JPS5847786B2 - 磁気バブル駆動用コイル - Google Patents
磁気バブル駆動用コイルInfo
- Publication number
- JPS5847786B2 JPS5847786B2 JP52061653A JP6165377A JPS5847786B2 JP S5847786 B2 JPS5847786 B2 JP S5847786B2 JP 52061653 A JP52061653 A JP 52061653A JP 6165377 A JP6165377 A JP 6165377A JP S5847786 B2 JPS5847786 B2 JP S5847786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- coil
- bubble
- small block
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気バブルドメインを転送するための回転磁
界を発生させるバブル１駆動コイル、特ニその巻回構造
ｔこ関し、高周波損失が小さくしかも自動巻きに適した
１駆動コイルを提供するものである。
界を発生させるバブル１駆動コイル、特ニその巻回構造
ｔこ関し、高周波損失が小さくしかも自動巻きに適した
１駆動コイルを提供するものである。
磁気バブル装置は周知のとおり、磁気バブルチップが搭
載されたプレーンを、直交配置された２個１組の駆動コ
イル中に置き、チップに垂直に働くバイアス磁界の下で
、２個の駆動コイルに位相が９０度ずれた交流またはパ
ルス電流を通電することにより、チツプｉこ平行な面内
で回転する磁界を発生させて磁気バブルを転送するよう
Ｏこなっている。
載されたプレーンを、直交配置された２個１組の駆動コ
イル中に置き、チップに垂直に働くバイアス磁界の下で
、２個の駆動コイルに位相が９０度ずれた交流またはパ
ルス電流を通電することにより、チツプｉこ平行な面内
で回転する磁界を発生させて磁気バブルを転送するよう
Ｏこなっている。
そして、この１駆動コイルは、第１図のように多層に巻
かれた筒状のものが一般的である。
かれた筒状のものが一般的である。
この１駆動コイルは、巻線断面中の番号で示されるよう
に、初めに内層だけを巻心方向の全長（こわたって巻回
する。
に、初めに内層だけを巻心方向の全長（こわたって巻回
する。
例えば１５ターン目で内層コイルが巻き終わると、その
まま内層コイルの外側へ折返して逆方向へ１６ターン目
、１７ターン目の順Ｃこ巻回し、外層だけを２９番目の
最終ターンまで連続的に巻回する。
まま内層コイルの外側へ折返して逆方向へ１６ターン目
、１７ターン目の順Ｃこ巻回し、外層だけを２９番目の
最終ターンまで連続的に巻回する。
このようＱこ巻回構造が単純であるから、自動巻きが容
易で製造性に富んでいるが、高周波の１駆動電流を加え
ると、分布容量が増大し、高周波損失が大きくなる欠点
がある。
易で製造性に富んでいるが、高周波の１駆動電流を加え
ると、分布容量が増大し、高周波損失が大きくなる欠点
がある。
これは、内層とそのすぐ外側の互い（こ隣接する巻線間
の電位差が大きいことに起因するものであり、したがっ
て、第２図の巻線番号で示すように、内層を１巻きする
ごとに折返して外層を１巻きし、再び内層に巻き戻して
１巻きするというように、内層と外層の巻回を１巻きご
とに交互（こ行なえば、内層と外層間の電位差が小さく
、分布容量を最小にすることができる。
の電位差が大きいことに起因するものであり、したがっ
て、第２図の巻線番号で示すように、内層を１巻きする
ごとに折返して外層を１巻きし、再び内層に巻き戻して
１巻きするというように、内層と外層の巻回を１巻きご
とに交互（こ行なえば、内層と外層間の電位差が小さく
、分布容量を最小にすることができる。
ところが、このような巻回構造は、機械巻き（こよる自
動化が極めて困難で、手巻に頼らざるを得ない。
動化が極めて困難で、手巻に頼らざるを得ない。
そこで本発明は、第２図Ｑこ示す交互巻きの思想を第１
図の連続巻きＱこ取り入れることＱこより、自動巻きに
適し、しかも分布容量が実用上無視できる程度（こ小さ
な巻線構造を可能にするものである。
図の連続巻きＱこ取り入れることＱこより、自動巻きに
適し、しかも分布容量が実用上無視できる程度（こ小さ
な巻線構造を可能にするものである。
どの目的を達或するためＯこ本発明は、磁気バブルドメ
インを転送するための回転磁界発生用バブル１駆動コイ
ル（こおいて 多層巻きコイルを複数の小ブロックに分割して、各小ブ
ロック単位に多層巻きを施し、小ブロックコイルを順次
巻心方向（こ密着して連続させること（こより多層巻き
構或すると共に、 内蔵するバブルチップの面と平行な面を有する筒状に形
成し、この筒状コイルのバブルチップ面と平行な面以外
の個所において、小ブロックの巻き終りを次の小ブロッ
クの巻き始めＣこ導いた構戊を採っている。
インを転送するための回転磁界発生用バブル１駆動コイ
ル（こおいて 多層巻きコイルを複数の小ブロックに分割して、各小ブ
ロック単位に多層巻きを施し、小ブロックコイルを順次
巻心方向（こ密着して連続させること（こより多層巻き
構或すると共に、 内蔵するバブルチップの面と平行な面を有する筒状に形
成し、この筒状コイルのバブルチップ面と平行な面以外
