JPS5848044Y2 - チヤツクのグリ−ス供給装置 - Google Patents

チヤツクのグリ−ス供給装置

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JPS5848044Y2
JPS5848044Y2 JP7969779U JP7969779U JPS5848044Y2 JP S5848044 Y2 JPS5848044 Y2 JP S5848044Y2 JP 7969779 U JP7969779 U JP 7969779U JP 7969779 U JP7969779 U JP 7969779U JP S5848044 Y2 JPS5848044 Y2 JP S5848044Y2
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JP
Japan
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grease
chuck
hole
storage chamber
grease storage
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JP7969779U
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JPS55179710U (ja
Inventor
栄一 森崎
Original Assignee
豊和工業株式会社
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Publication date
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械等のスピンドルに取着して回転させて
使用するチャックのグリース供給装置に関するもので、
グリース潤滑を必要とする各滑動面にグリースを長期間
に亘って確実に供給し得るように1〜だ簡易な構成のチ
ャックのグリース供給装置を提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を図面に基いて説明する。
(尚、図面は簡単にする為に組付けの可能性を無視して
示している。
)図面にあ・いて、1は旋盤等の工作機械のスピンドル
、2はこのスピンドル1に取付ボルト3によって固着さ
れたチャックである。
このチャック2に釦いて、4は全体的に円筒状を或すチ
ャック本体で、中央部にはチャック2の軸線方向の摺動
孔5が形成され、前面には複数本(本実施例では3本)
のチャック爪溝6(以下爪溝6と記す)が放射状に等角
度間隔に形成されている。
これらの爪溝6には夫々相対向する側面に案内溝6aが
夫々形成されている。
上記各爪溝6内には周知のようにマスタージヨウ7がそ
の両側面に突設された案内部7aを案内溝6aに嵌合さ
せることにより半径方向へ摺動自在に嵌挿され、このマ
スタージヨウ7の前面にトップジヨウ8が取付ボルト9
によって取着されている。
上記マスタージヨウ7とトップジヨウ8とはチャック爪
10を構威し、このチャック爪10は一体に構成したも
のでも良い。
マスタージヨウ7の半径方向内側端には断面T字状のウ
ェッジ部7bが形成されている。
次に、上記摺動孔5内にはドロ一部材11の嵌合部11
Bが軸線方向(第1図にむいて左右力向)に摺動自在に
嵌め込1れている。
このドロ一部材11の嵌合部11aにはその外周に前記
T字状ウェッジ部7bと嵌合するT字状のウェッジ溝1
1bが夫々形成され、これらのウェッジ溝11bにマス
タージヨウ7のウェッジ部7bが摺動自在に嵌合されて
いる。
上記ドロ一部材11の軸部11 C(/−1スピンドル
1の中空孔1a内に突出され、この軸部11cの後端に
スピンドル1内のドローバ−12に螺入された連結ボル
ト13が固定ナツト14等によって連結されている。
上記ドロ一部材11とドローバ−12と連結ボルト13
は操作部材15を構成している。
上記ドローバ−12はスピンドル1の後端に取着された
空圧式又は液圧式シリンダ(図示省略)等によって軸線
方向へ往復移動されるようになっており、このドローバ
−12の往復移動によってチャック爪10が半径方向へ
摺動されるようになっている。
以上のようなチャック2にむいて、本実施例のグリース
供給装置は更に次のように構成されている。
先ず、チャック本体4には回転中心部より偏位した位置
にグリース貯留孔16と検知杆挿通孔17と検知行頭収
納孔18が放射方向に順に形成されている。
これらの孔16.17.1811転バランスの関係上チ
ャック本体4の周囲を等分する位置に夫々形成されてい
る。
上記グリース貯留孔16内にはグリース押出ピストン1
9が半径方向へ摺動自在に嵌装され、このグリース押出
ピストン19より半径方向外側のグリース貯留孔16内
がグリース貯留室20に構成されている。
斗た一上記検知杆挿通孔17には検知杆21の中間部2
1aが摺動可能に嵌合され、かつ係止鍔21bと検知杆
挿通孔17の段部との間に圧縮介装された検知ばね22
によって回転中心側に付勢されて検知行頭21cがチャ
ック本体4に当接され、これによりこの検知行頭21c
が検知杆頭収納孔18内に位置されている。
上記検知ばね22は検知杆21に加えられる遠心力によ
っては圧縮されないが、グリース押出ピストン19に加
