JPS5848417B2 - 券片分離装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、券片ストックから個別の券片を生じるための
券片分離装置に関する。

従来も券片ウエブ（長尺物）の印刷装置及びその分離装
置は沢山ある。

記録情報を磁気縞で有する券片も記録用の装置として周
知である。

１た「−店内（社内）で」商品ラベル等の券片を製造す
る装置も知られている。

「店内（社内）で」製造というのは、商品を取引する人
が直ぐに使用できるよう店員（社員）が券片を製造する
ことを意味する。

米国特許第９７１０２２号、同第１５８１２３６号、同
第２１２２７９６号、及び同第 ２２７４４５２号は、ウエブのストックを所定の長さの
ところで常に変らず切断する為の相互に作用する刃を有
するシリング状ロータリキャリアを２つ有する、移動す
る剪断機について記している。

米国特許第１６３１８７９号は刃を有するンリンタ゛状
ロータリキャリアをｌつと固定された剪断刃を１つ有す
る移動する剪断機について記している。

一方米国特許第１８５３４３４号も非常に似ているが、
回転する腕部キャリアしか有しない。

米国特許第９７１０２２号、同第２０２６４４３号、同
第２２７４４５２号、同第２３３０２３５号、及び同第
２３３６９５７号には歯車で作動されるキャリアが図示
され訣明される。

米国特許第１９８１４８６号には選択的に作動され得る
、カム，駆動される剪断機が説明される。

米国特許第３６０１０４２号には、一様な長さではある
が選択的に分離されるタグを各タグ毎に２つの印刷動作
で、ストックを無．駄にする事なく印刷する装置か図示
され且つ開示される。

米国特許第３６５１５０３号には印刷と磁気記録との両
方を行なうがタグストックに孔が予穿孔される必要のあ
るタグ製造装置が開示される。

米国特許第３６８５７６０号及び同第３７０４８２０号
にはタグストックロール保持器と給送制御装置とが開示
される。

上記特許はいずれも本発明に係わりがあるが、本発明は
以下で説明されるような新規な組合ぜからも判るように
異なる構造から戊る。

斯して本発明の目的は、券片ストックから個別の券片を
適当な長さで選択的に分離するための新規な構造の券片
分離装置を提供することにある。

本発明の券片分離装置によって製造された券片ぱ任意の
目的で使用できるが、下記で述べる券片の例では、商品
のラベル又はタグとしてその券片が使用できる。

即ちこのラベル又はタグには商品に関する情報（例えば
商品名や値段）が磁気記録されるとともに印刷記録され
る。

従ってこれを商品に貼付しておけば後で商品を販売する
とき店員や顧客がこれを目で見て値段を知ることができ
、１た店員が磁気読取ペンなどでこれを走査すれは、磁
気記録済みの情報が端末装置からコンピュータへ人力さ
れ販売管埋等に効果的に利用できる。