の個所において、小ブロックの巻き終りを次の小ブロッ
クの巻き始めＣこ導いた構戊を採っている。
次に本発明による磁気バブル駆動コイルが実際上どのよ
うに具体化されるかを実施例で説明する。
うに具体化されるかを実施例で説明する。
第３図は、本発明の巻線構或を示す巻線断面図である。
図示例の場合は、内層を連続的（こ５巻回した後、その
外側に外層を数ターン連続巻回し、再び内層に戻して数
ターン連続的に巻回してある。
外側に外層を数ターン連続巻回し、再び内層に戻して数
ターン連続的に巻回してある。
このように内層巻回と外層巻回を数ターンずつ交互に行
なうことにより、多層巻きの小ブロックコイルを巻心方
向に連続させた構造（こすれば、自動巻きが容易（こな
る。
なうことにより、多層巻きの小ブロックコイルを巻心方
向に連続させた構造（こすれば、自動巻きが容易（こな
る。
すなわち、内層および外層が例え数ターンごとであって
も連続巻回できれば自動巻きが著しく容易（こなり、し
かも内層が数ターン密接して巻回されるので、その上の
谷部に外層を巻いても内層がくずれるおそれはなく、確
実に自動巻きできる。
も連続巻回できれば自動巻きが著しく容易（こなり、し
かも内層が数ターン密接して巻回されるので、その上の
谷部に外層を巻いても内層がくずれるおそれはなく、確
実に自動巻きできる。
また、内層および外層を第１図のように終端まで連続巻
回するのと違って、内層数ターンごとに外層に戻されて
いるため、内層巻線とそれに隣接する外層巻線間の分布
容量が小さく、高周波損失が著しく改善される。
回するのと違って、内層数ターンごとに外層に戻されて
いるため、内層巻線とそれに隣接する外層巻線間の分布
容量が小さく、高周波損失が著しく改善される。
なお、内層と外層との交互巻きは、数ターンごとに行な
うのが最もよく、第２図のような１ターンごとでは自動
巻きが著しく困難になり、また数ターンを越えると自動
巻き性はそれほど向上しない割りに分布容量の増加が著
しい。
うのが最もよく、第２図のような１ターンごとでは自動
巻きが著しく困難になり、また数ターンを越えると自動
巻き性はそれほど向上しない割りに分布容量の増加が著
しい。
第４図イは、第３図のように数ターンごとに内層と外層
が交互巻きされたコイルの斜視図、同図口は同コイルの
正面図である。
が交互巻きされたコイルの斜視図、同図口は同コイルの
正面図である。
図示例のコイルは長方形の筒状に巻回してあり、プレー
ンａに搭載されたバブルチップｂを内蔵したとき、コイ
ルの長辺ｃ−ｃ′がチツプｂの面と平行になるよう｛こ
する。
ンａに搭載されたバブルチップｂを内蔵したとき、コイ
ルの長辺ｃ−ｃ′がチツプｂの面と平行になるよう｛こ
する。
すなわち、長辺ｃ−ｃ′で、チツプｂに平行な面内で回
転する磁界を発生させるのである。
転する磁界を発生させるのである。
したがって、長辺ｃ ’ ｃ’で起きる磁界は乱れのな
いことが望ましい。
いことが望ましい。
このために本発明は、長辺ｃ’ｃ’以外の箇所すなわち
短辺ｄ（もしくはｄつにおいて、各小ブロックの外層の
巻き終りから次の小ブロックの巻き始めへ巻線ｅ ’
Ｃ’・・・を導くようにしている。
短辺ｄ（もしくはｄつにおいて、各小ブロックの外層の
巻き終りから次の小ブロックの巻き始めへ巻線ｅ ’
Ｃ’・・・を導くようにしている。
また駆動コイルは、口図のよう（こ整然と長方形に巻回
されるとは限らず、第５図のよう（こチツプｂの面と平
行な辺ｃ’ｃ’以外の箇所ｆ−ｆ’が円弧状になること
もあるが、この場合は、円弧状部ｆもしくはｆ’（こお
いて、外層から次の小ブロックの内層へ巻線を導く。
されるとは限らず、第５図のよう（こチツプｂの面と平
行な辺ｃ’ｃ’以外の箇所ｆ−ｆ’が円弧状になること
もあるが、この場合は、円弧状部ｆもしくはｆ’（こお
いて、外層から次の小ブロックの内層へ巻線を導く。
このよう｛こ多層巻きの小ブロックに分割すると、各小
ブロック間をｅ・一・・のように斜めに走る線分が増え
るが、これをチップ面と平行しない面において処理して
いるので、バブルの駆動磁界が乱されることはない。
ブロック間をｅ・一・・のように斜めに走る線分が増え
るが、これをチップ面と平行しない面において処理して
いるので、バブルの駆動磁界が乱されることはない。
以上のよう（こ本発明によれは、多層巻きコイルを複数
の小ブロック（こ分割して、各小ブロック単位に多層巻
きを施し、小ブロックコイルを順次巻心方向に密着して
連続させる構或になっているので、磁気効率に優れ、磁
気バブルドメインを確実に１駆動することができ、かつ
消費電力や発熱が少なく、外形が小形な磁気バブル駆動
用コイルを実現することができる。
の小ブロック（こ分割して、各小ブロック単位に多層巻
きを施し、小ブロックコイルを順次巻心方向に密着して
連続させる構或になっているので、磁気効率に優れ、磁
気バブルドメインを確実に１駆動することができ、かつ
消費電力や発熱が少なく、外形が小形な磁気バブル駆動
用コイルを実現することができる。
またコイルを、内蔵するバブルチップの面と平行な面を
有する筒状に形威し、この筒状コイルのバブルチップ面
と平行な面以外の個所（こおいて、小ブロックの巻き終
りを次の小ブロックの巻き始めに導いた構１ｉｔｔｃし
ているので、コイルが斜めに走る部分｛こよってバブル
の駆動磁界が乱されることはなく、バブルの誤動作を確
