JPS5848303A - 油入電気機器 - Google Patents
油入電気機器Info
- Publication number
- JPS5848303A JPS5848303A JP56147122A JP14712281A JPS5848303A JP S5848303 A JPS5848303 A JP S5848303A JP 56147122 A JP56147122 A JP 56147122A JP 14712281 A JP14712281 A JP 14712281A JP S5848303 A JPS5848303 A JP S5848303A
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- Japan
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- oil
- insulating
- fatty acid
- acid ester
- silicone oil
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- Pending
Links
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Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高温で使用される油入電気機器に関する。
変圧器、コンデンサーなどの通常の油入電気機器は、使
用時の最高温度が約９０〜１０５°Ｏ程度であり、とく
に耐熱性の材料は使用されていない。しかし最近このよ
うな電気機器は小型化、軽量化の傾向にあり、それに伴
なって運転時における温度がより高温となってきている
ため、そのような高温に対応する耐熱性を有する絶縁油
および（または）絶縁紙の開発が必要となってきている
。
用時の最高温度が約９０〜１０５°Ｏ程度であり、とく
に耐熱性の材料は使用されていない。しかし最近このよ
うな電気機器は小型化、軽量化の傾向にあり、それに伴
なって運転時における温度がより高温となってきている
ため、そのような高温に対応する耐熱性を有する絶縁油
および（または）絶縁紙の開発が必要となってきている
。
たとえば変圧器のばあい、一般的には絶縁油としてシリ
コーン油を使用し、絶縁紙として芳香族ポリアミド紙を
使用しているが、シリコーン油が高価であるため、その
組合せの絶縁材料からなる変圧器は非常に高価である。
コーン油を使用し、絶縁紙として芳香族ポリアミド紙を
使用しているが、シリコーン油が高価であるため、その
組合せの絶縁材料からなる変圧器は非常に高価である。
さらにはシリコーン油は熱膨張係数がやや高いため、高
温で使用する変圧器においては大きなコン豐ベーターを
使用しなければならず、変圧器自体を小を化するには支
障がある。
温で使用する変圧器においては大きなコン豐ベーターを
使用しなければならず、変圧器自体を小を化するには支
障がある。
比較的安価で熱膨張係数の低い絶縁油としては鉱物系変
圧器用絶縁油（以下、鉱物油という）が用いられてきて
いるが、それらは燃焼性、があるため火災の危険があり
、高温で使用する油入電気機器には使用されていない。
圧器用絶縁油（以下、鉱物油という）が用いられてきて
いるが、それらは燃焼性、があるため火災の危険があり
、高温で使用する油入電気機器には使用されていない。
本発明者らはかかる従来の問題に鑑み鋭意研究を重ねた
結果、ネオペンチルポリオールのｍ肪酸エステルがシリ
コーン油と比較し・て燃焼性がほぼ同程度と低く、さら
に熱膨張係数が小さくかつ安価な耐熱性絶縁油であり、
電気機器の絶縁油として使用しうろことを見出し、本発
明を完成するにいたった。
結果、ネオペンチルポリオールのｍ肪酸エステルがシリ
コーン油と比較し・て燃焼性がほぼ同程度と低く、さら
に熱膨張係数が小さくかつ安価な耐熱性絶縁油であり、
電気機器の絶縁油として使用しうろことを見出し、本発
明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、絶縁材料としてネオペンチルボリオ
ールの脂肪酸エステルからなる耐熱性絶縁油を用いるこ
とを特徴とし、芳香族ポリアセトを用いてなる油入電気
機器に関する。
ールの脂肪酸エステルからなる耐熱性絶縁油を用いるこ
とを特徴とし、芳香族ポリアセトを用いてなる油入電気
機器に関する。
ネオペンチルポリオールの脂肪酸エステルは公知物質で
あり、すでに潤滑油、作動油、圧延油、グリースなどと
して使用されている。
あり、すでに潤滑油、作動油、圧延油、グリースなどと
して使用されている。
ネオペンチルポリオールの脂肪酸エステルの具体例とし
てはユニスターＨ５８１、ユニスターＨ３２８１Ｍ（い
ずれも日本油脂■製）などがあげられるが、それらの絶
縁特性は従来の絶縁油に匹敵するもである。
てはユニスターＨ５８１、ユニスターＨ３２８１Ｍ（い
ずれも日本油脂■製）などがあげられるが、それらの絶
縁特性は従来の絶縁油に匹敵するもである。
つぎにネオペンチルポリオールの脂肪１！エステルの物
理的特性の測定結果について述べる。なお、シリコーン
油として商品名ＫＩＦ？６−５０のジメチルシリコーン
油（信越化学工業■製）を、鉱物油としてＪより ０２
３２０の試験において１種２号に合格するものをそれぞ
れ比較例として用いた。
理的特性の測定結果について述べる。なお、シリコーン
油として商品名ＫＩＦ？６−５０のジメチルシリコーン
油（信越化学工業■製）を、鉱物油としてＪより ０２
３２０の試験において１種２号に合格するものをそれぞ
れ比較例として用いた。
（イ）引火点および燃焼点
引火点は開放式引火点試験によって測定した。
また燃焼点も同様にして測定した。
（ロ）燃焼速度
燃焼速度はＪ工８０２１０１・１１にしたがって測定し
た。
た。
（ハ）絶縁破壊電圧
絶縁破壊電圧はＪより Ｏ２１０１・２ｏにしたがって
測定した。
測定した。
に）粘 度
粘度はＪＩＳ Ｏ２１０１・８による粘度針を用いて、
２５’Ｏおよび８０°０における運動粘性係数（単位二
センチストークス（・ａｔ ） ）を測定した。
２５’Ｏおよび８０°０における運動粘性係数（単位二
センチストークス（・ａｔ ） ）を測定した。
（財）熱膨張係数
熱膨張係数は比重の温度詩作より求めた。
えられた結果を第１表に示す。
第 １ 表
第１表かられかるように、ネオペンチルポリオールの脂
肪酸エステルの引火点および燃焼点は鉱物油よりも低く
シリコーン油とほぼ同程度かまたはそれ以上であり、燃
焼速度は鉱物油よりも遅くシリコーン油にほぼ匹敵する
ものであった。またネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルの絶縁破壊電圧はシリコーン油および鉱物油とほ
ぼ同等であった。ネオペンチルポリオールの脂肪酸エス
テルの粘度は室温付近ではシリコーン油よりも高いが、
温度勾配が高いため高温度においてはシリコーン油より
も低いものであった。したがって実際の使用時の温度で
は、電気機器内での油の対流性が向上し、機器の冷却効