本発明によれは、このような券片も適当な長さで選択的
に分離できる。

従って商品や記録すべき情報の量など必要に応じてその
参片の長さを変えることができる。

ブーりに股かり、連続的に１駆動されるベルト上にロー
ル状の券片ストックが載置される。

電気的スイッチが，駆動機構を付勢する。

券片ストックが載置される薄い仮バネがストックをヘッ
ド並びにカツタ装置に滑らかに給送するよう上記スイッ
チを制御する。

駆動キャブスタンは券片ストックを−ツド及びカツタ装
置を経て更にプリンタ構或体の前を通すよう，駆動する
。

より多くのストックか必便とされる場合、スイッチが作
動されより多くのストックが駆り出される。

磁気記録はヘッド兼力ツタ装置の内部の電磁変換器を回
転さげる事によって為される。

印刷はワイヤプリンタ構造体によって行なわれる。

電子回路を制御するには光学ファイバ及び光学装置とと
もに光源が使用される。

記録は券片上の所定の磁気縞に封入される。

記録後、データは読返され、協働するテータ処理装置で
照合される。

データが正確に記録された場合、対応する券片上に同じ
データを印刷する為の適正な位相関係でワイヤプリンタ
構或体が付勢される。

不正確な記録が感知されると、プリンタ構或体はＩＶＯ
ＩＤ（無効）」を印刷する事などによって誤りを表示さ
ぜられる。

回転している変換器は、プリンタが作動状態にないとき
でも磁気読取が生じるのを可能ならしめる。

これは読返し信号０中へ電気的印刷ノイスか入ったり、
干渉し合ったりしないようにする。

券片は、コード化及び印刷の速度妾求が非常に異なると
しても、磁気的に連続的にコード化され且つ縞状に印刷
される。

券片ストックは印刷速度で，駆動され、券片の速度に対
するヘッドの速度は約１０倍の大きさである。

本装置の大きな利点は、必要であれはロール全体に対し
てさえも縞状の券片を保持出来る事にある。

これは個々の券片の場合よりも以後の処理を容易にする
。

しかし個々の券片が必要とされる場合は、夫々の記録時
に容易に分離される。

本発明の全部の利点を実際に得るために、以下で好適な
実施例（単なる一例として紹介するのみ）について説明
しよう。

実際に製造され、試験された本発明による磁気縞記録装
置及びデータプリンタの一構成を第１図に示す。

実際に任意の大きさの券片ストック１１から或るロール
が、プーり１４上に股がる２枚のベルト１２に載置され
る。

歯車箱を有するモータが、ベルトを介して軸を駆動する
。

スイッチ１８は軸を１駆動するモータを制御する。

券片ストックがその上を通る薄い可撓性仮バネ２０がス
イッチ１８を制御してヘッド及びカツタ装置２２にスト
ックを滑らかに給送さぜる。

（１つのキャプスタン２４を除けば図では見えない）複
数の駆動キャプスタンが券片ストックをヘッド及びカツ
タ装置２２を経てプリンタ構或体２６の前を通すよう駆
動する。

より多くのストックが必要な場合はスイッチ１８が作動
されて、より多くのストックが，駆り出される。

この装置の場合、給送速度がほぼ一定であるために狭い
速度範囲で足りる。

その速度はキャプスタン１駆動装置よりもほんの少し速
い。

−ツド及びカツタ装置２２の中で電磁変換器を回転させ
る事によって磁気記録が行なわれる。

ストックの印刷はワイヤプリンタ構戊体２６によって行
なわれる。

リボン２８及びリボンカートリツ′）３０が図示される
。

普通の型式のインクジェットプリンタが代りに使用され
ても良く、１た同様な目的から、周知のレーザ印刷装置
が適用されても良い事が考えられる。

電子回路を制御するために光学ファイバ３３及び光学装
置とともに光源３２が使用される。

券片上の所定の磁気縞に記録が封入される。

記録後、データは読返され、協働するデータ処理装置に
於いて検査される。

データが正確に記録される場合、対応する券片上に同じ
データを印刷するよう適正な位相関係でワイヤプリンタ
構戊体が付勢される。

不正確な記録が感知される場合、プリンタ構成体はｒＶ
ＯＩＤｊを印刷するなどして、誤りを表示させられる。

回転する変換器はプリンタが作動状態になくても磁気記
録が生じるのをｒｌｉＴ能ならしめる。

これは読返し信号の中へ電気的印刷ノイスが入ったり、
該信号と干渉したりしないようにする。

本装置では、券片は、コード化及び印刷の速度要求が非
常に異なるとしても、磁気的に連続的にコード化され且
つ縞状に印刷される。

券片ストック１１は毎秒約２ ５．４ＣＴｌ（ １ ０
インチ）の印刷速度で駆動され１た上記券片の速度に灯
しヘッドの速度は毎秒約２５４ｃ／７′Ｌ（１００イン
チ）である。

第２図は本発明による構造の詳細を示す。

本体部材３４．３６ａ，３６ｂ及ひ３８は回転するヘッ
ド２２を支持し且つ券片ストックのウエブ４０がヘッド
２２の一部分の１わりを通過出来るようにする為の図示
の狭い溝を残すよう構成される。