実に防止できる。
有する筒状に形威し、この筒状コイルのバブルチップ面
と平行な面以外の個所（こおいて、小ブロックの巻き終
りを次の小ブロックの巻き始めに導いた構１ｉｔｔｃし
ているので、コイルが斜めに走る部分｛こよってバブル
の駆動磁界が乱されることはなく、バブルの誤動作を確
実に防止できる。
なお、図示の駆動コイルで磁気バブル装置を構或すると
きは、２個のコイルを直交して実装し、その中にバブル
チップを配置することはもちろんである。
きは、２個のコイルを直交して実装し、その中にバブル
チップを配置することはもちろんである。
第１図と第２図は従来の磁気バブル駆動コイルの断面図
、第３図は本発明（こよる磁気バブル駆動コイルの断面
図、第４図イ，口は第３図のコイルの斜視図および正面
図、第５図は他の実施例による磁気バブル駆動コイルの
正面図である。 図面において、ａはプレーン、ｂは磁気バブルチップ、
ｃ−ｃ′はコイルの長辺、ｄ−ｄ′はコイルの短辺、ｅ
”ｅ’・・・は巻線の斜め（こ走る部分、ｆ・ｆ′ は
円弧状部分である。
、第３図は本発明（こよる磁気バブル駆動コイルの断面
図、第４図イ，口は第３図のコイルの斜視図および正面
図、第５図は他の実施例による磁気バブル駆動コイルの
正面図である。 図面において、ａはプレーン、ｂは磁気バブルチップ、
ｃ−ｃ′はコイルの長辺、ｄ−ｄ′はコイルの短辺、ｅ
”ｅ’・・・は巻線の斜め（こ走る部分、ｆ・ｆ′ は
円弧状部分である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁気バブルドメインを転送するための回転磁界発生
用バブル駆動コイルにおいて、 多層巻きコイルを複数の小ブロックに分割して、各小ブ
ロック単位に多層巻きを施し、小ブロックコイルを順次
巻心方向に密着して連続させること｛こより多層巻き構
戊とすると共に、 内蔵するバブルチップの面と平行な面を有する筒状に形
威し、この筒状コイルのバブルチップ面と平行な面以外
の個所ｔこおいて、小ブロックの巻き終りを次の小ブロ
ックの巻き始めに導いたことを特徴とする磁気バブル駆
動用コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52061653A JPS5847786B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 磁気バブル駆動用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52061653A JPS5847786B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 磁気バブル駆動用コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53146547A JPS53146547A (en) | 1978-12-20 |
| JPS5847786B2 true JPS5847786B2 (ja) | 1983-10-25 |
Family
ID=13177390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52061653A Expired JPS5847786B2 (ja) | 1977-05-26 | 1977-05-26 | 磁気バブル駆動用コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847786B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63298187A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線センサアレイ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050133622A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-06-23 | Johnsondiversey, Inc. | Support for dispensing device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50158871A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 |
-
1977
- 1977-05-26 JP JP52061653A patent/JPS5847786B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50158871A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63298187A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線センサアレイ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53146547A (en) | 1978-12-20 |
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