K
ついて行なった。ミューレン破裂を行なったのは、シャーリング操作が従来ケー
シングと比較しての破裂強度低下の原因となるか否かを測定するためであった。
代表的には、本発明のケーシングの調湿状態での厚みミル当りのミューレン破裂
強度は、可塑化した従来ケーシングのそれよりも犬であり、従って本発明のケー
シングの基本重量が低下した点は、可塑剤含量の減少及び密度の増大に基ずくケ
ーシング壁強度の増大により相殺される。データを下記第■1表に要約する。
7
第■表
ケーシングの物理的性質
平拐及びシャーリング加工ストランドに対するミューレン破裂強度
試験 湿分% p s 1(kg/、n2 ) p s 1/ミを厚みA 9.
9 52.0(366) 681B 107 59.6(4,19) 88.1
Ba 15,1 45.0(3,16) 67.2C1ろろ 565(ろ97)
93.7Ca 27,5 50.4 (3,54) 82.6D 14,4
49.1(3,45) 104.6Da 24.9 42.5 (2,99)
90.4E ]2.2 80.6(5,67) 98.6Eb ]7.9 54
.5 (3,83) 67ろF 9.4 57.5(4,04) sろOFb
209 4ろ4(605) 62.4G 16ろ 4ろろ(ろ04) 72.6
I 16,5 42.0(2,95) 71.2K 17.7 42.1(2,
96) 50.1M 16.6 49j(3,45) 46.7N 14−17
33.9(2,38) 39.40 14−17 421(2,96) 59
.5P 14−17 35.2(2,47) 45.7X 14,0 50.9
(ろ58) 46.2″a″はケーシングが10%短かいストランドゝにシャー
リング加工されたことを示す。すなわちケーシング壁は薄いので、圧縮度を高め
更に短かいストランドにすることも可能である。
h”は通常圧縮にてケーシングをシャーリング加工したことを示す。記号を付し
てない試験は全て平材を用いて測定したものである。
実施例 vl
実施例Vにてt周製し、湿分が商業範囲例えば18−21%である被覆シャーリ
ング加工ストラントゞに、フランクフルトソーセージ用の各種組成のソーセージ
エマルジョンを充填した。使用のシャーリングカロエケーシンダストランドを通
常の長さから通常よりろ0%短かい長さまで変えて圧縮した。ケーシング欠陥数
すなわち主としてピンホールの存在数は、シャーリング加工及び充填操作時に、
てきばえを観察することにより測定された。ケーシングを通常より短かい圧縮ス
トランドにシャーリング加工しても、ケーシングを損するようには見えなかった
。
充填は、各種の肉エマルジョンを用い、Frank −A−Matic充填機蹟
て40−79m、7分(130−260フイー)7分)の速度で行なった。肉エ
マルジョ/の温度は117U(57F)であった。得られた充填リンクは非常に
径が均一なものであった。この肉を通常のくん煙工場で通常サイクル眞て熱加工
及びくん煙処理して得られた最終ソーセージ製品は色調、香り、味共に正常であ
った。高29
速充填操作時のケーシングのピンホール傾向は正常であり、推奨充填径より1乃
至6ミリメードル大に充填せんとしたときのみ破壊数が過大となった。正常間充
填に於ては、R3Dより”Imrn大となる過充填はめったに起ることではない
。
加熱工程中(通常の約1時間45分のカロ熱処理サイクル)、所与ケーシング長
から得られるフランクフルトソーセージの重量は、従来壁厚のソーセージケーシ
ングに充填した対象物のそれとたいして異ってはなかった。
充填試験の結果を下記第■表に要約する。
第 ■ 表 肉充填試験結果
A 正常 1 90.3−92.2”
D 正常 1 89.2−92.5”
F 正常 1 89.7−92.2÷
B 正常 0 79.8−84.3※88C正常 0 82.9−85.1”0
E 正常 I B6.6°8
※ 4ストランド当りの破断数
置 牛肉−豚肉、6%塩
*□ 100%豚肉、2%塩
録咎全豚肉、6%塩
3′1
牛肉−豚肉3%塩に対する対照収量88.1−91.2全豚肉に対する対照収量
866
第■I表のデータが示すところは、可塑剤を含有せぬ本発明の低基本重量セルロ
ースケーシングは、正常湿分18−20%にて許容できろ欠陥すなわち破壊水準
で充填可能であり、加熱処理収量が標準値のリンクを製造する。
比較対象としての試験Eは、通常(42U)凝固条件下に可塑剤を含有させずに
製造したケーシングであるが、これは商業的高速充填操作に際しては欠陥水準が
比較的高かった。
実施例 ■
牛肉−豚肉エマルジョンを用いて実施例■を繰返した。
但し本例ではエマルジョン温度を一55°〜39C(22−25F)K低下させ
、冷凍七面鳥の充填に類似させた。