図示のように、ウエブ４０は磁気トラックに記録するよ
う且つそこから再生するよう磁気記録トラック及び電磁
変換器４２．４４を配列させる。

ウエブ４０を選択的に切断するようにかなとこ４６及び
刀４８が配列される。

ヘッド２２及ひウエブ４０相亙間に適正な圧力を維持す
るために、町撓性物質、好適には「マイラ」（登録商標
）で出来た帯５０がウエブ４０の下方の溝に配列される
。

帯５０の一端はブロック５２及びそこにしっかりと保持
された刃４８相互間を通過し、帯５０をもつと強固に保
持するクランプ５４のところで終了する。

帯５０の曲端はクランブ５６に保持される。

後者のクランプ５６は本体部材３４の凹みに担持された
ブロック６０内に配設される。

ブロック６０は調節ネジ６２の制御の下で出入りする運
動を可能ならしめるとともに回転しないよう形或される
。

その代り帯５０ぱ長手方向には特に可撓性でない町撓性
物質と、ブロック６０に張力を与えるよう配設されたコ
イルバネとから収る。

これらの構造はウエブを回転するヘッドと適正に接触さ
せた１！ｆ．維持する為の正確で均一な力を与えるとと
もに、種々の厚さの長尺物に対する調節を、適正な接触
圧とともに可能ならしめる。

券片ストックウエブ４０は記録用電磁変換器４２、再生
用電磁変換器４４及び回転するカツタかなとこ４６より
或る移動するヘッド２２の前を案内部によって導ひかれ
る。

１た券片ストツクウエブ４０の反対側には、ストリツパ
（ブロック）５２と、裏打バー６６によって保持される
切断用長尺刃４８と、クランプ６８とがある。

この図には、切断が行なわれる直前のかなとこ４６が図
示される。

かなとこ４６の中心は回転するヘッド２２内に配列され
た軸受部上で回転する。

斯して、かなとこ４６の中心の運動は常に速度７２０Ｒ
ＰＭの回転運動である。

かなとこ４６はそれが揺動する際、券片ストックウエブ
４０を刃４８との間で挾む。

第３Ａ図乃至第３Ｃ図はかなとこ４６を選択的に位置付
ける為の作動機構を示す。

これは、回転するヘッド２２の中で更に回転可能なかな
とこ４６と、静止しているカム溝（カムトラック）を示
す。

かなとこ４６を担持する軸の端部にはダブルクランク７
４が固着される。

クランク７４上の２つのピン７６．７８がカムトラック
７０の中に係合する。

第３Ａ図は切断が為される直前のかなとこ４６を示す。

第３Ｂ図は常時切断が為されないときのそして分離サイ
クルの残りの部分のときのかなとこ４６を示す。

第３Ｃ図は本体３４中のカム溝７０の一部を側面から見
た図である。

切断するか否かの選択は図示の位置で電気的機械的に制
御される転換千８２．８４によって為される。

転換子８２がトラック７０の中へ突出し且つ転換子８４
が引込められる場合、２つのクランクピン７６．７８は
カム７０の円形通路に従い、ヘッド２２に対するかなと
こ４６の回転は生じない。

しかし転換子８２が引込められ、転換子８４がカム７０
の場所にあるならば、第１クランクピン（７６又は７８
）はカム７０の指摘された領域から外部へそらされ、そ
の結果かなとこ４６を回転するヘッド２２に関して１８
０゜回転させる。