果がよくなる。またネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルは本来潤滑油として使用されているものであり、
冷却用油循環プンプの軸受潤滑のための特別の考慮を必
要としない。さらにネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルの熱膨張係数は鉱物油と同程度であり、シリコー
ン油よりも小さいものであった。
肪酸エステルの引火点および燃焼点は鉱物油よりも低く
シリコーン油とほぼ同程度かまたはそれ以上であり、燃
焼速度は鉱物油よりも遅くシリコーン油にほぼ匹敵する
ものであった。またネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルの絶縁破壊電圧はシリコーン油および鉱物油とほ
ぼ同等であった。ネオペンチルポリオールの脂肪酸エス
テルの粘度は室温付近ではシリコーン油よりも高いが、
温度勾配が高いため高温度においてはシリコーン油より
も低いものであった。したがって実際の使用時の温度で
は、電気機器内での油の対流性が向上し、機器の冷却効
果がよくなる。またネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルは本来潤滑油として使用されているものであり、
冷却用油循環プンプの軸受潤滑のための特別の考慮を必
要としない。さらにネオペンチルポリオールの脂肪酸エ
ステルの熱膨張係数は鉱物油と同程度であり、シリコー
ン油よりも小さいものであった。
以上の結果から、本発明に用いる絶縁油は従来のシリコ
ーン油または鉱物油からなる絶縁油のそれぞれの欠点を
除来したものとなりうろことがわかる。
ーン油または鉱物油からなる絶縁油のそれぞれの欠点を
除来したものとなりうろことがわかる。
本発明に用いる芳香族ポリアミド紙は、Ｈ種連続使用可
能な耐熱絶縁紙として知られ、従来の油入電気機器に用
いられているものが使用しうる。
能な耐熱絶縁紙として知られ、従来の油入電気機器に用
いられているものが使用しうる。
その具体例としては、Ｎ０ＶＩＣ！ （米国デュポン社
製）・Ａペーパー、ムボード（いずれも三菱−製紙■製
）などがあげられ、鹸述のネオペンチルボリオールの脂
肪酸エステルと組み合せて使用することにより、両者の
耐熱性を発揮させることができる。
製）・Ａペーパー、ムボード（いずれも三菱−製紙■製
）などがあげられ、鹸述のネオペンチルボリオールの脂
肪酸エステルと組み合せて使用することにより、両者の
耐熱性を発揮させることができる。
本発明の油入電気機器はシリコーン油入電気機器と同等
の耐熱性を有するとともに、熱膨張が小さく、より安価
であるという長所を有する。
の耐熱性を有するとともに、熱膨張が小さく、より安価
であるという長所を有する。
代理人 葛舒信−（ほか１名）
手続補正書（自発）
特許庁長官殿
１、事件の表示 特願昭 ６４−１４７１２２
量２、発明の名称 油入電気機器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
名 称（６０１） 三菱電機株式会社代表者片由仁
八部 ４、代理人 ５、補正の対象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」の欄６、補正の内
容 （１）明細書１頁１９行の「一般的には絶縁油」を「絶
縁油」と補正する。
量２、発明の名称 油入電気機器 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
名 称（６０１） 三菱電機株式会社代表者片由仁
八部 ４、代理人 ５、補正の対象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」の欄６、補正の内
容 （１）明細書１頁１９行の「一般的には絶縁油」を「絶
縁油」と補正する。
（２）同２頁１行の「使用しているが」を「使用したも
のがあるが」と補正する。
のがあるが」と補正する。
以 上
Claims (1)
- （１）絶縁材料として、ネオペンチルポリオールの脂肪
酸エステルからなる耐熱性絶縁油を用いることを特徴と
し、芳香族ポリアミド紙を用いてなる油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147122A JPS5848303A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56147122A JPS5848303A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 油入電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5848303A true JPS5848303A (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=15423031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56147122A Pending JPS5848303A (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848303A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5317066A (en) * | 1992-02-19 | 1994-05-31 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Polyester-grafted polyamide, process for preparing the same, and thermoplastic resin composition containing the same |
| US5997454A (en) * | 1995-10-11 | 1999-12-07 | Selco S.R.L. | Panel cutting machine |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP56147122A patent/JPS5848303A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5317066A (en) * | 1992-02-19 | 1994-05-31 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Polyester-grafted polyamide, process for preparing the same, and thermoplastic resin composition containing the same |
| US5997454A (en) * | 1995-10-11 | 1999-12-07 | Selco S.R.L. | Panel cutting machine |
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