結果を下記第■表に記す。
第■表
冷凍肉充填試験
試験 ストランド数 欠 陥
N ろ 26關で破壊発生8
※ R3Dは22−23闘
※※ 7.2 t:” (45F )肉エマルジョン※4※過充填が頻繁に発生
2
実施例 ■
凝固浴温を68Cに維持し、BDG16S’/IDmのケーシングを製造した点
を除き、実施例Iの方法を繰返した。このケーシングをグリセリンで0−20重
量%範囲の水準に可塑化した。ケーシングの表皮層含量は18−20%であった
。乾燥ケーシングをシャーリング加工し、135%乃至20%水準の湿分まで加
湿した。
加湿したシャーリング加工ストランドを、くん煙ソー±−ジ製造のため、肉充填
工場で充填した。充填速度は4 D −79m1分(130−260フィート/
分)であった。
牛肉−豚肉エマルジョンの温度は13.9C(57F)であった。加熱処理並び
にくん燻処理したケーシングの色調は正常であった。加熱処理収量は90.6−
92.1%程度であった。ケーシング欠陥数すなわちピンホールの存在数は、シ
ャーリング加工時及び充填操作時にストランドのできばえを観察することにより
測定された。充填試験の結果を下記束X表に記す。
比較対照のため、凝固浴温を従来の凝固浴維持温度である42.5Uに上昇させ
た点を除き、実施例1の方法を繰返した。このケーシングのBDGは20.3P
/10mであり、表皮層含量は14%であった。充填並びにくん煙したケーシン
グの色調は正常であった。欠陥数も下記束X表に記す。比較試験は第X表中に記
号Cにて示す。
第X表
試験 グリセロール H2C被 験 認められた番号 象介−% 含量% スト
ランド数 欠陥数1 20 20 2 0
2 20 14 1 0
3 10 20 2 0
4 0 20 4 0
実施例 ■
ケーシングの内面をシャーリング操作中に、実施例Vで用いた剥離被覆配合物で
内面被覆するか(下記第X表の試験8.9)、又はケーシングの内部をシャーリ
ング操作中K、ソルビタントリオレエート1%水溶液なる配合物で湿らせた(下
記第X表の試験10.1コ)以外は、実施例■の方法を繰返した。このケーシン
グな各種水準σ)グリセロールで可塑化した。ケーシングの湿分水準は全て16
−18%であった。充填ストランド中に見出された欠陥数を下記第刀表に記す。
第M表
試験 グリセロール 被 験 認められた番号 含量% ストランド数゛数 欠
陥数国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 16 ケーシングを構成するセルロースの基本重量が、乾燥半幅範囲約21ミリ メートル乃至i51ミリメートルのケーシングに対し、セルロース約16乃至約 22グラム/平方メートルであることを特徴とする、シャーリング及び食肉充填 に適した再生セルロース製人造ンーセーンケーシング。 2 ケーシングの可塑剤含量がケーシング重量の約10%未満である請求の範囲 第1項に記載のケーシング。 3 ケーシングの壁厚が、約0.44乃至約087ミルの範囲にある請求の範囲 第1項に記載のケーシング。 4 ケーシングが表皮層断面域の壁構造を有し、表皮層が断面積の少くとも約6 0%である請求の範囲第1項に記載のケーシング。 5 表皮層が壁断面積の約30乃至約55%を占め、且つ、可塑剤含量がケーシ ング重量のろ0%未満である請求の範囲第ろ項に記載のケーシング。 6、ケーシングが実質的に可塑剤を含有せぬ、請求の範囲第1項に記載のケーシ ング。 Z ビスコースを環状に押出して管状物を形成し、該管状物を凝固浴内にて凝固 させ、該凝固管状物を再生してゲル管を形成し、該ゲル管を乾燥してケーシング 製品を形成する再生セルロース製管状ソーセージケーシングの製造方法に於いて 、凝固浴を約25°乃至約68Cの詩度に維持することからなる改善を特徴とす る再生セルロース製管状ソーセージケーシングの製造方法。 8、可塑剤含量がケーシング重量の0乃至10%となるようにゲル管を可塑化す ることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 9 凝固浴が硫酸す) IJウム約200乃至約300 fl−/lと硫酸90 乃至135!?#からなろことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 10 凝固浴が硫酸100乃至1ろO’!−/lと硫酸ナトリウム約250乃至 2BOz/lかうなることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。 1
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