かなとこ４６がカツタ位置に到達する１でに、かなとこ
４６の外方部分は静止し、一方その内方部分はその中心
の平常速度の２倍になる。

ヘッド２２が回転し続けるとき、かなとこ４６は半回転
し、新たな切断が必妾とされるとき１でその位置にとど
寸る。

転換子８２．８４は別の態様で作動されるよう配列され
たソレノイド８６．８８から成るプランジャとして示さ
れる。

ある状態から別の状態への転換が正確な時刻にのみ生じ
得るようにする為インターロック装置か企図されている
。

転換子８２及び８４０間の機械的インターロック装置は
一時にその位置に１つしか存在しないように企図されて
いるがその場合ソレノイドは１つで十分である。

そのようなインターロック装置は当業者に周知である。

ヘッド２２及びかなとこ４６のモーメント腕は切断を行
なう際に大きな力を与えるトグル作用を行なう。

切断する際の動力はヘッド２２を駆動するモータによっ
て提供され、その最犬の動力はヘッド２２の運動量に貯
えられる。

従って、切断を制御するため転換子７２．７４を作動す
るのに必要な力はほんの少しで済む。

かなとこ４６は刃４８よりも硬い。

伺故ならば刃の方が低コストで容易に交換町能な部品だ
からである。

このカツタの設計は特に精度を要する。

何故ならば剪断されてはならないコード化領域の丁度端
部にカツタを設ける必安があるからである。

如上の通り本発明をその実施例に沿って説明したが、本
発明がその実施例のみに限定されるものでないことは当
業者であれば容易に理解できよう。

上記実施例と、本発明の特許請求の範囲の欄の各構或妾
件との対応関係を下記に簡単に示す。

本発明の「機枠」は、実施例の本体部材３４，３６ａ，
３６ｂ及び３８に対応し、「連続園転する部材」はヘッ
ド２２に対応する。

また「第１の券片分離部材」及ひ「第２の券片分離部材
」は、かなとこ４６及び刃４８に対応する。

「券片ストック前進手段」は、キャプスタン２４に対応
する。

「第１のカム径路及び第２のカム径路を含むカムトラッ
ク」は、第３Ａ図及ひ第３Ｂ図から明らかなように中央
とその両側との２通りのカム径路を含むカムトラック（
カム溝）７０に対応する。

「カム従動子」は、第３Ｃ図に特に明瞭に示すピン７６
．７８及びそれらを支持するダブルクランク７４に対応
する。

そして「カム転換手段」は、第３Ｃ図に特に明瞭に示す
ように、ソレノイド８６．８８でカム径路内へ選択的に
突出するよう駆動される転換子８２．８４に対応する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気縞券片記装置及びプリンタの
立面図、第２図は本発明による記録カツタかなとこ部及
び刃機構の内部の断面図、第３図（第３Ａ図、第３Ｂ図
、及び第３Ｃ図を含む）は本発明によるカツタかなとこ
機構の動作を制御する為のカム装置の図式図である。 １１・・・・・・券片ストック、２２・・・・・・ヘッ
ド兼力ツタ装置、２４・・・・・・キャプスタン、３４
．３６ａ，３６ｂ，３８・・・・・・本体部材、４２．
４４・・・・・・電磁変換器、４６・・・・・・かなと
こ、４８・・・・・・刃、７０・・・・・・静止カム又
はトラック、７４・・・・・・ダブルクランク、７６．
７８・・・・・・ピン、８２．８４・・・・・・転換子
、８６．８８・・・・・・ンレノイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 券片ストックから個別の券片を分離するための券片
   分離装置にして、 機枠と、 該機枠に配設された連続回転する部材と、該部材の内部
   に回動町能に装着された第１の券片分離部材と、 上記第１の券片分離部材と協働して上記分離動作を生じ
   るため上記機枠に装着された第２の券片分離部材と、 上記第１及び第２の券片分離部材間に上記券片ストック
   を進めるため上記機枠に配設された券片ストック前進手
   段と、 無端の第１のカム径路、及び該第１のカム径路から分岐
   された第２のカム径路を含む、上記機枠に配設されたカ
   ムトラックと、 上記第１の券片部材の姿勢を制御するため上記第１の券
   片分離部材に結合され、且つ上記連続回転する部材に応
   動して上記カムトラックに沿って移動するカム従動子と
   、 上記第１のカム径路が上記第１の券片分離部材を或る姿
   勢にしておくようなカム径路であり且つ上記第２のカム
   径路が」二記第１の券片分離部材を曲の姿勢にするよう
   なカム径路であることと、上記第１の券片分離部材を上
   記分離動作を生じさせない姿勢から上記分離動作を生じ
   させる姿勢に回動さぜるため上記カムトラックの上記第
   １のカム径路から上記第２のカム径路に上記カム従動子
   を案内するよう上記カムトラックで上記カム従動子に選
   択的に係合するカム転換手段と より成る券片分離装置。