えられる遠心力によっては圧縮されるようなばね力を有
し、グリース貯留室20内のグリースが少なくなると、
グリース押出ピストン19が遠心力によって検知杆を押
出してグリースが少なくなったことを作業者に知らせる
ようになっている。
23はグリース貯留室20内にグリースを供給する為の
供給孔で、その途中には図示のような逆IE弁24が設
けられている。
この供給孔23の供給ロ23ai’lチャック本体4の
前面に位置され、チャック2をローダ−付、カバー付の
工作機械に取付けた場合でもグリースの供給を容易に行
えるようになっている。
25ぽグリース押出ピストン19より半径方向内側のグ
リース貯留孔16内を外部に連通させる為の通気孔であ
る。
次に、26はチャック本体4に・爪溝6の底面に開口し
かつその軸線がチャック本体4の軸線と平行になるよう
に形成された接触子摺動孔で、この中には先端面に連通
孔27aを有するキャップ形の可動接触Xf−27が摺
動可能に嵌装されている。
この可動接触子27ぼ接触子摺動孔26内に圧縮封入さ
れたばね28によって飛出し方向に付勢されてその先端
面かマスタージヨウ1の背面に当接されている。
上記接触子摺動孔26はチャック本体4内に形成された
連通孔29によってグリース貯留室20に連通されてい
る。
30はマスタージヨウI内に形成された連通孔で、一端
は背面に他端は案内部7aやウェッジ部7b等の滑動面
に夫夫開口されている。
この連通孔30の背面への開口30au、マスタージヨ
ウ7か把握位置に摺動されたときに可動接触子27の連
通孔27aと互いに相対向して連通し、マスタージヨウ
7が開放位置に摺動されたときに相対向しなくなって連
通か遮断されるようになっている。
捷だ、31はチャック本体4に一端がグリース貯留室2
0に他端が摺動孔5の滑動面に開口するように形成され
た連通孔である。
なト、上記したチャック本体4の連通孔29、接触子摺
動孔26、マスタージヨウIの連通孔30及びチャック
本体4の連通孔31ぽグリース貯留室20と各滑動面を
連通させる為のグリース供給路32を構成している。
次に一上記構成の作用について説明する。
先ずチャック爪10を開放位置に摺動させた状態で、供
給孔23の供給口23aからグリース貯留室20内にグ
リースガン等を用いてグリースを圧入すると、グリース
はグリース押出ピストン19をチャック本体4の回転中
心側方向に摺動させてグリース貯留室20内に一杯供給
され、昔たチャック本体4の連通孔29.31及び接触
子摺動孔26内に供給される。
上記のようにしてグリース貯留室20等内に供給された
グリースは、供給口23aからのグリース供給を終えた
後も給油孔23の途中に設けられた逆止弁24によって
流出が阻止される。
次に、操作部材15のドローバ−12を第1図にむいて
左方に移動させて各チャック爪10を把握位置に摺動さ
せ、各トップジヨウ8間に被加工物(図斥省略)を把持
させる。
上記のようにチャック爪10を把握位置に摺動させると
、マスタージヨウ1内の連通孔30の開口308が可動
接触子27の連通孔27aに対向してマスタージヨウ7
の案内部7aやウェッジ部7b等の滑動面がグリース貯
留室20に連通される。
その後、チャック2を回転させて被カロ工物のカロ工を
行うが、このようにチャック2を回転させるとグリース
押出ピストン19か遠心力によって半径外力向に付勢さ
れてグリース貯留室20内のグリースを加圧する。
従って、グリース貯留室20内のグリースは上記加圧力
によってグリース供給路32を通って各滑動面に確実に
供給される。
この場合、接触子摺動孔26からマスタージヨウ7の連
通孔30へのグリースの供給が可動接触子27の連通孔
27aを通して行われるから、爪溝6の底面とマスター
ジヨウ7の背面との隙間からグリースが大量に流出する
ことがなく、グリースの無1駄が少ない。
次に、被カロ工物の加工終了後チャック2の回転をIL
め、チャック爪10を今度は半径外方へ摺動させて被7
7fl玉物の把持を開放させるが、このようにチャック
2の回転を止めるとグリース押出ピストン19にカロえ
られていた遠心力がなくなってグリース貯留室20内の
グリースへの加圧力がなくなり、1だマスタージヨウ7
を開放位置に摺動させると連通孔30の開口30aが可
動接触子27の連通孔27aと相利向しなくなって連通
が遮断される。
従って、チャック2を長期間使用1〜ない場合KU、チ
ャック爪10を開放位置に摺動させてむくことによって
、グリース貯留室20内のグリースがチャック2外に漏
出する量を極めて少なくすることかできる。
上記のようにチャック2が被工物を把持して回転すると
きにグリース貯留室20内のグリースが各滑動面に積極
的に供給されるが、グリース貯留室20内のグリースが
少なくなるとグリース押出ピストン19が検知杆21を
検知ばね22に抗して半径外方向に押出し、これにより
検知行頭21cが検知行頭収納孔18から突出する。
従って、作業者はチャック本体4の前方から目視によっ
てグリースの残量が少ないことを確認することができる
なお、上記実施例にも・いては可動接触子を用いてチャ
ック本体とチャック爪間からグリースが漏出するのを防
いでいるが、マスタージヨウの摺動位置決め而のように
チャック本体とチャック爪との隙間が小さい所でグリー
スをチャック爪側に供給する場合には、上記可動接触子
を省くことができる。
また、上記実施例では楔形チャックに実施した場合を示
しているか、本願はクランク形、ドローダウン形等他の
チャックにも同様に実施し得るものである。
1だ、グリース供給路が分岐l〜ている場合には分岐後
のグリース供給路の途中に必要に応じて固定絞りや可変
絞りを備えて各滑動面に過不尾なく供給されるようにす
ると良い。
以上のように本考案にあっては、チャックを回転させる
とグリース押出ピストンが遠心力によってグリース貯留
室内のグリースを力ロ圧]〜、この加圧力によってグリ
ース貯留室内のグリースがグリース供給路から各滑動面
に供給されるようにしたので、グリース貯留室内にグリ
ースを供給して釦くことによってチャックの回転時に各
滑動面にグリースを長IDV′CFjつて確実に供給す
ることができる。
従って、その後の把握作動時には、各滑動面に確実にグ
リースを供給して各滑動面の接触表面を適当量のグリー
スにより保護しておくことができ、把握作動を円滑にで
きて摩耗を少なくすることができ、長期に亘り安定した
高精度と高把握力を得ることのできる効果かあり、オた
グリースの給油間隔をも長くし得る作業上の効果がある
寸た、上記のようにグリース押出ピストンに作用する遠
心力によってグリースを加圧するようにしたので、チャ
ックにグリース力ロ圧装置を別途に連結する必要がなく
、チャックの取着作業を迅速に行える取扱い上の効果が
ある。
更にまた、チャックの回転による遠心力を利用してグリ
ースをカロ圧するようにしたので、チャックの回転を停
止りさせてむくときにはグリース貯留室内のグリースを
力田王することがなく、保管時にグリース貯留室内のグ
リースか漏出するのを防止し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ぽチャック爪を開放位置に位置させた状態を后す
断面図で第2図の1− 〇−1線断面図を示し、第2図
は第1図の■−■線断面図、第3図はチャック爪を把握
位置に位置させた状態を示す部分図である。 4・・・チャック本体、16・・・グリース貯留孔、1
9・・・グリース押出ピストン、20・・・グリース貯
留室、32・・・グリース供給路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チャック本体には中心部より偏位した位置にグリース貯
    留孔をその軸線が半径方向になるように形ff11〜、
    このグリース貯留孔内にグリース押出ピストンを半径方
    向へ摺動自在に嵌装し、このグリース押出ピストンより
    半径方向外側のグリース貯留孔内を外部から供給される
    グリースを貯留し得るグリース貯留室に構成し、グリー
    ス押出ピストンの半径方向内側のグリース貯留孔内を外
    部に連通させ、更にチャック本体には一端か上記グリー
    ス貯留室に連通し他端が他部材との滑動面に連通ずるグ
    リース供給路を設けて戊ることを特徴とするチャックの
    グリース供給装置。
JP7969779U 1979-06-11 1979-06-11 チヤツクのグリ−ス供給装置 Expired JPS5848044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7969779U JPS5848044Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 チヤツクのグリ−ス供給装置

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JP7969779U JPS5848044Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 チヤツクのグリ−ス供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS55179710U JPS55179710U (ja) 1980-12-24
JPS5848044Y2 true JPS5848044Y2 (ja) 1983-11-01

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ID=29313075

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7969779U Expired JPS5848044Y2 (ja) 1979-06-11 1979-06-11 チヤツクのグリ−ス供給装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0115452Y2 (ja) * 1985-11-06 1989-05-09
EP1190815B1 (de) * 2000-09-21 2003-12-03 Forkardt Schweiz AG Verfahren und Vorrichtung zur dynamischen Schmierung eines Kraftspannfutters

Also Published As

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JPS55179710U (ja) 1980-12-24

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